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chapter※07※※※
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「美鳥様、大丈夫ですか?」
西田さんが珈琲の入ったマグカップを私のデスクに置いてくれる。
「ありがとうございます。大丈夫です。川崎さん、ミーティングするごとにパワーアップされて…これが素なんでしょうね…チーム名以外は勉強になることばかりです」
「これ、どうやって考えたんだ?」
朱鷺が私に企画概要をヒラヒラさせて聞く。
「まず第一に川崎さんが、オークワイナリーのワインを使った企画って言ったの。もうそれは絶対って」
「試飲会の日にもうそんなこと言っておられましたね」
「そうなんですか?それは知りませんでしたけど…時期的に夏ならビール?って言ったんだけどワインは絶対って言われたの」
「はじめから絶対的なリーダーだったんだな」
「あ…そう、朱鷺の言う通りだ。それで私は北海道のものが楽しめないと北海道への旅行の意味がないと思って、北海道を全面に出したメニューを各レストランに2皿出してもらって、それぞれにワインのペアリングをして出すことを提案したの」
「美鳥様、それはいいアイデアですよ」
「ありがとうございます、遠藤さん。北海道産をアピールしたメニューに国産ワイン。そして最後に川崎さんが‘フェア’というからには特典を、と言って2つのレストランでそのメニューを頼んだ方には、ラウンジかプールサイドでシャンパン一杯プレゼントというアイデアをくれました」
「連泊に繋がる企画というところを俺は評価してオーケーを出した」
「ありがとうございます、社長」
「ふっ…美鳥、楽しそうだな」
「うん。これから各レストランのメニューが決まるまで私、何度も全部食べられるのかなぁ…北海道の海の幸とか…」
「最終決定ぐらいだろ?北海道にも担当者を置くことになるから」
「…それはちょっと残念」
「美鳥様、第二弾もあるんですから、何度か機会はありますよ」
「そうですよね…8月…美味しい企画…いや…プールや庭で屋台とかB級グルメ?子ども連れ…部屋いじる?」
西田さんが珈琲の入ったマグカップを私のデスクに置いてくれる。
「ありがとうございます。大丈夫です。川崎さん、ミーティングするごとにパワーアップされて…これが素なんでしょうね…チーム名以外は勉強になることばかりです」
「これ、どうやって考えたんだ?」
朱鷺が私に企画概要をヒラヒラさせて聞く。
「まず第一に川崎さんが、オークワイナリーのワインを使った企画って言ったの。もうそれは絶対って」
「試飲会の日にもうそんなこと言っておられましたね」
「そうなんですか?それは知りませんでしたけど…時期的に夏ならビール?って言ったんだけどワインは絶対って言われたの」
「はじめから絶対的なリーダーだったんだな」
「あ…そう、朱鷺の言う通りだ。それで私は北海道のものが楽しめないと北海道への旅行の意味がないと思って、北海道を全面に出したメニューを各レストランに2皿出してもらって、それぞれにワインのペアリングをして出すことを提案したの」
「美鳥様、それはいいアイデアですよ」
「ありがとうございます、遠藤さん。北海道産をアピールしたメニューに国産ワイン。そして最後に川崎さんが‘フェア’というからには特典を、と言って2つのレストランでそのメニューを頼んだ方には、ラウンジかプールサイドでシャンパン一杯プレゼントというアイデアをくれました」
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「ありがとうございます、社長」
「ふっ…美鳥、楽しそうだな」
「うん。これから各レストランのメニューが決まるまで私、何度も全部食べられるのかなぁ…北海道の海の幸とか…」
「最終決定ぐらいだろ?北海道にも担当者を置くことになるから」
「…それはちょっと残念」
「美鳥様、第二弾もあるんですから、何度か機会はありますよ」
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