癒しと毒の融合愛◆◆心の逃げ場だけでいいのか？久遠の愛を誓う物語◆◆ 【完結】

part 17-18

「…その手の…割合とか…比率って……ありがち？」

彼の胸から顔を上げて首を伸ばして…ペロッと顎を舐めると、チュッ…鼻先にキスが返ってくる。

「最高に可愛いな…紗栄子」
「ぇっ…と…突然…だね」
「突然か…俺が悪かった」

龍之介の手がお尻をギュッと強く揉んで左右に割りながら、彼はペロッと私の鼻先を舐める。

「25時間思ってんのに…伝えきれてねぇのは俺が悪いよな、紗栄子…」
「…ぅ…ん…？」

横向きに抱きしめ合っていた視界がグラッと揺れると、彼は私の上に覆い被さり

「さっき…ここに触れ過ぎただろ？」

と私の胸をそっと撫でた…ぅん…敏感なままのソコに触れられ、ジュンとお腹が熱くなる。

「これ以上は腫れそうだから…他に触れる…こことか…」

内ももを撫で始めた彼は

「太ったって…痩せたって…紗栄子が紗栄子ならこの手は止まんねぇな」

内ももの最も上に指を添わせる。

「明日、本家に泊まる…大丈夫か？」

そんなところで…指をゆっくりと動かしながら、耳元でバリトンを響かせるのは反則だ。

「うん…明後日は…私が本家でお留守…でしょ？…大丈夫っ…ぁん…」

一番長い指が私の中で動き始めると、私はゆっくりと膝を立てた。