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進学と出会い
24話 意外な結末
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試合が始まる15分ほど前、ユウキは松田マツと会うところだった。
ユウキの右手には60年ほど前の白黒の写真があった。
屋敷内の5階最上階の中央にマツの部屋はあった。
そこは敷地内を一望でき、この屋敷内の部屋では一番大きなところだ。
1階から専用エレベーターで上がることができ、マツ専用の秘書が1階で受け付けのような形で常駐しており、5階にも数人マツの身の回りの世話をする人たちがいた。
「コンコン」
高さ3mほどある大きな扉をユウキは軽くノックした。
執事のような身なりの整った男性が扉を開けて出迎えてくれた。
「橘 ユウキ様、お待ちしておりました。会長は奥の応接室でお待ちです。ご案内します」
ユウキは扉が開いた中のその空間に圧倒された。天井は5mほど高く、
正面はすべてガラスで、最新式のガラスで紫外線や外の光をシャットダウンできる構造になっており、部分的に光を遮っているように見えた。
壁や床、天井は宮殿のような装飾されたもので、松田マツの偉大さを物語っているようにも見えた。
執事について、20mぐらい奥の応接室に案内された。
「会長、失礼します」
そう言って扉を開いたところに松田マツは立っていた。
「ユウキさん、待ってました。こちらにおかけください。黒川さん、ありがとう」
ユウキは大きなソファーに腰を下ろした。
「どうされたの、急に、たしか、明日の夕方から来られるはずよね」
ユウキはため息をつきながら
「ふ~、ちょっと、学校で色々あって、簡単に言うと、孫の祥子さんが私たちの平和への使者に武道での決闘を申し込んだんだよ」
マツはびっくりした顔で
「あら、それは大変。あの子、結構強いわよ。
そこらへんの大人の格闘家よりずっと強いわ、なぜユウキさん止めなかったの?」
ユウキは苦笑いをしながら、
「そうだね、祥子さんが大けがをしたら大変だからね。でも言うことを全く聞かないんだよ」
「ユウキさん、祥子のことじゃないわよ」
マツははっとした顔をして
「なるほど~、今度の平和への使者、とんでもなく強いということね」
相変わらずマツは頭の回転が速い。
「そういうことなんだ」
「ユウキさんは言うこと聞かない祥子が大けがをする前に私に止めてほしいということね」
ユウキはすぐに対応しようとするマツに嬉しそうな顔で頷いた。
「試合はいつ始まるの?」
「たぶんあと10分ぐらいしたら始まると思う」
「それじゃあ、すぐに行きましょう」
「そうだね、その前にどうしても説明しておきたいことがあるんだ」
「何かしら?」
「マツ、いい、お願いだから落ち着いて聞いてね」
「なによ、ユウキさん珍しくもったいつけちゃって」
「マツも知っての通り、僕はこの地球の知的生命体を絶滅の危機から救うために使命をおびてやってきた。そして、この世界でいう、コンピューターのようなシステムから、人類を絶滅から救う人間、『平和への使者』を1人選び、僕はその人の手助けをするためにここにいる」
「知ってるわよ。昔も聞いたもの」
「そして、またこの日本で、しかも、前回の平和への使者と同じ系統の人間が偶然にも選ばれた。こんなこと、他のたくさんの惑星に行っている、僕の仲間でもいない、はじめてのことなんだ」
マツはその話が出た途端、目をキラキラさせていた。
「その人は、前回の使者の孫にあたり、そして、彼女の武道や教養を兼ね備えた人なんだ。
名前はマリ、そう 飛島マリと言うんだ」
マツは待ってました~という顔つきで
「嘘でしょ。姐さんはユウキさんと同じく、私達に色々な引継ぎをして急に姿を消してしまった。その姐さんに孫がいたなんて」
「それとね、マツ、ここが重要なんだけど」
ユウキは右手に持っていた写真をマツに見せた。
「これ、マツ覚えているかな」
そう言ってユウキは50年ほど前の写真をマツに見せた。
「うわあ、なつかしいわね、みんな映ってるじゃない」
「あのね、ここにヤエが映っているよね」
「映っているわ」
「あのね、この写真に写っているヤエと見分けがつかないくらい、そっくりなんだ。マリちゃんは、僕もびっくりしたんだけどね」
マツはユウキの顔を見ながら笑みを浮かべた。そして
「ユウキさん、早く、早く、武道会館へ行きましょ」
マツはユウキの手を引っ張って、足早に上機嫌で武道会館へ歩き出した。ユウキは
『やっぱり、こういふうになるよな、ヤエのこととなると、マツはいつも理性を失うからな』
武道会館では審判の始まりの声が響き渡り、試合が始まるところだった。
マリと祥子が試合を始める瞬間、祥子の兄の大介が二人の間に割って入り、
「マリさん、妹との試合を中止してくれ」
とマリにお願いした。祥子は兄が急にそんなことを言うので驚いて
「兄さん、なんでそんなこと言うの?すぐに終わらせるわ、大丈夫よ」
祥子はきょとんとした顔で兄を見つめた。
「お前には絶対勝てない、マリさんとさっき軽く手合わせをしたが、あっという間に僕はたおされてしまった。葉子だってそうらしい。僕たちより弱い祥子では、大けがをするのが落ちだ」
「マリさん、本当に申し訳ない、今日のところは勘弁してくれ」
そう言って、大事な妹のために深々と大介は頭をさげた、だがマリは
「二人の真剣勝負にどんな理由があろうとも邪魔することは許さない」
そう言って、マリは体に瞬時に気をためて、松田松濤館流気功波風雷を放った。
大介は10mほど飛ばされて気を失ってしまった。
祥子は目の前で秘奥義と言われ、おばあさまから、何度も教わったが父も私たち兄弟も
誰も使うことができなかった技を瞬時に繰り出したマリに驚いた。
そして、マリの帯に師範、飛島マリの文字が目に入った。
「さあ、祥子さん、試合開始の合図はされたのよ。邪魔者はいなくなったわ。思い切りかかっていらっしゃい」
試合前は調子の良かった祥子も無敵の兄が一瞬ですっ飛ばされたのを見て、体が震えだして、急に動けなくなった。そこへ、姉の葉子が割り込んできた。
「マリさん、妹の祥子はあなたのことを見くびっていたの。もう、許してあげてください。
お願いします」
そう言って兄大介と同じように深々と頭を下げた。
「姉さん、いらしてたんですか」
震えるような声で祥子は話した。
「また、来たの」
マリはギロリと葉子を見つめた。
「二人の真剣勝負にどんな理由があろうと邪魔することは許さない」
そういって、同じく気功波で瞬時にすっ飛ばし、同じく葉子も気を失ってしまった。
祥子は尊敬する兄と姉が倒されて、もう自分に勝てるわけがないとやっと理解した。
「さあ、邪魔者はいなくなったわ。かかってらっしゃい」
祥子はもう無理だと感じたが、マリには絶対に負けたくないというわずかなプライドが
立ち向かう勇気をくれた。マリに向かって数歩、近寄った瞬間、気を失い、そして、気が付いた時には兄と姉と同じように並んでベットで横たわっていた。
「いたたた、体中が痛いわ、一体なにが起きたのかしら」
祥子はマリの動きすら見ることができず、気が付いたらベットに寝かされていたのだ。
兄や姉が自分と同じように武道会館に併設されている、救急用のベットに寝ているのを見て、
「兄さん、姉さん、大丈夫?」
二人は祥子より強いとマリに判断されたのか、自分より、強い衝撃波を受けていたようで、
まだ隣で眠っていた。
そこに祥子がマリがけがをした時に対応させようとしていた、救急用の医者が
「祥子さん、三人とも、あんなに飛ばされたのに、傷ひとつおっていません。
安心してください。病院で精密検査をしなければ、はっきりとはいえませんが、
おそらく大丈夫だと思います。マリさんは皆さんがケガをしないように、どうやら加減されたようです」
『加減?』
祥子はマリの強さにも驚いたが、学校であんなにバカにした、私にさえ、加減してけがをしないようにしてくれたなんんて・・・
祥子は自分と同学年しかも女性に負けたことが信じられないと思った反面、飛島マリという一人のクラスメイトに異常なほどの興味を持ち始めていた。
ユウキの右手には60年ほど前の白黒の写真があった。
屋敷内の5階最上階の中央にマツの部屋はあった。
そこは敷地内を一望でき、この屋敷内の部屋では一番大きなところだ。
1階から専用エレベーターで上がることができ、マツ専用の秘書が1階で受け付けのような形で常駐しており、5階にも数人マツの身の回りの世話をする人たちがいた。
「コンコン」
高さ3mほどある大きな扉をユウキは軽くノックした。
執事のような身なりの整った男性が扉を開けて出迎えてくれた。
「橘 ユウキ様、お待ちしておりました。会長は奥の応接室でお待ちです。ご案内します」
ユウキは扉が開いた中のその空間に圧倒された。天井は5mほど高く、
正面はすべてガラスで、最新式のガラスで紫外線や外の光をシャットダウンできる構造になっており、部分的に光を遮っているように見えた。
壁や床、天井は宮殿のような装飾されたもので、松田マツの偉大さを物語っているようにも見えた。
執事について、20mぐらい奥の応接室に案内された。
「会長、失礼します」
そう言って扉を開いたところに松田マツは立っていた。
「ユウキさん、待ってました。こちらにおかけください。黒川さん、ありがとう」
ユウキは大きなソファーに腰を下ろした。
「どうされたの、急に、たしか、明日の夕方から来られるはずよね」
ユウキはため息をつきながら
「ふ~、ちょっと、学校で色々あって、簡単に言うと、孫の祥子さんが私たちの平和への使者に武道での決闘を申し込んだんだよ」
マツはびっくりした顔で
「あら、それは大変。あの子、結構強いわよ。
そこらへんの大人の格闘家よりずっと強いわ、なぜユウキさん止めなかったの?」
ユウキは苦笑いをしながら、
「そうだね、祥子さんが大けがをしたら大変だからね。でも言うことを全く聞かないんだよ」
「ユウキさん、祥子のことじゃないわよ」
マツははっとした顔をして
「なるほど~、今度の平和への使者、とんでもなく強いということね」
相変わらずマツは頭の回転が速い。
「そういうことなんだ」
「ユウキさんは言うこと聞かない祥子が大けがをする前に私に止めてほしいということね」
ユウキはすぐに対応しようとするマツに嬉しそうな顔で頷いた。
「試合はいつ始まるの?」
「たぶんあと10分ぐらいしたら始まると思う」
「それじゃあ、すぐに行きましょう」
「そうだね、その前にどうしても説明しておきたいことがあるんだ」
「何かしら?」
「マツ、いい、お願いだから落ち着いて聞いてね」
「なによ、ユウキさん珍しくもったいつけちゃって」
「マツも知っての通り、僕はこの地球の知的生命体を絶滅の危機から救うために使命をおびてやってきた。そして、この世界でいう、コンピューターのようなシステムから、人類を絶滅から救う人間、『平和への使者』を1人選び、僕はその人の手助けをするためにここにいる」
「知ってるわよ。昔も聞いたもの」
「そして、またこの日本で、しかも、前回の平和への使者と同じ系統の人間が偶然にも選ばれた。こんなこと、他のたくさんの惑星に行っている、僕の仲間でもいない、はじめてのことなんだ」
マツはその話が出た途端、目をキラキラさせていた。
「その人は、前回の使者の孫にあたり、そして、彼女の武道や教養を兼ね備えた人なんだ。
名前はマリ、そう 飛島マリと言うんだ」
マツは待ってました~という顔つきで
「嘘でしょ。姐さんはユウキさんと同じく、私達に色々な引継ぎをして急に姿を消してしまった。その姐さんに孫がいたなんて」
「それとね、マツ、ここが重要なんだけど」
ユウキは右手に持っていた写真をマツに見せた。
「これ、マツ覚えているかな」
そう言ってユウキは50年ほど前の写真をマツに見せた。
「うわあ、なつかしいわね、みんな映ってるじゃない」
「あのね、ここにヤエが映っているよね」
「映っているわ」
「あのね、この写真に写っているヤエと見分けがつかないくらい、そっくりなんだ。マリちゃんは、僕もびっくりしたんだけどね」
マツはユウキの顔を見ながら笑みを浮かべた。そして
「ユウキさん、早く、早く、武道会館へ行きましょ」
マツはユウキの手を引っ張って、足早に上機嫌で武道会館へ歩き出した。ユウキは
『やっぱり、こういふうになるよな、ヤエのこととなると、マツはいつも理性を失うからな』
武道会館では審判の始まりの声が響き渡り、試合が始まるところだった。
マリと祥子が試合を始める瞬間、祥子の兄の大介が二人の間に割って入り、
「マリさん、妹との試合を中止してくれ」
とマリにお願いした。祥子は兄が急にそんなことを言うので驚いて
「兄さん、なんでそんなこと言うの?すぐに終わらせるわ、大丈夫よ」
祥子はきょとんとした顔で兄を見つめた。
「お前には絶対勝てない、マリさんとさっき軽く手合わせをしたが、あっという間に僕はたおされてしまった。葉子だってそうらしい。僕たちより弱い祥子では、大けがをするのが落ちだ」
「マリさん、本当に申し訳ない、今日のところは勘弁してくれ」
そう言って、大事な妹のために深々と大介は頭をさげた、だがマリは
「二人の真剣勝負にどんな理由があろうとも邪魔することは許さない」
そう言って、マリは体に瞬時に気をためて、松田松濤館流気功波風雷を放った。
大介は10mほど飛ばされて気を失ってしまった。
祥子は目の前で秘奥義と言われ、おばあさまから、何度も教わったが父も私たち兄弟も
誰も使うことができなかった技を瞬時に繰り出したマリに驚いた。
そして、マリの帯に師範、飛島マリの文字が目に入った。
「さあ、祥子さん、試合開始の合図はされたのよ。邪魔者はいなくなったわ。思い切りかかっていらっしゃい」
試合前は調子の良かった祥子も無敵の兄が一瞬ですっ飛ばされたのを見て、体が震えだして、急に動けなくなった。そこへ、姉の葉子が割り込んできた。
「マリさん、妹の祥子はあなたのことを見くびっていたの。もう、許してあげてください。
お願いします」
そう言って兄大介と同じように深々と頭を下げた。
「姉さん、いらしてたんですか」
震えるような声で祥子は話した。
「また、来たの」
マリはギロリと葉子を見つめた。
「二人の真剣勝負にどんな理由があろうと邪魔することは許さない」
そういって、同じく気功波で瞬時にすっ飛ばし、同じく葉子も気を失ってしまった。
祥子は尊敬する兄と姉が倒されて、もう自分に勝てるわけがないとやっと理解した。
「さあ、邪魔者はいなくなったわ。かかってらっしゃい」
祥子はもう無理だと感じたが、マリには絶対に負けたくないというわずかなプライドが
立ち向かう勇気をくれた。マリに向かって数歩、近寄った瞬間、気を失い、そして、気が付いた時には兄と姉と同じように並んでベットで横たわっていた。
「いたたた、体中が痛いわ、一体なにが起きたのかしら」
祥子はマリの動きすら見ることができず、気が付いたらベットに寝かされていたのだ。
兄や姉が自分と同じように武道会館に併設されている、救急用のベットに寝ているのを見て、
「兄さん、姉さん、大丈夫?」
二人は祥子より強いとマリに判断されたのか、自分より、強い衝撃波を受けていたようで、
まだ隣で眠っていた。
そこに祥子がマリがけがをした時に対応させようとしていた、救急用の医者が
「祥子さん、三人とも、あんなに飛ばされたのに、傷ひとつおっていません。
安心してください。病院で精密検査をしなければ、はっきりとはいえませんが、
おそらく大丈夫だと思います。マリさんは皆さんがケガをしないように、どうやら加減されたようです」
『加減?』
祥子はマリの強さにも驚いたが、学校であんなにバカにした、私にさえ、加減してけがをしないようにしてくれたなんんて・・・
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