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第84話 強く激しく
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「……ああ……!」
私の足が暴れ出しそうになるのをユリウスの手が優しく押しとどめる。
思い切り私の下半身が垂れ流す愛液を飲み込んでから、ユリウスがスカートの中から帰ってくる。
「はあ……はあ……」
さすがにこれで終わりだろう、そう祈るように思ったけれど、ユリウスは終わらなかった。
彼は自分の下の服をくつろげた。
そそり立ったユリウスのものが、私を求めている。
「……おいで」
ユリウスがソファの端っこに座ってそう言う。
私はノロノロと体を起こして、ドレスを引きずりながらユリウスに近付く。
ユリウスが何を望んでいるのか、よくわかった。
私も、それをどこかで望んでいる。
スカートをなるべくたくし上げながら、ユリウスの上に腰掛ける。
見えない私の秘所に、ユリウスは器用にそれを押し当てた。
「あ、そこ……そこです……ん……」
「うん」
ぐいとユリウスが入ってくる。
ユリウスがドレス過ごしに私の腰を支えた。
「しっかり、捕まっていて」
言われたとおりユリウスの裸の肩に手を置く。
「あっ!」
思い切り突き上げられた。
「やっ! ああっ!」
激しい。
ユリウスの剛直が激しく私を突き上げてくる。
「だめっ……あっ……奥っ……そこっ……だ、だめぇ!」
「ミラベル、可愛い、ああ、可愛いよ」
「すごいのっ、だめこれ、ああっ……!」
意識が一瞬飛んだ。
体から力が抜けて、ユリウスにもたれかかる。
「あっ……」
自分の体重で一段とユリウスが深いところを突き刺す。
「ああ……」
こんな深くまでユリウスを受け入れたのは初めてだった。
苦しみと快楽が同時に私を責め立てる。
「……大丈夫か?」
私の顔にかかった乱れ髪を拾い上げながらユリウスが覗き込んでくる。
「だい……じょぶ……」
「……じゃあ、もっと激しくいくぞ」
「は、はい……」
さらに激しくなる。
その事実に私の中がキュンと締まる。
「……うれしいか?」
「聞かないで……」
恥ずかしさにユリウスの頭頂部に顔を埋める。
ユリウスの香りが鼻孔に広がる。
「……いくぞ」
「ん……あっ!」
鋭く突き上げられる。
体がガクガクと揺さぶられる。
「ああっ! だめっ! ユリウスっ!」
「……ミラベルっ……ミラベルっ!」
一突きごとに意識が一瞬飛んでいく。
手から力が抜けていく。それを察してユリウスが私の背に手を回ししっかり支えてくれる。
もう、何の心配も要らない。
「……ミラベル……いくぞ」
「はい……」
息も絶え絶えになりながら、私はひときわ強い衝撃と、ユリウスのほとばしりを胎の中に受け入れた。
私の足が暴れ出しそうになるのをユリウスの手が優しく押しとどめる。
思い切り私の下半身が垂れ流す愛液を飲み込んでから、ユリウスがスカートの中から帰ってくる。
「はあ……はあ……」
さすがにこれで終わりだろう、そう祈るように思ったけれど、ユリウスは終わらなかった。
彼は自分の下の服をくつろげた。
そそり立ったユリウスのものが、私を求めている。
「……おいで」
ユリウスがソファの端っこに座ってそう言う。
私はノロノロと体を起こして、ドレスを引きずりながらユリウスに近付く。
ユリウスが何を望んでいるのか、よくわかった。
私も、それをどこかで望んでいる。
スカートをなるべくたくし上げながら、ユリウスの上に腰掛ける。
見えない私の秘所に、ユリウスは器用にそれを押し当てた。
「あ、そこ……そこです……ん……」
「うん」
ぐいとユリウスが入ってくる。
ユリウスがドレス過ごしに私の腰を支えた。
「しっかり、捕まっていて」
言われたとおりユリウスの裸の肩に手を置く。
「あっ!」
思い切り突き上げられた。
「やっ! ああっ!」
激しい。
ユリウスの剛直が激しく私を突き上げてくる。
「だめっ……あっ……奥っ……そこっ……だ、だめぇ!」
「ミラベル、可愛い、ああ、可愛いよ」
「すごいのっ、だめこれ、ああっ……!」
意識が一瞬飛んだ。
体から力が抜けて、ユリウスにもたれかかる。
「あっ……」
自分の体重で一段とユリウスが深いところを突き刺す。
「ああ……」
こんな深くまでユリウスを受け入れたのは初めてだった。
苦しみと快楽が同時に私を責め立てる。
「……大丈夫か?」
私の顔にかかった乱れ髪を拾い上げながらユリウスが覗き込んでくる。
「だい……じょぶ……」
「……じゃあ、もっと激しくいくぞ」
「は、はい……」
さらに激しくなる。
その事実に私の中がキュンと締まる。
「……うれしいか?」
「聞かないで……」
恥ずかしさにユリウスの頭頂部に顔を埋める。
ユリウスの香りが鼻孔に広がる。
「……いくぞ」
「ん……あっ!」
鋭く突き上げられる。
体がガクガクと揺さぶられる。
「ああっ! だめっ! ユリウスっ!」
「……ミラベルっ……ミラベルっ!」
一突きごとに意識が一瞬飛んでいく。
手から力が抜けていく。それを察してユリウスが私の背に手を回ししっかり支えてくれる。
もう、何の心配も要らない。
「……ミラベル……いくぞ」
「はい……」
息も絶え絶えになりながら、私はひときわ強い衝撃と、ユリウスのほとばしりを胎の中に受け入れた。
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