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第15話 密やかに語らえば
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椅子に腰掛け、ベアトリクスはベッドの横に置かれた花を見る。
なんてことはない一輪の花。
ランドルフが摘んでくれた花。
そこら辺に咲いていたものだ。庭師の手も通していない。そのうち枯れる。
それでもベアトリクスはその花が愛おしかった。
「ベアトリクス殿下、ランドルフ殿が到着されました」
サラの声が部屋の外からした。
「お通しして」
今夜のランドルフも騎士の制服をしっかりと着込んでいた。
サラはランドルフをベアトリクスの前に案内すると静かに退室した。
「どうです? 離宮での暮らしに不自由はありませんか? 何か要望があれば用意させますわ」
「問題は何も……むしろよくしてもらってばかりで……」
「あなたの働きに見合ったものを与えているだけです。アルフレッド殿下はあなたが来てから、とても楽しそうです。それだけの価値があなたにはあります」
「……恐縮です」
ランドルフは緊張していた。
今日もベアトリクスは自分で脱げるネグリジェだった。
しかし、彼らは机を挟んで椅子の上に座っている。
ランドルフはベッドをチラリと見、そして花に目を留めた。
「本当に飾ってくださっているのですね」
その顔は少し嬉しそうだった。
「……ええ」
ベアトリクスは続ける言葉に迷った。
普段の男達を呼ぶときには言葉などろくに交わさない。
交わしたがる男もいるにはいたが、有無を言わせなかった。
ベアトリクスの目的は行為そのものにあったのだから。
しかしランドルフにはそれが通用しない。
だからベアトリクスは言葉を探した。
「……ランドルフ殿、ランドルフ殿は私のどこが好きなのでしょう」
「えっ……」
ランドルフはやけに困った顔をした。
ベアトリクスの胸に不安が湧き上がる。
ランドルフはベアトリクスを傷付けないために、方便で好きだと言ったのではないか?
そんな疑問がまた再来する。
「…………」
ランドルフは考え込んでしまった。
ベアトリクスはなんだか泣きたい気持ちになるのを必死にこらえた。
「えっと……そうですね……あの、何でしょう……うーん……」
「無理に答えなくてよろしい!」
ベアトリクスは思わず声を荒げた。
隣室でサラが身動きをする気配を感じた。
ベアトリクスが声を上げすぎると、サラが来てしまう。
ベアトリクスは落ち着こうと椅子に座り直す。
「……お顔がまずおきれいです」
「……そう」
昼にも似たようなことを言われた。
その時は赤くなった顔は今度はあまり反応しなかった。
「ええと、なんでしょう……あの、小さくて、いえ、女性としてはそこまで小さいわけではないのでしょうが……俺から見たら小さくて……」
ベアトリクスは女性としては中くらいの大きさだが、ランドルフは男としても背の高い方だ。
そうもなるのだろう。
「なんだか壊れてしまいそうなくらいで……」
それはいつのベアトリクスのことを言っているのだろう?
「それでも強く立っておいでで、そのお姿が……守りたくなります」
「守りたくなるのが、好きということなのですか?」
「それは……えっと……」
ランドルフは困った。
ベアトリクスは少し考え、口を開いた。
「いえ、でも、そうね。私もアルフレッドを守りたいと思いました。それはアルフレッドを好きだからだけど……弟として愛しているからだけど……最初は守りたいだったのかもしれません」
11年前、アルフレッドを腕に抱いたときのことをベアトリクスは思い出す。
小さくて壊れてしまいそうな赤ん坊。
「はい!」
ランドルフはホッとしたように叫んだ。
「……でも、それは家族に対しても同じ事では?」
「好きな人だからこそ、家族になるのです……ああ、えっと、恋愛結婚の場合はですけど……」
ランドルフは相手のことを思い出して、付け足した。
ランドルフの二人の兄も、一番上の兄は政略結婚だ。
よその有力貴族の子女を娶ったが、幸せそうにやっている。
二番目の兄は地元の子女といい仲になっている。
その内結婚するのだろう、そう周りは思っている。
「恋愛結婚……わたくしにはほど遠い言葉ですね」
ベアトリクスは遠くを見た。
見たくない現実から目をそらした。
「……そう、なのでしょうね……」
ランドルフもそれが分からないほど愚かではない。
目の前に居るのは一国の姫君である。
一番上の兄の細君のように周りの者が決めた誰かに嫁いでいく、それが普通だ。
「……ランドルフ殿は地元に良い方は本当にいらっしゃらなかったの?」
ベアトリクスは質問を変えた。
「自分はまあ何せ馬鹿みたいに剣ばかり振っていまして……二番目の兄はわりとあちこちに手を出してましたけど……」
ランドルフは苦笑する。
「姫様こそ……恋は、したことありますか?」
「……ないわ」
まだ、あなたが好きとは言えなかった。
「だって、私には必要のないものだもの」
「そう、ですか……」
ランドルフはどこか意気消沈したように俯いた。
「……でも、恋に応えることは魅惑的だと思っているわ」
「それは」
ランドルフは顔を上げる。
ベアトリクスの顔を真っ直ぐ見つめる。
「それは、あの、チャンスがいただけると言うことでしょうか……俺に」
「チャンス」
「俺を……好きになっていただけますか?」
「……あなたのこと好きになったら、私、どうなるのかしらね」
ランドルフの顔が再び曇る。
「それは……えっと……姫様は政略結婚をされるでしょうから……俺とあなたが恋に落ちても……最後は……」
「そう、よね」
「……俺が辺境伯の跡取りでもあれば、姫様を娶る利点もあったかもしれませんが……俺にそう言うものはないです。騎士として名を上げることだって、長らく大きな戦争がない平和なこの国ではありません。殿下の覚えめでたくとも、それはたぶん政略結婚につながるほどのことじゃない……」
「……もうやめて」
ランドルフが告げてくる事実に、ベアトリクスは思わず口を挟んだ。
「はい」
ランドルフは素直に黙る。
ベアトリクスは閉塞感を覚え、ベッドを見た。
きれいに整えられたベッド。
そこを乱すことを考えた。
「ねえ、ランドルフ……私の愛人になる気は、ある?」
ベアトリクスはそこに踏み込んだ。
なんてことはない一輪の花。
ランドルフが摘んでくれた花。
そこら辺に咲いていたものだ。庭師の手も通していない。そのうち枯れる。
それでもベアトリクスはその花が愛おしかった。
「ベアトリクス殿下、ランドルフ殿が到着されました」
サラの声が部屋の外からした。
「お通しして」
今夜のランドルフも騎士の制服をしっかりと着込んでいた。
サラはランドルフをベアトリクスの前に案内すると静かに退室した。
「どうです? 離宮での暮らしに不自由はありませんか? 何か要望があれば用意させますわ」
「問題は何も……むしろよくしてもらってばかりで……」
「あなたの働きに見合ったものを与えているだけです。アルフレッド殿下はあなたが来てから、とても楽しそうです。それだけの価値があなたにはあります」
「……恐縮です」
ランドルフは緊張していた。
今日もベアトリクスは自分で脱げるネグリジェだった。
しかし、彼らは机を挟んで椅子の上に座っている。
ランドルフはベッドをチラリと見、そして花に目を留めた。
「本当に飾ってくださっているのですね」
その顔は少し嬉しそうだった。
「……ええ」
ベアトリクスは続ける言葉に迷った。
普段の男達を呼ぶときには言葉などろくに交わさない。
交わしたがる男もいるにはいたが、有無を言わせなかった。
ベアトリクスの目的は行為そのものにあったのだから。
しかしランドルフにはそれが通用しない。
だからベアトリクスは言葉を探した。
「……ランドルフ殿、ランドルフ殿は私のどこが好きなのでしょう」
「えっ……」
ランドルフはやけに困った顔をした。
ベアトリクスの胸に不安が湧き上がる。
ランドルフはベアトリクスを傷付けないために、方便で好きだと言ったのではないか?
そんな疑問がまた再来する。
「…………」
ランドルフは考え込んでしまった。
ベアトリクスはなんだか泣きたい気持ちになるのを必死にこらえた。
「えっと……そうですね……あの、何でしょう……うーん……」
「無理に答えなくてよろしい!」
ベアトリクスは思わず声を荒げた。
隣室でサラが身動きをする気配を感じた。
ベアトリクスが声を上げすぎると、サラが来てしまう。
ベアトリクスは落ち着こうと椅子に座り直す。
「……お顔がまずおきれいです」
「……そう」
昼にも似たようなことを言われた。
その時は赤くなった顔は今度はあまり反応しなかった。
「ええと、なんでしょう……あの、小さくて、いえ、女性としてはそこまで小さいわけではないのでしょうが……俺から見たら小さくて……」
ベアトリクスは女性としては中くらいの大きさだが、ランドルフは男としても背の高い方だ。
そうもなるのだろう。
「なんだか壊れてしまいそうなくらいで……」
それはいつのベアトリクスのことを言っているのだろう?
「それでも強く立っておいでで、そのお姿が……守りたくなります」
「守りたくなるのが、好きということなのですか?」
「それは……えっと……」
ランドルフは困った。
ベアトリクスは少し考え、口を開いた。
「いえ、でも、そうね。私もアルフレッドを守りたいと思いました。それはアルフレッドを好きだからだけど……弟として愛しているからだけど……最初は守りたいだったのかもしれません」
11年前、アルフレッドを腕に抱いたときのことをベアトリクスは思い出す。
小さくて壊れてしまいそうな赤ん坊。
「はい!」
ランドルフはホッとしたように叫んだ。
「……でも、それは家族に対しても同じ事では?」
「好きな人だからこそ、家族になるのです……ああ、えっと、恋愛結婚の場合はですけど……」
ランドルフは相手のことを思い出して、付け足した。
ランドルフの二人の兄も、一番上の兄は政略結婚だ。
よその有力貴族の子女を娶ったが、幸せそうにやっている。
二番目の兄は地元の子女といい仲になっている。
その内結婚するのだろう、そう周りは思っている。
「恋愛結婚……わたくしにはほど遠い言葉ですね」
ベアトリクスは遠くを見た。
見たくない現実から目をそらした。
「……そう、なのでしょうね……」
ランドルフもそれが分からないほど愚かではない。
目の前に居るのは一国の姫君である。
一番上の兄の細君のように周りの者が決めた誰かに嫁いでいく、それが普通だ。
「……ランドルフ殿は地元に良い方は本当にいらっしゃらなかったの?」
ベアトリクスは質問を変えた。
「自分はまあ何せ馬鹿みたいに剣ばかり振っていまして……二番目の兄はわりとあちこちに手を出してましたけど……」
ランドルフは苦笑する。
「姫様こそ……恋は、したことありますか?」
「……ないわ」
まだ、あなたが好きとは言えなかった。
「だって、私には必要のないものだもの」
「そう、ですか……」
ランドルフはどこか意気消沈したように俯いた。
「……でも、恋に応えることは魅惑的だと思っているわ」
「それは」
ランドルフは顔を上げる。
ベアトリクスの顔を真っ直ぐ見つめる。
「それは、あの、チャンスがいただけると言うことでしょうか……俺に」
「チャンス」
「俺を……好きになっていただけますか?」
「……あなたのこと好きになったら、私、どうなるのかしらね」
ランドルフの顔が再び曇る。
「それは……えっと……姫様は政略結婚をされるでしょうから……俺とあなたが恋に落ちても……最後は……」
「そう、よね」
「……俺が辺境伯の跡取りでもあれば、姫様を娶る利点もあったかもしれませんが……俺にそう言うものはないです。騎士として名を上げることだって、長らく大きな戦争がない平和なこの国ではありません。殿下の覚えめでたくとも、それはたぶん政略結婚につながるほどのことじゃない……」
「……もうやめて」
ランドルフが告げてくる事実に、ベアトリクスは思わず口を挟んだ。
「はい」
ランドルフは素直に黙る。
ベアトリクスは閉塞感を覚え、ベッドを見た。
きれいに整えられたベッド。
そこを乱すことを考えた。
「ねえ、ランドルフ……私の愛人になる気は、ある?」
ベアトリクスはそこに踏み込んだ。
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