公爵令嬢は破棄したい!

abang

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初夜を一緒に過ごしたい

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沢山飲まされ、お祝いの言葉を貰った。

テオやリシュともゆっくり過ごせたが、一足先に帰宅したセシールが帰ってからかなりの時間が経っていた。


(初夜だと言うのに不安にさせてはいけない)

転移まで使ってあっという間に帰宅したランスロットは、一休みする事もなく、湯浴みをしウィスキーを一杯一気に呑み、緊張した面持ちで、寝室の扉の前に立っていた。


(鍵が閉まっていたら…、セシールは眠っているだろうか、どんな風に声をかければいいだろう…。)


緊張で中々扉の前から動けずにいたクロヴィスは意を決したように扉を開けると…


普段のセシールからは考えもつかない程、大胆な寝衣で真っ赤な顔でベッドに腰掛けていた。


「クロ…あの、これはね特別にって…」


「いや、すごくキレイだよ…遅くなってすまない。」


「ううん、わたくしも心の準備ができたわ…。」


真面目な顔で言ったセシールの隣に座ると、少しのあいだ、今日の話やこれからの話をした。



「セシール、妻になってくれて嬉しいよ。」


「クロヴィスと居られて幸せだわ。」


「その…初夜だが無理しなくていい。」


すると、セシールは少し寂しそうな顔をした後に、クロヴィスの両手と両膝をついて乗り出すように、クロヴィスにキスをした。


「止めてやれないかもしれん….」

「いいの、クロ。お願い、愛しているわ。」


クロヴィスのソコはもうこれ以上無いほど主張しており、クロヴィス自身ももう我慢できないと言うようにセシールに深く口付けた。


「ん…っクロ…まって」

「待たない。」


クロヴィスの手紙そっと脚を撫で寝衣を持ち上げてその柔らかい膨らみをほぐしたり、主張する蕾を刺激した。


その瞳は熱く、セシールの姿を少しも見逃さず見つめており、それがまたセシールの羞恥心を煽った。

「ひゃ、あ…ん!そんな…」

「美しいよ、セシール。ココもこんなに溢れてる」


赤子のようにセシールの膨らみの突起を吸ったり、転がしたりしながら、その指でセシールの秘部から溢れる蜜をぬぐって見せる。


「やだ…ぁ…あっ!ー--っん!!」


「可愛い。愛してるよ、もっと見せて」

セシールは敏感な蕾を、その蜜を塗りつけるようにヌルヌルと刺激され、甘く痺れるような快感に涙が溢れた。

全身を刺激され、蕩けるよう脱力させるセシールの脚を開き、舌でソコを舐める。


「汚いわ!だめよ!!!っっんあ、お願ぃ…あっ」


敏感な部分を吸い上げるように刺激されセシールの身体は何か込み上げるような、感覚に襲われる


「だめ、だめ、クロ!お願い!」

必死で抵抗するセシールを愛おしげな熱い視線で見つめて、安心させるように微笑んだクロヴィスはその腰を腕で固定した。


「きゃ!あ…あぁ…ほんとにもう….ちがうの、んんっ」


何度も達したセシールの身体は敏感になりガクガクと震えながら必死でクロヴィスの頭を抱えている。

「可愛い。」

「やっ、あっ…やだやだやだやだぁぁぁあ」プシャ-


セシールは羞恥で涙を流しながら、一瞬驚いた顔で動きを止めたクロヴィスを窺うように見る。



クロヴィスは妖艶に笑って、セシールの頭を撫でまるでキレイにするようにまだ敏感なソコを舐めとっていった。


「セシール…いい?」

「クロ、クロっきて、お願いっ」


「----っ!?!?」

初めて感じる痛みと、圧迫感に身体を反らせて、声にならない悲鳴をあげたセシールに心配そうに、


「やめる?無理しなくてもいいから…」


と、優しく頬を撫でたクロヴィスの余裕のない笑顔にセシールはお腹の奥がキュンと締め付けられるような感覚がした。


左右に首をふり、クロヴィスにお願いするように、

「このまま、続けて?」

と言うとクロヴィスは理性を必死に繋ぎ止めながらゆっくりと動いた。


ゆっくりと突き上げられるような感覚に、どんどんセシールも痛みが消え快感となってきていた。


「…っセシール、愛してる。」


わたくしもよ…愛してるわ…っ。」



「……っ、はぁっ、セシールもう…。」



クロヴィスの動きが早くなり、セシールが頷くとそのままセシールの中に果てた。



息を切らしながらそのまま抱き合った二人は、幸せそうに笑って意識を失うように眠ってしまったセシールをそっと寝かせてやり、隣でクロヴィスも眠った。



そして深い眠りの中、クロヴィスは温かい感覚と身体の奥底に眠っていた何かが溢れ出るような心地よい夢をみる。


翌朝、溢れ出る膨大な魔力を感じ取り、急いで駆けつけた侍従が、シーツをグルグルに巻いたセシールに叫ばれたのはご愛嬌…



キャーーーー  「失礼しました!!!」バタン



「…!!?…おはよう、セシール。」


「お、おはようクロ…貴方、魔力が…」


クロヴィスを纏う魔力は収まりきらないというように溢れ出ていて、どうしたらいいのか分からず、とりあえず支度して、

セシールと共に馬車に乗り、マケールを訪ねることにした。



そして、娘が初夜を迎えたという事実を理解し、マケールがその日 熱に倒れてしまったという…。


リアムはこの世の終わりのような顔をしたが、
(実はクロヴィスのことを結構好きである)


ディアーナはとても喜んで、もう孫の名前を考えていた。



爵位を分けたまま、二家は事実上の統合となり

成人と共にクロヴィスが後を継いだランスロット領は、とりあえずは今まで通りランスロット夫妻が守り、


セシールは今の形が落ち着くまで爵位の継承を引き延ばして、ノーフォード公爵夫妻が、ノーフォード邸の当面を守った。


王都のランスロット邸に二人は各自の部下を連れ住まう事になり、ノーフォード小公爵は、ランスロット辺境伯夫人となり幸せな日々を送った。


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