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3話
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「あー……。ごめんね??忘れてた。」
てへぺろみたいな顔されても……。
「いや、自分的にいっちゃん大事なとこなんでそこんとこは」きちんとして欲しいというか……ごにょごにょ。
でもなんか今聞こえたような……聖女って
「そうそう、私はハルウェル。魔王ハルウェルだ。よろしく」と目の前の美人が呑気に話す。
「はっ?」魔王……?
「んでこの金髪がルクシスだ。」とちょうど紅茶を持ってきた金髪ニキを引っ張り肩を組んで紹介する。
「うぉあっつっっ!!!」
紅茶がひっくり返りルクシスにかかる。
「あれまぁ、悪かったな。」とルクシスの身体が光って紅茶で濡れたルクシスの服も紅茶も元通りになった。
「ちょちょちょ、ちょいちょいちょい。今魔王って言った??!」
「あぁ。」
そのなりで??
確かに金髪ニキがクソ魔王って言ってたけど……あれは比喩じゃなかったのね……それにしても偉い美人さんねぇ……今思えば魔法を使うところは天使より女神かね。
「女神だと女になってしまうからどっちかと言えば神と呼ばれた方がしっくりくるな」
ふむと頷きながら魔王様は言う。
「いや、違うんだったらどっちでも良くない!??」
この人だとなんか調子狂うな~。人じゃねぇか魔王だし。
でも、
「そっか~魔王か~
あ、この世界魔法あるんやな。じゃあ日本じゃねぇ~な~。てことは異世界転生かね。
ふ~ん。」
「待て待て待て待て待て!!!???
なんでそうお前はあっさりしてんのさ!??普通びっくりするだろ???!!!なんで魔王か~異世界か~、ふ~んっっで終わんだよ!!!?鈍感なのか適応力高いのか、もはやわかんねぇよ!!」
と魔王から離れて2人目の紅茶を入れようとしていたルクシスは言う。
「日本人ですから~」
「日本人みんなそうなの!?一瞬で理解するの??怖すぎ日本人!」
あ、この人めちゃくちゃノリいいね。喋りやすいわ~どっかの魔王より。
「それは酷いんじゃないかい?人間くん??」
と魔王様に言われゾワゾワする。
いやね、さっきから思ってたけど
「ねぇ待って??!魔王様といい金髪ニキといいなんか俺の心読めてない????!」
「魔王様じゃなくてハルウェルって呼んでくれたっていいんだぜ?」
「話進まないんだが?」
やはりこの人だとなかなか話が進まないようだ。
「お前、我が君相手だと常識人みたいになるのなんなん?」と3人分の紅茶を入れ終えたルクシスは魔王の隣に座る。
あれ?臣下っぽいのに魔王の隣に座るんだ。
というか、いやだなぁ~常識人みたいじゃなくて常識人なんだよ!
「だから我が君との会話と私との会話でだいぶ情緒違くない?!」とルクシスは騒ぐ。
「ほらほらールクシス~一応お客様だよ~お前呼びはダメだろ~?」と魔王はニヤニヤ笑う。
いや、今更では?
魔王、割と思考遅延してるのでは?さっきから金髪ニキこんな感じだけど。
いや、金髪ニキの反応が面白いので別にいいのですが。
ボケるとちゃんと突っ込んでくれる。普通の人だ。うん。
「お前は普通じゃないがな」
そんなことないぞ金髪のアニキ!
「まぁ、そんなことは置いといて本題入ろうか」
「「自分から振っておいて??」」
ルクシスと同時に言った。
パツキン兄ちゃん気が合うわね。ほら同類同類。
「やかましいわ!」
髪ニキのツッコミが止まらないぜ。
てへぺろみたいな顔されても……。
「いや、自分的にいっちゃん大事なとこなんでそこんとこは」きちんとして欲しいというか……ごにょごにょ。
でもなんか今聞こえたような……聖女って
「そうそう、私はハルウェル。魔王ハルウェルだ。よろしく」と目の前の美人が呑気に話す。
「はっ?」魔王……?
「んでこの金髪がルクシスだ。」とちょうど紅茶を持ってきた金髪ニキを引っ張り肩を組んで紹介する。
「うぉあっつっっ!!!」
紅茶がひっくり返りルクシスにかかる。
「あれまぁ、悪かったな。」とルクシスの身体が光って紅茶で濡れたルクシスの服も紅茶も元通りになった。
「ちょちょちょ、ちょいちょいちょい。今魔王って言った??!」
「あぁ。」
そのなりで??
確かに金髪ニキがクソ魔王って言ってたけど……あれは比喩じゃなかったのね……それにしても偉い美人さんねぇ……今思えば魔法を使うところは天使より女神かね。
「女神だと女になってしまうからどっちかと言えば神と呼ばれた方がしっくりくるな」
ふむと頷きながら魔王様は言う。
「いや、違うんだったらどっちでも良くない!??」
この人だとなんか調子狂うな~。人じゃねぇか魔王だし。
でも、
「そっか~魔王か~
あ、この世界魔法あるんやな。じゃあ日本じゃねぇ~な~。てことは異世界転生かね。
ふ~ん。」
「待て待て待て待て待て!!!???
なんでそうお前はあっさりしてんのさ!??普通びっくりするだろ???!!!なんで魔王か~異世界か~、ふ~んっっで終わんだよ!!!?鈍感なのか適応力高いのか、もはやわかんねぇよ!!」
と魔王から離れて2人目の紅茶を入れようとしていたルクシスは言う。
「日本人ですから~」
「日本人みんなそうなの!?一瞬で理解するの??怖すぎ日本人!」
あ、この人めちゃくちゃノリいいね。喋りやすいわ~どっかの魔王より。
「それは酷いんじゃないかい?人間くん??」
と魔王様に言われゾワゾワする。
いやね、さっきから思ってたけど
「ねぇ待って??!魔王様といい金髪ニキといいなんか俺の心読めてない????!」
「魔王様じゃなくてハルウェルって呼んでくれたっていいんだぜ?」
「話進まないんだが?」
やはりこの人だとなかなか話が進まないようだ。
「お前、我が君相手だと常識人みたいになるのなんなん?」と3人分の紅茶を入れ終えたルクシスは魔王の隣に座る。
あれ?臣下っぽいのに魔王の隣に座るんだ。
というか、いやだなぁ~常識人みたいじゃなくて常識人なんだよ!
「だから我が君との会話と私との会話でだいぶ情緒違くない?!」とルクシスは騒ぐ。
「ほらほらールクシス~一応お客様だよ~お前呼びはダメだろ~?」と魔王はニヤニヤ笑う。
いや、今更では?
魔王、割と思考遅延してるのでは?さっきから金髪ニキこんな感じだけど。
いや、金髪ニキの反応が面白いので別にいいのですが。
ボケるとちゃんと突っ込んでくれる。普通の人だ。うん。
「お前は普通じゃないがな」
そんなことないぞ金髪のアニキ!
「まぁ、そんなことは置いといて本題入ろうか」
「「自分から振っておいて??」」
ルクシスと同時に言った。
パツキン兄ちゃん気が合うわね。ほら同類同類。
「やかましいわ!」
髪ニキのツッコミが止まらないぜ。
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