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本編
本編7話
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「おいヒカル…。お前はまた…」
2人で抱きしめあっているとドアの方から星夜の機嫌の悪い声が聞こえる。
「兄さんおはよ~。起きるの遅かったね~」
「星夜…おはよう」
「ん?……朝からお前達は何をやってたんだ」
星夜は俺の丸出しの下半身に目を向けて眉間にシワを寄せる。
星夜の視線で自分が下半身をそのまま出していた事に気づき俺は慌てて下着とズボンをはく。
「えーとぉ…優くんのお悩み相談にのってあげたんだよ」
「何故悩み相談で下半身を脱ぐ必要があるんだ」
「あはは~。これは2人だけの秘密だから。ね?優くん?」
「あ、あぁ…そうだな…」
あんな情けない悩みは誰にでも言える訳ではないしな…
そう言うと星夜の表情が少し曇る。
「そうか…。ヒカルはそろそろ学校に行け。遅刻するぞ」
「え?僕、学校なんて行かないよ?」
「我儘言うな。出席日数足りなくて留年したいのか」
「でも…」
「ほら。さっさと準備して行ってこい」
ヒカルはそれからも嫌だ嫌だと言うが星夜に説得されて渋々学校に行く事を了承する。
俺に「帰ってきたら、いっぱい話そうね!」と言い、星夜にはブツブツと文句を言いながら部屋を出て行った。
ヒカルがいなくなり星夜と2人きりになった部屋は一気に静かになる。
星夜は無言のまま俺のベッドへと腰掛けじーっと見つめてくる。
…なんだか気まずい。
しかし、星夜には聞きたい事が山ほどある。
今なら聞いてもいいだろうか…。
「なぁ…星夜…。敵である俺に何故こんなにも優しくしてくれるんだ?」
「ん?何故って…好きな奴に優しくするのは当たり前だろ」
「なっ!?えぇっ!?」
星夜の思いがけない返答に俺は驚きまくった。
星夜が俺のことを好き?
いや…好きにも色々と意味がある…
「そ、それはどうゆう好きなんだ…?ライバルとして…?」
「どうゆう好きと言われてもな…好きなものは好きなんだ。ライバルとしても優のことは好きだ。優の戦い方は毎回俺をワクワクさせてくれるからな」
そう言ってニコリと笑う星夜は笑顔はとてもカッコよくて同性でもドキリとしてしまう。
さすが人気のあるヒーローだな…
「優は…俺のことをどう思っているんだ?」
「へっ!?ど、どう思ってるかなんて…星夜は俺にとって倒すべき目標で…」
「それ以外には?」
「それ以外と言われても…」
星夜は戦闘能力が高く戦いのセンスもあり、いつか俺もこんなヒーローを倒してみたいと思わせる目標となる存在だった。
はっきり言って俺から見ても星夜はカッコいいと思う。
「星夜の事はカッコいいと思っている…。お前の戦う姿は見惚れるくらいだ…」
俺がそう言うと星夜は今までで一番の笑顔を見せふにゃりと笑う。
「俺は優の事を可愛いと思う。この綺麗な黒髪に澄んだ瞳…可愛らしい唇に真っ白で綺麗な肌…。見ていると触れたくなる。昨日のように甘い声で鳴いている姿も凄く可愛かった…」
星夜はとんでもない事を言いながら俺の髪の毛や頬を撫でてくる。
俺は顔を真っ赤にして固まってしまった…
「どうした優?俺に触られるのは嫌か?」
「いや…そうゆう訳じゃ…」
「そうか…。ならもっと触りたい…キスしてもいいか?」
「えぇっ!?な、なんでキス??」
「なんでと言われてもな…キスしたいんだ。ダメか?」
星夜は俺にそう言いながらどんどん顔を近づけてくる。
星夜に物欲しそうな顔をされお願いされると断りずらいと思ってしまう…。
これでは…キスしてしまう…
そう思っていると星夜の男らしい唇が触れる。
昨日もキスされたが星夜のキスは甘く優しい。
ちゅっちゅっとキスをされると舌でペロリと唇を舐められたり甘く噛まれる。
「んぁ…やぁ…んっ…」
声を漏らし口が開くと星夜の舌が入ってきて次は舌を絡みとられ、逃げようとすると後頭部に手を回されキスが激しくなる。
舌を吸われ上顎を舐められると背筋がゾクゾクする…
溢れてくる唾液が口角から垂れて…口の中がぐちゃぐちゃで…
息ができない…
「ふぐっ…せ、せいや…とまって…」
俺がグイグイと胸を押すと星夜がやっと俺から離れてくれる。
流石にやりすぎだと怒ろうと思ったが…
「すまん…。あまりにも気持ちよくて夢中になってしまった」
「へっ!?そ、そんなこと言うな……」
怒るつもりだったのに素直に謝られそんな事を言われると何も言えなくなる…
俺は恥ずかしくなって下を向くと顎を持ちクイッと上を向かされる。
「優…好きだ。またキスしていいか…?」
「えっと…それは…」
キスは好きな者同士でする事くらいは流石に俺でも分かっている。
俺と星夜はキスをするような仲ではない…。
けれど、今までこんなに好意を寄せられた事がなかった俺は困ってしまい口籠ってしまう。
「優は俺の事が嫌いか?」
「き、嫌いじゃない!」
「そうかそうか…。じゃあ好きなんだな」
「え…?」
星夜は嬉しそうに微笑んでまたキスをしてくる。
星夜の事は嫌いではないけれど好きとは一言も言っていないと訂正しようとするが、その隙も与えられないくらいに星夜にキスをされ俺は訂正するタイミングを逃してしまう。
数分間濃厚なキスをされ俺はヘロヘロになってしまったが、星夜は逆に興奮した顔をしてもっとキスさせろと息を荒げる。
「せいや…も、もぅ無理だ…」
「無理かどうかはやってみないと分からないじゃないか…」
俺は困った顔をして星夜のキスを拒むが、それが逆効果なのか星夜の息がさらに荒くなる…
「優のその顔…たまらないな。凄く興奮する…」
そう言うと星夜は俺をベッドへと押し倒した。
2人で抱きしめあっているとドアの方から星夜の機嫌の悪い声が聞こえる。
「兄さんおはよ~。起きるの遅かったね~」
「星夜…おはよう」
「ん?……朝からお前達は何をやってたんだ」
星夜は俺の丸出しの下半身に目を向けて眉間にシワを寄せる。
星夜の視線で自分が下半身をそのまま出していた事に気づき俺は慌てて下着とズボンをはく。
「えーとぉ…優くんのお悩み相談にのってあげたんだよ」
「何故悩み相談で下半身を脱ぐ必要があるんだ」
「あはは~。これは2人だけの秘密だから。ね?優くん?」
「あ、あぁ…そうだな…」
あんな情けない悩みは誰にでも言える訳ではないしな…
そう言うと星夜の表情が少し曇る。
「そうか…。ヒカルはそろそろ学校に行け。遅刻するぞ」
「え?僕、学校なんて行かないよ?」
「我儘言うな。出席日数足りなくて留年したいのか」
「でも…」
「ほら。さっさと準備して行ってこい」
ヒカルはそれからも嫌だ嫌だと言うが星夜に説得されて渋々学校に行く事を了承する。
俺に「帰ってきたら、いっぱい話そうね!」と言い、星夜にはブツブツと文句を言いながら部屋を出て行った。
ヒカルがいなくなり星夜と2人きりになった部屋は一気に静かになる。
星夜は無言のまま俺のベッドへと腰掛けじーっと見つめてくる。
…なんだか気まずい。
しかし、星夜には聞きたい事が山ほどある。
今なら聞いてもいいだろうか…。
「なぁ…星夜…。敵である俺に何故こんなにも優しくしてくれるんだ?」
「ん?何故って…好きな奴に優しくするのは当たり前だろ」
「なっ!?えぇっ!?」
星夜の思いがけない返答に俺は驚きまくった。
星夜が俺のことを好き?
いや…好きにも色々と意味がある…
「そ、それはどうゆう好きなんだ…?ライバルとして…?」
「どうゆう好きと言われてもな…好きなものは好きなんだ。ライバルとしても優のことは好きだ。優の戦い方は毎回俺をワクワクさせてくれるからな」
そう言ってニコリと笑う星夜は笑顔はとてもカッコよくて同性でもドキリとしてしまう。
さすが人気のあるヒーローだな…
「優は…俺のことをどう思っているんだ?」
「へっ!?ど、どう思ってるかなんて…星夜は俺にとって倒すべき目標で…」
「それ以外には?」
「それ以外と言われても…」
星夜は戦闘能力が高く戦いのセンスもあり、いつか俺もこんなヒーローを倒してみたいと思わせる目標となる存在だった。
はっきり言って俺から見ても星夜はカッコいいと思う。
「星夜の事はカッコいいと思っている…。お前の戦う姿は見惚れるくらいだ…」
俺がそう言うと星夜は今までで一番の笑顔を見せふにゃりと笑う。
「俺は優の事を可愛いと思う。この綺麗な黒髪に澄んだ瞳…可愛らしい唇に真っ白で綺麗な肌…。見ていると触れたくなる。昨日のように甘い声で鳴いている姿も凄く可愛かった…」
星夜はとんでもない事を言いながら俺の髪の毛や頬を撫でてくる。
俺は顔を真っ赤にして固まってしまった…
「どうした優?俺に触られるのは嫌か?」
「いや…そうゆう訳じゃ…」
「そうか…。ならもっと触りたい…キスしてもいいか?」
「えぇっ!?な、なんでキス??」
「なんでと言われてもな…キスしたいんだ。ダメか?」
星夜は俺にそう言いながらどんどん顔を近づけてくる。
星夜に物欲しそうな顔をされお願いされると断りずらいと思ってしまう…。
これでは…キスしてしまう…
そう思っていると星夜の男らしい唇が触れる。
昨日もキスされたが星夜のキスは甘く優しい。
ちゅっちゅっとキスをされると舌でペロリと唇を舐められたり甘く噛まれる。
「んぁ…やぁ…んっ…」
声を漏らし口が開くと星夜の舌が入ってきて次は舌を絡みとられ、逃げようとすると後頭部に手を回されキスが激しくなる。
舌を吸われ上顎を舐められると背筋がゾクゾクする…
溢れてくる唾液が口角から垂れて…口の中がぐちゃぐちゃで…
息ができない…
「ふぐっ…せ、せいや…とまって…」
俺がグイグイと胸を押すと星夜がやっと俺から離れてくれる。
流石にやりすぎだと怒ろうと思ったが…
「すまん…。あまりにも気持ちよくて夢中になってしまった」
「へっ!?そ、そんなこと言うな……」
怒るつもりだったのに素直に謝られそんな事を言われると何も言えなくなる…
俺は恥ずかしくなって下を向くと顎を持ちクイッと上を向かされる。
「優…好きだ。またキスしていいか…?」
「えっと…それは…」
キスは好きな者同士でする事くらいは流石に俺でも分かっている。
俺と星夜はキスをするような仲ではない…。
けれど、今までこんなに好意を寄せられた事がなかった俺は困ってしまい口籠ってしまう。
「優は俺の事が嫌いか?」
「き、嫌いじゃない!」
「そうかそうか…。じゃあ好きなんだな」
「え…?」
星夜は嬉しそうに微笑んでまたキスをしてくる。
星夜の事は嫌いではないけれど好きとは一言も言っていないと訂正しようとするが、その隙も与えられないくらいに星夜にキスをされ俺は訂正するタイミングを逃してしまう。
数分間濃厚なキスをされ俺はヘロヘロになってしまったが、星夜は逆に興奮した顔をしてもっとキスさせろと息を荒げる。
「せいや…も、もぅ無理だ…」
「無理かどうかはやってみないと分からないじゃないか…」
俺は困った顔をして星夜のキスを拒むが、それが逆効果なのか星夜の息がさらに荒くなる…
「優のその顔…たまらないな。凄く興奮する…」
そう言うと星夜は俺をベッドへと押し倒した。
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