【アルファポリス恋愛小説大賞奨励賞いただきました】三人
聖司と曜は十七歳の男子学生。幼馴染で同じ高校に通っている。静かで中性的な雰囲気を持つ聖司、情熱的ではつらつとした曜、個性の全く違う二人だが何故か気が合って、いつも一緒に行動している。又、お互いに公認の「さくらの恋人」でもある。
ただ奇妙に思われたさくらの恋愛観だが、聖司と曜は彼女が純粋で誠実すぎる為にその方法しか取りえなかった事に気付いてゆく。
愛はいつか必ず終わる物と信じ、恋に夢中になる事を恐れ、一人を愛し続けられないさくら。
さくらを理解したいと思いながらも、一対一の関係になれない事や聖司の存在に苦しむ曜。さくらが幸せな事が自分も幸せだと、さくらも、彼女の愛の形も全てを受け入れる聖司。
三人の愛の形。順調だと思われた三人の愛のバランスは、相手を深く愛するほどに少しずつ変容していく。それは、一人しか愛せないと信じていたさくらにも。三人でいる事は何だったのか。曜にとっては。さくらにとっては。そして聖司にとっては＿＿。やがて三人の愛は終局を迎える＿＿。
ただ奇妙に思われたさくらの恋愛観だが、聖司と曜は彼女が純粋で誠実すぎる為にその方法しか取りえなかった事に気付いてゆく。
愛はいつか必ず終わる物と信じ、恋に夢中になる事を恐れ、一人を愛し続けられないさくら。
さくらを理解したいと思いながらも、一対一の関係になれない事や聖司の存在に苦しむ曜。さくらが幸せな事が自分も幸せだと、さくらも、彼女の愛の形も全てを受け入れる聖司。
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作品の情報
【アルファポリス恋愛小説大賞奨励賞いただきました】三人
| お気に入り | 8 |
|---|---|
| 初回公開日時 | 2017.10.14 20:56 |
| 更新日時 | 2017.10.27 21:00 |
| 初回完結日時 | 2017.10.27 21:00 |
| 文字数 | 19,511 |
| 24h.ポイント | 0 pt (193,712位) |
| 週間ポイント | 0 pt (193,712位) |
| 月間ポイント | 21 pt (90,813位) |
| 年間ポイント | 385 pt (102,115位) |
| 累計ポイント | 14,764 pt (68,487位) |
投稿小説
奨励賞おめでとうございます。御作拝読させていただきました。
複雑な設定で一歩間違えれば危ない方向性になりそうなテーマにも関わらず、片寄ることなく登場人物の内面が描かれていて、一気に読み進めてしまいました。面白かったです。またミステリアスな部分を敢えて回収せず終わらせるラストの幕引きも素晴らしく、読了後の余韻を楽しめました。
高城 蓉理様
返信が遅くなり申し訳ありません。この度は拙作を読んで頂き、また嬉しい感想を頂いて本当にありがとうございました。高城様の作品もまた読ませて頂きます。重ねて、この度はありがとうございました。
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