なぜ妻は夫が自宅でゴロゴロすると不機嫌になるのか

寄付って意外と簡単。

【今年の１冊】まだ全部アップできていませんが、閑話休題でこの話を。

頭が非常に堅い私は、寄付と言う手段は「お金を直接あげること」だと長い事考えていました。だから滅多にしませんでした。とても高尚な事で、それなりの金額でなければやってはいけないような気がしていたんですね。

ある時通っている図書館の喫茶コーナーでドリンクセットを頼んだんです。その喫茶コーナーは障がい者の方達が運営されていて破格でドリンクやスイーツを提供してくれるのと、障がい者の方の自立に一役立てるのならという思いでよく利用していたんです。
で、今回も同じ思いで利用したら、「あ、こういう場でこういう思いでお金を出すことも寄付なんじゃないか」と思ったんです。「なんだ、それなら寄付って気楽にできるんだ」と思い直し、「待てよ。じゃあ、あれもこれもそれも寄付だったんじゃないか？」と何十年も経ってようやく気付きました。
まず、「あれ」はホームレスの方が売っている雑誌「Big Issue」をたまに買う事。イギリスで始まった、雑誌の売上の一部が正当にホームレスの方に入るというシステムだと知り、じゃあ少しでもお役に立てるならと買う事があります。
「これ」は献血。お金を介していないので本当に気付きませんでしたが、自分もいつお世話になるか分からない、お互い様だからできる時に、とやっていました。「それ」はイベントなど出かけた先で障がい者の方がクッキーを売っていると買う事もあります。私はした事はありませんが、現在有名な寄付媒体としては、ふるさと納税もありますね。

献血はさておき、皆ものは介在していますが、お金を出そうと思った理由は「寄付」と同義だと思うのです。
そう考えると、皆さん無意識、意識的に関係なく「寄付」されている方は多いと思いますが、もし私のように「寄付」を大げさに捉えていて「自分できてないよ」という方は、「あ、それも寄付に入るのね」と楽に考えて、挙げたような方法で実行してみてもいいんじゃないかと思うのです。