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第3話 巻積雲
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昼下がり
君はソファで横になり
腹に毛布を掛けて夢の中
僕はその傍で座り込み
本を読んでいる
時計の秒針の音が響く静かなひと時
わずかに開いた窓から風が入り込み
カーテンと戯れている
ちょっと肌寒い
カーディガンを一枚上から羽織る
マグカップから立ち上る湯気が揺らめいた
金木犀の爽やかな香りが舞い込んでくる
いわし雲が浮かぶ青空
外で遊ぶ子供達の歓声が聞こえる
きっと鬼ごっこをしているに違いない
寝息をたてる君の傍で
時計が三時を告げようとしている
優しい時間が流れている
さて お茶を淹れ直そうか
先程はダージリンにしたから
今度はアールグレイにしようか
君はそれが好きだから
こんな穏やかな日が
変わらず続けば良いのにな……
君はソファで横になり
腹に毛布を掛けて夢の中
僕はその傍で座り込み
本を読んでいる
時計の秒針の音が響く静かなひと時
わずかに開いた窓から風が入り込み
カーテンと戯れている
ちょっと肌寒い
カーディガンを一枚上から羽織る
マグカップから立ち上る湯気が揺らめいた
金木犀の爽やかな香りが舞い込んでくる
いわし雲が浮かぶ青空
外で遊ぶ子供達の歓声が聞こえる
きっと鬼ごっこをしているに違いない
寝息をたてる君の傍で
時計が三時を告げようとしている
優しい時間が流れている
さて お茶を淹れ直そうか
先程はダージリンにしたから
今度はアールグレイにしようか
君はそれが好きだから
こんな穏やかな日が
変わらず続けば良いのにな……
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