暗闇の中、想い出の人形は動いた。

「もうどうだっていい」
彼、小林 博啓は死を望んでいた。それは彼の彼女、須藤 緑沙が1週間前に亡くなったから。
 生きる気力も何もかも失いただ時間だけが過ぎ飲まず食わずに愛した緑沙の元へと死を待つのみだった。
 そんな彼の前に人形が動き出す。それは彼と彼女の想い出の人形だった。
 亡くなった彼女の死と向き合う純愛現代ファンタジーです。

※エブリスタ、ノベルアップ+でも公開中
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,409 位 / 192,409件 恋愛 57,324 位 / 57,324件

あなたにおすすめの小説

彼氏彼女の事情『ビッチと噂の黒川さんとお付き合いします!』

KZ
恋愛
初めて目撃した彼氏と彼女というもののワンシーン。その時、その瞬間、初めて自分も彼女がほしいと思った。 だけど好きな女の子どころか、気になる女の子も僕にはいなくて……。 そんな自分が彼女を作るには告白するしかないとたどり着くが、その告白で僕は大きな失態をおかした。 ただ下駄箱にラブレターを入れるというだけの行為に、いざとなったら余裕がなかったのだろう。 僕は隣の席の女の子にラブレターを出したつもりが、ラブレターを女の子のではなくその隣の下駄箱に入れてしまっていたのだ。 そしてその下駄箱は入学から三ヶ月で三人と付き合い、いずれも一ヶ月で別れている女の子の下駄箱だったりした……。 告白されたら断らない、誰とでも付き合う、ビッチと周囲から呼ばれる女の子。 小柄だけど派手派手で、時折とてもしたたかな女の子。 僕は現在そんな女の子とお付き合いしています。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

拝啓 私のことが大嫌いな旦那様。あなたがほんとうに愛する私の双子の姉との仲を取り持ちますので、もう私とは離縁してください

ぽんた
恋愛
ミカは、夫を心から愛している。しかし、夫はミカを嫌っている。そして、彼のほんとうに愛する人はミカの双子の姉。彼女は、夫のしあわせを願っている。それゆえ、彼女は誓う。夫に離縁してもらい、夫がほんとうに愛している双子の姉と結婚してしあわせになってもらいたい、と。そして、ついにその機会がやってきた。 ※ハッピーエンド確約。タイトル通りです。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。

みんながみんな「あの子の方がお似合いだ」というので、婚約の白紙化を提案してみようと思います

下菊みこと
恋愛
ちょっとどころかだいぶ天然の入ったお嬢さんが、なんとか頑張って婚約の白紙化を狙った結果のお話。 御都合主義のハッピーエンドです。 元鞘に戻ります。 ざまぁはうるさい外野に添えるだけ。 小説家になろう様でも投稿しています。

Lily connect

加藤 忍
恋愛
学校でぼっちの四条遥華にはたった一人の親友がいた。どんな時もそばにいてくれた信頼できる友達。 ある日の放課後、ラブレターが下駄箱に入っていた。遥華はその相手に断りと言うつもりだった。 だけど指定された場所にいたのは親友の西野楓だった!? 高校生の同性愛を描いたラブストーリー (性描写少なめ)

あの日、さようならと言って微笑んだ彼女を僕は一生忘れることはないだろう

まるまる⭐️
恋愛
僕に向かって微笑みながら「さようなら」と告げた彼女は、そのままゆっくりと自身の体重を後ろへと移動し、バルコニーから落ちていった‥ ***** 僕と彼女は幼い頃からの婚約者だった。 僕は彼女がずっと、僕を支えるために努力してくれていたのを知っていたのに‥

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」

喧嘩して勢いで別れると言ったら、本当に別れることになった。

ほったげな
恋愛
喧嘩した私と彼氏。私が「別れる」と言ったことで、破局することになった。でも、私は別れたことを後悔している……。

処理中です...