3 / 3
後編
しおりを挟む
少し無理をさせてしまったせいで意識を失ったスカーレットを横抱きにして、高揚した気持ちを押さえながら王族寮へと戻る途中にステラと遭遇した───いや、待ち伏せされていた、かな。
「エアネスト!」
敬称なしで呼ぶステラに眉をひそめると、ステラは私が抱いているスカーレットに目をやった。
「その女はなに?どうしてエアネストが抱いてるの!」
大切なスカーレットをその女呼ばわりするなんて、さすがにカチンと来くるね。
王族に対する話し方でもないし。
「スカーレットは私の愛する番で、吸血鬼族の第2王女だよ」
それでも優しく咎めると、ステラは分かりやすく動揺し始めた。
「番?嘘よ·····だって、私なのよ?私がエアネストの、みんなの番なのよ?ありえない、ありえない、ありえない」
「何を言ってるのかな?私達が選ぶのはただ1人で複数人の番なんている筈がないけど?」
そうだ、スカーレットも私だけのものになったんだからね。
しかし、ステラはそうは思っていないようでブツブツと「私よ、私なんだから」と繰り返してる。
「君は人間だからそう思うのかもしれないけど、私達は違うんだよ。たった1人を求め、たった1人を愛し続ける。それが私達なんだ」
「違う!だってゲームでは逆ハーあったもん!あたしは特別な子だから、皆から愛されて幸せに暮らすのよ!その女ね·····?その女が悪いの、そうよ。その女が邪魔したのよね。エアネスト、私がその悪役令嬢から助けてあげる」
ステラが手を伸ばしてスカーレットの方へと歩いて来るが、そんな事は絶対に許されない。
スカーレットに触れてもいいのは私だけ。
お前のような下賎の者には見る事も許されないんだ。
「影達よ、この女を連れて行け」
その言葉にどこからともなく現れた影達がステラを掴み、暗闇の中へと引きずり込もうとする。
「嫌よ!あたしは·····あたしは特別な子なんだから!エアネスト、やめさせてよ!あたしがいないとこの世界は終わるんだから!」
「へぇ·····そうなんだ?じゃあ、殺さずにおこうか。お前達、殺さない程度に好きに遊べ」
「いやあああああ!」
ステラは最後の叫びを残して消えたが、疲れ果てたスカーレットは少し身じろぎしただけで目覚める事はなかったのが幸い。
「良かった、君には私のあんな姿は見せたくないからね·····今はまだ」
キスをしながら飲み込ませた鱗はスカーレットの体内で同化を始めてるけど、完全に同化するまでは誰の目にも触れさせないよ?
龍人は逆鱗を番に飲み込ませる。
たった1枚の逆に生えた鱗は特別な物で、これを番に飲み込ませる事で完全に自分のものとなる。
そして、吸血鬼は自らの血を飲ませる事で番とするから、私もちゃんとスカーレットの血を飲んだよ。
どこのかは内緒だけどね。
ふふ、3日後には私達は完全なる1つのものとなり、この世界を平和にするんだよ。
ねえ、スカーレット。
私の唯一、魂の伴侶。
もう君の香りを嗅ぐ事ができるのは私だけ。
気の遠くなるような長い年月も同じ寿命を持つ君となら、心から愛する君となら楽しく暮らしていけるよ。
眠るスカーレットの額にキスをして、私は自室へと入って行った。
★★★★
「どうしてこうなった」
「何がだい?」
私を膝の上に座らせて微笑むヤンデレ腹黒絶倫野郎は本当にイケメンで、嫌になる程イケメンで、ゲームの通りに絶倫で·····ああもう!なんで私みたいに影の薄い平凡な子を選ぶのよ!
「レティ、まだ納得できないのかな?私がこんなに愛してるのに」
「できる筈ないでしょう?」
「吸血鬼族は、相手に血を飲ませる事で番かどうか分かるんだよね?私は君の血を飲んだけどどう感じる?」
「·····私の血が貴方の体内を巡ってます」
「だろう?だから君は正式に王太子妃になるんだよ」
私が眠っていた3日間にこの男は全ての根回しを終わらせ、双方の王家も互いの絆が深まるし平和な世が来ると大喜びしていて、半年後には結婚式をあげる事が決まってた。
まだ2年生なのにどうして結婚なのよ!
「それはね、君が千年に一度生まれ、番とともにこの世を平和に導く特別な娘だからだよ」
くそう·····番になってからなんとなくお互いの思考が読めるようにもなったから、言葉に出す前にこうやって言われちゃうのよ。
ん?特別な娘?それってヒロインの事じゃないの?あれ?
うげ。
ヤバい、ここは学園の空き教室だからダメ!
って脱がせるなこのエロ野郎!
「私は君が欲しいんだ。いつでもどこでも繋がっていたい·····ああでも、卒業するまではちゃんと避妊するから安心して」
うっとりとした表情で私にキスをするエアネストは、心から私を愛していると分かる。
番だからではなく、私を愛しているのだと·····それなら。
「ねえ、王太子妃じゃなく記「ダメ」者に·····」
早いなおい!
長い長いキスの後は、嫌になる程に長いアレが待ってる。
それを拒めない辺り、私もこの男を愛し始めているのかもしれないけど·····一時も私を離さないのは勘弁して欲しい。
クラスまで同じにして、私を見る人達を威嚇するからファンクラブの令嬢方ですら近寄れてないけど、影の薄い平凡な私なんて誰も見ないんだからね!
───スカーレットは知らない。もう影の薄さはなくなり、皆にその姿が完全に見えている事を。
誰もが見蕩れるその美貌を本人だけが知らないから、ずっと一緒にいて守らないと、ね。
「そ、そういえば、あなたがよく一緒にいたあの子を全く見かけないけどどうしたの?」
「ああ、ステラの事かな?彼女は学園をやめたんだ。故郷の幼馴染と結婚するらしいよ」
「ええ!?そんな人がいたの?」
「そうらしいね。私も困っていたからホッとしたよ」
───ステラも特別な者であった。但し、スカーレットが平和に導く者ならステラは戦火に導く者。
あの女を選んでいれば戦乱の世が始まる。
まあ、私達の力には及ばないしあの女はたくさんの男に愛されて幸せそうらしいよ·····番ではないけどね。
「こんな粘着質なエロ野郎に恋焦がれる人の気が知れないわ」
ジロリと睨むと彼は楽しそうに笑う。
推しじゃないけど捕まってしまったものは仕方ない·····私だけを愛してくれるし。
でも、でも、萌えだけは許して欲しい!
萌えがないと生きて行けない!
「私以外を見るのは許さないよ?」
「このヤンデレ腹黒絶倫クソ野郎!」
彼はもう一度笑って「その通り」というと、再び長い長いキスをした。
「エアネスト!」
敬称なしで呼ぶステラに眉をひそめると、ステラは私が抱いているスカーレットに目をやった。
「その女はなに?どうしてエアネストが抱いてるの!」
大切なスカーレットをその女呼ばわりするなんて、さすがにカチンと来くるね。
王族に対する話し方でもないし。
「スカーレットは私の愛する番で、吸血鬼族の第2王女だよ」
それでも優しく咎めると、ステラは分かりやすく動揺し始めた。
「番?嘘よ·····だって、私なのよ?私がエアネストの、みんなの番なのよ?ありえない、ありえない、ありえない」
「何を言ってるのかな?私達が選ぶのはただ1人で複数人の番なんている筈がないけど?」
そうだ、スカーレットも私だけのものになったんだからね。
しかし、ステラはそうは思っていないようでブツブツと「私よ、私なんだから」と繰り返してる。
「君は人間だからそう思うのかもしれないけど、私達は違うんだよ。たった1人を求め、たった1人を愛し続ける。それが私達なんだ」
「違う!だってゲームでは逆ハーあったもん!あたしは特別な子だから、皆から愛されて幸せに暮らすのよ!その女ね·····?その女が悪いの、そうよ。その女が邪魔したのよね。エアネスト、私がその悪役令嬢から助けてあげる」
ステラが手を伸ばしてスカーレットの方へと歩いて来るが、そんな事は絶対に許されない。
スカーレットに触れてもいいのは私だけ。
お前のような下賎の者には見る事も許されないんだ。
「影達よ、この女を連れて行け」
その言葉にどこからともなく現れた影達がステラを掴み、暗闇の中へと引きずり込もうとする。
「嫌よ!あたしは·····あたしは特別な子なんだから!エアネスト、やめさせてよ!あたしがいないとこの世界は終わるんだから!」
「へぇ·····そうなんだ?じゃあ、殺さずにおこうか。お前達、殺さない程度に好きに遊べ」
「いやあああああ!」
ステラは最後の叫びを残して消えたが、疲れ果てたスカーレットは少し身じろぎしただけで目覚める事はなかったのが幸い。
「良かった、君には私のあんな姿は見せたくないからね·····今はまだ」
キスをしながら飲み込ませた鱗はスカーレットの体内で同化を始めてるけど、完全に同化するまでは誰の目にも触れさせないよ?
龍人は逆鱗を番に飲み込ませる。
たった1枚の逆に生えた鱗は特別な物で、これを番に飲み込ませる事で完全に自分のものとなる。
そして、吸血鬼は自らの血を飲ませる事で番とするから、私もちゃんとスカーレットの血を飲んだよ。
どこのかは内緒だけどね。
ふふ、3日後には私達は完全なる1つのものとなり、この世界を平和にするんだよ。
ねえ、スカーレット。
私の唯一、魂の伴侶。
もう君の香りを嗅ぐ事ができるのは私だけ。
気の遠くなるような長い年月も同じ寿命を持つ君となら、心から愛する君となら楽しく暮らしていけるよ。
眠るスカーレットの額にキスをして、私は自室へと入って行った。
★★★★
「どうしてこうなった」
「何がだい?」
私を膝の上に座らせて微笑むヤンデレ腹黒絶倫野郎は本当にイケメンで、嫌になる程イケメンで、ゲームの通りに絶倫で·····ああもう!なんで私みたいに影の薄い平凡な子を選ぶのよ!
「レティ、まだ納得できないのかな?私がこんなに愛してるのに」
「できる筈ないでしょう?」
「吸血鬼族は、相手に血を飲ませる事で番かどうか分かるんだよね?私は君の血を飲んだけどどう感じる?」
「·····私の血が貴方の体内を巡ってます」
「だろう?だから君は正式に王太子妃になるんだよ」
私が眠っていた3日間にこの男は全ての根回しを終わらせ、双方の王家も互いの絆が深まるし平和な世が来ると大喜びしていて、半年後には結婚式をあげる事が決まってた。
まだ2年生なのにどうして結婚なのよ!
「それはね、君が千年に一度生まれ、番とともにこの世を平和に導く特別な娘だからだよ」
くそう·····番になってからなんとなくお互いの思考が読めるようにもなったから、言葉に出す前にこうやって言われちゃうのよ。
ん?特別な娘?それってヒロインの事じゃないの?あれ?
うげ。
ヤバい、ここは学園の空き教室だからダメ!
って脱がせるなこのエロ野郎!
「私は君が欲しいんだ。いつでもどこでも繋がっていたい·····ああでも、卒業するまではちゃんと避妊するから安心して」
うっとりとした表情で私にキスをするエアネストは、心から私を愛していると分かる。
番だからではなく、私を愛しているのだと·····それなら。
「ねえ、王太子妃じゃなく記「ダメ」者に·····」
早いなおい!
長い長いキスの後は、嫌になる程に長いアレが待ってる。
それを拒めない辺り、私もこの男を愛し始めているのかもしれないけど·····一時も私を離さないのは勘弁して欲しい。
クラスまで同じにして、私を見る人達を威嚇するからファンクラブの令嬢方ですら近寄れてないけど、影の薄い平凡な私なんて誰も見ないんだからね!
───スカーレットは知らない。もう影の薄さはなくなり、皆にその姿が完全に見えている事を。
誰もが見蕩れるその美貌を本人だけが知らないから、ずっと一緒にいて守らないと、ね。
「そ、そういえば、あなたがよく一緒にいたあの子を全く見かけないけどどうしたの?」
「ああ、ステラの事かな?彼女は学園をやめたんだ。故郷の幼馴染と結婚するらしいよ」
「ええ!?そんな人がいたの?」
「そうらしいね。私も困っていたからホッとしたよ」
───ステラも特別な者であった。但し、スカーレットが平和に導く者ならステラは戦火に導く者。
あの女を選んでいれば戦乱の世が始まる。
まあ、私達の力には及ばないしあの女はたくさんの男に愛されて幸せそうらしいよ·····番ではないけどね。
「こんな粘着質なエロ野郎に恋焦がれる人の気が知れないわ」
ジロリと睨むと彼は楽しそうに笑う。
推しじゃないけど捕まってしまったものは仕方ない·····私だけを愛してくれるし。
でも、でも、萌えだけは許して欲しい!
萌えがないと生きて行けない!
「私以外を見るのは許さないよ?」
「このヤンデレ腹黒絶倫クソ野郎!」
彼はもう一度笑って「その通り」というと、再び長い長いキスをした。
1
お気に入りに追加
38
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
転生先が羞恥心的な意味で地獄なんだけどっ!!
高福あさひ
恋愛
とある日、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを知ってしまったユーフェミア。そこは前世でハマっていたとはいえ、実際に生きるのにはとんでもなく痛々しい設定がモリモリな世界で羞恥心的な意味で地獄だった!!そんな世界で羞恥心さえ我慢すればモブとして平穏無事に生活できると思っていたのだけれど…?※カクヨム様、ムーンライトノベルズ様でも公開しています。不定期更新です。タイトル回収はだいぶ後半になると思います。前半はただのシリアスです。
甘すぎ旦那様の溺愛の理由(※ただし旦那様は、冷酷陛下です!?)
夕立悠理
恋愛
伯爵令嬢ミレシアは、恐れ多すぎる婚約に震えていた。
父が結んできた婚約の相手は、なんと冷酷と謳われている隣国の皇帝陛下だったのだ。
何かやらかして、殺されてしまう未来しか見えない……。
不安に思いながらも、隣国へ嫁ぐミレシア。
そこで待っていたのは、麗しの冷酷皇帝陛下。
ぞっとするほど美しい顔で、彼はミレシアに言った。
「あなたをずっと待っていました」
「……え?」
「だって、下僕が主を待つのは当然でしょう?」
下僕。誰が、誰の。
「過去も未来も。永久に俺の主はあなただけ」
「!?!?!?!?!?!?」
そういって、本当にミレシアの前では冷酷どころか、甘すぎるふるまいをする皇帝ルクシナード。
果たして、ルクシナードがミレシアを溺愛する理由は――。
転生したので猫被ってたら気がつけば逆ハーレムを築いてました
市森 唯
恋愛
前世では極々平凡ながらも良くも悪くもそれなりな人生を送っていた私。
……しかしある日突然キラキラとしたファンタジー要素満載の異世界へ転生してしまう。
それも平凡とは程遠い美少女に!!しかも貴族?!私中身は超絶平凡な一般人ですけど?!
上手くやっていけるわけ……あれ?意外と上手く猫被れてる?
このままやっていけるんじゃ……へ?婚約者?社交界?いや、やっぱり無理です!!
※小説家になろう様でも投稿しています
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
悪役令嬢の生産ライフ
星宮歌
恋愛
コツコツとレベルを上げて、生産していくゲームが好きなしがない女子大生、田中雪は、その日、妹に頼まれて手に入れたゲームを片手に通り魔に刺される。
女神『はい、あなた、転生ね』
雪『へっ?』
これは、生産ゲームの世界に転生したかった雪が、別のゲーム世界に転生して、コツコツと生産するお話である。
雪『世界観が壊れる? 知ったこっちゃないわっ!』
無事に完結しました!
続編は『悪役令嬢の神様ライフ』です。
よければ、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
スカーレットめっちゃフラグ建てまくってる……とりあえず頑張って逃げろww
続き楽しみに待ってます(*´꒳`*)