142 / 307
本編第一章
反省会です
しおりを挟む
孤児院から出た直後、シンシア様が私に提案した。
「せっかくここまで来たから、大教会に寄っていきましょうか。アンジェリカは来たことがあったかしら」
「以前、王都に来てすぐの頃、両親に一度だけ連れてきてもらいました」
「そう。周りには露店もあって賑やかだったでしょう? ミシェルやギルフォードにお土産でも買ってかえりましょう」
「……はい」
以前両親とともに訪れたときは賑やかな露店も荘厳な教会の空気も満喫できたものだ。だから今回のシンシア様のお誘いは嬉しいはずなのに、どこか喜びきれないのは、孤児院での出来事を引きずっているせいだった。
「近くだから歩いていきましょう。馬車は教会の方に回しておくわ」
彼女の提案に静かに肯く。言葉少なになった私に、この人は気づいているだろう。2人してとぼとぼと歩き始めた。
「あの、申し訳ありませんでした」
沈黙に耐えきれなくて口を開いたのは私の方だった。
「それは、なんに対する謝罪なのか、聞いてもいいかしら」
詰問するのでなく、優しく促す声。それが自分の至らなさを逆に問い詰められているようで、そしてそんなふうに穿った感じ方をしてしまう自分がやるせなくて、私は思わず目をぎゅっと閉じた。シンシア様はお優しいから、このままやりすごしてしまっても、何もおっしゃらないだろう。でも、自分の決して褒められない振る舞いについて、私は反省することを選んだ。
「ルルにおやつをあげてほしいと、クレメント院長に頼んでしまったことです。孤児院には孤児院の規則があるのに……」
ルルがよくない振る舞いをしたことに対する罰が、おやつ抜きと自室での反省だった。ここで結局おやつを与えてしまえば、ルルは自分の行いが許されたと感じてしまうかもしれない。そして反省することなくまた同じことを繰り返す可能性もある。それは孤児院の管理上、ゆゆしき問題でもあるし、何よりルル自身のためにならない。
孤児院に引き取られている以上、たくさんの制約がルルの身の上には課されているはずだ。もちろんルルだけではない。彼女ひとり特別扱いすれば、孤児院の秩序も乱れてしまう。
「クレメント院長は、本当は私の提案を断るべきだったのに、私が頼んだから断れなかったはずです。私が……貴族の子どもだから」
そう、ルルだけではない、院長先生にも迷惑をかけてしまった。クレメント院長はこの後、私の提案通り、ルルにおやつを与えるだろう。私の頼みは、彼女にとって命令に等しい。断れない立場の人に対して、物事を強要する。貴族の自分たちが、最もやってはいけないことだ。
「ルルは、おやつをもらって喜ぶでしょうね。そしてまた明日から、普通の生活に戻るわ」
「はい……」
針仕事の手習いの部屋を立ち去る際、シンシア様はやりとりに気がついていたけれど、敢えてルルに声をかけなかった。クレメント院長の差配があったから自分は黙っていた、というのもあるだろうが、それだけではない。もともと意に沿わない仕事をさせられることに若干の抵抗を感じている人でもある。その後の院長先生とのやりとりでも「ルルに針仕事は合わないのでは……」と口にされたくらいだ。
シンシア様もきっと、ルルに声をかけたかったに違いない。でもかけなかった。私もそれを察したから、あのときは何も言わず、後ろ髪を引かれる思いで部屋を後にした。でも、その思いをずっと引きずってしまって、何かできればと焦って、自分のおやつを差し出した。
「ルルは明日からも針仕事をするのだと思います。今日は貴族のお嬢様の気まぐれでおやつにありつけたけれど、あんなことは2度と起こりません。誰も彼女をかばってくれないし、彼女は与えられた仕事を頑張るしかありません」
孤児院への支援で大切なことは、真に必要な支援を行うことと、継続性。それをわかっていたはずだった。
今日私が彼女にたいして行ったことは、真に求められる支援でもなければ、継続的な行いでもない。“優しさ”という名の衣を着せた、憐憫の振る舞いだ。
私がルルにおやつを与えてほしいと伝えたとき、顔を見合わせたクレメント院長とシンシア様。2人とも内心、困っていたはずだ。シンシア様が一瞬目を眇めたのは、私が言い出したことに関する、院長先生への謝罪。そして院長先生は、6歳の子どもが言い出したことを受け止め、実施すると約束してくれた。
「私は今日、何もできなかったどころか、余計なことばかりしてしまいました」
自分にできることを精一杯やろうと決めて降り立ったはずが、この結果はただやらかしただけ。連れてきてくださったシンシア様の顔にも泥を塗ってしまうことになった。それも謝罪の要件だと、小さく付け加える。
シンシア様は歩きながら私の話に耳を傾けていたが、そのままの歩調で静かに頷いた。
「たくさん勉強になったわね。よかったわ、あなたを連れてきて」
「シンシア様?」
「誰でも最初の一歩があるわ。だから、これにめげないで、諦めないで頂戴。諦めてしまったら、そこで完全に終わりよ。少なくとも私はこの精神でここまで生きてきたわ。そして今、とても幸せなの」
「……」
「あなたは、とても素敵な女の子よ、アンジェリカ。今の気持ちを忘れないで。そして常に考えることを辞めないで」
「シンシア様……」
「私は、あなたのような女の子に、ぜひこの国の未来を切り開いてほしいわ」
シンシア様は屈託のない笑みを私に向ける。
私の至らなさも彼女へかけた迷惑も、反省すべきことは山のようにある。けれど謝って済ませるのは一番簡単な方法だ。やるべきことは、反省したことを次にどう活かすか、ちゃんと考えること。諦めるのでなく、別の方法がないか探し続けること。シンシア様が求めることはとてもシンプルだ。
「さぁ、おいしそうな匂いが漂ってきたわね。お店を覗いてみたいけれど、まずは教会でお祈りしましょう」
「……はい!」
私はひとまず反省会を終了して、彼女の後ろを追いかけた。
__________________________
精霊が出てくるところまで進んでいたらファンタジー大賞エントリーも考えたのですけどね……。亀のあゆみすぎてなかなかファンタジーにならない(涙
みなさんこんなゆったりモードにお付き合いくださってありがとうございます。いつか名実ともにファンタジーにしてみせます。
「せっかくここまで来たから、大教会に寄っていきましょうか。アンジェリカは来たことがあったかしら」
「以前、王都に来てすぐの頃、両親に一度だけ連れてきてもらいました」
「そう。周りには露店もあって賑やかだったでしょう? ミシェルやギルフォードにお土産でも買ってかえりましょう」
「……はい」
以前両親とともに訪れたときは賑やかな露店も荘厳な教会の空気も満喫できたものだ。だから今回のシンシア様のお誘いは嬉しいはずなのに、どこか喜びきれないのは、孤児院での出来事を引きずっているせいだった。
「近くだから歩いていきましょう。馬車は教会の方に回しておくわ」
彼女の提案に静かに肯く。言葉少なになった私に、この人は気づいているだろう。2人してとぼとぼと歩き始めた。
「あの、申し訳ありませんでした」
沈黙に耐えきれなくて口を開いたのは私の方だった。
「それは、なんに対する謝罪なのか、聞いてもいいかしら」
詰問するのでなく、優しく促す声。それが自分の至らなさを逆に問い詰められているようで、そしてそんなふうに穿った感じ方をしてしまう自分がやるせなくて、私は思わず目をぎゅっと閉じた。シンシア様はお優しいから、このままやりすごしてしまっても、何もおっしゃらないだろう。でも、自分の決して褒められない振る舞いについて、私は反省することを選んだ。
「ルルにおやつをあげてほしいと、クレメント院長に頼んでしまったことです。孤児院には孤児院の規則があるのに……」
ルルがよくない振る舞いをしたことに対する罰が、おやつ抜きと自室での反省だった。ここで結局おやつを与えてしまえば、ルルは自分の行いが許されたと感じてしまうかもしれない。そして反省することなくまた同じことを繰り返す可能性もある。それは孤児院の管理上、ゆゆしき問題でもあるし、何よりルル自身のためにならない。
孤児院に引き取られている以上、たくさんの制約がルルの身の上には課されているはずだ。もちろんルルだけではない。彼女ひとり特別扱いすれば、孤児院の秩序も乱れてしまう。
「クレメント院長は、本当は私の提案を断るべきだったのに、私が頼んだから断れなかったはずです。私が……貴族の子どもだから」
そう、ルルだけではない、院長先生にも迷惑をかけてしまった。クレメント院長はこの後、私の提案通り、ルルにおやつを与えるだろう。私の頼みは、彼女にとって命令に等しい。断れない立場の人に対して、物事を強要する。貴族の自分たちが、最もやってはいけないことだ。
「ルルは、おやつをもらって喜ぶでしょうね。そしてまた明日から、普通の生活に戻るわ」
「はい……」
針仕事の手習いの部屋を立ち去る際、シンシア様はやりとりに気がついていたけれど、敢えてルルに声をかけなかった。クレメント院長の差配があったから自分は黙っていた、というのもあるだろうが、それだけではない。もともと意に沿わない仕事をさせられることに若干の抵抗を感じている人でもある。その後の院長先生とのやりとりでも「ルルに針仕事は合わないのでは……」と口にされたくらいだ。
シンシア様もきっと、ルルに声をかけたかったに違いない。でもかけなかった。私もそれを察したから、あのときは何も言わず、後ろ髪を引かれる思いで部屋を後にした。でも、その思いをずっと引きずってしまって、何かできればと焦って、自分のおやつを差し出した。
「ルルは明日からも針仕事をするのだと思います。今日は貴族のお嬢様の気まぐれでおやつにありつけたけれど、あんなことは2度と起こりません。誰も彼女をかばってくれないし、彼女は与えられた仕事を頑張るしかありません」
孤児院への支援で大切なことは、真に必要な支援を行うことと、継続性。それをわかっていたはずだった。
今日私が彼女にたいして行ったことは、真に求められる支援でもなければ、継続的な行いでもない。“優しさ”という名の衣を着せた、憐憫の振る舞いだ。
私がルルにおやつを与えてほしいと伝えたとき、顔を見合わせたクレメント院長とシンシア様。2人とも内心、困っていたはずだ。シンシア様が一瞬目を眇めたのは、私が言い出したことに関する、院長先生への謝罪。そして院長先生は、6歳の子どもが言い出したことを受け止め、実施すると約束してくれた。
「私は今日、何もできなかったどころか、余計なことばかりしてしまいました」
自分にできることを精一杯やろうと決めて降り立ったはずが、この結果はただやらかしただけ。連れてきてくださったシンシア様の顔にも泥を塗ってしまうことになった。それも謝罪の要件だと、小さく付け加える。
シンシア様は歩きながら私の話に耳を傾けていたが、そのままの歩調で静かに頷いた。
「たくさん勉強になったわね。よかったわ、あなたを連れてきて」
「シンシア様?」
「誰でも最初の一歩があるわ。だから、これにめげないで、諦めないで頂戴。諦めてしまったら、そこで完全に終わりよ。少なくとも私はこの精神でここまで生きてきたわ。そして今、とても幸せなの」
「……」
「あなたは、とても素敵な女の子よ、アンジェリカ。今の気持ちを忘れないで。そして常に考えることを辞めないで」
「シンシア様……」
「私は、あなたのような女の子に、ぜひこの国の未来を切り開いてほしいわ」
シンシア様は屈託のない笑みを私に向ける。
私の至らなさも彼女へかけた迷惑も、反省すべきことは山のようにある。けれど謝って済ませるのは一番簡単な方法だ。やるべきことは、反省したことを次にどう活かすか、ちゃんと考えること。諦めるのでなく、別の方法がないか探し続けること。シンシア様が求めることはとてもシンプルだ。
「さぁ、おいしそうな匂いが漂ってきたわね。お店を覗いてみたいけれど、まずは教会でお祈りしましょう」
「……はい!」
私はひとまず反省会を終了して、彼女の後ろを追いかけた。
__________________________
精霊が出てくるところまで進んでいたらファンタジー大賞エントリーも考えたのですけどね……。亀のあゆみすぎてなかなかファンタジーにならない(涙
みなさんこんなゆったりモードにお付き合いくださってありがとうございます。いつか名実ともにファンタジーにしてみせます。
66
お気に入りに追加
2,305
あなたにおすすめの小説
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)
ラララキヲ
ファンタジー
乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。
……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。
でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。
ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」
『見えない何か』に襲われるヒロインは────
※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※
※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※
◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
断罪イベント返しなんぞされてたまるか。私は普通に生きたいんだ邪魔するな!!
柊
ファンタジー
「ミレイユ・ギルマン!」
ミレヴン国立宮廷学校卒業記念の夜会にて、突如叫んだのは第一王子であるセルジオ・ライナルディ。
「お前のような性悪な女を王妃には出来ない! よって今日ここで私は公爵令嬢ミレイユ・ギルマンとの婚約を破棄し、男爵令嬢アンナ・ラブレと婚姻する!!」
そう宣言されたミレイユ・ギルマンは冷静に「さようでございますか。ですが、『性悪な』というのはどういうことでしょうか?」と返す。それに反論するセルジオ。彼に肩を抱かれている渦中の男爵令嬢アンナ・ラブレは思った。
(やっべえ。これ前世の投稿サイトで何万回も見た展開だ!)と。
※pixiv、カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる