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極小世界へようこそ
micro010 ひゃっはー! 狩の時間だぜ!
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先ほど見た夢を整理すると、俺はどうやら師匠殺しの現場に居合わせたあと、師匠の転移魔法で助けられたらしい。
らしいというのは、どうもまだ先ほどの夢が自分の記憶だという実感が沸かないからだ。
それに、じゃあなんで今ミジンコになってんのじゃ! という疑問が解決していないというのもある。
「……キュウ?」
あ、悪いな。そう心配しなくていい。ちょっと夢見が悪かっただけだ。
「キュウ♪」
そうだ、今の俺はミジンコとして生きているんだ。夢なんかにかまっている暇は無い。
まずはレベリングをしながら飯の確保。
それと、拠点の穴も浅いのでもっと深くしていきたい。
「キュウ! キュウキュウ!(よし行くぞグリ! まず今日は旨いやつを狩りにいく!」
俺とグラは昨日ミカヅキモを見つけたあたりを探す。……いた!
しかも今日は3体もいる。2対3か……数の上では不利だが、レベルはどうだ?
『種族:ミカヅキモ(幼体) LV1/10)
HP:0.08/0.07』
『種族:ミカヅキモ(幼体) LV1/10)
HP:0.08/0.08』
『種族:ミカヅキモ(幼体) LV1/10)
HP:0.08/0.08』
よし、全員Lv1だ! 俺は昨日Lvアップしているし、グリはネイムドモンスターになったことでステータスが大幅にアップしている。
「キュウ、キュウキュウ(俺が回り込む、合図をしたら飛び出せ)」
「キュウ(こくり)」
俺は海草の影を伝って後ろに回り込むと、勢いよく飛び出した。
ミカヅキモ達は勢いに押されたのか、一斉に逃げ出す。ふっ、かかったな!
「キュウウウ!」
グリの体当たりがまともにヒットし、3匹まとめて俺の方へと押し戻される。
いくぞ、とがる攻撃っ!
プス!
《ミカヅキモを倒しました。0.3の経験値を獲得》
あれ? 一撃? なんでだろう? そこまで強くなっているはずはないが?
倒したミカヅキモをみると、体の中心にある赤いコアのような部分に傷がついていた。なるほど、これが弱点か。あ、余所見をしているうちに他の2匹が逃げていく!
俺はミカヅキモを追いかける。ミカヅキモは防御力は高いが、スピードは速くない。……よし、追いついたぞ!
プス! プス!
急所にクリーンヒット! 2匹のミカヅキモもぐったりと動かなくなった。
《モンスター達を倒しました。0.6の経験値を獲得》
《とがるがLv3になりました》
《あなたのレベルが3になりました》
《スキルポイントを獲得》
はいきたレベルアップ!
「キュウ!」
うん、やったな。今回は本当に頑張ったぞ!
グリの防御力を生かした体当たり攻撃は強力ですごく頼りになる。これからの冒険でも色々と助けられそうだ。
らしいというのは、どうもまだ先ほどの夢が自分の記憶だという実感が沸かないからだ。
それに、じゃあなんで今ミジンコになってんのじゃ! という疑問が解決していないというのもある。
「……キュウ?」
あ、悪いな。そう心配しなくていい。ちょっと夢見が悪かっただけだ。
「キュウ♪」
そうだ、今の俺はミジンコとして生きているんだ。夢なんかにかまっている暇は無い。
まずはレベリングをしながら飯の確保。
それと、拠点の穴も浅いのでもっと深くしていきたい。
「キュウ! キュウキュウ!(よし行くぞグリ! まず今日は旨いやつを狩りにいく!」
俺とグラは昨日ミカヅキモを見つけたあたりを探す。……いた!
しかも今日は3体もいる。2対3か……数の上では不利だが、レベルはどうだ?
『種族:ミカヅキモ(幼体) LV1/10)
HP:0.08/0.07』
『種族:ミカヅキモ(幼体) LV1/10)
HP:0.08/0.08』
『種族:ミカヅキモ(幼体) LV1/10)
HP:0.08/0.08』
よし、全員Lv1だ! 俺は昨日Lvアップしているし、グリはネイムドモンスターになったことでステータスが大幅にアップしている。
「キュウ、キュウキュウ(俺が回り込む、合図をしたら飛び出せ)」
「キュウ(こくり)」
俺は海草の影を伝って後ろに回り込むと、勢いよく飛び出した。
ミカヅキモ達は勢いに押されたのか、一斉に逃げ出す。ふっ、かかったな!
「キュウウウ!」
グリの体当たりがまともにヒットし、3匹まとめて俺の方へと押し戻される。
いくぞ、とがる攻撃っ!
プス!
《ミカヅキモを倒しました。0.3の経験値を獲得》
あれ? 一撃? なんでだろう? そこまで強くなっているはずはないが?
倒したミカヅキモをみると、体の中心にある赤いコアのような部分に傷がついていた。なるほど、これが弱点か。あ、余所見をしているうちに他の2匹が逃げていく!
俺はミカヅキモを追いかける。ミカヅキモは防御力は高いが、スピードは速くない。……よし、追いついたぞ!
プス! プス!
急所にクリーンヒット! 2匹のミカヅキモもぐったりと動かなくなった。
《モンスター達を倒しました。0.6の経験値を獲得》
《とがるがLv3になりました》
《あなたのレベルが3になりました》
《スキルポイントを獲得》
はいきたレベルアップ!
「キュウ!」
うん、やったな。今回は本当に頑張ったぞ!
グリの防御力を生かした体当たり攻撃は強力ですごく頼りになる。これからの冒険でも色々と助けられそうだ。
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