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転生後~幼児期~
18.5キユ目線 part Ⅱ
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ハァハァ
俺は闇ギルドに繋がる入口がある薬屋に向かった。
他にも入口はあるらしいが俺が知っているのはそこだけだ
バン
思いっきりドアを開けた
「なんです、騒がしいですね」
「おい、誰だ。ドアが壊れるだろうが!」
中には夫婦で店を経営している店主のノイマンさんとライムンドさんがいた。
「ジリスを下さい!」
普通の合言葉は、「アイスを下さい」だが
緊急の時だけ"ジリス″という
「!」
「どうしたんだ!」
「ノマ、店を占めるぞ!」
「ええ」
ノイマンさんが店を閉め始めた。
2人も闇ギルドのメンバーで孤児の俺たちに良くしてくれる。
「お前、弟はどうした?」
「走ってきたんでしょ?水を飲みなさい」
差し出された水を飲んだ
「それで、何があった?」
「・・・攫われた。」
「「!」」
「誰に攫われたかわかるか?」
「わかんない」《小声》
「弟君、1人が攫われたのかい?」
「違う、もう1人一緒に攫われた」
「・・・詳しく話してくれますか?」
コクっ
俺はさっきあったことをすべて話した。
「・・・黒い男達」
「気になりますね。」
「それに、イシュミアースといえば侯爵です」
「そうだな。大事に巻き込まれたのかもしれない」
「一旦、闇ギルドに行って話しましょう」
「ああ、侯爵が関わっているなら国が動くかもしれない」
「弟と一緒に攫われた貴族の子供の名前わかるか?」
「俺らに名乗った名前はシガール
だけど男達にはレナードって呼ばれてた」
「・・・レナード=イシュミアース」
「おいおい、ヤバイだろ!それって最近生まれた
帝国騎士団の一番隊隊長と三番隊隊長の息子だろ!?」
「え!」
「騎士団が捜索するんじゃないのか?」
「うーん、どうでしょうか?代表に話しましょうか??」
「あぁ」
俺達は闇ギルドに繋がる入口がある場所に移動した。
「安心しろ!弟は助けてやるから」
どうやら顔に不安が現れていたらしい
「はい、」
「弟君を庇った貴族の子も大丈夫ですよ、助かります」
入口を抜けて少し歩くとギルドの扉が現れた。
ガチャ・・・カラン・・・カラン
「よお!珍しいな。お前達が昼間に来るなんて」
話しかけてきたのはスミスさんだった。
「スミス、悪いんですが話している時間はないんです。代表と副代表いますか?」
スミスさんが真剣な顔つきになった
「何かあったのかな」
「ええ、代表達は」
「私になにか用事がノイマン」
「ええ、スラムの子が攫われました。」
ザワッ
「どういう事だ!、詳しく話せ」
「坊主、代表にさっき俺たちに言ったことを話せ」
「あの、ーーー」
「なるほど、今しがたギルドに侯爵家の私兵が誰かを探しているという情報が入ってきたがその事か」
「おそらくは」
「侯爵家が動いているとなれば俺達の出番はないかもな」
(そんな!このままだと・・・あいつらがいつヤハやシガールを殺すかわからないのに)
「お願いします!弟と友達を助けてください!!
お願いします!!!」
初めて失うのが怖いと思った。
スラムでは死ぬことは簡単なことだったから
怖いとも思ったことは無かったが自分の前から消えていくことに恐怖した
「大丈夫だ、見捨てたりなんかしない!俺達が助けてやる」
「ソウダ、オレタチニマカセロ」
「我らがいるのだから、大丈夫だ!少年」
代表やスミスさん、イアンさんが励ましてくれた
「それで、これからだがー」
バン
ビクッ
建物の奥のから大きな音がした。
奥から見たことの無い男の人が出てきた。
「どうしたんだ!?リーフそんなに殺気立って!」
アウレアさんが話しかけていた
「・・・」
ギロ
物凄く殺意のこもった目で見ていた
「どうした?」
それでも、優しく聞いていた。
「攫われた」《小声》
小さな声だったが俺のいる場所からでもはっきりと聞こえた
(え?)
「どういう意味だ?」
「そういう意味だ」
「リーフ、詳しく話してくれ。今同じような話が上がっているんだ。」
「・・・」
「リーフ、代表としての命令だ」
「チッ・・・私の大切な方が攫われた」
(いつもより機嫌が悪いな)
「大切な方って・・・」
「あの!」
(ひっ怖い・・・)
話しかけると殺気のこもった目で見られた
「そ、その、その人の名前ってレナードですが」
カチッ
次の瞬間、首に暗器の刃が押し当てられていた
「答えろ、その名をどこで知った!」
地を這うような恐ろしい声だった。
「落ち着け、リーフ!」
アウレアさん達が止めに入ろうとしたがそれより先に副代表が止めに入った
「ダメですよ!リーフさん
子供に武器を向けちゃ、め!ですよ」
リーフという人を副代表が床に押さえつけていた
「すこし、頭を冷やしてください」
「ソウダソ、リーフオチツケ」
「お前らしくないぞ!」
説得され、次第に目から殺気は抜けていったようだ
「・・・わかった、話すから退いてくれ」
リーフも交えて話し合いが始まった
「それで、なぜリーフはレナー・・・なんだっけ?」
「レナード=イシュミアース様だ」
アクレアさんをものすごく睨んでいた。
「ごめんって!そのレナード=イシュミアースという貴族の子供をなぜ知っているんだ?」
「・・・」
「言わないのか?」
「今、重要ではないだろう。重要なのはあの方の安全だ」
「!!、弟はどうでもいいのかよ!」
初めて見るような目で俺を見た。
「こいつは?」
「貴族の子供と一緒に攫われた子供の兄だ。」
「あぁ、アレのか」
「ヤハを知っているのか!無事なのな???」
「あぁ、無事だ。レナード様にプロポーズする程にな」
「「「「え?」」」」
(どういうことだ?)
「え、プロポーズ?」
「そうだ!身分もわきまえず!!俺のレナード様にプロポーズだそ!!ありえんだろうが!」
「落ち着け!リーフ」
(まさか、リーフの想い人って子供?)
「まぁ、いい。今はあの方達の保護が最優先事項だ」
「どこにいるのか、分かるんですか?」
「あぁ」
「!!、教えてくれどこなんだ!!」
「一般地区 東区 だ」
「!!」
「本当なのか?リーフ」
「あぁ、本当だ。代表」
「なら、今から救援に!」
「焦るな、2人が死ぬ事は無い
数日後に誘拐犯の本拠地に連れていかれるらしい
だから2日ぐらいはこの国にいると聞いている」
「・・・質問に答えろ、リーフ
何故お前は詳しい情報を知っている?」
「レナード様に聞いたからだ」
「「「連絡が取れるのか!」」」
「あぁ」
「なら、リーフ君も救出計画に参加してくれ」
「・・・俺のメリットは?」
「・・・君は今、大きな依頼を受けているだろう?
その依頼の報酬金額を・・・二倍にする」
「本気か?」
「あぁ」
「そこまでする理由は?」
「もともと闇ギルドに在籍している者はスラム出身者が多い。もちろん、私もだ。
だから昔俺達が助けられたように今度は俺達が助けたいんだ!」
リーフはすこし考えてこんでいるようだ
クスッ
「わかった、参加しよう
だが、金は最初の報酬金額のままでいい」
「なぜだ?」
「金で動いたと知られたらあの方に軽蔑されてしまうからな」
「わかった」
「これを渡しておく」
カサッ
テーブルに置かれたのは見取り図の様だ
「これは?」
「2人が収容されている地下の基地の見取り図だ
まぁ、俺が書いたものだから少し誤差があると思うが」
「どうやって!?」
「秘密だ(意思疎通スキルで場所と見取り図を教えてもらっただけだかな)」
「っ!」
「それでいつ決行する?」
「今日はやめておいた方がいい」
「なぜ?」
「彼らだって誘拐してきた日は、いつもより警戒しているでしょう」
「・・・なら、明日か?」
「あぁ」
「・・・リーフは、来れるのか?」
「・・・昼間ならいけるが、夜なら難しい」
「なら、明け方は?」
「いける」
「なら、明け方にしよう。」
「「「了解」」」
「メンバーは、ーー」
3グループに分かれることになった。
1グループは
リーフ
ナイスなど
暗殺者や用心棒などの武器を使用する職種の者
2グループは
アウレア
マルニ
スミスなど
詐欺師や情報屋といった情報を武器とする者
3グループは
イアン
リッキー
ノイマン
ライムンドなど
支援系の職種の者
「まず、1グループの暗殺者が数人で攻め込み、
その後残りのものが攻め込め
2グループが一般人の関心が向かないようにしろ、3グループは、怪我人等の治療にあたれ 以上」
「俺も1グループに入れてくれ!」
「ダメだ。
子供には危険すぎる!我々にまかせろ!」
「けど!」
「いいじゃないか、入れてやれ」
「リーフ!」
びっくりした、彼にも止められると思っていた
「子供の思いを尊重してやるのも、大人だろ?」
「だか!」
「俺が守る」
「・・・本気か?」
「あぁ」
「・・・わかった、認めよう」
「代表!」
「その代わり、傷一つつけるなよ。」
「わかった」
「なら、この話は終わりだ。
皆、明日のために準備を開始してくれ」
ガタッ
それぞれが行動を開始し始めた。
俺は出ていこうとしていたリーフ"さん″に話しかけた
「あの!・・・ありがとうございます!!」
「・・・気にするな」
どこからか飛んできた黒い鳥を肩に乗せるとギルドを出ていった
「良かったな!」
「わ、やめて下さい」
ノイマンさんが頭を痛いくらい撫でてきた
「いやー、リーフが情報を持っていて良かったな」
「そうだな、あいつが味方でよかったと思うよ、俺は」
「確かに、さっきの殺意に満ちた目は怖かったな」
周りに人が集まってきて話し始めた。
(そんなにすごい人なのか?)
俺は、準備を手伝いながら、明日の作戦が成功することを祈った。
俺は闇ギルドに繋がる入口がある薬屋に向かった。
他にも入口はあるらしいが俺が知っているのはそこだけだ
バン
思いっきりドアを開けた
「なんです、騒がしいですね」
「おい、誰だ。ドアが壊れるだろうが!」
中には夫婦で店を経営している店主のノイマンさんとライムンドさんがいた。
「ジリスを下さい!」
普通の合言葉は、「アイスを下さい」だが
緊急の時だけ"ジリス″という
「!」
「どうしたんだ!」
「ノマ、店を占めるぞ!」
「ええ」
ノイマンさんが店を閉め始めた。
2人も闇ギルドのメンバーで孤児の俺たちに良くしてくれる。
「お前、弟はどうした?」
「走ってきたんでしょ?水を飲みなさい」
差し出された水を飲んだ
「それで、何があった?」
「・・・攫われた。」
「「!」」
「誰に攫われたかわかるか?」
「わかんない」《小声》
「弟君、1人が攫われたのかい?」
「違う、もう1人一緒に攫われた」
「・・・詳しく話してくれますか?」
コクっ
俺はさっきあったことをすべて話した。
「・・・黒い男達」
「気になりますね。」
「それに、イシュミアースといえば侯爵です」
「そうだな。大事に巻き込まれたのかもしれない」
「一旦、闇ギルドに行って話しましょう」
「ああ、侯爵が関わっているなら国が動くかもしれない」
「弟と一緒に攫われた貴族の子供の名前わかるか?」
「俺らに名乗った名前はシガール
だけど男達にはレナードって呼ばれてた」
「・・・レナード=イシュミアース」
「おいおい、ヤバイだろ!それって最近生まれた
帝国騎士団の一番隊隊長と三番隊隊長の息子だろ!?」
「え!」
「騎士団が捜索するんじゃないのか?」
「うーん、どうでしょうか?代表に話しましょうか??」
「あぁ」
俺達は闇ギルドに繋がる入口がある場所に移動した。
「安心しろ!弟は助けてやるから」
どうやら顔に不安が現れていたらしい
「はい、」
「弟君を庇った貴族の子も大丈夫ですよ、助かります」
入口を抜けて少し歩くとギルドの扉が現れた。
ガチャ・・・カラン・・・カラン
「よお!珍しいな。お前達が昼間に来るなんて」
話しかけてきたのはスミスさんだった。
「スミス、悪いんですが話している時間はないんです。代表と副代表いますか?」
スミスさんが真剣な顔つきになった
「何かあったのかな」
「ええ、代表達は」
「私になにか用事がノイマン」
「ええ、スラムの子が攫われました。」
ザワッ
「どういう事だ!、詳しく話せ」
「坊主、代表にさっき俺たちに言ったことを話せ」
「あの、ーーー」
「なるほど、今しがたギルドに侯爵家の私兵が誰かを探しているという情報が入ってきたがその事か」
「おそらくは」
「侯爵家が動いているとなれば俺達の出番はないかもな」
(そんな!このままだと・・・あいつらがいつヤハやシガールを殺すかわからないのに)
「お願いします!弟と友達を助けてください!!
お願いします!!!」
初めて失うのが怖いと思った。
スラムでは死ぬことは簡単なことだったから
怖いとも思ったことは無かったが自分の前から消えていくことに恐怖した
「大丈夫だ、見捨てたりなんかしない!俺達が助けてやる」
「ソウダ、オレタチニマカセロ」
「我らがいるのだから、大丈夫だ!少年」
代表やスミスさん、イアンさんが励ましてくれた
「それで、これからだがー」
バン
ビクッ
建物の奥のから大きな音がした。
奥から見たことの無い男の人が出てきた。
「どうしたんだ!?リーフそんなに殺気立って!」
アウレアさんが話しかけていた
「・・・」
ギロ
物凄く殺意のこもった目で見ていた
「どうした?」
それでも、優しく聞いていた。
「攫われた」《小声》
小さな声だったが俺のいる場所からでもはっきりと聞こえた
(え?)
「どういう意味だ?」
「そういう意味だ」
「リーフ、詳しく話してくれ。今同じような話が上がっているんだ。」
「・・・」
「リーフ、代表としての命令だ」
「チッ・・・私の大切な方が攫われた」
(いつもより機嫌が悪いな)
「大切な方って・・・」
「あの!」
(ひっ怖い・・・)
話しかけると殺気のこもった目で見られた
「そ、その、その人の名前ってレナードですが」
カチッ
次の瞬間、首に暗器の刃が押し当てられていた
「答えろ、その名をどこで知った!」
地を這うような恐ろしい声だった。
「落ち着け、リーフ!」
アウレアさん達が止めに入ろうとしたがそれより先に副代表が止めに入った
「ダメですよ!リーフさん
子供に武器を向けちゃ、め!ですよ」
リーフという人を副代表が床に押さえつけていた
「すこし、頭を冷やしてください」
「ソウダソ、リーフオチツケ」
「お前らしくないぞ!」
説得され、次第に目から殺気は抜けていったようだ
「・・・わかった、話すから退いてくれ」
リーフも交えて話し合いが始まった
「それで、なぜリーフはレナー・・・なんだっけ?」
「レナード=イシュミアース様だ」
アクレアさんをものすごく睨んでいた。
「ごめんって!そのレナード=イシュミアースという貴族の子供をなぜ知っているんだ?」
「・・・」
「言わないのか?」
「今、重要ではないだろう。重要なのはあの方の安全だ」
「!!、弟はどうでもいいのかよ!」
初めて見るような目で俺を見た。
「こいつは?」
「貴族の子供と一緒に攫われた子供の兄だ。」
「あぁ、アレのか」
「ヤハを知っているのか!無事なのな???」
「あぁ、無事だ。レナード様にプロポーズする程にな」
「「「「え?」」」」
(どういうことだ?)
「え、プロポーズ?」
「そうだ!身分もわきまえず!!俺のレナード様にプロポーズだそ!!ありえんだろうが!」
「落ち着け!リーフ」
(まさか、リーフの想い人って子供?)
「まぁ、いい。今はあの方達の保護が最優先事項だ」
「どこにいるのか、分かるんですか?」
「あぁ」
「!!、教えてくれどこなんだ!!」
「一般地区 東区 だ」
「!!」
「本当なのか?リーフ」
「あぁ、本当だ。代表」
「なら、今から救援に!」
「焦るな、2人が死ぬ事は無い
数日後に誘拐犯の本拠地に連れていかれるらしい
だから2日ぐらいはこの国にいると聞いている」
「・・・質問に答えろ、リーフ
何故お前は詳しい情報を知っている?」
「レナード様に聞いたからだ」
「「「連絡が取れるのか!」」」
「あぁ」
「なら、リーフ君も救出計画に参加してくれ」
「・・・俺のメリットは?」
「・・・君は今、大きな依頼を受けているだろう?
その依頼の報酬金額を・・・二倍にする」
「本気か?」
「あぁ」
「そこまでする理由は?」
「もともと闇ギルドに在籍している者はスラム出身者が多い。もちろん、私もだ。
だから昔俺達が助けられたように今度は俺達が助けたいんだ!」
リーフはすこし考えてこんでいるようだ
クスッ
「わかった、参加しよう
だが、金は最初の報酬金額のままでいい」
「なぜだ?」
「金で動いたと知られたらあの方に軽蔑されてしまうからな」
「わかった」
「これを渡しておく」
カサッ
テーブルに置かれたのは見取り図の様だ
「これは?」
「2人が収容されている地下の基地の見取り図だ
まぁ、俺が書いたものだから少し誤差があると思うが」
「どうやって!?」
「秘密だ(意思疎通スキルで場所と見取り図を教えてもらっただけだかな)」
「っ!」
「それでいつ決行する?」
「今日はやめておいた方がいい」
「なぜ?」
「彼らだって誘拐してきた日は、いつもより警戒しているでしょう」
「・・・なら、明日か?」
「あぁ」
「・・・リーフは、来れるのか?」
「・・・昼間ならいけるが、夜なら難しい」
「なら、明け方は?」
「いける」
「なら、明け方にしよう。」
「「「了解」」」
「メンバーは、ーー」
3グループに分かれることになった。
1グループは
リーフ
ナイスなど
暗殺者や用心棒などの武器を使用する職種の者
2グループは
アウレア
マルニ
スミスなど
詐欺師や情報屋といった情報を武器とする者
3グループは
イアン
リッキー
ノイマン
ライムンドなど
支援系の職種の者
「まず、1グループの暗殺者が数人で攻め込み、
その後残りのものが攻め込め
2グループが一般人の関心が向かないようにしろ、3グループは、怪我人等の治療にあたれ 以上」
「俺も1グループに入れてくれ!」
「ダメだ。
子供には危険すぎる!我々にまかせろ!」
「けど!」
「いいじゃないか、入れてやれ」
「リーフ!」
びっくりした、彼にも止められると思っていた
「子供の思いを尊重してやるのも、大人だろ?」
「だか!」
「俺が守る」
「・・・本気か?」
「あぁ」
「・・・わかった、認めよう」
「代表!」
「その代わり、傷一つつけるなよ。」
「わかった」
「なら、この話は終わりだ。
皆、明日のために準備を開始してくれ」
ガタッ
それぞれが行動を開始し始めた。
俺は出ていこうとしていたリーフ"さん″に話しかけた
「あの!・・・ありがとうございます!!」
「・・・気にするな」
どこからか飛んできた黒い鳥を肩に乗せるとギルドを出ていった
「良かったな!」
「わ、やめて下さい」
ノイマンさんが頭を痛いくらい撫でてきた
「いやー、リーフが情報を持っていて良かったな」
「そうだな、あいつが味方でよかったと思うよ、俺は」
「確かに、さっきの殺意に満ちた目は怖かったな」
周りに人が集まってきて話し始めた。
(そんなにすごい人なのか?)
俺は、準備を手伝いながら、明日の作戦が成功することを祈った。
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