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5 オープンなやつ★

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「……どう、かな」
 さすがに目の前で着替えるなんてことはできなくて、浴室で下着を身につけてきた美梨は、おずおずと寝室へと戻る。
「めちゃくちゃ似合ってる。可愛い」
 嬉しそうな貴士に迎えられて、彼が喜んでくれるならまぁいいかと思ってしまう美梨は単純だ。
 おいでと手を広げられて、美梨は彼の胸の中へと飛び込んだ。弾みでベッドが揺れる。
「もっとよく見せて」
 くっついていれば見られずにすむと思っていたら、耳元でそんなことを言われてしまい、美梨はゆっくりと貴士から身体を離した。
 部屋は暖房がきいていて寒くないはずなのに、胸の先が微かに布を押し上げているのが目に入ってしまい、思わず羞恥にうつむく。しかもブラのカップ部分には切れ込みが入っているのだ。少しでも動けば、尖った胸の先がそこから顔を出してしまうと思うと、恥ずかしくてたまらない。
「すごい、可愛いしめちゃくちゃエロいな、これ」
「恥ずかしい……んだけど」
「大丈夫、俺しか見てないし、誰にも言わない」
 そういう問題ではないと突っ込みたいのに、貴士の手が身体の輪郭をなぞるように移動していくから、美梨は唇を噛みしめた。そうしていないと、思わず吐息混じりの声が漏れてしまいそうだ。
 身じろぎした拍子にブラの隙間から胸がのぞいて、貴士の視線がそこに吸い寄せられるのが分かった。布の切れ目から、ぷっくりと硬くなった乳首が顔を出していて、見るからに卑猥だ。
「……すご、こんな風になってるんだ」
 嬉しそうに笑った貴士に指先で摘まれて、美梨は小さく喘いだ。
「もう、こんなに硬くして。美梨もこれ着て興奮してる?」
「や……あぁっ」
 揶揄うように言いながら指先でくるくると円を描くように撫でられて、美梨は思わず漏れそうになった声を堪えるために口をつぐんだ。
「脱がさずに触れるっていいな」
 楽しそうな声と共に強く摘まれて、思わず背中が反る。更にもう片方を口に含まれたら、美梨はもう声を抑えることができない。
「ヤバいな、これ」
 ちゅぱ、と音を立てて胸から口を離した貴士が、唾液でてらてらと光ってブラの間から顔を出す乳首を見て笑う。
「や、もう……っ」
「すごい気持ち良さそうだったね、美梨。じゃあ次はこっちかな」
 そう言って貴士は、美梨をゆっくりとベッドに押し倒した。
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