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乳房を両手で揉まれながら蒼司の舌先が抜寝の先端を遊ぶように転がしている。チロチロと舐めてはじゅうっと音を立てて吸い上げられ、蒼司が一体どんな表情をして自分に食らいついているのか気になった。父親の顔なのか、それとも男の顔なのか。視線を下げるが胸元に溜まったパジャマとブラジャーで上手く見えなかった。
「んっ、ふっ、んぅっ」
必死で声を押し殺す。
「んうぅっ!」
するりとショーツの中に入ってきた蒼司の手。中指がぬちゅっと音を立てながら蜜溝を丁寧に擦り上げる。
「ふ、ん、んっ」
「凄い。もうこんなに濡れてますよ。いやらしい音、凄く聞こえちゃいますね」
ちゅぷちゅぷと水音を立てながら蒼司の指が蜜壁の中を掻きまわす。指の腹がクイッと奥を突き上げ、思わず背が仰け反った。
「んぅっ~!」
菜那の反応を見て蒼司は目を細めた。
「本当に菜那さんはここを擦られるのが好き、なんですよね。だからもっと可愛がりたくなってしまいます」
「んぅっ、ん、んっ、んあぁっ」
奥の、菜那の弱い場所を蒼司はよく知っている。長い指が一点をトントントンと責め立て、菜那の嬌声が口を塞いでいる指の隙間から漏れ出した。
「ん、あっ、あぁっ、んぅっ」
「服、やっぱり邪魔は邪魔、なんですよね。本当はもっと菜那さんの肌をしっかり隅々まで見たいのに……」
ずるっとズボンとショーツが引き抜かれ、片足にぶら下がっている。
「でも、万が一の事も考えておかないといけませんからね」
ゆっくりと指が抜かれた。物欲しさにひくつく蜜口が早く、早くと蜜を流して蒼司を待っている。
蒼司はパジャマのズボンと下着を一気に下げ、大きく反り立った熱棒が勢いよく飛び出した。
わ……もうこんなにおっきく……。
それだけで、物凄く嬉しいといつも感じてしまう。母になった自分の身体はどうしても子供を産む前の体系とは違うところがある。それでもこうして自分の身体に夫が欲情してくれているという事実が菜那の心を喜ばせた。
避妊具をちゃんと用意してくれていて、つけている姿でさえ愛おしくて堪らない。
ひたっ、と鈴口がトロトロになった蜜口に触れ、一気に押し込められる。蜜溝が大きく広がり、雄笠を飲み込んだ。
「んあぁっ――!」
叫びに近いような甘い声が出て、慌てて口を塞ぎなおす。身体を折り曲げ、蒼司は菜那をぎゅっと抱きしめた。
「なるべく静かに動きますから。菜那さんも声、頑張って押さえてくださいね」
頷き、それが合図のように蒼司が動き出した。
ソファーが軋まないよう、気をつけながら動いていることが分かる。ゆっくりと剛直が抜き差しされ、ぬぷっと粘着質な音がゆっくりと鳴っていた。
「んあっ……そうし、さんっ……ん、ん」
少しでも多く、蒼司を感じたい。唇を噛みしめながら菜那は蒼司の背中に両手を伸ばした。ぎゅうっと力強く抱きしめ、蒼司の体温を服越しに感じる。
「ごめん、菜那さん。少し激しくするね」
蒼司は困ったような顔を浮かべて小さな声で囁くと、蜜壺の最奥を割るように熱棒を突き上げてきた。
「んうっ、あぁっ、あっ、はぁんっ」
抽挿を繰り返す剛直に、秘部が熱をもったように熱く燃え上がる。甘い蜜を溢れさせ、膣壁の中にいる剛直にねっとりと絡みつき離さない。
「ダメ……声、でちゃっう……んぅっ」
自分の口から漏れる女の甘い声。蒼司の前では和香那の母であり、蒼司の妻であり、女なんだと実感する。こうして蒼司に抱かれることがなにより嬉しい。身体の奥底から女の部分が喜び、叫んでいた。
「っ……本当に、菜那さんの声は可愛いな……でも、ちょっと塞ぎますね」
「ふんぅっ……ん、ん」
キスで塞がれ、菜那の嬌声が蒼司に吸い込まれていく。場所もソファーで、服も全部脱いでいない。避妊だってちゃんとしている。でも、全てが蒼司と繋がっているような気がした。強く抱きしめ合いながら、何度も舌を絡ませ、大きく脚を開いて蒼司を受け入れる。
「っ……菜那さん、もうッ――」
唇の隙間から零れた声は切羽詰まったよう。余裕のなさそうな蒼司の声にドクンっと胸が高鳴り快楽がぶわっとせり上がってきた。
「わ、私も……」
イク――。
真っ白な世界に投げ出されたような快楽に、息を乱す。同時に蒼司が菜那を強く抱きしめ、背中を小さく震わせ息を詰まらせた。お互いの息が落ち着くまで、抱きしめ合う。そっと蒼司が身体を上げ、乱れた前髪を掻き上げた。
「菜那さん、愛してる」
目を細めて、愛おしいと伝わってくる表情に胸が痛くなるほど嬉しい。
「私もです、蒼司さん。貴方に出会えて本当に良かった」
もう一度、互いの背中をしっかりと抱き合い、愛をひたすらにキスを繰り返した。
「んっ、ふっ、んぅっ」
必死で声を押し殺す。
「んうぅっ!」
するりとショーツの中に入ってきた蒼司の手。中指がぬちゅっと音を立てながら蜜溝を丁寧に擦り上げる。
「ふ、ん、んっ」
「凄い。もうこんなに濡れてますよ。いやらしい音、凄く聞こえちゃいますね」
ちゅぷちゅぷと水音を立てながら蒼司の指が蜜壁の中を掻きまわす。指の腹がクイッと奥を突き上げ、思わず背が仰け反った。
「んぅっ~!」
菜那の反応を見て蒼司は目を細めた。
「本当に菜那さんはここを擦られるのが好き、なんですよね。だからもっと可愛がりたくなってしまいます」
「んぅっ、ん、んっ、んあぁっ」
奥の、菜那の弱い場所を蒼司はよく知っている。長い指が一点をトントントンと責め立て、菜那の嬌声が口を塞いでいる指の隙間から漏れ出した。
「ん、あっ、あぁっ、んぅっ」
「服、やっぱり邪魔は邪魔、なんですよね。本当はもっと菜那さんの肌をしっかり隅々まで見たいのに……」
ずるっとズボンとショーツが引き抜かれ、片足にぶら下がっている。
「でも、万が一の事も考えておかないといけませんからね」
ゆっくりと指が抜かれた。物欲しさにひくつく蜜口が早く、早くと蜜を流して蒼司を待っている。
蒼司はパジャマのズボンと下着を一気に下げ、大きく反り立った熱棒が勢いよく飛び出した。
わ……もうこんなにおっきく……。
それだけで、物凄く嬉しいといつも感じてしまう。母になった自分の身体はどうしても子供を産む前の体系とは違うところがある。それでもこうして自分の身体に夫が欲情してくれているという事実が菜那の心を喜ばせた。
避妊具をちゃんと用意してくれていて、つけている姿でさえ愛おしくて堪らない。
ひたっ、と鈴口がトロトロになった蜜口に触れ、一気に押し込められる。蜜溝が大きく広がり、雄笠を飲み込んだ。
「んあぁっ――!」
叫びに近いような甘い声が出て、慌てて口を塞ぎなおす。身体を折り曲げ、蒼司は菜那をぎゅっと抱きしめた。
「なるべく静かに動きますから。菜那さんも声、頑張って押さえてくださいね」
頷き、それが合図のように蒼司が動き出した。
ソファーが軋まないよう、気をつけながら動いていることが分かる。ゆっくりと剛直が抜き差しされ、ぬぷっと粘着質な音がゆっくりと鳴っていた。
「んあっ……そうし、さんっ……ん、ん」
少しでも多く、蒼司を感じたい。唇を噛みしめながら菜那は蒼司の背中に両手を伸ばした。ぎゅうっと力強く抱きしめ、蒼司の体温を服越しに感じる。
「ごめん、菜那さん。少し激しくするね」
蒼司は困ったような顔を浮かべて小さな声で囁くと、蜜壺の最奥を割るように熱棒を突き上げてきた。
「んうっ、あぁっ、あっ、はぁんっ」
抽挿を繰り返す剛直に、秘部が熱をもったように熱く燃え上がる。甘い蜜を溢れさせ、膣壁の中にいる剛直にねっとりと絡みつき離さない。
「ダメ……声、でちゃっう……んぅっ」
自分の口から漏れる女の甘い声。蒼司の前では和香那の母であり、蒼司の妻であり、女なんだと実感する。こうして蒼司に抱かれることがなにより嬉しい。身体の奥底から女の部分が喜び、叫んでいた。
「っ……本当に、菜那さんの声は可愛いな……でも、ちょっと塞ぎますね」
「ふんぅっ……ん、ん」
キスで塞がれ、菜那の嬌声が蒼司に吸い込まれていく。場所もソファーで、服も全部脱いでいない。避妊だってちゃんとしている。でも、全てが蒼司と繋がっているような気がした。強く抱きしめ合いながら、何度も舌を絡ませ、大きく脚を開いて蒼司を受け入れる。
「っ……菜那さん、もうッ――」
唇の隙間から零れた声は切羽詰まったよう。余裕のなさそうな蒼司の声にドクンっと胸が高鳴り快楽がぶわっとせり上がってきた。
「わ、私も……」
イク――。
真っ白な世界に投げ出されたような快楽に、息を乱す。同時に蒼司が菜那を強く抱きしめ、背中を小さく震わせ息を詰まらせた。お互いの息が落ち着くまで、抱きしめ合う。そっと蒼司が身体を上げ、乱れた前髪を掻き上げた。
「菜那さん、愛してる」
目を細めて、愛おしいと伝わってくる表情に胸が痛くなるほど嬉しい。
「私もです、蒼司さん。貴方に出会えて本当に良かった」
もう一度、互いの背中をしっかりと抱き合い、愛をひたすらにキスを繰り返した。
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