50 / 51
ピチャピチャ…
しおりを挟む「あ…もちろん点滴何てしないよ?
医療行為だもん🎶
でも真弓の為に昨日ネットで注文したの✌️」
そう言って
私は真弓をバスルームに引きずって行った
脱臼した肩が痛いのか塞いだ口から呻き声が聞こえる
「真弓?泣いても叫んでも誰にも聞こえないょw
口塞いでるからwww」
真弓を浴室に寝かし
特に頭部を中心に動けないように固定した
仰向けにした真弓の額の真ん中に
水が落ちる様に固定してタンクの水を流す
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
「ねぇ真弓…
水滴石を穿つ (すいてきいしをうがつ)
って言うことわざ聞いた事ある?
ちいさな水滴でも
石に穴を開けて砕く力があるって事🎶
まぁ本当は
小さな努力でも根気よく続けてやれば
最後には成功するって意味なんだけどw
それよりさぁ
石だときっと何年も何十年も
もしかしたら何百年も掛かるかもしれないけど
人間の皮膚と頭蓋骨なら
水滴で額に穴を開けて頭蓋骨を砕くのに
そんなに時間は掛からないと思わない?
どの位で穴が空くか気になっちゃってさ…
私教師だったじゃない?
分からない事をそのままには出来ない性分ってやつ?
だからこれは実験だと思って付き合ってね🎶
今は専業主婦で時間あるし
毎日見に来るから安心して🎶
ちゃんと食事も持って来るし✌️
だって…穴が開く前に餓死しちゃったら
実験にならないもんね(*^^*)
そうそう…
真弓の職場には退職しますって連絡しといたよ❤️
私って気が利くでしょ?
だって
無断欠勤したら探しに来られちゃう可能性あるし…
実験の邪魔されたくないからね👍」
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
どの位で皮膚に穴が空くかな?
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
どの位で頭蓋骨に穴が空くかな?
ピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャ…
「真弓…
きっと…
長い付き合いになるね❤️」
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
ピチャピチャ…
~END~
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
夫を愛することはやめました。
杉本凪咲
恋愛
私はただ夫に好かれたかった。毎日多くの時間をかけて丹念に化粧を施し、豊富な教養も身につけた。しかし夫は私を愛することはなく、別の女性へと愛を向けた。夫と彼女の不倫現場を目撃した時、私は強いショックを受けて、自分が隣国の王女であった時の記憶が蘇る。それを知った夫は手のひらを返したように愛を囁くが、もう既に彼への愛は尽きていた。
花の檻
蒼琉璃
ホラー
東京で連続して起きる、通称『連続種死殺人事件』は人々を恐怖のどん底に落としていた。
それが明るみになったのは、桜井鳴海の死が白昼堂々渋谷のスクランブル交差点で公開処刑されたからだ。
唯一の身内を、心身とも殺された高階葵(たかしなあおい)による、異能復讐物語。
刑事鬼頭と犯罪心理学者佐伯との攻防の末にある、葵の未来とは………。
Illustrator がんそん様 Suico様
※ホラーミステリー大賞作品。
※グロテスク・スプラッター要素あり。
※シリアス。
※ホラーミステリー。
※犯罪描写などがありますが、それらは悪として書いています。
きらさぎ町
KZ
ホラー
ふと気がつくと知らないところにいて、近くにあった駅の名前は「きさらぎ駅」。
この駅のある「きさらぎ町」という不思議な場所では、繰り返すたびに何か大事なものが失くなっていく。自分が自分であるために必要なものが失われていく。
これは、そんな場所に迷い込んだ彼の物語だ……。
愛することをやめたら、怒る必要もなくなりました。今さら私を愛する振りなんて、していただかなくても大丈夫です。
石河 翠
恋愛
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子どもと仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID 179331)をお借りしております。
選ばれたのは美人の親友
杉本凪咲
恋愛
侯爵令息ルドガーの妻となったエルは、良き妻になろうと奮闘していた。しかし突然にルドガーはエルに離婚を宣言し、あろうことかエルの親友であるレベッカと関係を持った。悔しさと怒りで泣き叫ぶエルだが、最後には離婚を決意して縁を切る。程なくして、そんな彼女に新しい縁談が舞い込んできたが、縁を切ったはずのレベッカが現れる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる