157 / 366
楽しむキツネ曰く
しおりを挟む
今日は、毎年巫女としてお世話になっている神社に顔出し。
神主さんに頭を下げる僕、キツネ。
「あぁ、ご無沙汰しております」
お久しぶりです。神主さんも僕に頭を下げている。
「新作の巫女衣装の試着に足をお運びいただいて、ありがとうございます」
僕はため息一つ。毎年言うけど、新作の巫女衣装って何?
「それは、貴女様に着ていただくために制作している衣装でございますよ」
んー、頭が痛くなってきたぞ。巫女衣装ってそもそも形式なんだから新デザインとかあったら駄目でしょ。
「えぇ、去年は少しはしゃぎ過ぎました。なので、今年は伝統ある型を崩さずに、素材を変えることにしてみました」
透けるのとか、駄目だからね。
「はい、その辺りは三年前とは違います。今回は部分が透けます」
透けるのは、駄目。
「大丈夫です、セクシーなバージョンと通気性を考えた実用バージョンがございまして……」
話をしながら、僕と神主さんは社務所にいそいそと入った。
神主さんに頭を下げる僕、キツネ。
「あぁ、ご無沙汰しております」
お久しぶりです。神主さんも僕に頭を下げている。
「新作の巫女衣装の試着に足をお運びいただいて、ありがとうございます」
僕はため息一つ。毎年言うけど、新作の巫女衣装って何?
「それは、貴女様に着ていただくために制作している衣装でございますよ」
んー、頭が痛くなってきたぞ。巫女衣装ってそもそも形式なんだから新デザインとかあったら駄目でしょ。
「えぇ、去年は少しはしゃぎ過ぎました。なので、今年は伝統ある型を崩さずに、素材を変えることにしてみました」
透けるのとか、駄目だからね。
「はい、その辺りは三年前とは違います。今回は部分が透けます」
透けるのは、駄目。
「大丈夫です、セクシーなバージョンと通気性を考えた実用バージョンがございまして……」
話をしながら、僕と神主さんは社務所にいそいそと入った。
0
お気に入りに追加
5
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる