はるくんの料理

こぐまじゅんこ

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はるくんの料理

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 はるくんは、小学3年生。
 マイ包丁とまな板を持っています。
 今日は、土曜日。
 学校はお休みです。
 みんな仕事に行ってるので、昼は、はるくんとおばあちゃんだけでした。
「ぼく、昼ごはん作りたい!」
 はるくんが言いました。
「できる?」
 おばあちゃんに言われて、
「なすびとにんじんを炒めてみる!」
と、はるくんは言います。
「にんじんは固いから、ピーラーで切ったらいいんじゃない?」
 おばあちゃんが言うので、はるくんはピーラーを持ってきました。
 にんじんの皮をしゅっしゅっと切っていきました。
 ひらひらのリボンみたいなにんじんが山盛り。
 なすびは、おばあちゃんが切ってくれました。
 フライパンに油を入れて炒めます。
 ジュージュー
「味はどうするの?」
 おばあちゃんが聞きます。
「醤油を入れるよ」
 はるくんは、醤油を少し入れました。
 ジュワー
 いいにおいがします。
「できあがり!」
 お皿につけて、おばあちゃんといっしょに食べてみます。
「なかなかおいしいよ」
 おばあちゃんが、ほめてくれました。
 ぼくが考えた料理、おいしいって!
 ぼく、料理作るの大好き!
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