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ルイボスティー
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おばあちゃんは、ルイボスティーを飲んでいる。
「ルイボスティーって、どこでできるか知ってる?」
おばあちゃんが聞くので、ぼくは、
「知らない!どこ?」
って聞き返した。
そしたら、おばあちゃんも、
「知らない」
だって。
「なにそれ!」
ぼくがあきれて言うと、
「あはっ」
って、おばあちゃんは照れ笑いしてる。
「でも、これおいしいんよ~。はるくんも飲んでみて」
おばあちゃんが、コップにいれてくれた。
ごくん
麦茶とも違うし、緑茶とも違う。
すっきりしてて、飲みやすい。
「おばあちゃん、占いで『ルイボスティーがいいよ』って言われたんだよ。それで飲みだしたら元気になってね~」
おばあちゃんの声が、はずんでる。
「なんだかこれからいいことがありそうな気がするんだよ」
「お茶飲んで、いいことおこる?」
ぼくは、笑っちゃったけど、おばあちゃんが信じてるんならいいや。
ぼくも、ルイボスティーをごくごく飲んだ。
「ルイボスティーって、どこでできるか知ってる?」
おばあちゃんが聞くので、ぼくは、
「知らない!どこ?」
って聞き返した。
そしたら、おばあちゃんも、
「知らない」
だって。
「なにそれ!」
ぼくがあきれて言うと、
「あはっ」
って、おばあちゃんは照れ笑いしてる。
「でも、これおいしいんよ~。はるくんも飲んでみて」
おばあちゃんが、コップにいれてくれた。
ごくん
麦茶とも違うし、緑茶とも違う。
すっきりしてて、飲みやすい。
「おばあちゃん、占いで『ルイボスティーがいいよ』って言われたんだよ。それで飲みだしたら元気になってね~」
おばあちゃんの声が、はずんでる。
「なんだかこれからいいことがありそうな気がするんだよ」
「お茶飲んで、いいことおこる?」
ぼくは、笑っちゃったけど、おばあちゃんが信じてるんならいいや。
ぼくも、ルイボスティーをごくごく飲んだ。
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