この白魔術師は癖が強い

ある日、事故によって死亡した主人公、“石村 夏月”。
目を覚ますと、“エアリー・アルパール”と名乗る、魔法使いの装いをした女性が側に居た。
──ただし彼女は、流暢な関西弁を話していた。

異世界転生したのかと思いきや、どうやら自分は死んでおらず、なんならここもいつもの世界らしい。
目の前の魔法使いは白魔術師で、異世界からの来訪者であることを話してくれた。
異世界において、既に王国から追放されていたという彼女。寝る場所に困っていた彼女に、とりあえず食事を振る舞うと、お礼に異世界へと連れて行ってくれることに。

元々規格外の白魔術師として名を馳せてしまっていたと話してくれていたが、異世界においてそれがどの程度のものなのかをよく理解する事になる。

そんな彼女に振り回されながらも、異世界で自分の夢を探すため、一緒に過ごしていく。
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