経歴。

プロローグ

この物語は、死後の世界がメインになっている。

「日本」という世界。
「死後の世界」。
「異世界」。

その３つの世界で、この物語は構成されていく。

主人公は中澤翔太《なかざわしょうた》37才。
彼は通り魔殺人を犯した罪で、刑務所に勾留されていた。
だが、彼は死を選んだ。

刑務所の中、そこで服を繋いで首を吊った。
無理やりと言ってもいい様な首の吊り方だ。

ーーおい、大変だ。

348番が刑務所の中で倒れているぞ。。。
もしかしたら死んでるかも知れない。早く処置をーー。

拘置所にいる医師が呼び出された。

脈を取る。
医師は横に顔を振った。

ーーご臨終です。