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第21話
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「ミコトくん!」
呼ぶ声で目が覚めて、ミコトはまぶたを開いた。どうやら夜のようだ。
「いつから寝てたの? もしかして、朝に私が出てからもずっと寝てたのかしら」
メグが仕事から帰ってすぐの姿で驚いたようにベッドに寝ていたミコトを覗き込んでいる。
「そうみたい。ずっと寝ちゃってた」ミコト自身も驚いて答えた。
「何か、体調が悪いところとか、ある?」
「ないよ、それどころか、すごく調子がいいのかも。これ、たぶん成長したんだと思う」
「変わってなさそうだけど……」
「まあ、姿じゃなく、能力……みたいな? 存在の力というか……」
「そうなんだ、すごいね」
どうもメグとしては、ミコトくんにあまり成長してほしくないらしい。成長もいいのだが、急に別人になったりしたら嫌だというのはある。何が起きてもおかしくない世界だ。特に大人になったら一緒に暮らすのはできないかもしれない。だ、男性と同棲は……。
「あの、お姉ちゃん、まずぼくは男でも女でもないから、そういう心配はしなくていいよ」
ミコトに考えを読まれてメグは赤面した。ちょっとどうかしている。
「ぼく、お姉ちゃんに感謝してる。お姉ちゃんがもっと幸せになりたかったらこれからもっと色んなことができるようになれるよ」
「そうなの?」
「人の心を操れるのだから、悪用はしないけど、でも誰かにお姉ちゃんのいいところを見てもらうこともできるよね?」
「なるほどね。……私はそんな見てもらっても、いいところなんてないけどね」
「そんなことないよ」
「どうせなら、私自身の心をどうにかしてくれたら嬉しいな。私の心を昔に戻して。そうじゃないなら、もう人並みの幸せを求めようとする気持ちを消してほしい」
「…………」
「ごめん、変なこと言って困らせちゃって。嘘だよ。私は今幸せよ。ハルトくんのおかげで理想の自分になれるし、今のところは戦いからも開放されて、それにミコトくんもそばにいてくれるしね」
そういってメグはミコトの頭を撫でた。
「今言ったことも全部できるよ、今は力が足りないけど、いずれ、もしかしたら。でも、本当にした方がいいかは考えた方がいいかもしれないね。お姉ちゃんは、ハルトに感謝してるの?」
ミコトは彼女に問いかけた。
「そうだよ」
「好き?」
「え!? それは……ちょっと話が違うような」といいつつメグは照れて顔をそむけた。
「そうなんだね……」
メグは今まで何にも知らずに戦ってきたというけれど、今もハルトのことも何にも知らない。ミコトがやってることは事と次第によっては彼が消滅するかもしれないのだが、それを内緒にしていいものなのか、それどころかメグが彼のことを綺麗に忘れるようにすらもできるけど。しかしそれは人間の尊厳の問題でもあるように思うのだ。ミコトは人間が好きだしメグのことはもっと好きだったから、それを軽んじるのは嫌だった。これだからミコトの能力は戦いには向いていない。とはいえ、必要のない点においてそれが嫌なだけで、必要とあればやるのだが。
淡々とそのための行動は進めていくつもりでいる。人の心を集めるのにもっとも手っ取り早いのはテレビに出ることだろうが、あまりにも目立ちすぎるとまずい。何がというと、能力を使っていることが大っぴらになりすぎるのがまずい。ミコトがそのままの姿で画面に映り、人気になるならそれはいいが、テレビを通して人々を洗脳したら怒られる。テレビに出るのも簡単に出られるわけもなく、大勢を操らないといけないかもしれず、そうなるとやはり良くない。ましてテレビには得体のしれぬ妖怪が住み着いているように思う。
であればまだ新しいネット配信に行こう、と。しかも当てがある。近所というほど近所ではないが、協力してくれそうな人がいる。協力させるというべきかもしれないが。
それは雪ちゃんというYouTuberで、妙にテンションが高いおもしれー女と言われているが、名前の通りゾクリとするほどの美人で身体のスタイルも完璧なのだった。その恵まれた容姿で、やっていることといえばゲーム配信なのだが、趣味も話すこともなんだか少年のようで、それがギャップがあって良いのだろう。見た目だけなら20歳くらいだろうが、見た目以上に仕草やそういう性格が幼く見られる。
という女性だが、意外にも近くに住んでいることをミコトは知っている。逆になんとなく人の心の集まる先を追っていったら見つけたので、そこからYouTubeを調べた。といっても、ただの人間だから人心を集めてもそれを活用はできない。もしそうすることで誰でも超人となってしまうのでは、芸能界はいよいよ人外魔境になるだろうが、別にそんなこともないのは彼らはあくまで常人であるからだ。ましてや不可思議存在だったとしても強くなるにも制限がある。物理法則みたいに世界のルールがあって破綻しないようになっているのだ。それをあのハルトとかいう男は何段飛ばしで……。
「雪ちゃん!」
彼女が乗りづらそうに小さな自転車に乗って通りかかるところを、ミコトは声をかけた。びっくりして彼女は振り向いた。
「誰だ!?」
「ゲーム教えてよ!」
「今忙しい!」
そう言ってそのまま去っていって風が吹いた。
「そんなに忙しいのか……」
しょうがないからその場で待った。一人でいるのは彼は得意なので、そうして待っていればそのうち帰って来るだろうと。
ずっと待つつもりではいたが、15分くらいでその自転車に乗った人が帰ってきたのでまた呼びかけた。
「雪ちゃん!」
「なんだよ! あれ、ずっとこんな道端で待ってたの?」
さすがにこの小さな子供がそれは危ないし、そんな場所で待っててくれたのなら話してあげるかとも彼女は思った。
「待ってたよ」
それで今度は自転車から降りて話しかけてくれた。千華辺りと比べても身長がかなり高くミコトは見上げるようにしている。
「ねえ、ネットに出てる人でしょ? ぼくにも教えてよ」
「うーん、私のファンなの? 困るんだけどなあ。それに今、新しいゲーム買ってきて、これからやるところだからなあ」
「じゃあ、それ見たい、ねえいいでしょ?」
ミコトは断られることなどまるで考えてないかのように、純真な瞳で雪ちゃんを見つめる。雪ちゃんもなぜかそれを断れないような感じがしてしまった。
「しょうがねえなあ、まあうちに入んな」
雪ちゃんの転がす自転車についていって、彼女の家にまで来た。
「本当は困るんだけど……友達に自慢したりしちゃだめだよ」
「自慢なんかしないよ」
「しないの?」
「友達は別にいないし」
「そうなんだ……」
中に入ると、雪ちゃんのお母さんがいて、ミコトは部屋に入る時にぺこと頭を下げた。
雪ちゃんはパソコンなどを立ち上げて早速ゲームと配信の準備をする。ミコトはそれを興味深そうにカーペットに座って見ていたら、さっきのお母さんが来てケーキをくれた。
「あなたは、うちの子のお友達? どこから来たの?」
「はい。この近くから来ました」
雪ちゃんは一瞬何かを言いたげだったがまあいいかとなった。
「今から配信するから、お母さんは入ってこないでね」
「その子も出すの?」
「出たいです」
「出たいって、名前はなんて呼べばいいの」
「あなた達名前も知らない仲なの」
もー、お母さんはとりあえず出てって!と雪ちゃんが押し出した。
「ぼくはミコトだよ」
「本名じゃなくて、ネットの名前だよ」
「ああ……じゃあコトでいいよ」
「あんまり変わってなくない? まあいいけど」
もういいや、と雪ちゃんも深く考えないタイプらしく、いつものお母さんが買ったみたいなそっけないシャツのままで配信を始めた。短パンから覗く白い足が眩しく見える。しかしそもそも雪ちゃん自身が本名のままなのである。
「じゃあお前ら始めるぞ」
配信を始めてそう言うとコメントが一斉に流れる。
「今日やるのはこの、大作RPGね」
どうやら買ったのは1人用のゲームだったらしい。ミコトを歓迎しなかったのもそれらしい。まあ、普通ならいきなり知らない子供を招くわけはない。
「今日はなんか道で拾ってきた子が横にいます。コトちゃんです」
「こんにちは」
ミコトが笑ってカメラに手を振ると、コメントがかわいいという感想で埋め尽くされた。
「なんかすごい人気だ」
雪ちゃんが呟いた。
「昔は私のリスナーたち、私にこんな反応してくれてたのに」
そういうとリスナーも雪ちゃんが好きなのでフォローするようなことを言う。
「コトちゃんが男の子か女の子か知りたいんだって」
「それはご想像にお任せします」
想像と言われても、小学生になっているのかどうかというような幼さ、天使のような容姿で想像と言われてもさっぱりわからなかった。しかしざっと見ると女の子というコメントが大半を占めたようだ。あるいは願望だったかもしれないが。雪ちゃんは美人で、コトちゃんはかわいいのだ。
ミコトは賢いので、雪ちゃんがプレイしているのを横で見て適度に口出しして何も不快感を与えなかった。それどころか二人の魅力が何倍にもなって、その日は記録的な同時接続者数になった。
「みんな、ぼくがまた配信に呼んでもらえるように雪ちゃんにお願いしてね」
最後にミコトは雪ちゃんにとって余計なことを言った。雪ちゃんとしてはあんまり出す予定はなかったからだ。ゲームというのはなんていうか……一人でやりたいと思っていたから。というか、あくまでもこの子は知らない子でしかないのだ。なんで配信にまで出してしまったんだろう? 楽しかったけれど!
一方、ミコトにとってはすべてがうまくいった結果となった。もらったケーキもおいしかった。
呼ぶ声で目が覚めて、ミコトはまぶたを開いた。どうやら夜のようだ。
「いつから寝てたの? もしかして、朝に私が出てからもずっと寝てたのかしら」
メグが仕事から帰ってすぐの姿で驚いたようにベッドに寝ていたミコトを覗き込んでいる。
「そうみたい。ずっと寝ちゃってた」ミコト自身も驚いて答えた。
「何か、体調が悪いところとか、ある?」
「ないよ、それどころか、すごく調子がいいのかも。これ、たぶん成長したんだと思う」
「変わってなさそうだけど……」
「まあ、姿じゃなく、能力……みたいな? 存在の力というか……」
「そうなんだ、すごいね」
どうもメグとしては、ミコトくんにあまり成長してほしくないらしい。成長もいいのだが、急に別人になったりしたら嫌だというのはある。何が起きてもおかしくない世界だ。特に大人になったら一緒に暮らすのはできないかもしれない。だ、男性と同棲は……。
「あの、お姉ちゃん、まずぼくは男でも女でもないから、そういう心配はしなくていいよ」
ミコトに考えを読まれてメグは赤面した。ちょっとどうかしている。
「ぼく、お姉ちゃんに感謝してる。お姉ちゃんがもっと幸せになりたかったらこれからもっと色んなことができるようになれるよ」
「そうなの?」
「人の心を操れるのだから、悪用はしないけど、でも誰かにお姉ちゃんのいいところを見てもらうこともできるよね?」
「なるほどね。……私はそんな見てもらっても、いいところなんてないけどね」
「そんなことないよ」
「どうせなら、私自身の心をどうにかしてくれたら嬉しいな。私の心を昔に戻して。そうじゃないなら、もう人並みの幸せを求めようとする気持ちを消してほしい」
「…………」
「ごめん、変なこと言って困らせちゃって。嘘だよ。私は今幸せよ。ハルトくんのおかげで理想の自分になれるし、今のところは戦いからも開放されて、それにミコトくんもそばにいてくれるしね」
そういってメグはミコトの頭を撫でた。
「今言ったことも全部できるよ、今は力が足りないけど、いずれ、もしかしたら。でも、本当にした方がいいかは考えた方がいいかもしれないね。お姉ちゃんは、ハルトに感謝してるの?」
ミコトは彼女に問いかけた。
「そうだよ」
「好き?」
「え!? それは……ちょっと話が違うような」といいつつメグは照れて顔をそむけた。
「そうなんだね……」
メグは今まで何にも知らずに戦ってきたというけれど、今もハルトのことも何にも知らない。ミコトがやってることは事と次第によっては彼が消滅するかもしれないのだが、それを内緒にしていいものなのか、それどころかメグが彼のことを綺麗に忘れるようにすらもできるけど。しかしそれは人間の尊厳の問題でもあるように思うのだ。ミコトは人間が好きだしメグのことはもっと好きだったから、それを軽んじるのは嫌だった。これだからミコトの能力は戦いには向いていない。とはいえ、必要のない点においてそれが嫌なだけで、必要とあればやるのだが。
淡々とそのための行動は進めていくつもりでいる。人の心を集めるのにもっとも手っ取り早いのはテレビに出ることだろうが、あまりにも目立ちすぎるとまずい。何がというと、能力を使っていることが大っぴらになりすぎるのがまずい。ミコトがそのままの姿で画面に映り、人気になるならそれはいいが、テレビを通して人々を洗脳したら怒られる。テレビに出るのも簡単に出られるわけもなく、大勢を操らないといけないかもしれず、そうなるとやはり良くない。ましてテレビには得体のしれぬ妖怪が住み着いているように思う。
であればまだ新しいネット配信に行こう、と。しかも当てがある。近所というほど近所ではないが、協力してくれそうな人がいる。協力させるというべきかもしれないが。
それは雪ちゃんというYouTuberで、妙にテンションが高いおもしれー女と言われているが、名前の通りゾクリとするほどの美人で身体のスタイルも完璧なのだった。その恵まれた容姿で、やっていることといえばゲーム配信なのだが、趣味も話すこともなんだか少年のようで、それがギャップがあって良いのだろう。見た目だけなら20歳くらいだろうが、見た目以上に仕草やそういう性格が幼く見られる。
という女性だが、意外にも近くに住んでいることをミコトは知っている。逆になんとなく人の心の集まる先を追っていったら見つけたので、そこからYouTubeを調べた。といっても、ただの人間だから人心を集めてもそれを活用はできない。もしそうすることで誰でも超人となってしまうのでは、芸能界はいよいよ人外魔境になるだろうが、別にそんなこともないのは彼らはあくまで常人であるからだ。ましてや不可思議存在だったとしても強くなるにも制限がある。物理法則みたいに世界のルールがあって破綻しないようになっているのだ。それをあのハルトとかいう男は何段飛ばしで……。
「雪ちゃん!」
彼女が乗りづらそうに小さな自転車に乗って通りかかるところを、ミコトは声をかけた。びっくりして彼女は振り向いた。
「誰だ!?」
「ゲーム教えてよ!」
「今忙しい!」
そう言ってそのまま去っていって風が吹いた。
「そんなに忙しいのか……」
しょうがないからその場で待った。一人でいるのは彼は得意なので、そうして待っていればそのうち帰って来るだろうと。
ずっと待つつもりではいたが、15分くらいでその自転車に乗った人が帰ってきたのでまた呼びかけた。
「雪ちゃん!」
「なんだよ! あれ、ずっとこんな道端で待ってたの?」
さすがにこの小さな子供がそれは危ないし、そんな場所で待っててくれたのなら話してあげるかとも彼女は思った。
「待ってたよ」
それで今度は自転車から降りて話しかけてくれた。千華辺りと比べても身長がかなり高くミコトは見上げるようにしている。
「ねえ、ネットに出てる人でしょ? ぼくにも教えてよ」
「うーん、私のファンなの? 困るんだけどなあ。それに今、新しいゲーム買ってきて、これからやるところだからなあ」
「じゃあ、それ見たい、ねえいいでしょ?」
ミコトは断られることなどまるで考えてないかのように、純真な瞳で雪ちゃんを見つめる。雪ちゃんもなぜかそれを断れないような感じがしてしまった。
「しょうがねえなあ、まあうちに入んな」
雪ちゃんの転がす自転車についていって、彼女の家にまで来た。
「本当は困るんだけど……友達に自慢したりしちゃだめだよ」
「自慢なんかしないよ」
「しないの?」
「友達は別にいないし」
「そうなんだ……」
中に入ると、雪ちゃんのお母さんがいて、ミコトは部屋に入る時にぺこと頭を下げた。
雪ちゃんはパソコンなどを立ち上げて早速ゲームと配信の準備をする。ミコトはそれを興味深そうにカーペットに座って見ていたら、さっきのお母さんが来てケーキをくれた。
「あなたは、うちの子のお友達? どこから来たの?」
「はい。この近くから来ました」
雪ちゃんは一瞬何かを言いたげだったがまあいいかとなった。
「今から配信するから、お母さんは入ってこないでね」
「その子も出すの?」
「出たいです」
「出たいって、名前はなんて呼べばいいの」
「あなた達名前も知らない仲なの」
もー、お母さんはとりあえず出てって!と雪ちゃんが押し出した。
「ぼくはミコトだよ」
「本名じゃなくて、ネットの名前だよ」
「ああ……じゃあコトでいいよ」
「あんまり変わってなくない? まあいいけど」
もういいや、と雪ちゃんも深く考えないタイプらしく、いつものお母さんが買ったみたいなそっけないシャツのままで配信を始めた。短パンから覗く白い足が眩しく見える。しかしそもそも雪ちゃん自身が本名のままなのである。
「じゃあお前ら始めるぞ」
配信を始めてそう言うとコメントが一斉に流れる。
「今日やるのはこの、大作RPGね」
どうやら買ったのは1人用のゲームだったらしい。ミコトを歓迎しなかったのもそれらしい。まあ、普通ならいきなり知らない子供を招くわけはない。
「今日はなんか道で拾ってきた子が横にいます。コトちゃんです」
「こんにちは」
ミコトが笑ってカメラに手を振ると、コメントがかわいいという感想で埋め尽くされた。
「なんかすごい人気だ」
雪ちゃんが呟いた。
「昔は私のリスナーたち、私にこんな反応してくれてたのに」
そういうとリスナーも雪ちゃんが好きなのでフォローするようなことを言う。
「コトちゃんが男の子か女の子か知りたいんだって」
「それはご想像にお任せします」
想像と言われても、小学生になっているのかどうかというような幼さ、天使のような容姿で想像と言われてもさっぱりわからなかった。しかしざっと見ると女の子というコメントが大半を占めたようだ。あるいは願望だったかもしれないが。雪ちゃんは美人で、コトちゃんはかわいいのだ。
ミコトは賢いので、雪ちゃんがプレイしているのを横で見て適度に口出しして何も不快感を与えなかった。それどころか二人の魅力が何倍にもなって、その日は記録的な同時接続者数になった。
「みんな、ぼくがまた配信に呼んでもらえるように雪ちゃんにお願いしてね」
最後にミコトは雪ちゃんにとって余計なことを言った。雪ちゃんとしてはあんまり出す予定はなかったからだ。ゲームというのはなんていうか……一人でやりたいと思っていたから。というか、あくまでもこの子は知らない子でしかないのだ。なんで配信にまで出してしまったんだろう? 楽しかったけれど!
一方、ミコトにとってはすべてがうまくいった結果となった。もらったケーキもおいしかった。
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