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第一章 パーティをクビになりました。
3.新たなる街
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____________________________◆
前書き
…いつかジャンル別日刊ランキング100位以内へ……
少年は一流に区分される夢の大台日刊100位以内を目指していた
13歳で執筆し始めてから早や4年近く
もはや荒らされる事しかなかったコメント欄と4桁の順位を行き来する内に身も心も疲れ果てていた
【執筆やめようかな】なんて何度も思った
最後の死地にアルファポリスを選んだ少年は
揚々と第一作目を投降、しかし車×異世界と言う限られた読者層とスローな投稿ペースが仇となったのか
やはり順位は伸び悩んだ
【これで、これでダメなら…執筆から足を洗おう】
もはや最期と彼が選んだのは現在の人気ジャンル
パーティ追われ系
______人気ジャンルである今なら…日刊100位も夢じゃないかも……________________
◆
日刊ジャンル別ランキング9位
日刊hotランキング7位
(;゜∇゜)え?
……( ;∀;)…ブワッ
( ノД`)…俺、執筆続けて良かったよ……
____________________________◆
≪本編≫
さて、現在カンはパーティの本拠地があった街の隣町に来ていた
隣と言えど侮ることなかれ
その距離は約40数㎞離れている
「…はぁ、疲れた」
街を出てから走り続けること約二時間かけて着いた頃には
額に大粒の汗が浮き上がっていた
「いやぁ~、久々良い汗かいたかなぁ」
しばらく戦闘に参加しなかったせいでロクに身体なんて動かしてなかったが、鈍ってるって事もなく
短い騎士時代の早さ等もノンタイムで扱える
(恐らくレベル概念が関係してるよなこういうの…)
年を取ればそれなりに衰えるのだろうが
まだまだ年齢的にこれからが本番である
そんなことを考えつつカンは正門へ向かう
「はい、止まってください
身分証など身元のわかるものはお持ちでしょうか?」
正門に着くと門番の兵士に止められる
「あぁ、一応ギルドカードが」
俺は手持ちの冒険者のギルドカードを渡す
本当は王命のパーティだから登録しなくても良かったのだが
討伐依頼など、勇者に旨味のある物を有利に斡旋して貰うためにパーティ皆で登録していた
「……おい、どうした?」
カンは門番がギルドカードを持ったまま固まってしまってる事に気づく
「あ、あの…貴方もしかして……
……【無冠の帝王】さんですか?」
震えた声で門番から帰ってくる言葉に
カンは酷く懐かしさを感じながら返す
「…まぁ、確かに
俺は【無冠の帝王】って呼ばれていた時代はあったな」
◆
「いやぁ!まさかこんな所でお会いできるなんて思ってませんでしたよ!!」
「ははは…」
現在カンは詰所に連れてこられ
あらゆる兵士たちと握手をしていた、いやさせられていた
「平民階級の俺達にとって、本当に羨望の的でしたから
…いやぁ、貴族相手にも一瞬たりとも怯まないでボコボコにしていく様は圧巻の一言でしたよ!」
どうやら何人かは俺が武道会等に出てたのを実際に観客に来てたようだ
「ってもアイツ等大したことなかったぞ?」
「いやいや、そりゃカンさんに比べれば対したことはなかったと思いますけど…
俺達からしたら戦いにくい相手でしたよ、そこそこの強さと脅しなんて使ってくるんですから」
脅し、つまり負けそうになった貴族が得意な【俺を怒らせたらお前の家族がどうなるかな?】発言だ
実際にカン自身も言われていたのだが
卑劣なやり方にキレたカンは逆に手出ししたいと思わなくなるまでボコボコにした
それはもう貴族が顔面紅葉卸し状態で涙と鼻水まみれになりながら謝り続けるまでボコり続けた
ついでに何故か止めに入ってきた黒服の観客もまとめてフルボッコだ
そんなこんなで結局カンの家族は貴族の厄介事に巻き込まれる事はなかった
まぁ大きな大会等は出禁を食らってしまったが今となっては別に気にしていない
「良かったらまたいつでも遊びに来てください!」
「ま、まぁ予定があればな」
結局ファン全員との握手をしたカンが開放されたのは街についてから1時間ほどが経過してからだった
◆
一方の勇者パーティ
勇者とは皆を導き悪を砕き、皆に尊敬される存在だ
故にレオ自身自らを正義の権化とし
自分のすべては正しき正義の前にあるものと信じて疑ってなかった
だが…この凄惨はなんなのだろうか
「クソッ…!
皆撤退だ!引けェ!!」
勇者レオは大声で戦線から離脱する馬を辺りの仲間に知らせる
彼ら勇者パーティはカンを追い出してから新たに仲間にした盾職の筋肉ダルマ【ガンツ】と回復師である癒し系美少女の【セラ】を迎え入れ
万全さとバランスを見直したパーティの筈だった
故にカンがいた時に失敗したワイバーンの群の討伐
それはいとも容易く達成できる筈だった
そう筈だったのだ
「クソッ…!クソッ…!!」
勇者は怪我で血の海に沈む動けない戦士兼姫騎士のレティを抱えながら悪態をつく
使えない奴が抜け、より強さに磨きがかかったはずのパーティは
今までなら一度たりとて起こった事のない前衛のレティが瀕死の重症を負うと言った形で最悪なデビュー戦を飾った
(どういう事なんだよ!
冒険者の伝を使って最高の面子を揃えた筈だ!
最強の布陣になった筈なんだ!!)
だが現状の結果を見ると
目に見えて、いや怪我人が出るくらい体感できる程戦力が激減した
(バランスは悪くない!連携も新興パーティとは思えないほどだ!
…それなのに何でこんなことになった!?)
勇者は頭をフル稼働させて考える
実際にはカンが勇者パーティ全体に付与とパーティ回復のスキルを使っていただけなのだが
今まで見向きもしてなかったカン相手の事は何一つわからない
(…レティの気が抜けただけか?
クソ、パーティ抜けてからも使えねぇ奴だな…カン)
結局レオは原因を守るカンがいなくなってレティの気が抜けた、と言う若干ごり押しな理論で片付けた
勿論的はずれも良いところで
こんなのはこれから勇者パーティに訪れる地獄のホンの一端に過ぎない事を
レオはわかるはずもなかった
前書き
…いつかジャンル別日刊ランキング100位以内へ……
少年は一流に区分される夢の大台日刊100位以内を目指していた
13歳で執筆し始めてから早や4年近く
もはや荒らされる事しかなかったコメント欄と4桁の順位を行き来する内に身も心も疲れ果てていた
【執筆やめようかな】なんて何度も思った
最後の死地にアルファポリスを選んだ少年は
揚々と第一作目を投降、しかし車×異世界と言う限られた読者層とスローな投稿ペースが仇となったのか
やはり順位は伸び悩んだ
【これで、これでダメなら…執筆から足を洗おう】
もはや最期と彼が選んだのは現在の人気ジャンル
パーティ追われ系
______人気ジャンルである今なら…日刊100位も夢じゃないかも……________________
◆
日刊ジャンル別ランキング9位
日刊hotランキング7位
(;゜∇゜)え?
……( ;∀;)…ブワッ
( ノД`)…俺、執筆続けて良かったよ……
____________________________◆
≪本編≫
さて、現在カンはパーティの本拠地があった街の隣町に来ていた
隣と言えど侮ることなかれ
その距離は約40数㎞離れている
「…はぁ、疲れた」
街を出てから走り続けること約二時間かけて着いた頃には
額に大粒の汗が浮き上がっていた
「いやぁ~、久々良い汗かいたかなぁ」
しばらく戦闘に参加しなかったせいでロクに身体なんて動かしてなかったが、鈍ってるって事もなく
短い騎士時代の早さ等もノンタイムで扱える
(恐らくレベル概念が関係してるよなこういうの…)
年を取ればそれなりに衰えるのだろうが
まだまだ年齢的にこれからが本番である
そんなことを考えつつカンは正門へ向かう
「はい、止まってください
身分証など身元のわかるものはお持ちでしょうか?」
正門に着くと門番の兵士に止められる
「あぁ、一応ギルドカードが」
俺は手持ちの冒険者のギルドカードを渡す
本当は王命のパーティだから登録しなくても良かったのだが
討伐依頼など、勇者に旨味のある物を有利に斡旋して貰うためにパーティ皆で登録していた
「……おい、どうした?」
カンは門番がギルドカードを持ったまま固まってしまってる事に気づく
「あ、あの…貴方もしかして……
……【無冠の帝王】さんですか?」
震えた声で門番から帰ってくる言葉に
カンは酷く懐かしさを感じながら返す
「…まぁ、確かに
俺は【無冠の帝王】って呼ばれていた時代はあったな」
◆
「いやぁ!まさかこんな所でお会いできるなんて思ってませんでしたよ!!」
「ははは…」
現在カンは詰所に連れてこられ
あらゆる兵士たちと握手をしていた、いやさせられていた
「平民階級の俺達にとって、本当に羨望の的でしたから
…いやぁ、貴族相手にも一瞬たりとも怯まないでボコボコにしていく様は圧巻の一言でしたよ!」
どうやら何人かは俺が武道会等に出てたのを実際に観客に来てたようだ
「ってもアイツ等大したことなかったぞ?」
「いやいや、そりゃカンさんに比べれば対したことはなかったと思いますけど…
俺達からしたら戦いにくい相手でしたよ、そこそこの強さと脅しなんて使ってくるんですから」
脅し、つまり負けそうになった貴族が得意な【俺を怒らせたらお前の家族がどうなるかな?】発言だ
実際にカン自身も言われていたのだが
卑劣なやり方にキレたカンは逆に手出ししたいと思わなくなるまでボコボコにした
それはもう貴族が顔面紅葉卸し状態で涙と鼻水まみれになりながら謝り続けるまでボコり続けた
ついでに何故か止めに入ってきた黒服の観客もまとめてフルボッコだ
そんなこんなで結局カンの家族は貴族の厄介事に巻き込まれる事はなかった
まぁ大きな大会等は出禁を食らってしまったが今となっては別に気にしていない
「良かったらまたいつでも遊びに来てください!」
「ま、まぁ予定があればな」
結局ファン全員との握手をしたカンが開放されたのは街についてから1時間ほどが経過してからだった
◆
一方の勇者パーティ
勇者とは皆を導き悪を砕き、皆に尊敬される存在だ
故にレオ自身自らを正義の権化とし
自分のすべては正しき正義の前にあるものと信じて疑ってなかった
だが…この凄惨はなんなのだろうか
「クソッ…!
皆撤退だ!引けェ!!」
勇者レオは大声で戦線から離脱する馬を辺りの仲間に知らせる
彼ら勇者パーティはカンを追い出してから新たに仲間にした盾職の筋肉ダルマ【ガンツ】と回復師である癒し系美少女の【セラ】を迎え入れ
万全さとバランスを見直したパーティの筈だった
故にカンがいた時に失敗したワイバーンの群の討伐
それはいとも容易く達成できる筈だった
そう筈だったのだ
「クソッ…!クソッ…!!」
勇者は怪我で血の海に沈む動けない戦士兼姫騎士のレティを抱えながら悪態をつく
使えない奴が抜け、より強さに磨きがかかったはずのパーティは
今までなら一度たりとて起こった事のない前衛のレティが瀕死の重症を負うと言った形で最悪なデビュー戦を飾った
(どういう事なんだよ!
冒険者の伝を使って最高の面子を揃えた筈だ!
最強の布陣になった筈なんだ!!)
だが現状の結果を見ると
目に見えて、いや怪我人が出るくらい体感できる程戦力が激減した
(バランスは悪くない!連携も新興パーティとは思えないほどだ!
…それなのに何でこんなことになった!?)
勇者は頭をフル稼働させて考える
実際にはカンが勇者パーティ全体に付与とパーティ回復のスキルを使っていただけなのだが
今まで見向きもしてなかったカン相手の事は何一つわからない
(…レティの気が抜けただけか?
クソ、パーティ抜けてからも使えねぇ奴だな…カン)
結局レオは原因を守るカンがいなくなってレティの気が抜けた、と言う若干ごり押しな理論で片付けた
勿論的はずれも良いところで
こんなのはこれから勇者パーティに訪れる地獄のホンの一端に過ぎない事を
レオはわかるはずもなかった
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