58 / 141
タカシに近づく魔の手 -ミナトside-
サッカー部監督との対峙(1)
しおりを挟む
うちの高校のサッカー部監督は日本でも有名な体育大学出身で、過去にはUー18の日本代表にに選出されたことのある人物と聞いている。
プロには進まず教員免許を取得し、今年、他県の高校からうちの高校に転任してきたらしい。
年齢は30代後半だが独身であることから部員の間では“人生をサッカーに捧げている熱血教師“として話している。
トップチームにしか関心がないようで、俺は直接話したことはなかった。
監督はサッカーに対して愚直であることから、タカシを一年生だからといって差別するようには思えなかったが、俺は真実を確かめたい一心で監督と一対一で話をすることにした。
体育館の横にある体育教員専用の事務室に着くと、監督以外の教員は誰もおらず1人パソコンに向かっている姿があった。
俺は失礼しますと声をかけ入室すると、俺が誰なのかわかっていない様子の監督は眉間に皺を寄せ、視線をパソコンからこちらに移す。
「監督、サッカー部1年の○○ミナトです。○○タカシのことで相談があるのですが、よろしいでしょうか?」
「あぁ、タカシのことか。お前にはどう関係があるんだ?」
俺は回答に困った。
流石に恋人だからとは言えない。
そのため、俺は「一緒に自主練習する仲なので」と答える。
監督はレギュラーからタカシが降格となる理由を淡々と説明する。
まるで、俺が鬱陶しいように。
監督曰く、タカシが2~3年生との関係構築を自主的にしようとせず、高圧的であることやプレーの質が落ちていることを理由にした。
しかし、俺は腑に落ちなかった。
「監督としてもっとタカシのことを考えてやってもらえませんか?タカシは一年生の中でも優秀なので、きっとレギュラーで活躍します。タカシのためなら俺も何か協力します」
すると、監督の目つきが変わった。
「ほ~う。そこまでタカシに思い入れがあるとは、タカシに対して何か特別な感情を持っているとしか思えないな~」
そして、監督は俺のケツを制服の上から触ってきた。
俺は驚き後退りした。
「ん?急にどうした?」
「・・・・」
監督はノートパソコンの画面を閉じて、真っ直ぐこちらを見つめてきた。
「“何でも協力してくれる”って言ったよな?タカシは他の2~3年生と違って私に従順ではないからレギュラーから外すんだ。監督の言うことは絶対だからな」
そう言って監督は再度俺のケツを触り、もう片方の手では股間に触れてきた。
俺は思わず声をあげてしまう。
「あっ・・・・」
監督はニヤリと笑みを浮かべた。
「何だ、君は敏感なんだね。女子とはまだヤったことないのかな?それなら先に男の世界に連れてってヤろうか?」
そう言って監督は立ち上がって事務所のドアに鍵をかけた。
プロには進まず教員免許を取得し、今年、他県の高校からうちの高校に転任してきたらしい。
年齢は30代後半だが独身であることから部員の間では“人生をサッカーに捧げている熱血教師“として話している。
トップチームにしか関心がないようで、俺は直接話したことはなかった。
監督はサッカーに対して愚直であることから、タカシを一年生だからといって差別するようには思えなかったが、俺は真実を確かめたい一心で監督と一対一で話をすることにした。
体育館の横にある体育教員専用の事務室に着くと、監督以外の教員は誰もおらず1人パソコンに向かっている姿があった。
俺は失礼しますと声をかけ入室すると、俺が誰なのかわかっていない様子の監督は眉間に皺を寄せ、視線をパソコンからこちらに移す。
「監督、サッカー部1年の○○ミナトです。○○タカシのことで相談があるのですが、よろしいでしょうか?」
「あぁ、タカシのことか。お前にはどう関係があるんだ?」
俺は回答に困った。
流石に恋人だからとは言えない。
そのため、俺は「一緒に自主練習する仲なので」と答える。
監督はレギュラーからタカシが降格となる理由を淡々と説明する。
まるで、俺が鬱陶しいように。
監督曰く、タカシが2~3年生との関係構築を自主的にしようとせず、高圧的であることやプレーの質が落ちていることを理由にした。
しかし、俺は腑に落ちなかった。
「監督としてもっとタカシのことを考えてやってもらえませんか?タカシは一年生の中でも優秀なので、きっとレギュラーで活躍します。タカシのためなら俺も何か協力します」
すると、監督の目つきが変わった。
「ほ~う。そこまでタカシに思い入れがあるとは、タカシに対して何か特別な感情を持っているとしか思えないな~」
そして、監督は俺のケツを制服の上から触ってきた。
俺は驚き後退りした。
「ん?急にどうした?」
「・・・・」
監督はノートパソコンの画面を閉じて、真っ直ぐこちらを見つめてきた。
「“何でも協力してくれる”って言ったよな?タカシは他の2~3年生と違って私に従順ではないからレギュラーから外すんだ。監督の言うことは絶対だからな」
そう言って監督は再度俺のケツを触り、もう片方の手では股間に触れてきた。
俺は思わず声をあげてしまう。
「あっ・・・・」
監督はニヤリと笑みを浮かべた。
「何だ、君は敏感なんだね。女子とはまだヤったことないのかな?それなら先に男の世界に連れてってヤろうか?」
そう言って監督は立ち上がって事務所のドアに鍵をかけた。
0
お気に入りに追加
139
あなたにおすすめの小説
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
敗者は勝者に辱められ性処理道具と化す -体育会サッカー部vsサッカーサークルの試合結果の行方は…-
藤咲レン
BL
ひょんなことから同じ大学にあり体育会に所属するサッカー部と同好会扱いのサッカーサークルが試合をすることになり、まさかの体育会サッカー部が敗北。それにより体育会サッカー部のキャプテンを務めるリョウスケを含め部員たちは、サークルのキャプテンを務めるユウマたちから辱めを受けることになる。試合後のプレイ内容というのは・・・・。
あとがき:前半は勝者×敗者によるエロ要素満載、最後はちょっと甘々なBLとなっています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる