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-サッカー部の練習帰りの出来事(タカシSide)-

彼女との別れ(4)

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俺はミナトに突然言われた「扱いてほしい」という呟きに対して、異常に心を揺さぶられていた。



(「ミナトが初めて他人にイかされる瞬間を俺が見届けてやる。あくまでも友達として」)


月曜日の授業とサッカーの練習を終え、帰宅後は自分の部屋に入る前にシャワーを浴びた。
そして、母親が準備してくれた夕飯を食べて自室に戻り、翌日の宿題に取り掛かった。



ただ、今日はなぜか勉強に集中できない。



気分転換のため、少しの間、ベッドで横になり天井を見上げる。



今朝から考えていることはだた一つ。
「いつ痴漢を実行しようか?」
俺は自分の部屋でぽつんと呟く。



朝の満員電車は絶好のチャンスだけど、テンションが低い中でイかせてもしょうがない。

帰りの電車はどうか。
サッカーの練習が終わった後だと既に帰宅ラッシュは終わっているから混雑はそれほどでもない。

じゃあ土日の練習の行き帰りはどうか?
朝早いし夕方だし混んでない!

「全然痴漢するタイミングがないじゃないか!!」

俺は自問自答をし、頭をクシャクシャする。




その時、ふと自分が履いているジャージのズボンがもっこりしているのが目に留まる。
勃起しているのだ。

「しばらく抜いてなかったから一発抜くか」

俺はベッドに横になったままジャージとパンツを膝まで下ろし、チンコを露出した状態で扱き始める。



普段なら可愛い女の子が登場する動画を見ながら扱くのに、今日はスマホは学習机に置きっぱなしだ。
なのに、チンコはものすごく熱くなっている。

「なんだか今日はいつもと違う感覚だ・・・いつもより気持ち良いかも・・・」

俺はどんどん扱くペースを速くする。

「はぁぁぁぁッッッ・・・・!久しぶりだからなのか、すっごく気持ち良いッッッ・・・なんだか初めて扱いているときの感覚ッッッ!」

俺の頭に今朝のミナトの顔が浮かぶ。

「ミナトのヤツ、初めて扱かれたら・・・すっげぇエロい顔しそうだよなッ・・・」

チンコの先からは先走りが垂れてきて、割れた腹筋の上にポタポタと垂れ始める。

「ミナト・・・俺が扱いてやったら気持ち良くなってくれるか・・・?」

俺は扱くペースを更に速めた。

「あぁぁあッッ!めっっっちゃ気持ちいいッッ!俺が初めてミナトをイかせて気持ちよくしてやるからな・・・・♡その代わり、俺のことも気持ち良くしてくれよなッッ」

俺の頭の中はミナトが高校のサッカー部の試合用ユニフォーム姿で淫乱になって、エロい顔をしながら扱いている姿が映っている。

「あぁぁんんんん・・・ユニフォーム着てそんなエロいことしちゃって・・・こんなことみんなにバレたらヤバいって・・・!」

俺のチンコは絶頂が近かった。

「ミナトぉぉぉッッ!俺が気持ちよくしてやるからなッッ!うぅぅっぅッッ・・・・!!!!!あぁぁんんんんッッ」

俺は勢いよく射精した。
なんと精液は顔まで飛んだ。


「ミナト・・・・」


俺は放心状態になる。

どうしてこんなにミナトのことばかり考えてしまうんだろう。
そして、ミナトのエロい姿ばかり。

ミナトとエロいことがしたい。
ミナトを気持ち良くしたい。

もう、ミナトのことで頭がいっぱいになっている。

「もしかして、これって恋なのか・・・?」

ふと元カノのことが好きになった時のことを思い出す。
まさしく同じ状況だった。

「俺は、ミナトのことが好き・・・なのか?」

自問自答をしても答えてくれる人はこの部屋にはいない。


「あっ、シーツに垂れる!」
俺の身体をつたって大量の精液がシーツに落ち始めていたので、慌てて枕元のティッシュで拭く。

そして、丸めたティッシュをゴミ箱にスローイングして入ったことを確認し、俺はベッドに腰かけて深呼吸する。



「俺はミナトのことが好き・・・・なんだな、きっと。だから気持ち良くさせたいって思ってるんだな、きっと」


俺の中で何か気持ちが固まる感じがした。



「こんな感情をミナトに伝えたらびっくりするだろうし嫌われるかもしれないから、あくまでチームメイトとしてこっそり痴漢して気持ち良くしてやろう・・・・あくまでもそれだけ。それ以上はダメだ!」

俺はミナトのことが好きだ。
ただ1回だけ気持ち良くするだけ。
それ以上、つまり恋愛には踏み込まないことを心に誓ったのだった。
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