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Chapter④ 同棲生活 ~タカシside~
旅行1日目(2)
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特別客室のエントランスへ向かうバスは発車すると沖縄の海辺をゆっくりと走行する。バスと言ってもトロリーバスなので速度は遅く、更には窓もないので沖縄の暑さは伝わってくる。一方で、海からの爽やかな風が通っており、見た目よりも涼しかった。
ほんの数分でエントランスに到着し建物の中に入ると、目の前にはさっき車窓から見た時よりも綺麗な海が広がっていた。巨大なガラスの向こうに真っ青な海が見えたことで、シュンはサングラスを外し目の前の景色にうっとりとしていた。
更に、チェックインはグループごとに個室で行うスタイルだったため、他のグループと分かれて、ウエルカムドリンクとして出されたグァバジュースを飲みながらチェックインを行った。
ここでようやく俺はシュンと会話をした。
「なぁシュン、このジュースうまいよな?」
「うん、めっちゃうまい。これ飲むと南国に来た気分になれる」
ちょっとシュンの表情が柔らかくなった。
そして部屋へと案内された。
特別客室ということで部屋からも沖縄の海が一望できた。
そして、今日は1つのベッドの客室にした。ホテルのスタッフの方も特に違和感なく接客してくれて嬉しかった。
スタッフの方が部屋から出ていった時、突然シュンが俺の手を掴んでベッドに押し倒した。
「シュン!?急にどうしたの?」
「何だかタカシを犯したくなった」
俺は思考が全く追いついていなかった。
さっきは機嫌良さそうにグァバジュース飲んでいたのに、急に押し倒されて。
そしてシュンは俺にキスをしてきた。
シュンは俺に話を続ける。
「せっかくの初めての二人旅なのに、タカシが他のゲイと話しをして嫉妬しちゃった。機嫌悪くなってごめん」
そう言ってシュンは俺の上に乗りぎゅーっと俺の手を握ってきた。
「タカシとこうやって二人で旅行に来たかった夢がやっと叶った。さっきまでのことは許して」
「俺の方こそ、シュンのこと放っておいてごめん」
俺とシュンは二人でベッドの上で再びキスをした。
今回が初めての旅行なんだ。特別な旅行にしたい。ちょっと喧嘩しちゃったけど、初めてシュンの方から謝ってくれて、改めて旅行の目的を再認識した。
ほんの数分でエントランスに到着し建物の中に入ると、目の前にはさっき車窓から見た時よりも綺麗な海が広がっていた。巨大なガラスの向こうに真っ青な海が見えたことで、シュンはサングラスを外し目の前の景色にうっとりとしていた。
更に、チェックインはグループごとに個室で行うスタイルだったため、他のグループと分かれて、ウエルカムドリンクとして出されたグァバジュースを飲みながらチェックインを行った。
ここでようやく俺はシュンと会話をした。
「なぁシュン、このジュースうまいよな?」
「うん、めっちゃうまい。これ飲むと南国に来た気分になれる」
ちょっとシュンの表情が柔らかくなった。
そして部屋へと案内された。
特別客室ということで部屋からも沖縄の海が一望できた。
そして、今日は1つのベッドの客室にした。ホテルのスタッフの方も特に違和感なく接客してくれて嬉しかった。
スタッフの方が部屋から出ていった時、突然シュンが俺の手を掴んでベッドに押し倒した。
「シュン!?急にどうしたの?」
「何だかタカシを犯したくなった」
俺は思考が全く追いついていなかった。
さっきは機嫌良さそうにグァバジュース飲んでいたのに、急に押し倒されて。
そしてシュンは俺にキスをしてきた。
シュンは俺に話を続ける。
「せっかくの初めての二人旅なのに、タカシが他のゲイと話しをして嫉妬しちゃった。機嫌悪くなってごめん」
そう言ってシュンは俺の上に乗りぎゅーっと俺の手を握ってきた。
「タカシとこうやって二人で旅行に来たかった夢がやっと叶った。さっきまでのことは許して」
「俺の方こそ、シュンのこと放っておいてごめん」
俺とシュンは二人でベッドの上で再びキスをした。
今回が初めての旅行なんだ。特別な旅行にしたい。ちょっと喧嘩しちゃったけど、初めてシュンの方から謝ってくれて、改めて旅行の目的を再認識した。
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