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ご奉仕①
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シュンから指示された日、俺は自分の部屋で時間が来るのを待っていた。
そして、陽が落ちてきた16時ごろ、部屋がノックされた。
コンコン
俺はドアを開けた。
すると、そこには試合帰りの姿をしたシュンが立っていた。
上下大学名がプリントされたピステを着用し、ネックウォーマーと手袋をつけて、大きなリュックを背負っている。
「試合帰りですか?」
「まぁそんなところっす」
シュンは口のあたりまでネックウォーマーを引き上げているので、口が隠れていて何を言っているのか聞き取りづらかった。
しかし、外の寒さから早く部屋に入れてもらいたいという雰囲気を出していたので、俺は自分の部屋にシュンを招き入れた。
「あざーす」の一言と共にシュンが部屋に入る。
部屋の中で靴を脱ぐと、薄らと土埃で汚れた紫色のソックスが見える。
俺の視線がそこに向いていると、視線に気づいたシュンは、
「今日の試合、人工芝のグラウンドだったので、そんなに汚れてないんで大丈夫だと思います」とボソッと言う。
シュンは俺の部屋に上がり、「じゃあ、正座して」と言い放つ。
俺はついに何か指示が来るのかと思い、恐る恐る「はい…」と返事をし、床に正座した。
シュンは俺を見下ろしながら、
「俺を気持ちよくさせろ」
と小声で言う。やっぱり、ネックウォーマーを口に当てているので、何を言っているのか聞き取りにくい。
そのため、俺は、
「えっ?もう1回・・・」
と言うと、今度はネックウォーマーを下にずり下ろし、さっきよりも少し大きな声で、
「お前のテクニックで俺のことを気持ちよくしろって言ってんの」
と少し恥ずかしそうに言う。
俺は何か不当な要求をされるのかと思っていたため、シュンが何のことを言っているのか分からず、再度聞き返した。
「それって、つまり・・・扱いたりしてイかせてほしいってこと?」
「俺に言わせるな・・・さっさとやれよ?変態が!」
そう言って、シュンはリュックを下ろすと、ソファーにドスっと座って腕の組みながら目を閉じた。
俺にとってはこれが罰!?とは到底思えず、不安感が一気に消え失せ、気持ちが高揚してきた。
まさか正々堂々と現役体育会サッカー部員に対して“ご奉仕“できるなんて。
俺はエロ動画を見て妄想していたことを、現実にできることに嬉しくなり、シュンの前にひざまづいた。
そして、陽が落ちてきた16時ごろ、部屋がノックされた。
コンコン
俺はドアを開けた。
すると、そこには試合帰りの姿をしたシュンが立っていた。
上下大学名がプリントされたピステを着用し、ネックウォーマーと手袋をつけて、大きなリュックを背負っている。
「試合帰りですか?」
「まぁそんなところっす」
シュンは口のあたりまでネックウォーマーを引き上げているので、口が隠れていて何を言っているのか聞き取りづらかった。
しかし、外の寒さから早く部屋に入れてもらいたいという雰囲気を出していたので、俺は自分の部屋にシュンを招き入れた。
「あざーす」の一言と共にシュンが部屋に入る。
部屋の中で靴を脱ぐと、薄らと土埃で汚れた紫色のソックスが見える。
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「今日の試合、人工芝のグラウンドだったので、そんなに汚れてないんで大丈夫だと思います」とボソッと言う。
シュンは俺の部屋に上がり、「じゃあ、正座して」と言い放つ。
俺はついに何か指示が来るのかと思い、恐る恐る「はい…」と返事をし、床に正座した。
シュンは俺を見下ろしながら、
「俺を気持ちよくさせろ」
と小声で言う。やっぱり、ネックウォーマーを口に当てているので、何を言っているのか聞き取りにくい。
そのため、俺は、
「えっ?もう1回・・・」
と言うと、今度はネックウォーマーを下にずり下ろし、さっきよりも少し大きな声で、
「お前のテクニックで俺のことを気持ちよくしろって言ってんの」
と少し恥ずかしそうに言う。
俺は何か不当な要求をされるのかと思っていたため、シュンが何のことを言っているのか分からず、再度聞き返した。
「それって、つまり・・・扱いたりしてイかせてほしいってこと?」
「俺に言わせるな・・・さっさとやれよ?変態が!」
そう言って、シュンはリュックを下ろすと、ソファーにドスっと座って腕の組みながら目を閉じた。
俺にとってはこれが罰!?とは到底思えず、不安感が一気に消え失せ、気持ちが高揚してきた。
まさか正々堂々と現役体育会サッカー部員に対して“ご奉仕“できるなんて。
俺はエロ動画を見て妄想していたことを、現実にできることに嬉しくなり、シュンの前にひざまづいた。
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