5 / 146
第一章
ドワーフ、とりあえず冒険に出てみるのこと
しおりを挟む
さて、冒険者ギルドでの人材募集が空振りに終ったダーは、その後さまざまな手段を駆使し、三人の冒険者を雇うことに成功した。
どのようなルートかといえば、まあ様々な抜け道もあるのだ、としかいえない。
ダーとエクセ=リアンの前に立っているのは、同じような顔をした、同じような鉄製の鎧と剣で武装している、三人の同じような冒険者だった。
三者とも平凡な顔つきで、特徴らしきものは何もない。
名前はジンジンと、ジンギと、スカンだ。
「ダーさん、よろしくお願いします」とジンジン。
「エクセさん、本当にお美しい」とジンギ。
「われわれお役に立って見せます」とスカン。
三人がほぼ同時にしゃべるので、ちょっと何を言ってるのかわからない。
「………ダー、すこしお話があります」
少し離れた位置に移動したエクセが、ちょいちょいと手招きする。
「なにかな」
「なにかな、じゃありません!! 彼らは三人とも戦士じゃないですか! あなたを含めて戦士4人ですよ? どこの世界に戦士4人と魔法使い1人でパーティーを組むアホ者がいますか!?」
「ここにおるじゃないか。超攻撃的パーティーと呼んでもらおう」
「ああそうですか。私は家に帰らせていただきます」
「まあ落ち着くがいい我が相棒。実際、冒険してみないとわかるまい」
言いつつ、ダーも我ながらアホなパーティーじゃわいと思わないでもない。
だが、あらゆるツテを頼ってかろうじて集めたのがこのメンツなのだ。
ダーにも、もはやどうしようもないのである。
「戦闘後、治療もできないで全滅とか、宝箱を見つけて罠で全滅とか、暗い未来しか想像できませんけどね……。ハア、何で私はこんな人の口車に乗せられてこんな旅に出るはめに………」
悪態をつくだけつくと、気が済んだようだ。
エクセ=リアンは懐から折りたたんだ地図を取り出し、今後の行動プランを説明しはじめた。
なんだかんだでお人よしである。
なので、ダーも本気で彼が抜けるとは思っていない。
「――さて、四人の向かった先はある程度、予測がつきます」
エクセが広げたのは、ヴァルシパル王国領の地図であった。
彼らのいる王都は、大陸でもかなり南に位置する。
ここから北上すれば、フルカ村に到達し、さらに北へ進めば港町ジェルポートに出る。
先発した勇者たちも、おそらくここへ到達しているだろう、ということだ。
「問題はここから先の話です。ジェルポートからは大陸じゅうに定期船が出ています。つまり、大陸のどこへでもいけるのです」
「ふむ、勇者たちはどこへ行ったのか、そこから先の予想は立てられぬか?」
「東への定期便へ乗ればベールアシュの町が、西の最果てにはザラマという辺境の町があります。さらに西へと進めば隣国のガイアザですね。そこはわが国の同盟国となっています」
「で、勇者はどっちへ行ったと見当をつけているのじゃ?」
「魔王軍と交戦状態にあるガイアザへ向かった可能性が高いですが、あなたの話を聞く限り、どこまでこの世界を救う気構えがあるのか不明瞭ですね。観光気分で王国内を旅している可能性も否定できません。まずはジェルポートへ向かい、そこで情報収集しましょう。我々は戦力を整える必要もありますし、やはり治療のできる人材が必要ですね」
「迂遠じゃのう、直接ガイアザへ乗り込むわけにはいかんのか?」
「勇者からの依頼ならばともかく、ただの冒険者が戦地へ船を出してくれと言っても拒絶される可能性が高いですね。我々は名声を高める必要があります」
「名声? どこかの誰かを救って回るのか。ますますもって迂遠なはなしじゃのう」
「知名度を上げていくこと。それで町の支援を得てゆく。我々は救国の勇者ではなく、何の後ろ盾もない一介の冒険者です。人々の支持を得ていかない事には、なにひとつ先に進みません」
「よし、よくわからんが、それでいくんじゃ!」
「………よくそれでこの国を救う、なんて啖呵が切れましたね」
「いいから行くぞ、ダー救国戦士団の初陣じゃ!!」
「なんですか、その寒いネーミングセンスは?」
ダーは厚い面の皮で、冷たいエクセの視線を弾き返し、やる気に満ちたマッスルポーズを取った。
そういうわけで、さっそく五人は王都から北上し、エクセの示すジェルポートの町に向かうことにしたのだった。
―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―
――しかしその道中、思いもよらぬ事態に遭遇した。
日数短縮のため、通り過ぎようとしたフルカ村から、火の手あがっているのだ。
「ダー、これはただごとではなさそうです」
フルカ村は、頑丈そうな木々を組み合わせた高い柵で、ぐるりとその身を囲っている。
さらにその周囲には、川から水を流し込んで堀をうがち、敵の襲来を防ぐようにしていた。
出入りするためには、丸太で組み上げた、大きな跳ね橋を降ろす必要がある。
村の規模としては、なかなかの防御体制だ。
だが、次々と押し寄せる魔物の群れに対しては、無意味だったようだ。
跳ね橋は突然の襲来に、上げる暇もなかったのであろう。そのまま渡れるようになっている。
ダーたちはその上を通過した。
柵の門はすでに突破され、村内で乱闘になっている。
「まさか、このような近場で魔物が発生しようとはな」
思わぬエンカウントというやつだ。
しかし逆に言えば、早くも手柄をあげるチャンスでもある。
ダーはぺっと唾を吐いて、得物の大きなバトルアックスを背中から引き抜いた。
「よし、ダー救国戦士団の初陣じゃ!」
「だからそのネーミングは……」
言いも終わらぬうちだった。すでにダーの姿は消えている。
まるで撃ち出された砲弾のように、突進していく。
「相変わらずですね……まったく」
内部にはゆうに十数匹を超えるオークの群れが村民を襲っていた。
抵抗しているのは、村に雇われた冒険者だろう。
しかし抵抗は単発で、組織だったものではない。
大地には数体のオークの屍。そして二人の冒険者の死体が転がっている。
人数的に、かなり奮闘したというべきだろう。
残って戦っているのは三人だけだった。壊滅も時間の問題だろう。
「うっしゃあああ!! ダー参上!!」
そこへ唐突に、丸い砲弾と化したダーが突っ込んだ。
「ガゴガオゴゴオゴr!?」
「えーい、共通語でしゃべらんかい!!」
返事も待たず、目に付いた一匹をバトルアックスの一振りでまっぷたつにする。
重い斧を振った遠心力で、そのままグルッと回転。
勢いを利して、うしろから襲いかかるオークも叩き斬った。
「ワシがダーじゃ! 覚えたか!!」
「――あのドワーフ、強い!」
窮地に追い込まれた冒険者たちは、自分たちもオークどもと斬りむすびながらも、突如あらわれたドワーフの強さに目をまるくしている。
ダーの戦法は、ドワーフの中でも異様だ。
地を這うような低空から斧を斬り上げ、振りぬいて旋回する。
さらに踏み込み、遠心力を利しつつ、軌道を変えながら横の打撃を繰り返す。
打撃の位置が低過ぎて、相手は、ほぼディフェンスできない。
その戦法の根幹は、鍛え上げられた足腰の強さにある。
次々とダーの足許に、朽木のようにオークの足が、身体が転がっていく。
これぞ、ダーが父より継承した一子相伝の連続技「地摺り旋風斧」だ。
「で、でも1人じゃ……ああ、囲まれた……」
しかし数の不利は、さすがに圧倒的だ。
たちまち囲まれてしまったダーだったが、さっとその場に丸まると、
「――出番じゃぞ、エクセ=リアン!」
「わかってます―――」
すでに小さな杖を小刻みに振り回し、空中魔方陣を完成させているエクセ。
「大いなる天の四神が一、青龍との盟により顕現せよ、サンダー・リザード」
エクセ=リアンの杖から、蜥蜴のかたちをした雷がほとばしる。
それはダーを囲んでいたオークの群れに、すばやく襲い掛かった。
しばらく呆然とその場に佇んでいたオークどもは、やがて糸の切れた操り人形のように、バタバタとその場に倒れた。
「ダー、無事ですか?」
「あたり前じゃのうしろまえじゃ」
ダーは丸まったあと、ゴロゴロとオークどもの足元からボールのように転がって難を逃れたのだ。
ともに戦ってきた歴史に裏打ちされた、連携プレーのたまものだ。
さらにエクセは呪文を唱えた。
冒険者達に魔法のエンチャントをかけ、武器を強化する。
「さあ、まだ敵は残っておるぞ、冒険者たち、戦えるか?」
「はい、援護ありがとうございます」
「一緒にオークどもを蹴散らそうぜ!!」
「………やっつける………」
「―――うむ、心強いやつらじゃ!」
もはや戦況は一変していた。
エクセはせわしなく魔方陣を展開させ、ダーは回転し、冒険者たちもそれにつづく。
押されていた冒険者たちも支援を受け、息を吹き返した。
こうなると、オークどもは劣勢を覆す方法がないように見えた。
だが―――
「ナニヲシテイル、バカドモガ!!」
オークの群れの中から、共通語の怒鳴り声がした。
どのようなルートかといえば、まあ様々な抜け道もあるのだ、としかいえない。
ダーとエクセ=リアンの前に立っているのは、同じような顔をした、同じような鉄製の鎧と剣で武装している、三人の同じような冒険者だった。
三者とも平凡な顔つきで、特徴らしきものは何もない。
名前はジンジンと、ジンギと、スカンだ。
「ダーさん、よろしくお願いします」とジンジン。
「エクセさん、本当にお美しい」とジンギ。
「われわれお役に立って見せます」とスカン。
三人がほぼ同時にしゃべるので、ちょっと何を言ってるのかわからない。
「………ダー、すこしお話があります」
少し離れた位置に移動したエクセが、ちょいちょいと手招きする。
「なにかな」
「なにかな、じゃありません!! 彼らは三人とも戦士じゃないですか! あなたを含めて戦士4人ですよ? どこの世界に戦士4人と魔法使い1人でパーティーを組むアホ者がいますか!?」
「ここにおるじゃないか。超攻撃的パーティーと呼んでもらおう」
「ああそうですか。私は家に帰らせていただきます」
「まあ落ち着くがいい我が相棒。実際、冒険してみないとわかるまい」
言いつつ、ダーも我ながらアホなパーティーじゃわいと思わないでもない。
だが、あらゆるツテを頼ってかろうじて集めたのがこのメンツなのだ。
ダーにも、もはやどうしようもないのである。
「戦闘後、治療もできないで全滅とか、宝箱を見つけて罠で全滅とか、暗い未来しか想像できませんけどね……。ハア、何で私はこんな人の口車に乗せられてこんな旅に出るはめに………」
悪態をつくだけつくと、気が済んだようだ。
エクセ=リアンは懐から折りたたんだ地図を取り出し、今後の行動プランを説明しはじめた。
なんだかんだでお人よしである。
なので、ダーも本気で彼が抜けるとは思っていない。
「――さて、四人の向かった先はある程度、予測がつきます」
エクセが広げたのは、ヴァルシパル王国領の地図であった。
彼らのいる王都は、大陸でもかなり南に位置する。
ここから北上すれば、フルカ村に到達し、さらに北へ進めば港町ジェルポートに出る。
先発した勇者たちも、おそらくここへ到達しているだろう、ということだ。
「問題はここから先の話です。ジェルポートからは大陸じゅうに定期船が出ています。つまり、大陸のどこへでもいけるのです」
「ふむ、勇者たちはどこへ行ったのか、そこから先の予想は立てられぬか?」
「東への定期便へ乗ればベールアシュの町が、西の最果てにはザラマという辺境の町があります。さらに西へと進めば隣国のガイアザですね。そこはわが国の同盟国となっています」
「で、勇者はどっちへ行ったと見当をつけているのじゃ?」
「魔王軍と交戦状態にあるガイアザへ向かった可能性が高いですが、あなたの話を聞く限り、どこまでこの世界を救う気構えがあるのか不明瞭ですね。観光気分で王国内を旅している可能性も否定できません。まずはジェルポートへ向かい、そこで情報収集しましょう。我々は戦力を整える必要もありますし、やはり治療のできる人材が必要ですね」
「迂遠じゃのう、直接ガイアザへ乗り込むわけにはいかんのか?」
「勇者からの依頼ならばともかく、ただの冒険者が戦地へ船を出してくれと言っても拒絶される可能性が高いですね。我々は名声を高める必要があります」
「名声? どこかの誰かを救って回るのか。ますますもって迂遠なはなしじゃのう」
「知名度を上げていくこと。それで町の支援を得てゆく。我々は救国の勇者ではなく、何の後ろ盾もない一介の冒険者です。人々の支持を得ていかない事には、なにひとつ先に進みません」
「よし、よくわからんが、それでいくんじゃ!」
「………よくそれでこの国を救う、なんて啖呵が切れましたね」
「いいから行くぞ、ダー救国戦士団の初陣じゃ!!」
「なんですか、その寒いネーミングセンスは?」
ダーは厚い面の皮で、冷たいエクセの視線を弾き返し、やる気に満ちたマッスルポーズを取った。
そういうわけで、さっそく五人は王都から北上し、エクセの示すジェルポートの町に向かうことにしたのだった。
―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―
――しかしその道中、思いもよらぬ事態に遭遇した。
日数短縮のため、通り過ぎようとしたフルカ村から、火の手あがっているのだ。
「ダー、これはただごとではなさそうです」
フルカ村は、頑丈そうな木々を組み合わせた高い柵で、ぐるりとその身を囲っている。
さらにその周囲には、川から水を流し込んで堀をうがち、敵の襲来を防ぐようにしていた。
出入りするためには、丸太で組み上げた、大きな跳ね橋を降ろす必要がある。
村の規模としては、なかなかの防御体制だ。
だが、次々と押し寄せる魔物の群れに対しては、無意味だったようだ。
跳ね橋は突然の襲来に、上げる暇もなかったのであろう。そのまま渡れるようになっている。
ダーたちはその上を通過した。
柵の門はすでに突破され、村内で乱闘になっている。
「まさか、このような近場で魔物が発生しようとはな」
思わぬエンカウントというやつだ。
しかし逆に言えば、早くも手柄をあげるチャンスでもある。
ダーはぺっと唾を吐いて、得物の大きなバトルアックスを背中から引き抜いた。
「よし、ダー救国戦士団の初陣じゃ!」
「だからそのネーミングは……」
言いも終わらぬうちだった。すでにダーの姿は消えている。
まるで撃ち出された砲弾のように、突進していく。
「相変わらずですね……まったく」
内部にはゆうに十数匹を超えるオークの群れが村民を襲っていた。
抵抗しているのは、村に雇われた冒険者だろう。
しかし抵抗は単発で、組織だったものではない。
大地には数体のオークの屍。そして二人の冒険者の死体が転がっている。
人数的に、かなり奮闘したというべきだろう。
残って戦っているのは三人だけだった。壊滅も時間の問題だろう。
「うっしゃあああ!! ダー参上!!」
そこへ唐突に、丸い砲弾と化したダーが突っ込んだ。
「ガゴガオゴゴオゴr!?」
「えーい、共通語でしゃべらんかい!!」
返事も待たず、目に付いた一匹をバトルアックスの一振りでまっぷたつにする。
重い斧を振った遠心力で、そのままグルッと回転。
勢いを利して、うしろから襲いかかるオークも叩き斬った。
「ワシがダーじゃ! 覚えたか!!」
「――あのドワーフ、強い!」
窮地に追い込まれた冒険者たちは、自分たちもオークどもと斬りむすびながらも、突如あらわれたドワーフの強さに目をまるくしている。
ダーの戦法は、ドワーフの中でも異様だ。
地を這うような低空から斧を斬り上げ、振りぬいて旋回する。
さらに踏み込み、遠心力を利しつつ、軌道を変えながら横の打撃を繰り返す。
打撃の位置が低過ぎて、相手は、ほぼディフェンスできない。
その戦法の根幹は、鍛え上げられた足腰の強さにある。
次々とダーの足許に、朽木のようにオークの足が、身体が転がっていく。
これぞ、ダーが父より継承した一子相伝の連続技「地摺り旋風斧」だ。
「で、でも1人じゃ……ああ、囲まれた……」
しかし数の不利は、さすがに圧倒的だ。
たちまち囲まれてしまったダーだったが、さっとその場に丸まると、
「――出番じゃぞ、エクセ=リアン!」
「わかってます―――」
すでに小さな杖を小刻みに振り回し、空中魔方陣を完成させているエクセ。
「大いなる天の四神が一、青龍との盟により顕現せよ、サンダー・リザード」
エクセ=リアンの杖から、蜥蜴のかたちをした雷がほとばしる。
それはダーを囲んでいたオークの群れに、すばやく襲い掛かった。
しばらく呆然とその場に佇んでいたオークどもは、やがて糸の切れた操り人形のように、バタバタとその場に倒れた。
「ダー、無事ですか?」
「あたり前じゃのうしろまえじゃ」
ダーは丸まったあと、ゴロゴロとオークどもの足元からボールのように転がって難を逃れたのだ。
ともに戦ってきた歴史に裏打ちされた、連携プレーのたまものだ。
さらにエクセは呪文を唱えた。
冒険者達に魔法のエンチャントをかけ、武器を強化する。
「さあ、まだ敵は残っておるぞ、冒険者たち、戦えるか?」
「はい、援護ありがとうございます」
「一緒にオークどもを蹴散らそうぜ!!」
「………やっつける………」
「―――うむ、心強いやつらじゃ!」
もはや戦況は一変していた。
エクセはせわしなく魔方陣を展開させ、ダーは回転し、冒険者たちもそれにつづく。
押されていた冒険者たちも支援を受け、息を吹き返した。
こうなると、オークどもは劣勢を覆す方法がないように見えた。
だが―――
「ナニヲシテイル、バカドモガ!!」
オークの群れの中から、共通語の怒鳴り声がした。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
【完結】7年待った婚約者に「年増とは結婚できない」と婚約破棄されましたが、結果的に若いツバメと縁が結ばれたので平気です
岡崎 剛柔
恋愛
「伯爵令嬢マリアンヌ・ランドルフ。今日この場にて、この僕――グルドン・シルフィードは君との婚約を破棄する。理由は君が25歳の年増になったからだ」
私は7年間も諸外国の旅行に行っていたグルドンにそう言われて婚約破棄された。
しかも貴族たちを大勢集めたパーティーの中で。
しかも私を年増呼ばわり。
はあ?
あなたが勝手に旅行に出て帰って来なかったから、私はこの年までずっと結婚できずにいたんですけど!
などと私の怒りが爆発しようだったとき、グルドンは新たな人間と婚約すると言い出した。
その新たな婚約者は何とタキシードを着た、6、7歳ぐらいの貴族子息で……。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
この称号、削除しますよ!?いいですね!!
布浦 りぃん
ファンタジー
元財閥の一人娘だった神無月 英(あずさ)。今は、親戚からも疎まれ孤独な企業研究員・27歳だ。
ある日、帰宅途中に聖女召喚に巻き込まれて異世界へ。人間不信と警戒心から、さっさとその場から逃走。実は、彼女も聖女だった!なんてことはなく、称号の部分に記されていたのは、この世界では異端の『森羅万象の魔女(チート)』―――なんて、よくある異世界巻き込まれ奇譚。
注意:悪役令嬢もダンジョンも冒険者ギルド登録も出てきません!その上、60話くらいまで戦闘シーンはほとんどありません!
*不定期更新。話数が進むたびに、文字数激増中。
*R15指定は、戦闘・暴力シーン有ゆえの保険に。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる