155 / 164
後編
幸せの手前には 3
しおりを挟む
ジェシーは、フレデリックの中にいる。
とはいえ、ラウズワースの息子の時とは異なっていた。
中に入ったというより、中に「いる」のだ。
ラウズワースの息子の体には、虫になって入り込んだのだが、それとは違う。
「なにもできないってことはないだろ! 僕の体を動かしているじゃないか!」
(ちょっとからかっただけじゃんか。それに、羽ペンも紅茶も、お前が、どうでもいいって思ってたから動かせただけだぞ。オレのせいばっかりみたいに言うな)
「僕を、自死させないようにしていることは?」
(それは、オレが生きてたいから? だいたいサ、お前、魔力、持ってねーだろ。魔術なんか使えねーよ)
フレデリックは、意味がわからないというように首を横に振った。
そして、ソファに、ドサッと腰を落とす。
額を手で押さえ、ひどく悩ましげな表情を浮かべていた。
といっても、はっきりと見えるわけではなくて、感覚でしかないのだが、それはともかく。
「そもそも、なんで死んでないんだよ、お前」
(え? 死んだケド?)
「死んでないだろ! こうやって、僕の中にいるじゃないか!」
(うーん、死んだから、お前の中にいるっていうカンジ?)
「わかるように話せ!」
と言われても。
ジェシーは、説明が得意なほうではない。
誰かに、説明をしたり、教えたりするような経験が少なかったからだ。
祖父がジェシーの駒としてつけた者たちには、指示をするだけだった。
事細かに説明したことなどない。
(お前が訊けば? そんで、オレが、それに答える。そのほうが簡単だろ)
フレデリックが、不満げに呻いていたが、妥当な提案をしたと思っている。
そのほうが手っ取り早いのは確かなのだ。
「お前は、本当に死んだんだな?」
(こーしゃくサマに殺された。せっかく復元した体も、ぜーんぶバラバラにされて燃やされたんだぜ? あれで生きてられる奴なんていねーよ)
「……体の復元は、もうできないのか?」
(できねーな)
「どうして? 前はできたんだろ?」
(あのさあ、体の復元すんのに、どんだけ魔力がいると思ってんの? 前は予備の魔力があったし、あらかじめ魔術かけといたから、できたってコト)
ジェシーは、フレデリックの中にいる。
(お前は魔力を持ってねーから魔術は使えないって、さっきも言ったじゃん)
ということなのだ。
フレデリックは「持たざる者」だった。
ラウズワースの息子のように、ジェシーの魔力を「食わせて」もいない。
そもそも「入れ物」に魔力を蓄積するのは効率が悪く、長い年月をかけなければ、使えるほどの量にはならないのだ。
ラウズワースの息子には8年も食わせてきたが、それでも足りなかった。
フレデリックは、そういう「入れ物」ですらない。
「どうやって、僕の中に入った?」
(入ったってのとは、ちょおっと違うんだよなー。オレの魂の欠片が、お前の中にあるってカンジ)
「魂の欠片?」
(そう。体と魂みたいなものを切り離すっていう魔術があってね。それを使うと、体が死んでも、完全には死なないし、魔力次第で、体も復元できるんだ)
森に行く前、ジェシーは、その魔術を使っていたから、生き延びられた。
結果として、2度目はなかったわけだが、それはともかく。
「それが、僕の中にあるって言うのか?」
(お前の腹に穴あけたコトあったじゃん? あン時に、ちょっとだけ置いといた)
「つまり、こうなるって見越して、なにか企んでたからだろう!」
フレデリックが、なぜか怒っている。
怒られている理由が、ジェシーにはわからなかった。
なにしろ、今のジェシーは、ジェシーが考える「脅威」とは成り得ないのだ。
命の危険に晒されているというのならばともかく、危険でもなんでもないのに、怒る意味が理解できずにいる。
(こうなるって見越してたってのは、半分正解。こーしゃくサマに、殺されちゃうかもしれない危険は、いつでもあったからサ)
「僕は、そのために使われたわけか」
(んー……どうだろ……)
少し考えてみた。
フレデリックの腹に穴を空けた時のことだ。
ジェシーは、いつも来たるべき公爵との対峙を意識はしていた。
だから、ちょうどいい、と思っている。
ジェシーは、それまで体と魂を切り離したことがなかったからだ。
ただし、すべてを切り離すわけにはいかない。
失敗したら取り返しがつかなくなる。
結果、ほんの少しだけ切り離し、フレデリックの中に置いてみることにした。
(まあ、そーかも! 実験?みたいなもんだったからなー)
「実験だってっ?」
(そーだよ。でもサ、ある意味、失敗だったんだ)
「失敗? けど、こうやって、お前は、僕の中に……」
(今はね。ただ、前からいたわけじゃないぜ? オレだって、こーしゃくサマに、殺されてから、お前の中にいるって気づいたんだもん)
それまで、フレデリックを意識してはいない。
自分の欠片が残っていることにさえ気づかずにいたのだ。
不意に、目が覚めたような感覚があって、初めてフレデリックを認識している。
つまり「ジェシー」として残されたのは、この欠片だけ、ということ。
(よくわかんねーケド、本体?が死んだからじゃねーかな)
「……ほかには残ってないのか?」
(あったら、こんなことになってねーだろ)
フレデリックが、大きく息をついた。
がっくりと肩を落としている。
(そんな落ち込むなよ)
「誰のせいだと思っているんだ」
(どうせ、オレは、なんもできねーって言ったろ?)
「それなら、なにがしたいんだよ」
ジェシーには、ひとつの考えがあった。
魔力もなく、魔術も使えず、ただフレデリックの中にいるだけの存在。
それが、今の自分だ。
だとしても、ジェシーに、こだわりはない。
(オレは生きてたい)
「こんな状態で生きているって言えるのか?」
(言えるね。だって、お前と話してるだろ?)
フレデリックの魂に、ジェシーの魂は融合している。
フレデリックが生きている限り、ジェシーも生きているのだ。
ジェシーは、生きるためだけに生まれてきた。
生き残る、という目的にしか、その存在価値はない。
体があるとかないとかに関わらず、だ。
意思だけでも、十分に「生きている」と言える。
(お前は、こーしゃくサマの役に立ちたいんだっけ?)
魂が融合しているためか、ある程度は、その心がわかるようになっていた。
フレデリックの魂は、公爵だけを軸にしている。
まさに、公爵の役に立つためだけに生きているのだ。
「だったら、なんだよ?」
(旅に出ようぜ)
「旅……?」
(ロズウェルドは安泰になっても、ほかの国は違うんだぞ)
カウフマンの一族は、他国にも広がっている。
ロズウェルドが制圧されても、他国にいる者への影響は、ほとんどないも等しい。
そのように組織立てられているからだ。
(そのうち、ロズウェルドも、ローエルハイドもまた狙われちゃうかもなー)
「外にも広がっていたんだな」
(こーしゃくサマは、気づいてると思うぞ。でも、よその国なんか構うようなヒトじゃねーだろ? ティンザーの娘のこともあるしサ)
公爵は、ティンザーの娘を愛している。
ローエルハイドにとっての弱点は「愛」なのだ。
あの日、愛を知らないジェシーにも、それが、よくわかった。
(そーいう危険を、お前が懐柔して回ればいいんじゃねーか?)
「お前は信用できない。なにか企んでるとしか思えないからね」
(信用とか、よくわかんねーケド、オレは、お前と遊びたいだけなのサ)
フレデリックが公爵と会えば、自分がいることに気づかれる。
公爵は、ジェシーを殺すことを躊躇わない。
だとしても、ティンザーの娘にとっては打撃となる。
ティンザーの娘が傷を負えば、公爵にとっても、痛手だ。
それは、フレデリックにもわかっているに違いない。
ジェシーは、フレデリックと公爵を会わせたくなかった。
ロズウェルドからも離れたいと思っている。
フレデリックの死は、ジェシーの死でもあるからだ。
なにより、ジェシーは、フレデリックを気に入っている。
どうしても、手に入れたいと思ったほどだ。
あの「不思議」な感覚は、心地よかった。
本人に自覚はないが、それは、たったひとつ、ジェシーの中に、初めて生まれた「感情」だったのだ。
(なあ、オレと一緒に行こうぜ、フレディ)
とはいえ、ラウズワースの息子の時とは異なっていた。
中に入ったというより、中に「いる」のだ。
ラウズワースの息子の体には、虫になって入り込んだのだが、それとは違う。
「なにもできないってことはないだろ! 僕の体を動かしているじゃないか!」
(ちょっとからかっただけじゃんか。それに、羽ペンも紅茶も、お前が、どうでもいいって思ってたから動かせただけだぞ。オレのせいばっかりみたいに言うな)
「僕を、自死させないようにしていることは?」
(それは、オレが生きてたいから? だいたいサ、お前、魔力、持ってねーだろ。魔術なんか使えねーよ)
フレデリックは、意味がわからないというように首を横に振った。
そして、ソファに、ドサッと腰を落とす。
額を手で押さえ、ひどく悩ましげな表情を浮かべていた。
といっても、はっきりと見えるわけではなくて、感覚でしかないのだが、それはともかく。
「そもそも、なんで死んでないんだよ、お前」
(え? 死んだケド?)
「死んでないだろ! こうやって、僕の中にいるじゃないか!」
(うーん、死んだから、お前の中にいるっていうカンジ?)
「わかるように話せ!」
と言われても。
ジェシーは、説明が得意なほうではない。
誰かに、説明をしたり、教えたりするような経験が少なかったからだ。
祖父がジェシーの駒としてつけた者たちには、指示をするだけだった。
事細かに説明したことなどない。
(お前が訊けば? そんで、オレが、それに答える。そのほうが簡単だろ)
フレデリックが、不満げに呻いていたが、妥当な提案をしたと思っている。
そのほうが手っ取り早いのは確かなのだ。
「お前は、本当に死んだんだな?」
(こーしゃくサマに殺された。せっかく復元した体も、ぜーんぶバラバラにされて燃やされたんだぜ? あれで生きてられる奴なんていねーよ)
「……体の復元は、もうできないのか?」
(できねーな)
「どうして? 前はできたんだろ?」
(あのさあ、体の復元すんのに、どんだけ魔力がいると思ってんの? 前は予備の魔力があったし、あらかじめ魔術かけといたから、できたってコト)
ジェシーは、フレデリックの中にいる。
(お前は魔力を持ってねーから魔術は使えないって、さっきも言ったじゃん)
ということなのだ。
フレデリックは「持たざる者」だった。
ラウズワースの息子のように、ジェシーの魔力を「食わせて」もいない。
そもそも「入れ物」に魔力を蓄積するのは効率が悪く、長い年月をかけなければ、使えるほどの量にはならないのだ。
ラウズワースの息子には8年も食わせてきたが、それでも足りなかった。
フレデリックは、そういう「入れ物」ですらない。
「どうやって、僕の中に入った?」
(入ったってのとは、ちょおっと違うんだよなー。オレの魂の欠片が、お前の中にあるってカンジ)
「魂の欠片?」
(そう。体と魂みたいなものを切り離すっていう魔術があってね。それを使うと、体が死んでも、完全には死なないし、魔力次第で、体も復元できるんだ)
森に行く前、ジェシーは、その魔術を使っていたから、生き延びられた。
結果として、2度目はなかったわけだが、それはともかく。
「それが、僕の中にあるって言うのか?」
(お前の腹に穴あけたコトあったじゃん? あン時に、ちょっとだけ置いといた)
「つまり、こうなるって見越して、なにか企んでたからだろう!」
フレデリックが、なぜか怒っている。
怒られている理由が、ジェシーにはわからなかった。
なにしろ、今のジェシーは、ジェシーが考える「脅威」とは成り得ないのだ。
命の危険に晒されているというのならばともかく、危険でもなんでもないのに、怒る意味が理解できずにいる。
(こうなるって見越してたってのは、半分正解。こーしゃくサマに、殺されちゃうかもしれない危険は、いつでもあったからサ)
「僕は、そのために使われたわけか」
(んー……どうだろ……)
少し考えてみた。
フレデリックの腹に穴を空けた時のことだ。
ジェシーは、いつも来たるべき公爵との対峙を意識はしていた。
だから、ちょうどいい、と思っている。
ジェシーは、それまで体と魂を切り離したことがなかったからだ。
ただし、すべてを切り離すわけにはいかない。
失敗したら取り返しがつかなくなる。
結果、ほんの少しだけ切り離し、フレデリックの中に置いてみることにした。
(まあ、そーかも! 実験?みたいなもんだったからなー)
「実験だってっ?」
(そーだよ。でもサ、ある意味、失敗だったんだ)
「失敗? けど、こうやって、お前は、僕の中に……」
(今はね。ただ、前からいたわけじゃないぜ? オレだって、こーしゃくサマに、殺されてから、お前の中にいるって気づいたんだもん)
それまで、フレデリックを意識してはいない。
自分の欠片が残っていることにさえ気づかずにいたのだ。
不意に、目が覚めたような感覚があって、初めてフレデリックを認識している。
つまり「ジェシー」として残されたのは、この欠片だけ、ということ。
(よくわかんねーケド、本体?が死んだからじゃねーかな)
「……ほかには残ってないのか?」
(あったら、こんなことになってねーだろ)
フレデリックが、大きく息をついた。
がっくりと肩を落としている。
(そんな落ち込むなよ)
「誰のせいだと思っているんだ」
(どうせ、オレは、なんもできねーって言ったろ?)
「それなら、なにがしたいんだよ」
ジェシーには、ひとつの考えがあった。
魔力もなく、魔術も使えず、ただフレデリックの中にいるだけの存在。
それが、今の自分だ。
だとしても、ジェシーに、こだわりはない。
(オレは生きてたい)
「こんな状態で生きているって言えるのか?」
(言えるね。だって、お前と話してるだろ?)
フレデリックの魂に、ジェシーの魂は融合している。
フレデリックが生きている限り、ジェシーも生きているのだ。
ジェシーは、生きるためだけに生まれてきた。
生き残る、という目的にしか、その存在価値はない。
体があるとかないとかに関わらず、だ。
意思だけでも、十分に「生きている」と言える。
(お前は、こーしゃくサマの役に立ちたいんだっけ?)
魂が融合しているためか、ある程度は、その心がわかるようになっていた。
フレデリックの魂は、公爵だけを軸にしている。
まさに、公爵の役に立つためだけに生きているのだ。
「だったら、なんだよ?」
(旅に出ようぜ)
「旅……?」
(ロズウェルドは安泰になっても、ほかの国は違うんだぞ)
カウフマンの一族は、他国にも広がっている。
ロズウェルドが制圧されても、他国にいる者への影響は、ほとんどないも等しい。
そのように組織立てられているからだ。
(そのうち、ロズウェルドも、ローエルハイドもまた狙われちゃうかもなー)
「外にも広がっていたんだな」
(こーしゃくサマは、気づいてると思うぞ。でも、よその国なんか構うようなヒトじゃねーだろ? ティンザーの娘のこともあるしサ)
公爵は、ティンザーの娘を愛している。
ローエルハイドにとっての弱点は「愛」なのだ。
あの日、愛を知らないジェシーにも、それが、よくわかった。
(そーいう危険を、お前が懐柔して回ればいいんじゃねーか?)
「お前は信用できない。なにか企んでるとしか思えないからね」
(信用とか、よくわかんねーケド、オレは、お前と遊びたいだけなのサ)
フレデリックが公爵と会えば、自分がいることに気づかれる。
公爵は、ジェシーを殺すことを躊躇わない。
だとしても、ティンザーの娘にとっては打撃となる。
ティンザーの娘が傷を負えば、公爵にとっても、痛手だ。
それは、フレデリックにもわかっているに違いない。
ジェシーは、フレデリックと公爵を会わせたくなかった。
ロズウェルドからも離れたいと思っている。
フレデリックの死は、ジェシーの死でもあるからだ。
なにより、ジェシーは、フレデリックを気に入っている。
どうしても、手に入れたいと思ったほどだ。
あの「不思議」な感覚は、心地よかった。
本人に自覚はないが、それは、たったひとつ、ジェシーの中に、初めて生まれた「感情」だったのだ。
(なあ、オレと一緒に行こうぜ、フレディ)
0
お気に入りに追加
205
あなたにおすすめの小説
式前日に浮気現場を目撃してしまったので花嫁を交代したいと思います
おこめ
恋愛
式前日に一目だけでも婚約者に会いたいとやってきた邸で、婚約者のオリオンが浮気している現場を目撃してしまったキャス。
しかも浮気相手は従姉妹で幼馴染のミリーだった。
あんな男と結婚なんて嫌!
よし花嫁を替えてやろう!というお話です。
オリオンはただのクズキモ男です。
ハッピーエンド。
私が死んだあとの世界で
もちもち太郎
恋愛
婚約破棄をされ断罪された公爵令嬢のマリーが死んだ。
初めはみんな喜んでいたが、時が経つにつれマリーの重要さに気づいて後悔する。
だが、もう遅い。なんてったって、私を断罪したのはあなた達なのですから。
婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた
cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。
お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。
婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。
過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。
ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。
婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。
明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。
「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。
そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。
茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。
幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。
「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?!
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
10万円分の食料を購入しましたが、冷蔵庫はそれらの食料でいっぱいになりましたが、食費を悔い連ねて、ビールなどの酒類の方が腹を制するために、い
すずりはさくらの本棚
現代文学
10万円分の食料を購入しましたが、冷蔵庫はそれらの食料でいっぱいになりましたが、食費を悔い連ねて、ビールなどの酒類の方が腹を制するために、いっこうに食料は減らない。
10万円分の食料を購入されたのですね。冷蔵庫がいっぱいになるほどの量、大変だったことと思います。しかし、食費を悔やみながらも、酒類の方に手が伸びてしまい、食料が減らない状況とのこと、お気持ちお察しいたします。
この状況について、いくつか考えられる原因と、改善策を提案させてください。
**考えられる原因**
* **ストレスや感情的な要因:** ストレスを感じている時や、何か感情的な出来事があった時、人はつい食べ過ぎたり、お酒を飲んだりしがちです。
* **習慣:** 以前から、食事よりもお酒を優先する習慣がついている可能性があります。
* **食料の選び方:** 長期保存できる加工食品ばかりを選んでしまい、飽きてしまいやすくなっている可能性があります。
* **環境:** 冷蔵庫の中身が全て見える状態になっていると、ついつい手が伸びてしまうかもしれません。
**改善策**
* **食生活を見直す:**
* **バランスの取れた食事:** 三食バランスの取れた食事を心がけ、必要な栄養素を摂取するようにしましょう。
* **間食の管理:** 間食は、ヘルシーなものを選び、食べる量を意識しましょう。
* **水分補給:** お酒の代わりに、水をこまめに飲むようにしましょう。
* **環境を変える:**
* **冷蔵庫の整理:** 冷蔵庫の中身を整理し、見やすい状態にすることで、無駄な買い物を防ぎ、必要なものだけを取り出すようにしましょう。
* **見える場所に果物:** 冷蔵庫の見える場所に、リンゴやバナナなどの果物を置いておくと、自然と手が伸びやすくなります。
* **心の状態に目を向ける:**
* **ストレス解消:** ヨガや瞑想など、自分に合ったストレス解消法を見つけてみましょう。
* **相談:** どうしても一人で抱えきれない場合は、信頼できる人に相談したり、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
**その他**
* **食品ロス:** 食料が無駄にならないよう、消費期限を守り、計画的に消費するようにしましょう。
* **食費の管理:** 食費の予算を決めて、その範囲内で買い物をするようにしましょう。
**まとめ**
食生活の改善は、一朝一夕にできるものではありません。まずは、ご自身の状況を客観的に見て、何が問題なのかを把握することが大切です。そして、小さなことから少しずつ改善していくことで、より良い食生活を送ることができるでしょう。
いらないと言ったのはあなたの方なのに
水谷繭
恋愛
精霊師の名門に生まれたにも関わらず、精霊を操ることが出来ずに冷遇されていたセラフィーナ。
セラフィーナは、生家から救い出して王宮に連れてきてくれた婚約者のエリオット王子に深く感謝していた。
エリオットに尽くすセラフィーナだが、関係は歪つなままで、セラよりも能力の高いアメリアが現れると完全に捨て置かれるようになる。
ある日、エリオットにお前がいるせいでアメリアと婚約できないと言われたセラは、二人のために自分は死んだことにして隣国へ逃げようと思いつく。
しかし、セラがいなくなればいいと言っていたはずのエリオットは、実際にセラが消えると血相を変えて探しに来て……。
◆表紙画像はGirly drop様からお借りしました🍬
◇いいね、エールありがとうございます!
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています
矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜
――『偽聖女を処刑しろっ!』
民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。
何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。
人々の歓声に包まれながら私は処刑された。
そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。
――持たなければ、失うこともない。
だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。
『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』
基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。
※この作品の設定は架空のものです。
※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。
※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)
婚約破棄されましたが、私はあなたの婚約者じゃありませんよ?
柴野
恋愛
「シャルロット・アンディース公爵令嬢!!! 今ここでお前との婚約を破棄するッ!」 ある日のこと、学園の新入生歓迎パーティーで婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロット。でも……。 「私はあなたの婚約者じゃありませんよ? どなたかとお間違いなのでは? ――そこにいる女性があなたの婚約者だと思うのですが」 「え!?」 ※ざまぁ100%です。
※小説家になろう、カクヨムに重複投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる