人でなし主と、じゃじゃ馬令嬢
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話してみると、その屋敷の主は、思っていたよりも、冷酷な人でなしだった。
だが、彼女に選ぶ道はなく、彼と「特別な客人(愛妾)」になる契約を結ぶことに。
彼女の差し出せる対価は「彼の駒となる」彼女自身の存在のみ。
それを伝えた彼女に、彼が言った。
「それは、ベッドでのことも含まれているのかな?」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
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◇◇◇◇◇
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え?バンビ?…今、バンビ柄というフェイクファーがあるんです。マフラーやつけ衿、バッグ…ああ。かわいいなぁって思いつつも、私、ホント壊滅的に茶は似合わないんです。なので、茶じゃないフェイクファー生地って言うとグレー〜黒。狼ですよねぇ。ダルメシアンはイヤだし…ゼブラはある程度大きさがないとゼブラっぽくないし…で、いっそ、狼ならば、マタギのおっさんみたいに腰から下げる毛皮風になんて言い出してみたところ。友人から速攻で、マタギのおっさん下げてるのは熊だから!ってツッコミ入りました。ああ。熊か。熊…ここで。このタイミングで投稿入ったんです。夜だと思ってたので不意打ちくらいました。わーい。ネットショッピング中断していそいそと見てみればタイトル4つ。4つめはバンビ。ああ。やっぱり世間はバンビだよなぁ。間違っても熊じゃない。おのれ!
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ご感想を、ありがとうございます。
自分は、現実の服飾流行にとても疎いので、バンビ柄というのがどういうものか検索をして画像を見てみました。手袋は可愛いなと感じました。コートとか生地の大きな物を見ていると別のものが見えてきて……何かに似ているけれどなんだろうと。マタギの狼⇔熊みたいな感じで気づきました。フグです。フグを思い出していました 笑 あの丸い不規則な柄が。狼と熊より……哺乳類でさえなかったという 笑 バンビ柄は生地との組み合わせで活きてきそうですね。ふわふわっとした感じが、可愛いに繋がっているのではと。似た感じでゴマサバが思い浮かび、食べたくなりました。おのれ! 大笑
先にお読み頂いていた部分が、ささやかな「フリ」になっていたので、あとからこちらをお読み頂いたことで「それみたことか!」感を持って頂けて良かったです!逆であれば、この段階では「ん?」なことが、あとから「あれは、これか!」と腑に落ちる展開になっていたかもしれませんね。
本編を書いていた時から、この辺りは自分だけ設定(笑)がありまして、後日談で書くことができて良かったと思っております。レジーその後は明確にはなっておりませんが、そこはご想像にてお願いしたく候 笑
自分は、きっと邪でケガレなのでしょうね…具体的な部分は同感ではございますが、もう少し踏み込んでもいいかなと思うこともあります。R16.5くらいの。いわゆる「朝ちゅん」や「奥様ご懐妊」だけでは、踏み込みが浅い?と思ったり。がっつりR18ではなく、そのギリギリのライン。ですが、規約的に自分では判断ができかねるので、Rではないギリセーフなところまでとしております 笑
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限りなく妖精に近い彼は「どこからともなくもれた」情報により、詳細はともかく結果判定された瞬間、兄号泣、盛大な花火を打ち上げられてしまいそうですね 大笑
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今回は特に私にとって生々しく匂うお話でした。作者様が感情描写に長けているというのはいいことばかりじゃないかも?と思うくらいには笑
ご感想を頂き、ありがとうございます。
愛というものも様々で、向ける相手に対する比重や種類によっても失った時の心の反応も違ってきたりするかなぁとは思っております。
Jasmin様が仰られておられるように「喪う恐怖」のほうが先にあり、だからこそ、喪ったらどうなるのか=生きていけない、という感覚を持つのではないかと思ったり。
なんの見返りも求めず、疑問さえいだかず、自分の持っているものすべてを差し出せるというのは、なかなかないことだと思います。そういう意味では、フレデリックは自分の書く話の中でも特殊なキャラクターだったかもしれません。
(対極風ではありますが、実は「元ジーク」もそういうところがあったのですけども)
逝ってしまう側の気持ちはわからないがゆえに、遺されるほうがキツい、というのはあるかと思います。とくに、相手が悲しむなど、なにかしらの理由をもって相手がいるから生きている、というのは、自分の存在意義と成り得ますし、生存理由にもなっています。
なので、その相手がいなければ、生きていなければならない理由が薄れるというところで、ジョシュアは死にたがりだったかもしれません。
サムがリスに言った言葉に、リスのためだけではない部分を感じとって頂けたことを、とても嬉しく感じております。サム自身も、色々と自分について考えさせられていることもありましたので。記憶の件で、なおさら、といったところでしょうか。
日常というのは、本当にとても強くて、自分の心情としては留まっていたいと思っていても、いつしか押し流されてしまったりするよなぁと、時折、寂しくなったりします。
忘れてはいなくても、その時とまったく同じ心情かと言えば、違っていたりするので。
感情描写が長けているというよりは、書いている上で自分から出てきた様々な思いを、Jasmin様が受け止めてくださっているのではないかと思います。
おこがましい言い方をすれば、共鳴して頂けたのではないかと、嬉しくもあり、心苦しくもあり 苦笑
このたびも、深く沁み込むように、お読みくださり、大変、感謝しております!
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紆余曲折はあるかもしれませんが…
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