人でなし主と、じゃじゃ馬令嬢
公爵令嬢のサマンサは、間近に迫った婚約を破談にすべく、ある屋敷を訪れる。
話してみると、その屋敷の主は、思っていたよりも、冷酷な人でなしだった。
だが、彼女に選ぶ道はなく、彼と「特別な客人(愛妾)」になる契約を結ぶことに。
彼女の差し出せる対価は「彼の駒となる」彼女自身の存在のみ。
それを伝えた彼女に、彼が言った。
「それは、ベッドでのことも含まれているのかな?」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
R-Kingdom_5
他サイトでも掲載しています。
話してみると、その屋敷の主は、思っていたよりも、冷酷な人でなしだった。
だが、彼女に選ぶ道はなく、彼と「特別な客人(愛妾)」になる契約を結ぶことに。
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「それは、ベッドでのことも含まれているのかな?」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
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え?バンビ?…今、バンビ柄というフェイクファーがあるんです。マフラーやつけ衿、バッグ…ああ。かわいいなぁって思いつつも、私、ホント壊滅的に茶は似合わないんです。なので、茶じゃないフェイクファー生地って言うとグレー〜黒。狼ですよねぇ。ダルメシアンはイヤだし…ゼブラはある程度大きさがないとゼブラっぽくないし…で、いっそ、狼ならば、マタギのおっさんみたいに腰から下げる毛皮風になんて言い出してみたところ。友人から速攻で、マタギのおっさん下げてるのは熊だから!ってツッコミ入りました。ああ。熊か。熊…ここで。このタイミングで投稿入ったんです。夜だと思ってたので不意打ちくらいました。わーい。ネットショッピング中断していそいそと見てみればタイトル4つ。4つめはバンビ。ああ。やっぱり世間はバンビだよなぁ。間違っても熊じゃない。おのれ!
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その後再び寝室に連れ込まれていったサム。大丈夫?って心配しかけたけれど。なんだか第2ラウンド!カーン!と悲壮感漂うかと思いきや。そう言えばさっきジェレミーは治癒かけてたよね?じゃ。いいか!よし!エンジョイ!笑
Rなやつがキライではないですが。好きかと聞かれても返事に悩みます。他人のパンツは見ない主義みたいな?パンツ履いてない人はたぶんほとんどいないけど、間近で詳細に見たくはない。履いているであろうという推測で十分です。たまにかわいい子のがチラッと見えるようなことがあって。あら!ごちそう様でした!は大歓迎だけど、目の前でいきなりズボン脱ぎだすやつがいたら速攻で逃げますね!…そういうわけなので。まさにイタしているその詳細が知りたいわけではないんだけども、なんて言えばいいんでしょうか?「ちゃんとイタしたぞ証明?」「ちゃんとイタせたぞ証明?」発行して頂きたいキャラが何名か。そのうち、限りなく妖精に近い彼に関しては、無事イタせた折りには王都に特大花火もどうぞよろしくお願いいたします。
ご感想を、ありがとうございます。
自分は、現実の服飾流行にとても疎いので、バンビ柄というのがどういうものか検索をして画像を見てみました。手袋は可愛いなと感じました。コートとか生地の大きな物を見ていると別のものが見えてきて……何かに似ているけれどなんだろうと。マタギの狼⇔熊みたいな感じで気づきました。フグです。フグを思い出していました 笑 あの丸い不規則な柄が。狼と熊より……哺乳類でさえなかったという 笑 バンビ柄は生地との組み合わせで活きてきそうですね。ふわふわっとした感じが、可愛いに繋がっているのではと。似た感じでゴマサバが思い浮かび、食べたくなりました。おのれ! 大笑
先にお読み頂いていた部分が、ささやかな「フリ」になっていたので、あとからこちらをお読み頂いたことで「それみたことか!」感を持って頂けて良かったです!逆であれば、この段階では「ん?」なことが、あとから「あれは、これか!」と腑に落ちる展開になっていたかもしれませんね。
本編を書いていた時から、この辺りは自分だけ設定(笑)がありまして、後日談で書くことができて良かったと思っております。レジーその後は明確にはなっておりませんが、そこはご想像にてお願いしたく候 笑
自分は、きっと邪でケガレなのでしょうね…具体的な部分は同感ではございますが、もう少し踏み込んでもいいかなと思うこともあります。R16.5くらいの。いわゆる「朝ちゅん」や「奥様ご懐妊」だけでは、踏み込みが浅い?と思ったり。がっつりR18ではなく、そのギリギリのライン。ですが、規約的に自分では判断ができかねるので、Rではないギリセーフなところまでとしております 笑
ちなみに、この世界観では「トイレ」がありません(初作にて言及) では、下着は? これは明確に答えが出ておりますので、ふれずにおきます 笑
限りなく妖精に近い彼は「どこからともなくもれた」情報により、詳細はともかく結果判定された瞬間、兄号泣、盛大な花火を打ち上げられてしまいそうですね 大笑
貴族式婚姻なので誓いの口づけもしたでしょうし、そこでも兄号泣かと。ですが、たぶんナルとは違い「かまわん。泣かせておけ」と。
いつも話の内容もそうですが、キャラクターそれぞれに想像とそこからくる感情をお伝えくださり、とても喜んでおります! 同じ世界を共有して頂けていることに感謝です!
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私、3年前に犬を亡くしました。犬が死んだ翌朝、当たり前に太陽が登ったときに、世界を呪う類の怒りを感じたことを今もよく覚えています。私の大事なものは昨日、この世からいなくなったのに世界は何も変わらない。その無情さに腹が立ちました。そんな世界なんか壊れてしまえ!って。
たかが犬と下に置く人もいますが、犬が私に向けてくれた愛はとてつもなく大きかったです。逆に人は自分以外の誰かにあんなにも当たり前に自分の全てを差し出せるかしら?その答えもこのお話にありました。フレデリック!彼は迷いなく差し出していました。さすが尊敬すべき犬コロです。私はあんなに大事な犬にさえ自分の全てを差し出せていませんでした。いわゆる大人の事情ってやつですね。愚かだったわ。生きてくれているだけで役に立っている…まさに犬に愛されている人間の言葉です。
失って知りましたが、本当の恐怖は失ったあとやって来ました。喪失が変えられない事実なら、せめて一緒に過ごした日々の全てを覚えていたいのに、私はいつかそれを忘れてしまうかも知れないという恐怖。忘れてしまえばもはや忘れてしまったこともわからない。そうなるくらいなら、全て覚えている今のうちに自分を終わらせたい。死にたがりだったジョシュアがレティに出会うまでどんなふうに息をしていたか、私は知っている気がするのはそこに重ねているからかも知れません。
そういう気持ちを抱えながら、今も私が生きているのは、私が亡くした犬と一緒に大事に育てたもう1頭の犬がいたからです。もう1頭のけして長くない一生をできるだけ大事にしようと思うからです。一方で1度喪失を知った私はこの犬を喪うことに怯えています。怯えながら私は毎晩、明日も自分が強くいられるために犬に言い聞かせています。あなたはとってもいい子。かわいいしお利口さん。でも、あなたがいい子だから好きなんじゃないのよ。あなたが悪い子でも大好きって。サムがリスに同じこと言ったときには息が止まりました。リスのためでありながら、同時に実はサムのための発言でもあったんでしょうか。
今回は特に私にとって生々しく匂うお話でした。作者様が感情描写に長けているというのはいいことばかりじゃないかも?と思うくらいには笑
ご感想を頂き、ありがとうございます。
愛というものも様々で、向ける相手に対する比重や種類によっても失った時の心の反応も違ってきたりするかなぁとは思っております。
Jasmin様が仰られておられるように「喪う恐怖」のほうが先にあり、だからこそ、喪ったらどうなるのか=生きていけない、という感覚を持つのではないかと思ったり。
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日常というのは、本当にとても強くて、自分の心情としては留まっていたいと思っていても、いつしか押し流されてしまったりするよなぁと、時折、寂しくなったりします。
忘れてはいなくても、その時とまったく同じ心情かと言えば、違っていたりするので。
感情描写が長けているというよりは、書いている上で自分から出てきた様々な思いを、Jasmin様が受け止めてくださっているのではないかと思います。
おこがましい言い方をすれば、共鳴して頂けたのではないかと、嬉しくもあり、心苦しくもあり 苦笑
このたびも、深く沁み込むように、お読みくださり、大変、感謝しております!
レジーがフリーならレジーとくっついてほしいくらい(笑)。記憶喪失って知ったらどんな顔するんだろ、ジェレミー。
足をお運び頂き、ありがとうございます!
いわゆる「愛するより愛されるほうが幸せ」みたいなものもあるかもしれませんよね(笑)
怒るようなこともなく、じゃじゃ馬にもならずにすみますし。
どうなったとしても、話を聞かない人が悪いのです(笑)
この子、リシャール⁉️Σ(゚ロ゚;)。フラグがビンビンと(゚A゚;)。ヒロインは頭を打った事による一時的な記憶喪失かな?。何とも気になる展開に。
続きを気にして頂けて、とても嬉しいです!
いろいろと名前がごった返していますのに、目をつけて頂けるとは(笑)
少し前のくだりで、サラっと出てきただけですし、おゆう様の勘働きに嬉しくなりました♪
ヒロインは……きっかけはあれですが、忘れたいこともあったのかもしれません(笑)
何で女一人で行動しようと思うんだろう😱。どこにもゲスなモブは居りますがな💦。
お声がけありがとうございます。
仰る通り、そうなんですよね~私も、よくそう思うことがあります(笑)
身を守れないなら護衛とか雇えばいいのに、とか。
今回は「足がつかないこと」を優先させた結果、ということなのですけども。
「朝だから大丈夫だろう」ではなく、やはり「かもしれない」運転が必要です!
若輩当主とひょっこ令嬢の時からサマンサ様には、幸せになって欲しいと、思っていました、、、どうかハピエンお願いします
お声がけありがとうございます!
前の話から、今回の話のサマンサを気にして頂けていて嬉しいです。
ハッピーエンドとなっておりますので、ご安心くださいませ。
紆余曲折はあるかもしれませんが…
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