いつかの空を見る日まで
皇命により皇太子の婚約者となったカサンドラ。皇太子は彼女に無関心だったが、彼女も皇太子には無関心。婚姻する気なんてさらさらなく、逃げることだけ考えている。忠実な従僕と逃げる準備を進めていたのだが、不用意にも、皇太子の彼女に対する好感度を上げてしまい、執着されるはめに。複雑な事情がある彼女に、逃亡中止は有り得ない。生きるも死ぬもどうでもいいが、皇宮にだけはいたくないと、従僕と2人、ついに逃亡を決行するのだが。
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復讐、逆転ものではありませんので、それをご期待のかたはご注意ください。
悲しい内容が苦手というかたは、特にご注意ください。
中世・近世の欧風な雰囲気ですが、それっぽいだけです。
どんな展開でも、どんと来いなかた向けかもしれません。
(うわあ…ぇう~…がはっ…ぇえぇ~…となるところもあります)
他サイトでも掲載しています。
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復讐、逆転ものではありませんので、それをご期待のかたはご注意ください。
悲しい内容が苦手というかたは、特にご注意ください。
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♡注意事項~この話を読む前に~♡
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今日、明日と連休なので、昨日の夜から読み始め、今、読み終わりました。また、駆け抜けるように読んでしまいました。
余りに心が揺さぶられると、体力も消耗します。タブレット片手に泣く私に主人が呆れ、理由を問われましたが説明しても理解できなかったようで、併せて呆れていました。
登場人物各々の視点がきっちりしているので、どっぷりと感情移入してしまいます。真実から事実を辿るのは難しい。読み終わってみると、事実の本当の意味が解るけれど、途中では同じ目線なので辛かったです。
人、魔物、魔人での特性、個としての性質、思い込み、情報の有無や扱いで、どんどんすれ違っていく様が悲しく、実は現実でもあるなぁと改めて思いました。
ティトーヴァに私はでユージーンを思い浮かべました。人の話を聞かず、しつこく、やり遂げる。それこそ、もう少し、長くキャスと居られたら、変わっていたのではと思います。キャスもフィッツも皆、他と関わって変わったのだから、きっと変われたはずと思いたい。
後半、転がり方(展開)が激しく速かったので、もう少し楽しみたかったです。
今回の推しはフィッツ。
我慢ならないのは、ラフロ。
お返事が、大変大変、遅くなり、本当に申し訳ございません!!
いつもご感想をくださいますこと、とても感謝しております。
こちらは初作に続き、2本目の長編(当方比)でしたが、連休を使って頂き、通しでお読み頂けて飛翔に嬉しいです!長い話ですと、途中で活字を追うのに疲れてしまうこともあろうかと思います。ですが、続きを気にして頂けて、その結果、最後まで駆け抜けて頂けたのかなと。
この話はシリアスベースで上下のある内容でしたので、書くのがしんどい場面もありました。体力を消耗するとの感覚もわかるだけに、やはり嬉しくもあり、申し訳なさもあり、といったところです。Canaさまが、キャラクターに共感や感情移入してくださったからだと思うのですが、そういう感覚は、説明自体が難しいかもしれないですよね。自分としては、このキャラクターだと、こうは言わないだろうとか、こう考えてしまうだろうなと考えつつ書いているつもりだったりしますので、視点がきっちりしていると仰って頂けて嬉しく感じております!
Canaさまが仰っておられるように、現実でも渦中にいる間は気づけずにいることも少なくないと思っています。自分などは渦中を脱してから「もう少し上手くやれたはずなのに…」とか思うことも 苦笑
ティトーヴァに手を差し伸べるお言葉ありがとうございます。人格形成に、人との関係や環境は、大事な要素だと思います。少なくとも諭してくれる人は必要だろうと。あそこを人生の始まりとして良い皇帝になれれば、人生の終焉の際、少しはホッとできるのではないかと思ってはいます。
今回の推しがフィッツということで、安心しました! 完全無欠ではないフィッツを気に入って頂けたのであれば、とても嬉しいです。好き嫌いや善悪を自分で判断するのは、割と大変で、悩んだりもするわけですが、ラフロにはそういうところがないのが、タチが悪かったかもしれません 苦笑
戦後処理や建国部分など1年の経過分は、書くと半章くらい必要でしたので、話が間延びしてしまうと思い、省きました。頭の中には存在していた部分ですので、楽しみたかったと仰って頂けて、ありがたいことだと感じております。考えていた内容が無駄ではなかったなぁと思えました。
これまでとは違うカラーの話でしたが、お楽しみ頂けたのであれば、幸いです!
ティトーヴァが炎天下、5日もてくてく歩いてキャスに会いに行ったのは驚きました。キャスの危険を伝える目的もあったのに開口一番言われたのが、どのツラ下げて…。これ、ティトーヴァじゃなかったらバッキバキに折れてるような?私のほうが胸しくしくしちゃいました。そして。完璧なる失恋…衝撃の事実を浴びせられ、条件毟り取られてまた5日以上の帰路をひもじくてくてく。ようやく皇宮に辿り着いたら今度はざまぁです。汚されたせいで真実味を失った真実が汚れなき本来の真実味を取り戻したざまぁ特有の清潔感感じました。ティトーヴァが魔物の子どもの死を気にした伏線はティティではなくこうやってガチで彼に刺さるのかと。またしても?彼は人一倍しんどい思いしています。連続して起こる混乱とも言えます。しかし、さすがティトーヴァ。彼の心身は形状記憶合金で出来ているんですかね?相変わらずの立ち直りの早さ。今度は中間種の保護だ教育改革だとか新たな目標さえ設定し直しました。まともなので一見、成長したかのようでその実、魔物と聖魔の殲滅!って言ってた時とテンションは同じ?キャスが行方不明だった時には帝位なんか要らないって言ったくせに、今この時、自分が皇帝に相応しいかどうかは考えないのね?みたいなガッカリ感も否めず。結局、彼は一途な性格ゆえに、方向が正しいから現在は正しく邁進していくだけで。彼自身の成長や変化の有無は関係なく見えます。久しぶりに昔よくやったペットボトルロケット思い出しました。うまくやればよく飛ぶんだけど、飛ばし方間違うと大惨事。パワーあるだけに厄介な感じがティトーヴァにそっくりだわ!…と。散々言ってますが。中間種にティティと名付けて自室に置いている彼のことはもう少し見ていたい感があります。これで終わりは残念だなと。
そして我が愛しのザイードですね。私だったらキャスへの未練は気にせず求愛しまくります。ダイスほど頑張らないと思いますが10回20回断られたくらいじゃめげないです。なので、番わなくても幸せだろうザイードにも遅かれ早かれ番がみつかる気もし。ダイスに振り回され子守り覚悟している姿を見ていると、キャスを拾った前日だってザイードはこんなふうに過ごしていたような気もします。ザイードは明日にでもまたどこかで運命を拾うのかも知れないし。或いは魔物は寿命が長いから、可能性としてはキャスの娘だってアリですもんね。
ご感想を、ありがとうございます。
ティトーヴァは読んでくださっている方から「天誅」「こいつ、××!」「うっざ!」と思われてもしかたがない、いえ、当然かなぁと思っておりました。書いている間「お前はよー…」と溜め息のもれるキャラクターでしたので。(好き嫌いではなく)
ティトーヴァは、いろいろとやらかし過ぎていたわけなので、それがひとつずつ跳ね返ってきた、という感じでしょうか。そもそもティトーヴァは「ざまあみろ」「それ見たことか」と言われる要素満載でもあったでしょうし。そしてJasmin様の仰る通り、ティトーヴァの本質はなかなか変わるのが困難ではないかと。キャスも疑っています 笑 以前に「1人は寂しい。でも混乱」というお言葉がありましたが、目標や目的がないと、すべてを見失うところがあるといった感じなのでしょうね。立っていられなくなるとでも言いましょうか。ほかのキャラクターは1人で立っていられるけれど2人のほうがいい、というスタンス。ですが、ティトーヴァは支えがないと1人で立ってもいられない、みたいな(砂漠の帰り道、ティティと一緒なのですが、ティティというのは、元々、ティトーヴァの愛称でした)
ザイードについては……自分の頭の中でだけ話ができあがっていて 笑 細かなところまでは考えていないので書く予定もないのですけれども。おそらく「はあ?!」みたいな感じだと思います。それも怖いので書いていないというのもありまして 苦笑 詳細部まで設定していなくても、長い!というのもあります…。ですが、ちょこっとだけ……ザイードは50年後くらいまでは独り身です。相手は、ガンガン押せ押せな感じ。(Jasmin様の仰っておられる、求愛しまくりタイプ 笑) ザイードがああいう感じですので、そのくらいでないと気づいてももらえないかなぁと 笑
ザイードというキャラクターに、そこまで思い入れて頂けて、とても嬉しいです!
本当に長い話で、フライパンを片手にしつつも、最後までお読みくださり、感謝しております!
パカパカ更新ではありましたが、リアタイでのおつきあい、ありがとうございました!
完結おめでとうございます✨🎉🎊㊗️✨
毎回更新を楽しみにしていました。奥深いストーリーが面白くて読み応えがあって、最高です👑✨
読み進めるうちに好きなキャラクターが増えていきました。皆んな愛すべきキャラ✨
私の推しは変わらずフィッツですが、硬派なザイードも孤独なティトーヴァも幸せになって欲しいなって想うくらいには愛着が湧いています。
キャスがハッピーなラストを迎えて嬉しい反面ちょっぴり「いつ空」(勝手に略称すみませんm(_ _)m)ロス感が否めませんが、明日からはお気に入りのシーンを読み返してによによしたいと思っております。
「いつ空」大好きです。ステキな作品を届けて下さりありがとうございました😭✨
ご感想および完結に際してのお言葉を頂き、ありがとうございます。
毎回の更新を楽しみにして頂けたとは、ありがたさとともに安堵もしております。こちらこそ、最後までおつきあい頂けたことに感謝しております!
フィッツ推し!と言って頂けたこともあり、フィッツ不在にガッカリされておられるかもしれないと思っておりましたので。
ですが、ほかのキャラクターにも愛着を持って頂けたとのこと、嬉しい限りです♪
それと、自分の中で、これほど「ハッ!!!」となるのは、文章を書き始めてから初めてのことと言えます! 胸にジーンというより、どーん!という感じでした。
「いつ空」
自分でも呼んだことがなく頭の片隅にもなかった「略称」!
なんだか本編よりも、とても爽やかな印象があって「おおおっ!」と喜びの声を上げました 笑
とても素敵なネーミングをありがとうございます! 非常に感激いたしました!
そこにも、にいな様が足をお運びくださっていたという雰囲気が感じられました。
「時間あるから、いつ空、読んどくかー」みたいな 笑
お気に入りのシーンを持って頂けて、なによりでございました!
まずは完結おめでとうございます?
面白かったー!
あの後、私はフライパン振り上げたまま後ろに倒れましたけどね。あと2回くらいって予想は…以下略。ぷんぷん
直近で花に嵐が出ていたし。バイオレンス書く人はバイオレンスな人じゃないという真偽不明な話も出たし。聖魔野放しで話は終わらない確信はあったし。なるほど。私は「甘ちゃん」だったんですね。納得です。私は結局、ティトーヴァすら引っ叩けなかったし。私の引き出しの中にはシャノンの犠牲のカードはありませんでした。しかも私、シャノン好きだったんですよね。かわいかった。シャノンが食べていたのは私の中では勝手にサバ缶になっており、サバ缶の友としても大事に思っていました。そしてシャノンと一緒にいるときのクヴァットも好きでした。クヴァットのは完全に迷惑な遊びでしたが、いわゆる仕事のときとはガラリと違う様子でプライベートを過ごす男の人を見るような目で、シャノンと一緒にいるクヴァットを見ていた気がします。だからあのままでいいと思っていたわけではないので。どこかに終わりは来るというか。さよならだけが人生らしいし? とは言え。私、大変意地悪なことに、クヴァットたちが大事なものを失ってすぐに逝ってしまったことには惜しい気持ちを感じています。それこそ半月くらい、喪失感で七転八倒すれば良かったのよ、と。ある意味、1番濃厚に愛を実感出来るから。で、ついでにその生傷を取引なんてもので抉られてみなさいよって。命賭けて愛を知ろうとしておきながら、そこ知らずに逝っちゃうのももったいないじゃない?って。
バイオレンス書く人はバイオレンスな人だと私は思います。そもそもバイオレンスのネタが体内?脳内?にある人をバイオレンスな人って言うんだよ!と。考えても、思いついても、実際はやらないし、物語として構成するにあたり…と書かない私には難しい話で…いや、聞いてて面白いんですけども…いやいやいや!誤魔化されないぞ!実行したらそれは犯罪者! 今回、作家はみな魔人!ということもわかったので。とりあえず魔人からのスタートですよね?ただの魔人かバイオレンスな魔人か。その違いにこだわるのってもはや目くそ鼻くそ…以下略。最後の最後で作者さま、ギリ寸止め魔王の称号返上したのかな?え。ちゅーしただけじゃん!とは思いましたが、1章ラストでは悲願だったしなぁ。今思うとちっちゃい悲願だったなと笑
ご感想と完結へのお言葉を頂きまして、ありがとうございます。
最後までおつきあい頂き、面白かったと仰って頂けて、大変、嬉しく感じております!
31センチのフライパンが重かったのでは……テニス練習でも手首を痛めかねないかと……。
以前、クヴァットは自分の中でも思い入れのあるキャラクターです。仰る通り「喪失感で七転八倒」なところがなく悔しいというのはあるかもしれません。いろいろやらかしてますし。ですが、それこそ自分としては「優しさ」だなぁと感じます。もちろん「思い知れ!」というのもあるでしょうけれど、そこを思い知るのは、ある種の「更生」です。キャスからすると、クヴァットやシャノンはラフロ以上に遠い存在なので、そこまで手をかける用がない、と言いましょうか。フィッツには、そもそも「思い知れ!」的な感覚がないため、通常運転「彼女を害する=殺す(許可有)」という 笑 フィッツの中にクヴァットを幽閉して延々と嘆かせておくことはできたと思いますが、フィッツにはそうする理由がないと。(またしても他人事のように 苦笑)
キャスとフィッツの関係とは違って、クヴァットとシャノンの関係は最初の段階から大きく変わってはいない感じです。クヴァットの態度はあまり変わっていないと言いましょうか。決定的になるところがなくはないですけれども。シャノンはが施設で食べていた「缶詰」はサバ缶だったのかと 笑 それだとクヴァットには、ちゅーるを持たせたかったところです。くっ……クヴァットとシャノンの後ろから、例の曲が聴こえてきたではないですか、おのれ! 笑
発想がないものは考えつかないというのはあると思うのですが、発想=自分の経験ではない、ということかと。周囲からもたらされる情報や知識が発想となって、想像することはできる、といった感じでしょうか。たとえば興味がなくても「怪物との異名を持つ無敗のボクサー」というWEBニュースのタイトルだけでも発想には繋がったり。「こういう人が異世界に行くとどうなの?」と考える時、書き手としての興味の主眼は話上のバイオレンス部分ではなく「どうなの?」部分、みたいな。
自分は当初より「ラストで寸止め魔王返上だな」と思ってきたのですけどー?! 笑
最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました!
ぐはっ!…と血を吐くような気持ちでフライパン振り上げました。
えっと。もうないっておっしゃっていませんでしたか?信じた私が悪いんでしょうか?泣
沼で遊ぶ子どもたちとノノマ、シュザ、ラシッド。離れて見守るザイードとキャス。おかしいなってくらいにまばゆい光景でした。キラキラしててあったかくて。少し生臭いような水辺特有の香りと肌を覆う湿度。絶え間なく誰かが上げる笑い声と水の音。子どもにしか出せない高揚感に満ちた空気。空が夏らしく青くて。赤、青、白、オレンジ、黄色、緑、茶、灰、黒…全ての色がカラフルに組み合わさった完璧な幸せ色の瞬間が確かにそこにありました。
旧フィッツは逃亡生活からティニカの隠れ家での生活までを通してキャスが育て上げたイメージでした。だからこそ?今回はキャスも距離を取り…とは言え、いつか落ち着ける時が来たらまた同じように調教すればいい的な無自覚の自信もあったかしら?どうなんだろう? それなのにNEWフィッツは勝手に1人で育ってしまいました。ザイードの言う通り、物事はいずれあるべきようになる。なるほどね。フィッツのあり様はキャスを愛するところにあったんだ!なんて暢気にによによ考えていたところからのフライパン。フライパンもサイズアップして31cmですよ。
つらい…考えることも先を知りたいと思うこともやめられないのがつらい。見てしまった子どもの笑顔が消えなくてつらい。沼に浮かぶ血と肉、その絵も匂いも消せなくてつらい。
泣けば作者さまおっしゃるように悲劇はフラストレーションの解消になるのかしら?私、泣いたことがないんですよね。私はたぶん、この先も折に触れて思い出すんだと思います。それがつらい。そして振り上げたフライパンの振り下ろし先がわかりません。アルフォンソじゃ足らない。それがつらい。もうティトーヴァでいいか?いいよね?
ご感想を、ありがとうございます。
そうだったのですね。自分は、2章を乗り越えて頂けたので、もう大丈夫かなと、本当にそう思っておりました。想定の範囲内なのではなかろうかと。仰る通り「おかしいなってくらい」というところでしょうか。当初「ほら。思った通りに上がるだけ上がっといて落ちたよ」というのもあり、「想定内!分かり易かった!」と感じられるのではと。ですので、けして罠を張っていたわけではなく…「どんと来い!」と身構えておられる姿を想像しておりました。そこを踏まえ、フライパンのサイズは12センチでお願いします!
ここで、フィッツの成長度合いを感じて頂けて、非常に嬉しいです! 前回のご感想に書いておられたように、キャスは変わっていくわけですが、フィッツの変りかたも最初とは異なるという。人が変わるのは難しいことで、なにかなければ本当には変われないのではないかと思っております。ただ、周りはきっかけを与えることはできても、自覚・無自覚はともかく、最終的には「選び方」を変えるのは自分なのではないかなぁと。どういう方向に進むかは、その時々の選択の結果ですが、その「選び方」には癖づけみたいなものがある気がします。それが性格や個性となっているのかなと。なので、結果が見える前に「今まではこうしてきたけど、これからはこうしよう」と根本的な選び方を変えるのは、相当に困難なことかと。ここで、そういうちょっとした変化に気づいて頂けて、なにかジーンとくるものがありました。差分に気づいていただけたような心持ちです。
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ご感想を頂き、ありがとうございます。
他者との距離感の取り方というのは難しいものだなぁと思いますし、成長するに従って変わっていくものでもあるのかなと。仰っておられるように、ティトーヴァは、そのあたりを上手く切り替えられなかった感じかもしれません。切り替えないと、という意識すらなかったかもと思います。距離感の違いや、距離感の取り方を学ばないまま成長したと言いましょうか。必ずしも学ばなくてもいいと思うのですが、本人の納得感がないのが問題だったのだろうと。ご感想の中にある「一人だと寂しくて。誰かと一緒にいれば混乱」というところですね 苦笑 こういう資質は厄介だと思いますので、自分としても「勘弁」と言わざるを得ません。大変、恐縮ではありますが、ティトーヴァに対し「嫌い」ではなく「疎む」と表現しておられることに、すみません、笑ってしまいました 笑 フライパンを使うという接点さえ嫌、みたいな感じの印象を受けまして。
自分の場合、往々にして、柵を作っている気はなくとも、相手には柵があるように見えている、らしい、といったふうです。自分は「気さく」なつもりなのですけど 苦笑 そうまでして近づいてこようとする人がいる、というのは羨ましいと言いましょうか。「柵ないよ」「遠慮しておきます」みたいなことのほうが多いので。と言っても、自分から行くタチでもないのですが 笑
自分にとってこのキャラクターはどういうタイプなのかと考えてくださっていることが、とても嬉しく感じられました。物語は物語でしかなく、とくに異世界となれば、有り得ないことや有り得ない存在も有り得ていて、そこが良い面だと思っています。ただ、あまりにも現実感がなさ過ぎるのも物語を遠ざけてしまうのではないかと心配になります。ですので、タイプを想像して頂けていることに、精神面的なところでなにか繋がりを持てている気がいたしました。
キャスは、自分が書いてきた話の中では、可愛くないキャラクターだったのではないかと 苦笑 我が道を行っているようでいて行っていない中途半端さとか。キャスにはキャスの、ティトーヴァにはティトーヴァの人間味のようなものを感じて頂けておれば嬉しいです! Jasmin様にとって幸いかどうかは…苦笑
全力で逃げてこの話題だけは避けていましたが読み直しで再びこの箇所にたどり着き。今回は葛藤の末、結局、自分かわいさ?で書いてみます。
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それでも、キャスはその取引、蹴るだろうなと思いました。戦争のあるそちらと違い、こちらは平和な世の中です。生き返るのが人であれば違いますが、犬は元々、そう長くは生きません。前と同じならたかだか13年。生き返ったその日から確実にやって来る13年後の再びの別れに怯えて暮らすのは怖いです。が、最初から束の間とわかっているのと、うまくすれば生涯に渡って一緒に生きられるのと。失う恐怖?後悔?は桁違いだろうなとは思うので。
もう一度、撫でたいんです、犬を。撫でて撫でて、しつこく撫でたおすと犬が身体返して「やるか?」ってノッて来て。甘咬みされながらも撫で回して最後は犬抱いて寝転んで。それがどれほど私にとって大事だったか、今度こそよくよくわかった上で撫でたい。撫でた感触の記憶はあります。その記憶は手にあるのか、脳にあるのか。手が感覚の喪失を訴えて来るような記憶です。
キャスが取引蹴ったあとに過ごす日々が更に私を抉って来ます。私はこんなに正しくも強くもいられない。羨まし過ぎる。むしろ最近、もし犬が生き返ったらと現実逃避することが多くなりました。犬が死んでからもうすぐ3年。何やってるんだか…と言葉にしてみることで何か変わるかしらって…これは他力本願でしかないですね。愚かだわ。
再びのお言葉を、ありがとうございます。
どちらを選ぶかというのは、現実問題としては、とても難しいと思います。未来が保証されているわけでもないので、自分ならば、むしろそこが問題になるかもしれません。無条件に何年後かの未来を想定できないのが嫌だと言いましょうか。極端な話、生き還らせた翌日に再びの喪失がある可能性もゼロではないと考えてしまうので。自分はJasmin様を我儘とか傲慢とか思いません。どちらかと言えば、純粋だなぁと感じることのほうが多いです。自分は我儘で強欲なため、もっと明確に自分の望む結果の得られる取引でなければしないと思うので。仮に自分きっかけで何事かが起きたとして、そこに付随する日常の変貌を想像したりします。自分が非難されるのはともかく、自分の周囲にかかる影響とかも含めると、罪悪感の有無とは無関係に、それまでと同じではいられないのではないかなぁと。それだと、せっかく取り戻したとしても、全力で気持ちを傾けられない気もして、それも嫌ですし。逆に、自分がそちらに行けて確実に再会が果たせるという保証のある取引なら迷いもしないと思いますが。非常に業突張りなのですよね、自分は 苦笑
確かに、仰る通り、熊のために無条件で自分の家や山をすっかり明け渡す人はいないと思います。それと同じくらい便利さを手放す人も少ないのではないかとも思います。電気やガス、PCにスマートフォン、車や電車に飛行機、そうした快適さの中で、かつての生活空間や環境が失われていっているとは思うのですが、自分はそれを知りつつ享受しています。そして、個人的には「3百年前の生活様式に戻そう!」とは言えません。結果として、そうしたところから「生活圏を失った生き物」が危険とされたり害獣とされたりすることがあっても、です。なんと言うか自分も片棒を担いでいるのだろうなぁと、しばしば思っています。
現実逃避は悪いことみたいに扱われることもありますが、一時そこに身を置くことは悪いことではないのではないかと。今回、書いておられたことから、ありありと感じられる生がありました。感触や表情まで見えるような。現実逃避かもしれなくても、自分は会えるほうがいいと思うたちなのですよ。やはり業突張りなので。
話題は少し戻りますが。
キャスの言葉の魔物への作用はものすごく気になっていました。試すのまだかよ!ってじくじくするくらいには。これも寸止めの新しいカタチか?と思うほどに。結果は予想外も予想外。おのれ!
音、言葉、声、歌…作者さまが嗜好を語ってくださったときにはうまく言えませんでしたが同じものを聞いても人により捉え方は違うかもと。作者さまは全制覇かも知れませんが私が反応するのは実は歌声だけ。声は声なので大きく変わるわけではありませんが、話しているときと歌っているときの声って違うじゃないですか?私的には色も触感も温度も匂いも違う。そして作者さまおっしゃるところの引っ張られるっていうのはその歌っているときの声しかないです。いい男探そうと思ったらカラオケ行くしかないじゃんって周りから言われていますが私はカラオケルームが苦手で。前に一度、地方のスナック?の片隅にあったカラオケは良かったです。その時、石原裕次郎を朗々と歌ってた妙齢のおじさまに特攻プロポーズしようかと思ったくらいには。あの声は忘れられませんが。どうして夜霧にしきりとありがとう言ってるのかは未だによくわかりません。私は息をするように1日中音楽をかける人間ですが。まるで聞いてないんですよ、歌詞を。誰かがカラオケで歌っているモニターの画面見て初めてそういう歌だったのか!と。オリンピック選手がこの曲の歌詞に励まされたと語っているのをいつもピンと来ないまま聞いております。日本語でも外国語でも同じで、ものすごく努力すれば少しなら聞ける程度。音楽ならなんでも聞くくせにラップだけは聞かないのも同じ理由かも。曲のコードはわかるのに。
次元の違う言語を脳が自ずと理解しようとして処理しきれずに壊れる。なんてことを思いついたんだ!って思いました。隠しに隠され続けたキャスの能力がやっとわかったのも、よりによってあんなタイミングでしたが(魔人め!)、言葉に敏感とはこういうことかと。私は言語処理能力に不備があるかも知れません。視覚である文字に全振りして聴覚である音声は切り捨てたかも。そう言えば電話も超苦手です。もはや声の振動数だけわかればいいのかも泣。
戦いも終盤?魔人の引っ越し先も判明しましたが…私、最近、趣味でキャスの言葉商品開発担当やっております。言葉爆弾、言葉地雷、言葉柵、耳栓…環境に優しいのが売りです。どうぞ良しなに。すりすり。
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
言葉の力について興味を持って頂き、感謝しております! 実は、自分の中では異世界言葉問題というのは、割と引っ掛かりどころでして 苦笑 また前シリーズの話で申し訳ないのですが、憑依・転生・転移の3人にのみ言語的能力が付加されていたりします。大きな引っ掛かりというわけでもないのですが、仮に転生や転移したとして、なぜ現地語が理解できるのかなぁと。たとえば今の記憶を持ったままツバルに転生したとしても、自分はツバル語は話せませんから、周りの人(両親とか)がなにを言っているのかも不明だろうなぁと思ったのです。むしろ、今の記憶があればあるほど新しい言語を覚えるのしんどそうだなぁとか 笑 なので、言語という部分を話に入れ込みたくなりまして。そこに関心を持って頂けたことは、とても嬉しかったです!
自分は、おそらく「言葉」と「声」を、かなり切り離しているかもしれません。ものすごーく微妙な背筋か凍るくらいの台詞であっても、どんなに有り得ない台詞であっても「声」としてだけ認識するのであればアリです! 「声」が言葉としての目的を凌駕するせいでしょうね……。一転、それを「言葉」とするのであれば、言葉本来の「目的」を求めてしまうところがあります。言葉は、そもそも他者に「なにか」を伝えるための道具に過ぎません。声や音、手振り身振りだけでも通じるものはありますが、より効率的に誤差の範囲を少なくするためのものであったはずです。狼の遠吠え、イルカの反響定位の、上位互換的能力となるべきものと言いましょうか。その「目的」には「意味」が伴うため、「なぜ・なに・どうして・なにを・なにが」などを考えてしまうのです。音楽における歌詞や詩、小説と「対話」は別としている節もあります。「僕の右手」という歌が好きなのですが、これに解釈づけをしようとは思わないといった感じです。言葉の暴力という言い回しがあることからも、言葉というものが最大能力を発揮するのは「対話」なのではなかろうかと思いました。対話は「耳を傾けざるを得ない」から、です。聞き流そうとか無視しようとしても、話しかけられたり人の会話が否応なく耳に入ってきたりすることで、イラっとすることはありますしね 苦笑
キャスの商品開発……もっと平和的な商品の企画書をお願いいたします 笑
まさかのエジソン引用。確かに。日本語訳だと混乱や騒動と訳されていますが、原文のturmoilという言葉は日本語にするのがとても難しい。これはなんというか、連続性がないといけないというか、次々と起こったがゆえに生じた混乱であって。まさに今のまっしぐらなティトーヴァ。
実はエジソンも孤独を愛したのだというのは私の心の支えでもあり、かたやエジソンは偉人ですが私は?ただのボッチでしかなく、果たして孤独の結果、誰かを幸せにする役に立っているだろうか?と思えばしくしくと確実に心を刺してくる言葉でもありました。突然、想定外に予想外を突かれて思わず狼狽えてしまったではないですか!これだから魔人は。やれやれ…はともかく。最上でいようと思ったら一人でいるのがいいとずっと思っていましたがキケロは「我が孤独であるときには最も孤独にあらず」「人と一緒にいる時が最も孤独な時だ」と言ったそうです。内容以前にこんな恐ろしく大昔の人間の放った言葉がきちんと今に至るまで失われずにいることに私はいつも大きな風みたいなものを感じるんですが(吹き飛ばされちゃいそう!)それを知ってから罪悪感みたいなのは少し形を変えました。一人でいるのが孤独とは限らない、まさにそこ!…それ故のティトーヴァのうさぎちゃん体質、ティトーヴァの不公平ではないかと。彼にとって孤独ってなんだったんだろう?と最近、よく考えます。例えば魔人にとって、ティトーヴァは乗っ取りやすいか?と考えれば、否!だと思うのに、実際には周りから利用されまくって魔人のいいように踊りまくっているわけで。自らの意志が強くともそうなり得るケースというのは、そういう目で考えてみればわりとそこら中に溢れている気がします。自分がしたくて何かをするのと、「いいね」が欲しくてなにかするのと。根本的には大きな違いがあるのに能力も行動力もある人が「いいね」のために何かを成している様を見ていると違いがあることがわかりにくい。実際、成したことの結果で周りに影響力もあります。所謂インフルエンサーですが。今回、ティニカという特殊な存在…自分の意思はないが、継承者を守り抜くという意志はある…と併せて考えてやっと、自分に対する執着しかないティトーヴァは自分のど真ん中に自分だけを据えて実は誰よりも自分こそが自分を哀れんでいるんだ、と仮説を立ててみたわけです。この先、大注目です。おのれ!
ご感想を、ありがとうございます。
ティトーヴァに注目して頂けて、嬉しいです 笑 ですが、書き手である自分が言うことではないのですが、やはり菩薩目線だと感じて、恐縮しております。自分のほうが、よほど般若目線だなぁと 苦笑 また他人事のように…という感じではありますが。たとえば兄弟姉妹で同じ環境で育っていても、同じ言葉をかけられた時に受ける感覚が違うみたいな、環境や生い立ちに左右されない個人の資質があるのではないかと思うのです。そこが変わる時には、大きななにかがなければ難しいと言いましょうか。それとともに、反省や更生というのは行動が伴ってこそかなとも感じます。失敗は成功の元になるのは、バグ潰しみたいなもので、同じ轍を踏まないためでもあると思うのですが、ティトーヴァの場合バグをそのままにして次に進んでいるといった…。なので、仰られているように、踊りまくることになってしまうのではないかと。
むしろ、ティトーヴァは魔人に乗っ取られることはないと思います 苦笑 深い人間関係は築けない環境であったにしろ、本人が思っているほど孤独ではないという。立場的に、1人で食事、1人で仕事、ずーっと1人の空間、ということはないですから。結果、平たく言えば、甘ちゃん野郎なのです 苦笑 書いていて、何度「お前はよー…」と思ったか。そう考えると、Jasmin様のお言葉は優しく感じられてならないのです。ありがたいことです、本当に。
哲学的な要素で孤独を考える時、個人的には、なにか双方向性を見失いがちになります。自分にとっての孤独とは、と。孤独という感覚は、少なからず誰でもが持っていると思いますので、総体としての孤独で考えたほうが自分なんかはスッキリします。そこでの自分の孤独に対するひとつ回答は、作者・訳者の解釈や意図とは無関係に、自分なりの解釈で、言葉を勝手にとらえての回答に過ぎませんが 笑 「花に嵐のたとえもあるさ。さよならだけが人生だ」(ぞ、より、さ のほうが好きなのであえて) ちなみに、某現代詩人の解釈とは真逆です。自分から他者に、他者から自分に向けて、どちらもアリな感じです。孤独とのつきあいかたとして、このくらいの距離感が心地いいので。
あと少しで完結となりますが、ティトーヴァを菩薩目線で見ていて頂けるとありがたいです!
フィッツの貞操以上のものが奪われずに済んで何よりでした。ホッ!
恋愛ジャンルのはずなのに。アクションものっぽくてワキワキしました。バレンタインにメリーのキャンディチョコレートを頂いたんですがそれみたい。コーラ味、メロンソーダ味などのチョコの中にぱちぱちキャンディが。ひと粒で二度以上美味しい。アクションものっぽくなりながらも、フィッツがキャスの言葉でいちいち胸に温度を感じていることに私も大喜びし。ザイードの相変わらずキャスのことは正々堂々している男前な魔物っぷりにうっとりし。ダイスの伸びやかにしなるような走りっぷりには惚れ惚れ。私の1番の推しはコーラ味です!←誰だよ
ティトーヴァはまたしても腹心のゼノクル失って。これでもう頭ぱっぱらぱーまっしぐらですね。ぱっぱらぱー街道全速力で駆け抜けた結果、いつかそれをひどく後悔するのだろうと思うとすでにうんざりした気持ちに私がなりますが、今までの経験から言うと、ああいうタイプの人って当人はそこまで傷つかないんですよねぇ。当社比…本人の中では最大であっても、こっちからしたら軽いねって感じに見えて。それがまたイラッとさせる理由になったりして。ほんとに厭わしき男、まさにそれ!それ故に彼にもいつか真の幸せをと願わずにはいられません。人って、反省だけで成長するもんじゃないと思うんです。幸せ体験が大事なんじゃないかなって。充足感、幸福感、満足感、安堵感…およそ幸せに繋がるものをどれも経験してないんじゃないかな、ティトーヴァは。彼自身に同情はしていませんが、何か一抹の不公平を感じます。因果応報、自分の撒いた種だけれども。生まれや育ちでこうなるしかなかった感じが不公平な気がします。一応、皇太子だけどね。皮肉ね。貧困以上の不公平だもの。私は無宗教ですが無神論者ではないので、彼の不公平是正のためには祈りたい気持ちになりますね、つい。なむー。
今日も読みながら改めて思いましたが。作者さまは駒(登場人物)を自分の手で無理には動かさないんですね。初速を与えて泳がす感じ?動くきっかけだけ与えてあとは動くように動けと。魔人じゃん!やっぱり魔人じゃん!
私はまさにその無駄の多さ故にウルトラマンは見られませんでした。有効打1発あればそれで良し。弄ぶ必要なし。仮面ライダーはたくさんの仮面ライダーによる集団悪者リンチみたいでそれもイヤでした。地球の正義どこ行った?憤慨
ご感想を頂き、ありがとうございます。
フィッツ自身に貞操観念があったら…と考えさせられてしまいました、おのれ! 笑
あまりピンチを脱する!的なハラハラなアクションっぽさはなかったかと思いますが、自分としてはダイスの伸びやかにしなるような走りっぷりを感じて頂けたのであれば、なによりでした! 書き込んでもいないくせに、脚の角度とか毛のなびく雰囲気とか想像して頂ければなぁと。じゃあ、書きこんどけよ!って感じなのですけど 苦笑 自分の推しは、いちごソーダです!←誰だよ 笑
主観と客観では差があって、本人が思っているほどではない、ということも少なくないと思います。「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」という言葉のように、ティトーヴァは実は孤独に浸っているだけで真の孤独になったことがないのかもしれません。なので良い結果が出せないというふうでしょうか。Jasmin様が仰っておられるように、反省だけでは成長は見込めないだろうと思います。失敗しても、その後に良くなるのは、小さい幸せ(成功)体験の積み重ねによるものかなぁとも思います。人は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というところもありますし。ティトーヴァ個人に同情しないとしつつも、より良い結果を望んでくださっていることに、ありがたみを感じました。「もうキライ、ウザい!こいつ、××!」と思われてもいいくらいのキャラクターかなと思っておりますので 苦笑
実は、というほどでもないですが、自分はこれまで2つの世界観の話を書いてきて、そのどちらにも「宗教」がありません。扱いがとても難しくデリケートなところでもありますので、日本の八百万的な感覚は難しいかなぁと。
自分ではそうはしないとかそう考えないだろうなというのはありますね。以前、とある作家の方が「バイオレンス的なものを書いているが自分はバイオレンスな人ではない」と仰っておられたことがあるのですが、想像して創造するのが物語なのかなぁと思っております。そういう意味では、魔人というのはお褒めの言葉として、ありがたく受け止めさせて頂きます!
仮面ライダーって、いつからあんなに人数が増えたのでしょうね。自分は再放送でしか観たことがないのですが、最初は1人で「イー!」の人たちのほうが多かったような気が…笑
昨日は作者さまが1日寝ながら更新されていたので、大丈夫かしらと心配しておりました。「就寝中」と「続きは明日」の違いがわかるようでわかっていない私です泣
クヴァットの乗り換え先はベンジーかと思っていましたが、読み返していた流れで、のっとれる人間の3条件…人間としてまともな血でないというのがあったのを思い出しました。おおぅ!昨日の更新部分にクヴァットのティニカ狙い発言あったし。これで乗り換え先としてフィッツ狙ったら。今、私が最大限注目している問題に簡単に正解出ちゃうしな。フィッツに意思があるのか否か。う〜フライパン必要かしら?(弱気)
正直言うと昨日、これがフライパンスマッシュ?と思うシーンがひとつありました。フィッツがザイードに出てけと言ったシーンです。私にしては珍しくかなり急な加速度でイラッとしました。ザイードの家なのにとか、ザイードがキャスの看病してくれたのにとかいう理由ではなく、もっと根源的に、不公平だろ!っていう感じの怒り。フィッツ無自覚だけども、自分以外のオスをキャスから遠ざけたんじゃないかと勝手に私の脳は判断致しました。ザイードは正々堂々!ズルしていないのにフィッツは大義名分引っ張り出して来てズルいぞ!みたいな。こういう風にザイードとフィッツがキャス挟んであれこれなるのは想定内だったのに、まさしく予想外。まさかのズルっ子フィッツ疑惑!これから先、私、大丈夫かしら?(どんと来い?)
今回ダイスが私の大好きなタイプだと判明したのが嬉しかったです。今までもそういうシーンはありましたが。じゃじゃーん!確定!シンプル・イズ・ベストの人ですね。眩しい!シンプルは全てにおいて最強。正しく生き切って行くタイプの人です。人じゃないけど。そこ、魔物だから、じゃない描き方になってて感動しました。ザイードの良さは魔物だからでもありますが、そこは私の魔物好きを加速させております。
人のタチというものは困ったもので。なんでも一人で抱えてしまう人間はどうやってもそれをやめられないものです。そして周りに無駄な気を使わせる。それがイヤでさらに一人で抱え込むんですが、それは結局、周りさらに気を使わせる結果に。だから人嫌いも進むんですよねぇ。私は周囲からはアンドロイドと言われることが多いです。パーツ交換していけば、あと1000年は平気なんだそうです。冗談じゃない。そんな長生きするもんか!
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
すみません、「就寝」中と「続きは明日」は、ほぼ同じ「動きなし」という意味です。日付をまたぐと「続きは明日」の「明日」がいつなのか分かりにくくなるために分けておりました。自分は直前の見直しをしたりするので、あまり予約投稿をしないのですが、この日は昼夜にかけて手動更新ができなさそうということで予約しました。そして、予約投稿後にプロフィールを直したのです。自分から見れば「就寝」は外れて見えていたので、気づきませんでした…。プロフィールは常にリアルタイム反映だと思い込んでおり…予約投稿時のプロフィールが適用されるとは…誤算でございました。混乱を招き、申し訳ありません! いずれも「動きなし」だと思って頂ければと。
人を乗っ取れる条件については、絶対条件と必要条件があるということで 笑 気にかけて頂き(フライパンを握ったり離したり?)お読み返しくださったことに感謝しております!
フィッツの言動でイラっとして頂けたのも、上からというわけではなく、本当にすごいなぁと感じました。自分としては、引っ掛かりどころな(ハズ)でもあり、サラっと流れる(ハズ)なところでもある、というふうでしたので。おそらく、なのですが、元フィッツにイラッとされることはなかったのではなかろうかと思っています。当事者であるキャスの気づいていない部分に「ぁあん?」となって頂けたような気がして、嬉しかったです 笑
ダイスは、仰る通り、とてもシンプルな人(人ではないですが 笑)で、種に関わらず、考え方がストレートなのだと思います。魔物じゃなくてもあの人(人じゃないけど)ああいう感じだっただろうな、と思って頂けたのであれば、非常に嬉しいです! ザイードはこだわりを持っての魔物で、ダイスは自然体な魔物、とでも言いましょうか。(ダイスを書いている時、いつも鼻の濡れたひゃっこい感じがありまして「キミは元気だねえ」と思っていたりします 笑)
自分の友人が「気を遣うなら気を遣ってるってバレないように気を遣ってくれないと、こっちが疲れるだけだし、アハハ」と軽快に言っている姿を目撃して「強者め」と思ったのを思い出しました。
自分は小心なので、肝の太い性質を体験してみたいと思うことがあります 笑
回答ありがとうございました。もちろん、私の満足いくものではなかったですが、私が読み落としているとか、これから出て来るのだとかいうのでなければ致し方なしですね。そういう意味では満足です。
むしろ。収穫?が別のところに。作者さま、ずいぶん他人事のように語るのだな、と。だって。接点ないんだもん。語れないじゃない。って。そのスタンス、魔人じゃないですか。そうか。やっぱり魔人か。魔人の手の抜かなさは作者さまの手の抜かなさか!
ご都合主義というか、ご都合展開というか。それを悪いと言うわけではないですが。ファンタジーではどこまでがご都合なのかはいつも難しいところです。ピンチで放たれた、そんなことできるんだ!?な魔法もファンタジーの醍醐味ですが、現実に照らせばご都合主義とも言えて。なんでもありが、主人公の幸せのためにはなんでもありになったりすると、いいよね、主人公は!みたいな。突然、拗ねたような気持ちになって共感出来なくなる…いや。共感しようという気持ちを失うことになり、結果、話について行けなくなる。私の場合はそういうふうになりがちなんですが、作者さまのお話って作者さまが書いたくせに、あまり作者さまのご都合を感じないというか。ザイードのセリフに「ぅおい!」って心底、思った後に。ようやく、まぁ、言わせているの作者さまだよねって理性が戻ってくるというか。好き放題してる元凶のくせに、しれっと語り部みたいな顔してるというか。よく動く理由はこんなところにもあるのかも知れません。恐るべし!
私も語られない部分を知ったところで、ああ。そうかと思うだけです。わからなければ、この先ずっと関心を失うまで、ああだったのでは?こうだったのでは?と考え続けるだけで。解がないせいで終わりのない作業になりますが、365日24時間考え続けるというわけでもなく。そういう関心事がたくさんあるせいで、私の日々が退屈することはないと思えばそれもいいのかも?…と無理やり思ってはみるものの。私がフライパン振りかざすとしたら、こういう種類のことが理由では?と今回初めて気がつきました。わからない、わかるための取っ掛かりが見えないというのが実は1番、私の感情を揺さぶるのかも知れません。それ、人間としてどうよ!と思わなくもないですが😖
こちらこそご返信を、ありがとうございます。
話の中において、期待する行動や台詞とか。自分の中にも、そういうのはあります。ですが、このキャラクターがそういうことするかなぁ、こんなこと言うかなぁと思ったり、実際この状況でそういうふうに思える?と感じたりすると、どうにも不自然な気がして。自分の書く話は視点の切り替えも多いので、そこがブレると、お読みくださっているかたも「あれ?」と混乱なさるのではないかとも思います。
たとえば「1+1=3」となった時「ん?答えが違くない?」「主人公が3と言えば3」とするかは、書き手・読み手ともに分かれるところです。前者の場合は「主人公ならなんでもありかね」とご都合主義的な印象を持たれるかもしれません。後者の場合は「さすが主人公!なんでもあり上等!」となるでしょう。どちらも正しい読み方だと、読み手としての自分は思います。
ただ、書く側となると、このどちらでもなく「式が違うのでは?」となるわけです。というのも、自分はエンドが決まっていないと書き始めないので。結果は揺らがないのに式が違うのは、自分にとって「ブレ」になるため「あれ?」の連続で落ち着かなくなります 苦笑
ウルトラマンは「最後の1撃で百%倒す前提で市街地大破壊でも怪人弱体化のためピンチタイマー鳴るまで怪人をボコボコにする」という前提で観ていたのに、突然、初っ端、光線1撃でやっつけてしまったら、ウルトラマンの資質や性格的なものにブレが生じ、今までの事情との辻褄が合わなくて「あれ?じゃあ、今までのは?」となるみたいな 笑
これを解消する最も簡単な手が小説の中では「回想」となります。とはいえ、回想も難しい部分がございまして。ここぞという時に短く入れるか、ちょいちょい挟むか。なぜなら「時を遡ること十年前」から始まり延々と過去話になるのはキツいので 笑 「いや、もう過去いいから今の話を先に進めて」って、個人的に自分ならそう思います! 加えて、それこそご都合主義的な後出しじゃんけんになりかねないので、難しいです。
なので、あえて書いていない部分、おそらく期待されているのではなかろうかと思える行動(言動)をしていない部分があって、フライパンスマッシュを食らうかもしれないなぁと感じることは少なからずあります 苦笑
真夜中にラブレターを書くな!という(森見登美彦作品中に出た)格言を私は律儀に守っております。私の場合、筆が乗ることはなく滑る専門なので余計に笑
ティトーヴァについては関心あり過ぎで。字数制限の都合で毎回、ばっさり削除していました。フィッツが追っ手を撒くために大盤振る舞いした秀策の全てを回避。フィッツの評価を下げるべきかティトーヴァの評価を上げるべきか悩ましいところだったし。実はキャスがフィッツを失ったタイミングで、今度はがっつりティトーヴァ目線で読み直しています。あの時、ティトーヴァもベンジー(賢いヨークシャーテリア思い出しちゃう!)失いました。クヴァットがそろそろ身体乗り換えそうですが、乗り換え先はそこじゃないかと思うのもあって、読み直して良かったなと思っています。元々、ティトーヴァはうさぎちゃんだな、と思っていました。一人で生きていけない。そしてうさぎちゃんであることは人間らしさでもあると思って見ています。実際はキャスと同じくらい独りぼっちで、キャスにフィッツがいるのと同じく彼にはベンジーだけがいて。フィッツの片思い的な一方通行とは違い、両思いの絆でベンジーがいた…最初こそ一歩リードしていましたが、彼は母親の愛がそこにあったと思いたがったり、父親の愛はいずれ戻ってくる可能性があると思いたがったり、キャスもいつかは自分に愛を向けてくれると思いたがったり。そのせいで、ベンジーを失うまでは唯一無二と自覚出来ていたかどうか。よく言えば前向きで、努力を厭わない人間なのだなと感心しますが、悪く言えば夢見る夢子ちゃん。自分が傷つかないように事実すらも曲げて捉える人であると。唯一無二を失ったキャスはザイードたちに正しく支えられているのに、ティトーヴァは利用されるばかりで。セウテルですら、気持ちは兄優先。ティトーヴァはこの先どうなるんだろう?というのは私にはとても気になる点です。愛されることを誰よりも望んでいるのに愛されない呪いでもかかってんのか?と。彼はむしろ愛しては外聞が悪い存在に活路を見出すパターンかも、そのくらいが彼の呪い回避になるかもとは思いますが、それってゼノクルパターンですよね。現時点では可能性高くないですが、推定の残り話数でも急展開あれば可能?…だとしたら、少なくとももう1回はフライパンスマッシュの危機は来るぞと。騙されまい!と肝に銘じたいと思います←魔人対策!
ご感想を頂き、ありがとうございます。
他人の不幸をおかずにして飯が食えるおよそ褒めるべきところがひとつもない男と、もちぐまん大好きな自分です 笑
そうでしたか。ティトーヴァは、憎まれっ子世に憚る的な感じになれず大人になったのかもしれません。ゼノクルは逆と言えますが、これは中身がアレなので 苦笑 前の話を持ち出すことになりますが、ベンジーがリスやピッピみたいにはティトーヴァとつきあっていないのも、うさぎ要因のひとつだった気がいたします。仰る通り、一方通行ではなく、両想いの絆だと思いますが、実は両片思いみたいな。確かにティトーヴァは精神的な「うさぎ」ちゃんだなぁと、ご感想を読ませて頂きながら思いました。けして物理的なうさぎではなく 笑 自分の見たいものしか見ないというのは、夢見る夢子ちゃんになりがちなのでしょうね。Jasmin様は、良い部分で見てくださっているところもあり、なにか申し訳ないような、ありがたい気分になりました。これは後述させて頂くところにも関係しますが「でも、こいつ、こういう奴なんだよな…おのれ!」と書きながらイラッとしていました。なので、本当にありがたくて感謝していて「利用されるばかり」というお言葉に「さもありなん」と。自分で書いていてどうなのかという思いはあれども、Jasmin様のご感想から「そう言えば、こいつ、利用されてばかりだな」と、しみじみ感じた次第です。自分としては、利用されるべき人物として書いていたつもりではなく、結果としてそうなっていたのだなと。Jasmin様の想像力と分析に気づかせて頂いて、書き手としては苦笑いという 苦笑
クヴァットは魔人ですので今後もやらかすでしょうし、ティトーヴァも悔い改める日が来るのではなかろうかと。呪いがかかっていたら、相手がどういう立場であれ、成就することはなさそうですが、そうなると帝国の未来が…百年後も存在しているのか不明ですね 苦笑
いえ、フライパンは置いても大丈夫だと思いますょ 笑 魔人というキーワードにおいて想定内ではないかと。
賢いヨークシャーテリアのDVDを、なぜか自分は貰ったことがあります。動物物と機械物(無人宇宙ロケットやAIロボット的なもの)は苦手なのですけれども、貰ったものなので観ました 笑
状況説明の4行分、作者さまの性癖暴露が減ったのであればもったいない!と思いました笑
フライパンスマッシュ予定地は超えたような気もし。あと2つくらい来る気もし。引き続き気は抜かないぞとは思うものの予想外を予想出来るはずもなし。なんとなく口にした「どんと来い!」しかないじゃないの。おのれ!
皇宮で暮らした最初の2年のフィッツとカサンドラの様子が実はさっぱりわからなくて。作者さまに語ってもらえてないからですが、いずれわかる時も来るかと思いきや。どんどん話がそこから離れて行って。次の更新話から必要になる気がするのに私には未だわからないので困っていたりします。おのれ!魔人め!
最初、キャスの髪や手が手入れされていなかったのが不思議でした。そのくだりの目的はわかります。ティトーヴァのカサンドラに対する無関心ぶりや思い込み、偏見の説明です。カサンドラはティトーヴァによく思われたかったようなので、その主の思いを叶えるべくフィッツが何もしなかったとも思えず。カサンドラはキャスよりも受け身の印象がありますが、それでも我が身の不遇よりも母親の幸せを優先した女性です。ただの気弱な女性でもなく、生の巻戻りも拒絶し、キャスと成り代わったくらいだもの。そのカサンドラはほとんど何もフィッツに命じず、声すらかけなかったと。どんな毎日だったかはわかりませんが、最初の生ではその後、カサンドラは簡単に処刑されて。もちろんフィッツが助けには来たもののあっさり処刑を許した結果です。カサンドラの時もフィッツが全力で尽くしていたのは間違いないですが、キャスの時のフィッツであればカサンドラの命だけなら簡単に守りきった気がします。ということは。フィッツがあのフィッツになるのに逃亡計画というキャスとの初めての共同作業は必須だったのかしら。置いていかないでと泣くほどに…それがティニカの存在意義から来るものだとしても、フィッツはこの共同作業を経たことで感情も持つに至ったのかと。あの逃亡計画期間こそが後のフィッツの礎だろうかと。元々その資質があったのか否かなど、色々考えてしまう理由はもう、フィッツがどこまで戻ったのか。どうもこの先、それをつぶさに見ながら嘆かないといけないようなので。本来なら愛とか無しでは得られないのがフィッツのような存在なのに、フィッツありきで始まった愛の始まりを探すのは難しいなぁと思いつつ。おのれ!
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
深夜帯は筆が乗る(滑る?)ということで、いやいや…と少しだけ自主規制いたしました 笑
そうですね。仰る通り、自分がJasmin様のこれまでのご感想からフライパンスマッシュを懸念していたのは、第2章部分が多かったと思います。ですので、そういう意味では大丈夫なのではと感じていたり。けして、油断させようという魂胆ではなく(笑)感覚的に「どんと来い」で受け止めて頂けそうだなぁと。
Jasmin様の仰っておられる部分なのですが、これはいたしかたないところでございまして 苦笑 元カサンドラはカサンドラ目線でしか話していませんし、フィッツもフィッツ目線でしかカサンドラを見ていませんでしたし(カサンドラとキャスの区別をしていなかった)、キャスもキャス目線でしかフィッツを見ていませんでした(元カサンドラから与えられた情報でしかない)。ということで、視点からすると、この3人には接点がないという。なので、当初の流れでフィッツがなにを考え、どういう行動をとっていたのかは、どこまでいってもわからない、となるのですよね。今の時間軸のフィッツが元の時間軸のフィッツの行動を知るはずもなく、元カサンドラはフィッツに興味がなく、その後は囚われていたのでフィッツが何をしていたのか知るはずもなく、キャスが元カサンドラの知らないことを知っているはずもなく、今の時間軸のフィッツに元の時間軸のフィッツのことを訊いてもわかるはずもなく…といった感じです。なので、そこは書けないと言いましょうか、不自然なことになってしまうのですよね。ティトーヴァだけが実は特殊なのですけれども 笑 ちなみに自分は、いろんなキャラクターに想像を広げてくださっているJasmin様に、いつもとても感謝しております。前シリーズでも今回も、予想外のキャラクターを気に留めて頂いていたり。これは良し悪しの話ではなく、これも予想外という不思議さで「ティトーヴァには無関心っぽい 微笑」みたいな印象がありました 笑
カサンドラとフィッツの生き戻りは真逆の性質のものだったりするのですが、その中での2人の変化の違いをお楽しみ頂ければなぁと思っております! ゴール直前で振り出しに戻った双六で、再出発した際に投げたサイコロの目が異なるというような。
とりあえず。今日の更新分の切れ目はセーフでございました。午前中分だけで更新終わってたら私は作者さまに向かってフライパン振り上げていたかも知れませぬ。しかし。これで完全にフラグ立ったのではないでしょうか?「I'll be back!」お待ちしております。
キャスが取引蹴るのは想定内、蹴った理由も想定内でした。この場合の予想外はザイードでした。
「余が、そなたを殺してやろう。」
ない!絶対ない!その発想は私の世界のどこにもなかった!びっくりしました。危うく私の脳みそぶっ飛ぶかと思いました。これだから。作者さま相手に一時も気が抜けないと改めて思いました。
世の中にイケメンという単語が当たり前になってどのくらいでしょうか。当たり前になるほどに質や価値が低下していっている気がしなくもないんですが、私自身は顔面の良さにはあまり関心がありません。その代わり、いわゆるイケボには関心大だと思っていたんですが、作者さまの告白聞いているとどうにもその点においては確実に作者さまに負けている感が致します。それ以外で言えば、胸板とアームホール!でしょうか。作者さまの出してくる男性陣は概ね、細身な男性が多いですが、私も絶対値だけで惹かれているわけではなく。細身なわりにしっかりした胸板、がっつりしたアームホール…はごちそうだったりします。(ラグビーのフォワードももちろんごちそうではありますが。)ぱーんと張ったスーツの肩周りにわずかに入る皺なんか、思わず手のひらでそっとなぞりたくなってしまいます。ザイードは外見も喋り方や内面も(サムライっぽい!)すでにかなり好みだったんですが、この殺してやろう宣言前後で好感度は上がりきった気がします。鱗もあるし!嬉…実は話が進むほどに作者さまはザイードの好感度を上げて来るだろうと予想していました。想定内。が、上げ方が予想外。甘いセリフなし。しかも、キャスには一切、そういう意味で届いてない。ザイードは自分の中だけに抑え込んでいるけれども、抑え込めているのが不思議なくらい大きな思いやり、恋情、劣情。これが決壊したら?息も出来ない勢いでダーっと流されて辺り一面更地になるような?と思わずにはいられないくらいの。未だ何もイタしていないのにゾクゾクさせるほどの。そうか。キスすらも要らなかったか。そしてまさかの。またもや妖精予備軍。私って妖精マニアだったっけ?妖精恐るべし!
ご感想を、ありがとうございます。
昨日、自分の嗜好を書き散らし過ぎたせいなのか、返信が正しく反映されておりませんでした…。
このあとに、再度、書かせて頂きます 笑
ザイードの、この台詞を気に留めてくださったこと、とても嬉しいです。魔物の摂理の中では、実は「有り得ない」台詞だったりします。食べないのに…という。この中に、思いやり、恋情、劣情を感じて頂けたのであれば、非常に「本望!」みたいな気持ちになりました。とくに、劣情というのは、あまり良い意味には使われなかったりもするのですが、なんと言いましょうか、厭らしさや汚らしさのない印象で表せていればいいなぁと思っております。相手が妖精予備軍ですので、伝わりにくいとは思いますけれども。
ここから嗜好の話になるのですが(笑)男女問わず、声には敏感なほうだと思います。嗜好的モスキート音という感じかもしれません。映像がなくても、声だけでピーン!と引っ掛かることも少なくないです。しばしば「なぜこの声優さんが認知されていないのか!」と憤っていたり。海外ドラマのちょい役さんの吹き替えをされている声優さんを探したりする始末です。テレビで再放送の水戸黄門が流れていて助さんの声に「ジョー!!」と叫ぶような…。見た目とかおかまいなしで、嗜好が過ぎるところがあります 苦笑
男性は分かり易い、いわゆるマッチョよりも、リス曰くの「脱いだら…」のほうが色っぽいかなぁと思ったりしています。ただ、服を着ていても、その雰囲気があるほうがいいとも思います 笑 がっちりというよりかっちり、ぎっしりよりきっちり、という筋肉の質感みたいな。
女性はまた少し違っていて、目や唇、手に目が惹かれますね。全体的にスリムな印象があるけれど、意外と手は、もちっとしているのだなぁとか 笑
と、いうように嗜好を書き散らしていたからなのか、返信が正しく反映されなかったようです。
本日で第2章も終わり、最終章でも想定内の予想外があればと思っております。
そうしたところも含め、少しでも楽しんで頂けていれば幸いです!
想定内だけど予想外
今回は話の謎部分の出血大サービスだったのに私には頂いた返信のその言葉の衝撃の方が大きかった!なるほど。そこでしたか。
人は各々異なる能力を持つ生き物なので、能力外のことはともかく、同じ能力を持つ人たちを比べていつも思うのは、その能力で成せたことの大小は持ち得た能力の大小に非ず、です。かくあらんという思い、目標値みたいなもの…それが具体的であるほどに結果の精度は上がります。具体的に意識するか否かが何よりも結果を左右し能力自体も底上げする。故にその人の意識がどこにあるかは常に私の最重要関心事です。これでは作者さまに簡単に転がされてしまうわけだ。それはもうコロコロと。異世界なのに現実味があって。びっくりはしても不自然じゃない。まさに想定内だけど予想外。弄ぶが如く!
フィッツは組織的に具体的な目標値で能力を極限まで高めて「作成」され…ヴェスキルに特化するところまでは組織で…更に自身でカサンドラに特化しました。人は自分の当たり前が他人にとっても当たり前と思いがち。作者さまは自身と同じ手法でフィッツをイカレさせたんですね。作者さまのイカレ具合はフィッツと同程度と肝に銘じます怖
予測とか、期待とか、要望などは、ないのだそうだ。だから、結果に不満もない。ああ、そうか、と思うだけ。
聖魔がどこから出た発想なのかが気になっていました。馴染みがあるようでいてファンタジー要素として既知でもない。そんなキャラクターである聖人ラフロに関するこのくだり…私が物語を読む姿勢そのままじゃないか!と。魔人にはつまらないがある。あら。これも読んでいて感じることでした。私が途中で読むのをやめる理由でもあります。読み専の私はつまらないからと言って何もしませんが、クヴァットはものすごく頑張っていて…そうか。魔人は作者さまでもあるのかと。作者さまが読み手と書き手の共同作業とおっしゃっていた意味を私は理解しきれていなかったわ。寸止め魔王め!と私が言うのだって、それをしたらどうなるのかが知りたいからで。知ったところで思うのは「ああ、そうか」だけですが、だったら、教えてくれたっていいじゃないのっていつも思っていますが、私が知りたがっているからこその寸止めなのか?そのほうが面白いから?ほら!弄んでるじゃないですか!おのれ!魔人め!(とは言え。聖魔は最後にキャスにしてやられる気がしています笑)
ご感想を、ありがとうございます。
ここまでの部分で、色々と謎だなぁと感じて頂けていて、少しずつ謎が解けていれば嬉しいです。
よくスポーツの実況などで「誰が予測できたでしょうか!」という言葉を聞くのですが、おそらく誰かは想定内としていたと思うのです。競馬に「大穴」があり、それに賭けている人がいるみたいに「勝ち」を想定しているというか。(競馬は賭け事なので、想定とまでは言えないかもしれませんが、可能性を見出してはいるという意味で) ですが、その過程とか事象が予想外ということは、ままあります。「こうなると思っていたけど、そんな方向から?」みたいな 笑
既出ではありますが、自分の書く話はタイトルが究極のネタバレですので、ある一定の方向性でお読み頂けるとは思います。そこで、どのくらいハードルを飛び越えていけるかなぁと考えていたりもして。
せっかくの異世界なので、異世界風味はほしいですし、あまりに実生活と変わり映えしないと、異世界の良さが失われるかなぁとか考えます。かと言って、現実味のなさ(たぶん物語としての辻褄の合わなさのようなもの)が強過ぎると「いくら異世界でも…」となるのではないかとも思います。
自分ができているかはともかく、微妙な匙加減は必要なのだろうなという。
いえいえ、自分はものすごくありきたりな人間です 笑 だから、イカレていると判断できるわけでして、自分がイカレていたら、イカレていることに気づかないではないですか 笑 なので、大丈夫です。至極、まっとうです!
寸止め魔王なのは…確かに仰る通りかもしれません 笑 そこから先は、書いてしまうと、それが「正解」になってしまうわけですが、読んでくださる方の中にある想像のほうが遥かに面白いのではないかという気がしています。あれやこれや、もだもだ、じたじた、というあらゆるバリエーションを、想像の中、頭の中で繰り広げて頂ければと 笑 幅があったほうが楽しいこともありますょ? 笑
サイラスがそうであったように、自分としてはクヴァットも思い入れのあるキャラクターですので、引き続きチラっとでも気にかけて頂けると嬉しいです!
私は映像化できる能力があるわけではなく。読んだり考えたりという作業がイコール映像化なので、むしろ映像化しかできないと言ったほうがいいのかも。そしてそれ以外のやり方を知らないので方法としての良し悪しはわかりませんが、他の方と話していてなんとなくあまりいい方法じゃない気がしています。当然、話の先を考えるのも映像なんですが、この話もとても良く動くので、この先の映像もあふれるように出てきてしまいます。それに今回は一気読みではなく日々更新ですから考える時間もそこそこ持てちゃうし。現時点で予想の未来ですからもちろん何通りもありますが、この先、私がフライパン振り上げるようなことがあるとしたら、直接間接の差はあれ大元の原因は聖魔(←厄介!)だという点にはバリエーションがありません。そしてフィッツが戻ってくる!という大きな怯えがあります。喜びではなく怯えです。ザイードなんか好きになるもんか!と鋭意努力する気持ちもそこから来ています。フィッツとザイードを並べた時に自分がどちらかだけを選べずに結局、どちらにも肩入れできなくなってしまうのが恐怖レベルでめんどくさい。古今東西、今も昔も生き返って良かったと思えた話はないし。生き返りではなく巻き戻りなら、戻ってくるのはフィッツではなくティニカでしょうしね。
ずいぶんなことを言ってる自覚はありますが何故そう思ったかを説明できません。見えたとしか。そしてこんなことを感想として書かれても返事に困るだけだろうとも思うんですが。お伝えしたかったのは、私の怯えの正体が何かということと。たぶん私が予想で見たこの先の映像のいくつかは実際よりも鬼畜かも知れないなってことです。予想の当たり外れの話ではないんです。当てようと思って予想しているわけではないので。ただ。つい、考えちゃうじゃないですか?話が面白ければ面白いほど、この先どうなるんだろう?って。お化け屋敷と同じと言えばいいのかな。最終的にそのお化け屋敷が怖かったかどうかは実際に出て来たお化けのレベルではなく、出るかも知れないと思ったもののレベル…何なら何も出なかったとしても最大級の怖さになる得るって言えば伝わりますか?お化け屋敷好き?ホラー好き?にはたまらない感じ?…私はどちらも全く!好きではないんですが。話に引き込まれれば引き込まれるほど、結果的には作者さまの良いように弄ばれてるってことなのよね?おのれ!
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
映像より声が主として出るのは自分の嗜好の表れかもしれません。ドラマCDを楽しめるタイプなので完全に嗜好の域ですね。キャラクターの声を自動再生しているのもそのためかと思うと、微妙に恥ずかしい気がしなくもないです 苦笑
この話でも、良く動くと仰って頂けて、とても嬉しく感じております。キャラクターも増えましたから、各々が不自然なく映像として動いていればいいなぁと思ってもいます。伏線というより布石を点々と置かせて頂いているのですが、それを察知して先の場面を想像して頂いているのであれば、なおありがたく感じます。自分でも本を読む時には「この先どうなるのか」を気にして頁をめくりますので、そういう気持ちを持ってお読み頂けるのは、嬉しいことなのです。確かに、そういう意味では一気読みが望ましいのでしょうけれども…申し訳ありません 苦笑
Jasmin様がフライパンスマッシュされるかは不明ではありますが、今回、仰られている部分のハードルを飛び越えていければなぁとは思っております。想定内だけれど予想外というのが、自分としては、あってほしいのですけれども。
いろんな想像をしてくださるというのは、面白いと思って頂けているからこそだと、勝手に解釈させて頂いております。内容がシリアスですし、悲しい場面もありますので、好みの分かれる話だろうなぁというのがありまして 苦笑 ですが、Jasmin様は鬼畜と仰られておられますが、実際のほうが……となる可能性もあるかもしれません。どの側面からなのか、との相違はあると思ってはおりますが。
オバケが出て来ないうちに出口についた、ぐらいが、本当はちょうどいいのではないかと思っております。書き手としては駄目だと思うんですけど、拍子抜けというのは 苦笑
長いのでおつきあい頂きたいとはなかなか申し上げにくく……ですが、お化け屋敷にも出口はあって、出口についた時の気持ちと似た雰囲気を感じて頂けるのではないかなぁと、自分ではそう思っております。出口までがちょっと……ですけれどもね 苦笑
ラストで、ある程度の納得感を持って頂けるようにとは思っているものの……弄んではいませんょ 笑
話の渦中に飛び込んでくださるようなJasmin様には、いつも感謝しております!
でも、しんどくならないでくださいね。
事実と真実。わかりやすかったです。感謝。私が思うのは自然科学がベースでしたが。松本清張ばりのラストシーン、果たして本当の被害者は誰だったのか?を思うに。人間の多面性のもう1つのカタチのようで。ああ。そうか!と。ガテンガテン!一方、作者さまの人とわかり合えなかったときのハウツーは鳥肌立ちました。私には(羨望を込めて)無理かなと。いつかそうまでして人と関わろうと思う日が来たら改めて検討してみます。それまでは切ない呪文で対処します。
今日、各方面から「元気ないね。なんかあったの?」と聞かれ続けました。自覚なく弱み晒していたのか!おのれ!と思わなくもないですが。なんでしょうね。慟哭っていうんでしょうか。血を吐くような泣き声がずっと聞こえるようでした。キャスが新しい環境で暮らし始め、猫目ガジガジも落ち着きのない大型犬もどきも出て来ましたが…ベースに響くのは誰かの壮絶な悲しみで。もちろんキャスなんでしょうけど、今のキャスを見たらフィッツは泣くよね?以前のように声もなく無表情でほろほろじゃ済まないよね?フィッツがそれを知ることはないと思えば、それこそ、自分の知らないところでキャスがこんなにも苦しむなんて。キャス至上主義のフィッツに耐えられるかしらって思えばそこにフィッツの慟哭も聞こえてくるような。ストーリーは進んで行くのに悲しみの声は止まない感じが地味に刺さります。そう言えばフィッツの優秀マシーンぶりにターミネーター思い出したんですが、死ぬとわかっていてもあなたを愛するために過去に来たと言う彼とフィッツが重なる気もしましたがちょっと待て。彼は子ども作ったからな。おのれ!この!寸止め魔王め!
私は爬虫類大好物です。特にトカゲ。大事に捕獲したニホントカゲを飼うために毎日バッタ捕まえに行っていた夏を懐かしく思い出します。声が聞こえる作者さまだからザイードの声も聞こえていますよね?ザイードの落ち着き様が話し方の隅々にまで出ているせいか、ザイードの声は私にも特にハッキリ聞こえる気がします。しかし。気持ち的に不穏でございます。迂闊に気に入ってしまえばまた!失うのではないかと。得るから失うんであって。得なければ失うことはない。今はザイードなんか絶対に気に入るもんかと鋭意努力中。頑張ります。
ご感想を頂き、ありがとうございます。
自分はおそらく社会科学ベースだったのではないかなぁと。そんなに大層なものではなく、相手が「当たり前」と思っていることに対して「なんで当たり前だと思ってるんだろう?」という好奇心みたいなものです 苦笑 逆に、それによって「あ、無理」と分かれば、諦めがついたり、罪悪感もいだかずにすんだりすると言いましょうか。
笑うのと泣くのは、同じくらいフラストレーションが解消されるものではあるのですが、これには少し条件がありまして。他者の存在が必要なのですよね。お笑い番組を見るとか、悲しい映画を観るとか。人と話して笑ったり、悲しい心情を人に話したり。1人で解消するのは、かなり難しいことになるので、キャスはああいう感じだったというふうです。自分としては、1人ぼっちのキャスにJasmin様のような読み手のかたが寄り添ってくださるのは、ありがたいことだと思っております。おのれ!という感じではあるかとは思うのですが……苦笑
フィッツが見ていたら…どうなのでしょうね。なにもできない、なにもしてあげられないことを悔やむかもしれません。死ぬ側は「悲しまないで」と思うでしょうけれど、生き残る側に「悲しむな」というのも酷かなぁと思ったり。難しいところだと感じます。
自分もカメやトカゲなど爬虫類が好きですね。ヘビも嫌いではないです。毒があるものは困りますけど卵蛇とか可愛いですね。(卵しか食べず、ない時は絶食…だそうで)
会話を書いている時にはザイードの声も脳内再生されております 笑 動画中に音声再生して頂けるキャラクターとなっているとのこと、とても嬉しいです! 自分のように声がクリア再生されるのとは違い、動画再生されるかたも、少なからずいらっしゃるようですので、見てみたい!と思わずにはいられません 笑 SFチックな話に出でくるような、ケーブルをカチャッとするとスクリーンに映し出せる装置ができないかなぁと思う次第です。
Jasmin様、かなり警戒されておれますね 苦笑 自分なりに「フラグ」は立てているつもりなのですが、うわぁ…となってしまったら、すみません。
寸止め魔王の称号を、いつか払拭できれば……いえ、できないかも…払拭までには至らないかも? 笑
ストーリー関連ではないので話してみます。擦過の思惑1なので、もうほとんど最初から気になっていると言っても良いかと思います。事実と真実についての定義です。
私の中では今まで「真実はひとつ!」でした。幼児化したアニメキャラが同じことを声高に叫んでいた気がしたので(見てはいないので詳細不明ですが)安心していたかも知れません。エヴィデンスは私の仕事上でも大変重要視されていますが、事実とエヴィデンスを積み重ねて行って真実にたどり着くのが目的と理解しています。事実は限られた条件、環境下でのみ真実であり、条件が揃わなければ再現性もないもの。逆にその再現性のなさもひとつの事実。
真実は唯一絶対の真理であり、50年前にはそんなバカな!と言われていた真実も多々あると。そこから派生して。私は人とうまくわかり合えない時にも「今はそう思っていても、いずれわかる時が来るだろう」と思えるんです。真実はひとつだから。まぁ。言葉を尽くして説明するのが面倒だっていうのもありますし、たとえわかり合えたとしても、片側が鬼のプレゼンした結果というのはどうなのよ、と。そこまでしないとわかってもらえなかったという気持ちが私に残りますし、向こうは向こうで罪悪感だったり気まずさだったり。何かしらのそれまでは持っていなかったものを持つに至るかも知れません。自分で気がついてわかり合うのとはどうしても違う形になりがちだし、自然にわかった場合には仕方なかったと思えたことが、どちらが悪かったのかになることも。
そういうの全部ひっくるめてめんどくさい。とは言え。意見が違うのであれば気にはならないし、何なら違うという共通見解に至ることも可能なのに、誤解や誤認が理由となると…まぁ簡単に言えば納得はいかない、そういう気分にはなります。そういう時のおまじないみたいなものが「真実はひとつ」だったんです。
作者さまが語る事実と真実も、言葉の定義違いであって内容は同じと理解しました。私は日本語は苦手なんですが、たぶん外国語ほど辞書を引かないからですかね。ということで。これからはおまじないを変更しないと、なんですが。その会話をしている2人の姿もね、たぶんこれからは脳内再生されるんだなと。おまじない口にする度に。なかなか切ないものがあります。ショパンの別れの曲の長調パーツのような切なさです。その曇りない明るさがいっそ短調よりも切ない。
再びのご感想を、ありがとうございます。
自分は「絶対的な正義」がないのと同じように、真実というのも見方による、と思っています。
「真実はいつもひとつ」も否定はしませんけれども 笑
事実というのは、結果が出ていて証拠という名の現実が伴うものだと感じます。たとえば、そのアニメで言えば「その人があの人を殺した」というのが証拠に基づく事実。ですが、犯人の動機は犯人の口から心情が吐露されるまでは推測ですし、犯人が語ったとしても犯人側の「真実」でしかないのではないかと。しばしば「実は被害者は~だった(証拠+事実+被害者側の真実)」「そんな…知らなかった…涙…orz」みたいな場面がありますが、これは双方のかかえていた真実が異なっていたからではと思えるのです。客観的に見れば「誤解が生んだ悲劇」かもしれません。ただ、犯人にとっては、自分の知らなかった事実を知るまで、それが「真実」だったわけで。また同じくらい被害者側にも真実があったわけで。事実を多方面から集約して、それを俯瞰できて初めて「探偵さん」の言う「真実」と成り得るのではないかと思います。しかしながら、それはとても難しいと言いましょうか。歴史的な事柄でさえ「〇〇の真実」みたいなタイトルで以前と異なる見解が書かれることもあり、どこまでいっても「〇〇の真実」がなくならないように。なので、真実には揺らぎがあって、ひとつではないのではと思えてしまうのです。特に、個人的なレベルになると、なおさら主観が入ってくるものなので。
自分は、わかり合えない時には「相手の中にある真実の根本はなにか」を探る感じです 笑 もうくどいくらい「それはこういうこと?」を繰り返し聞くみたいな 苦笑 それがわかると、自分の中の真実となにが違うのか見当がつけられるので、そこから、すり合わせしていくってふうでしょうか。ただし、場合によっては「真実はひとつ」になることもあります。ちょっとカッコいい?言葉で言うと、それは自分の中にある正義(矜持)に関わる部分ですね。これはもう客観性も俯瞰もなく「真実はひとつ」しかないのです 笑
短調よりも切ないというのは、とてもありがたいお褒めの言葉として受けとめております。
作者さまがネタバレ指定しないようなので、完結前の感想はものすごく書きにくいんですが今日だけ例外。
思ったより早く予定のしくしくタイム入りしましたが意外にもあれからずっと考えていたのはフィッツのことではなく裏事情について、でした。皇帝がわくわくドキドキお楽しみタイムを失った理由…何故カサンドラは全てを知っていたのか?…それがずっと気になっていました。そしてちょいちょい出て来る彼女が別人になったという表現もきっとただの比喩ではないんだよね?と。だとしたら…
きっとしくしくタイムまでにもう何話かは更新されるだろうから泣くのはそれ読んでから、と思っていましたが、読んだらむしろ泣く気は失せました。おのれ?
いつかの空を見る日まで 彼女の言葉はわからない
日に何度もその意味を考えていますが1章タイトルのほうはやっと少しわかって来た気がします。シリアスシーンだというのに私ったら日本語は日本語でも関西弁だったら?とか、いっそ英語やフランス語ドイツ語だったら?とか。ここはやはりマザータングでないとダメか?とか。ずっとフィッツやティトーヴァとカサンドラとの心の距離のことかと思っていましたが。それだけじゃなく、この先、猫目ガジガジまで登場してきたし。きっといつかの空のいつかにも意味は何通りもありそうですね。
私、ロズウェルドシリーズ中にうっすら気がついたんですが。ずっと傍らにいてくれる存在を欲しているのかも知れないですね。一人が好き。一人でも困らない。だから放っておいてほしい、ずっとそう思っていたんですが、それと本人の心の奥にある希望はまた別ってことでしょうか。自分のことなのに自分でもよくわからないです。フィッツには共感できる部分が多かったので…なんでも数値化したり、合理的な方法を選ぶのに躊躇いがなかったり…フィッツのおかしさをカサンドラが軽く許容していく様がなんだかとても嬉しかったり。なんだかんだ言いながらもずっと一緒にある存在を持つ人に向けた羨ましさを感じていたかも。ジェシーとフレデリックに特別な関心を寄せたのも同じ理由かも知れないです。そして私、精神的成長を見守るのって好きなのかも。イタす直前に寸止め魔王な作者様なので、あっちについたらキス発言でたときにはフラグ立ったよ!とすでに諦めてはいたものの。何度考えても思うことは同じ。あー!フィッツにキスさせてあげたかったなぁ。おのれ!
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
自分が人様のところで感想を読む時はネタバレ設定があってもポチっとしてしまうので、感想欄開くイコールぽちっと、という印象がありまして。設定になってても、読んじゃう的な 笑 自分が読む側の場合に、感想欄を開くか開かないかくらいの意識しかなかったり 苦笑 ですが、もしお気がかりでしたら、お手数をおかけして申し訳ないのですが「バ」とか入れて頂ければ設定させて頂きます 笑
裏事情は、おそらく「どういうこと?」とハテナな部分が多々あったかと思います。この辺りは、ハテナを感じて頂きたくて、あえて微妙な書き分けをしていたり。のちに「ああ、そういうこと」と思って頂けるといいなぁというのもありました。例の(笑)「言葉のぺてん」みたいな感じです。
ここはまだ、以前、Jasmin様にお伝えしておりましたフライパンスマッシュのところではないです 苦笑 と、自分では勝手に思っていたりします。むしろ、しくしくというより……それこそ「おのれ!フライパンスマッシュ!」みたいな感じでしょうか。
自分の書いてきた話は、タイトルが究極のネタバレ状態なのですが、章タイトルはネタバレというよりは、章の空気感を表すようなものにしたいと思ってつけております。仰る通り、たまたま日本人だったというだけですので、何語でも結果は同じです。存外、関西弁など、いわゆる方言と言われているもののほうが、感情面ではバーンとぶつかってくるかもしれないなぁと思いました。
猫目ガジガジ(笑)も気に入って頂けるキャラクターであれば、嬉しいのですけれども 笑
1人が好きで困らないからこそ、黙っていても、まるっとのみこんでくれる存在がほしくなることもあるのではないかと。寂しいとかではなく。得体の知れない安心感をくれる存在とでも言いましょうか。実在するかはともかく、ですが。
フィッツはああいう人なので共感してもらいにくいキャラクターだと思っておりましたので、大変、ありがたいお言葉でした! 2人のやりとりや関係性の変化などに想いを寄せて頂けたのであれば、嬉しい限りです。
寸止め魔王(笑)として、かなりフラグらしいフラグだったかもしれませんね。この場面が、Jasmin様のお心に残っていれば幸いにございます。
ほら。思った通りに上がるだけ上がっといて落ちたよ。
しばらくしんみり泣けたらいいんですが。休憩終了。ここから怒涛の忙しさ。泣くのは22時すぎかなぁ。おのれ!
ご感想を、ありがとうございます。
グッとくるほどキャラクターに思い入れて頂けているなら、書き手としては嬉しいのですけれども 汗
「来るなら来い」精神を発揮して頂けていれば、と思っております。
注意書きさせて頂いた第1関門というところかもしれません。
自分の書く話はタイトルが究極のネタバレとなっておりますので、そこを加味して頂ければと……少しでも続きを気にして頂けていれば幸いです。
毎日頻繁に更新して下さり、ありがとうございます✨読み応えがあり大満足です。
すっごく面白いです!!!文章が読みやすくて、キャラクター達が生き生きしていて、どんどん引き込まれていきました。
ステキな作品を届けてくださり、ありがとうございます😭✨
フィッツ推しです。大好きです💕
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
お待たせをするのが、どうにも苦手な性分なのか、パカパカ更新させて頂いております。読み応えがあると仰って頂き、更新ペースを肯定的にとらえていただけて、本当にありがたいです! 安心いたします 笑
比較的、大勢のキャラクターが出てきておりますので、生き生きしているとのお言葉が嬉しかったです♪
こちらこそ、お読み頂けて感謝しております。
自分の勝手な思いではございますが、もしよろしければ、どうかどうか最後までおつきあい頂けますことを願ってやみません<(__)>
なるほど。
他の方ならいざ知らず。作者さまがそうおっしゃられるのであれば、よほどのものが仕込まれていると言うことですね?それに。私、実は週に1回、テニスをやっています。テニスをやりたくてというよりは、シーズン最初のスキーを無駄にしないために年間を通して運動をしようと思いまして。全く経験のなかったテニスを選んだ理由はともかく、大人になって始めたスポーツの身につかなさには時にイライラします。私に出来ない運動は長距離だけだと思っていたのに。(←相変わらず傲慢!)これはもう日常的に意識しなければ一生、上手くなれないと覚悟を決めて、わりとマジでフライパン振ってるんですよね〜うちのフライパンは直径26cm、昔ながらの鉄のやつでそこそこ重たいんですが。ラプンツェルのように武器として装備はしていませんが、料理で使うことがあれば必ず振っております。えっとおかしいな。どこかで見られたかしら?…作者さまが「見えた」とおっしゃられるのであれば、それもあり得るような光景を見たとおっしゃられるのであれば。これは心してかかるのが正解ですね?
来るぞ来るぞと全力で覚悟してその時をお待ち致します。まさかの。この程度?…なんてガッカリはナシでお願いいたしますね?(←相変わらず生意気!)
お返事をくださり、ありがとうございます。
序盤は大丈夫ですが、中盤以降が要注意ではなかろうかと思います。自分としては「この程度?」くらいであったほうが、という感じなのですが 苦笑
自分は運動神経を、もはや落として生まれたのではないかというくらい、どんなスポーツもまともにできた試しがありませんで 笑 そのせいか、いろんなスポーツを観るのが好きだったりします。その中で、なぜか、フライパンスマッシュが出てきたのですょ。なにか伝わるものがあったのかもしれませんね 笑
まだ当面はフライパンは置いておいて頂いて大丈夫かと思われますが、中盤以降「ここか!(フライパンスマッシュ!)」となった際には、教えてください。
華麗に打ち返してくださることを願いつつ。
概要欄にも注意書があってその意味がさっぱりわからなかったのですが、コメント欄で頂いた返信ですこーしわかったような?気がします。話の向きによっては感情を爆発させる読者さんもいるのですね?私はむしろ、そういう方が出始めても作者さまにはぜひ更新をやめない覚悟をお約束頂きたいと思います。
作者さまのご心配に背くようで申し訳ないですが、私はむしろ、そうなってみたいですねぇ。爆発してみたい。感情的にはならないタチだから言えることかも知れませんが。そういうの、お話を読む醍醐味ですよね。ありきたりと言っても過言ではない毎日を送りながら、お話読むだけであんなこともこんなこともやった気になってます。読み終えてみたらうさぎが特別な意味を持っていたり、瓶に無理くり詰め込まれる苦しみを想像し過ぎて顔色悪くなってみたり(でもさっぱりわからない!)。
それよりも個人的に心配しているのは、私、今まで一気読みしてたじゃないですか?毎日更新はどうなんでしょう?私、続きを待つというのが何より苦手なんです。それでドラマも見ないです。もう8話読んじゃいましたが、私はこの先も「続く」に耐えられるかしら?そこが1番心配で、爆発するとしたらそれが理由でしょうね、きっと。自己責任領域だと思うのでちょっとそこは自分なりに考えてみます~
正直申し上げればまだたった8話!で量は全然物足りないんですが~すでに何やらわくわくしてます。銀の虹彩というのが不思議過ぎてわりとヘトヘトです。ちっともうっとりできませんが目の前にいたら1時も目が離せない気がします。もうすでに続きが気になって気になってベッドでジタバタしたいかなぁ。おのれ!
お声掛けくださり、ありがとうございます!
自分は、コメディベースの話を書くほうが好きなのですが、時々、シリアスな話を書きたくなったりします。笑うというのと、泣くというのは、いずれもフラストレーションを解消する感情でもあるので、たぶん、急に気持ちがシリアスに傾くのかなと。そういう話の時には、自分でも書くのがしんどいなぁという場面があったりもしますので、読んでくださるかたも、しんどいかも…と思いまして。
この話は、悲しい話ムリ!というかたには向かないというのが分かっていますので、注意書きをさせて頂きました。なので、更新が止まるということは絶対にないとお約束いたします。
というか、これまでJasmin様には様々な話で、ご感想を頂いており、それゆえに「ヤバい」と感じていたりしています。日頃は声が先な自分ですが、なぜか「このやろー!」バーンっ!と、フライパンでなにかを打ち殴っているお姿が目に浮かぶような、そんな気配が……苦笑 そうなってみたいと仰られたことを後悔される日がくるかも?と、本気で心配していたりするわけです。おそらく、この先の展開でJasmin様心のフライパンが出てくる可能性はあるかと。今は、心配し過ぎかな?というのと半々くらいですが 苦笑
実は自分もサクサク更新したい気持ちはあります。ただ1話が1~4と相変わらずな長さなので、お読み頂くのが大変かなぁと。睡眠時間の関係もございますし 笑 それでも続きを気にして頂けるのは、とてもありがたいことで、更新ペースを悩み気味だったりします。個人的に、お待たせするのは、あまり好きではないというのもありまして 苦笑 ここはひと続きのほうがいいかなと思う日には、複数話を更新するかもしれません 汗 切ってしまうことで「うわあ!」が長引く恐れもありますし……。いや、本当に心配なのです、色々と 苦笑 エンドまでの上がり下がりとか。
ですが、その中で、共感して頂けたり、納得頂けたりするといいなと思っております。
小心ではあっても、更新は止めませんので、その点においてのみ!ご安心頂ければ。
と、自分の心配をめちゃくちゃ吐露してしまいましたが、少しでも続きを楽しみにして頂けると嬉しいです! 最後までおつきあい頂けるよう願うばかりでございます。
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