若輩当主と、ひよっこ令嬢
子爵令嬢アシュリリスは、次期当主の従兄弟の傍若無人ぶりに振り回されていた。
そんなある日、突然「公爵」が現れ、婚約者として公爵家の屋敷で暮らすことに!
屋敷での暮らしに慣れ始めた頃、別の女性が「離れ」に迎え入れられる。
そして、婚約者と「特別な客人(愛妾)」を伴い、夜会に出席すると言われた。
だが、屋敷の執事を意識している彼女は、少しも気に留めていない。
それよりも、執事の彼の言葉に、胸を高鳴らせていた。
「私でよろしければ、1曲お願いできますでしょうか」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
R-Kingdom_4
他サイトでも掲載しています。
そんなある日、突然「公爵」が現れ、婚約者として公爵家の屋敷で暮らすことに!
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だが、屋敷の執事を意識している彼女は、少しも気に留めていない。
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「私でよろしければ、1曲お願いできますでしょうか」
◇◇◇◇◇
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えっと、なんで2つ?と思いつつも。本来の順番ならじゃじゃ馬が先よね?と思いつつも。作者さまのものは何が何でも投稿順に読め!の鉄則でこちらから読みましたが。結果的にはやっぱり正解でした!(ドヤ顔)
サム!グッジョブ!って声を上げそうになりました。私も実はジョバンニにはちょいちょいめっちゃイライラしております~。俺は間違ってない→だから、正しいに似た論理をとりすまし顔のジョバンニ見てるとちょいちょい感じるんです。悪いことしてないからいい人なわけじゃない。いい人ってのはいいことした人なのよ!って無性に言いたくなるみたいな。ええ。自分でも、かなり自分が野蛮というか。悪絡みしてる酔っ払いな気持ちになるんですけども。いつも一生懸命だし。根本的に善人だし。冷静だし理性的だし。いい人なんだけども~いや。逆ですね。いい人だからこそ!イライラします~。そして、そんなみんなのいい子ジョバンニにイライラしちゃう自分に謎の自己嫌悪感じてみたり。ただの善良な1読者である自分が大人しくお話読んでたはずなのに。気がつけばひどく自分に呆れてしまってる。あれ?なんでこうなった?おのれ!!!
この2人はもう小さな箱庭に閉じ込めておけ!っていう気がしますね。どうしたってお互いにしか目を向けないんだから、野に放ったって問題なさそうなのに、何故か野に放つといろいろ問題が。今回は主にサム!…これはあなたが後でヤバいんでは?とちらりと思いつつ…
えっと。これは明日は投稿おやすみのパターンかしら?うーん。私は取っておくってことが出来ないのでもう読んじゃったしなぁ。ち。明日は明日の風が吹く!(たぶん)
ご感想を頂き、ありがとうございます。
ここの2つは、単体でありつつも関連性があったほうが、それぞれに後日談っぽいかなと思いながら書いておりました。基本どちらからお読み頂いても大丈夫かとは思いますが、こちらが先のほうが、のちに「あれは、そういう…」と思って頂けるかもしれません 笑
ジョバンニは、自分の書く話の中では、ある意味「普通」だと思っております。常識的な感じと言いましょうか。ですが、アシュリー目線とサマンサ目線では、まったく別人のように見えるのではないかとも思っております。Jasmin様は、どちらかというとサマンサ目線?だったりと、ちょっと想像してしまいました 笑 野蛮ということではなく、おそらく自己完結型の自己中心的さがありながら「悪い人ではない」って感じに苛々するのではと、勝手に推測させて頂いていたりします 苦笑 アシュリーにとって、いい人ではあるのだろうと思うのですが、相対すると「悪い人ではない」というもどかしいキャラクターでした 笑 (ほかの話で恐縮ですが、自分の中のいい人は初代執事の「グレイ」です) 自己嫌悪を感じて頂けるほど、ジョバンニに対してイラっとして頂けたのは、自分としてはキャラクターの個性を認めて頂けたようで嬉しかったです! 申し訳なくも 苦笑
この2人については、この2人だけの世界というのが、ちょっとしたテーマみたいな感じではあります。未熟な「2人ぼっち」なので、成熟すれば野に放っても問題は起きなくなるかもしれ……なくもない、かも……? 笑 しかしながら、ジョバンニは「妖精決定」なので、それに免じてご容赦くださいませ 笑 (アシュリー14、ジョバンニ30でしたので)
この時点で残り3タイトルでしたので、お休みはナシでした。翌日分も楽しんで頂けていればなによりです!
私は歴史が苦手です。偶然にも今日は共通テストの1日めで、今日の科目に歴史があったのかすらもわかりませんが、私は理系だったので受けた科目は地理でした。歴史なんてまず無理。ずっとそう思って来ましたが、今日は1つ発見をした気分です。今回のお話は登場人物こそ少なかったですが、たくさんの貴族の家名が出てきました。にもかかわらず、私、きちんと覚えていたんですよね。我ながらびっくりしましたが、少し考えて当然かと思いました。このお話はお話ではあるものの、お話の中では真実です。史実として真であると。時の流れに寄り添うようにお話を読み進めて自分の目で見た事実です。それは忘れないよね〜って。逆に。学校で習った歴史にはその真実性が感じられませんでした。歴史をただならぬ熱情で日々研究している方々のただならぬ私見が大いに含まれている気がして。実際、私が学生だった頃と知見が変わってきていることもチラチラとニュースになっているのを見かけます。その度に心の何処かで「ほら見ろ!」って思います。なんていうか。真実でないものを真実と思ってしまわなかった自分を褒めたい気分?私は誤解とか知ったつもりがたぶん一番嫌い。私自身が他人から誤解されやすいからというのもありますが、人の気持ちってわからないことのほうが多いので、わからないものはわからないものとしてそのまま受け止めておく方がいいといつも思います。そういう誰かの気持ちが他の誰かの気持ちと交差して、小さなバタフライエフェクトを引き起こし…結果として時が進んだときに歴史ができていると思うと、歴史に安易に解釈を加えることに抵抗が出てきてしまいます。
ただ、知りたいと思って調べて、こうだったのではないかと推測をする人の気持ちもわかるのです。私自身は他人の気持ちや感情を知るフィールドワークのように小説を読んでいる部分がありますが、結局は読むだけでではなく、その1つ1つを想像したり推測したり。自分の体験として積み重ねて行って初めて、読む前より何かを知った自分になれる気がするからでしょうか。
今回のお話は秤のなんたるかと次のお話の大事な布石…そんな印象でしたが、私的にはジェレミーの中にジョシュアやジーク(サイラスの弟)、ジーク、ソルを見出すお話でもありました。もちろん、レティやフィオナ、そしてソルの奥さまも見出したいのですが、そちらは少々難しかったです。
ご感想を頂きまして、ありがとうございます。
自分も歴史は苦手でした。Jasmin様のお言葉を読ませて頂きながら、自分はなぜ苦手だったのかなぁと考えておりました。Jasmin様の仰っておられる真実性と似ているかもしれませんが、解釈による一貫性のなさから「個」が固定しづらく、そのため時代背景も素通りして覚えられなかった、みたいな感じです。それと頭のどこかで「本当にそうだったかなんてタイムマシンで見て来ない限りわからない」と思っていた節があります 苦笑 そのため、あまり歴史という「授業」に重きを置いていなかった気がします。
Jasmin様が「わかる」と仰っておられた部分ではありますが、熱意を持って自分の意思で調べたり、自分なりの解釈を得ようとしたりする気持ちを「授業」では持ち得ませんでした。
この世界観の話を書くにあたり、いろんなことを考えたのですが、それらを丁寧に拾って頂けていると感じて、とても嬉しく思っております。
実際には話の中には出て来ないけれど、そこはかとなく漂っている雰囲気までイメージして頂けているからこそ、史実だとお感じ頂けたのではないかなぁと。
自分が感情面の描写に重きを置いて書いているのは、実はチャレンジ精神なところもあったりします。言葉にできる感情は大海の中の木の葉のごとし、ということで。
人はそれぞれ、まさしく十人十色ですから、現実では、わかったつもり、の域を出ることはないと思っております。別人格なので、誤差をゼロにはできないという意味ですけども。
感情というのは、本当に様々あって、良い部分だけではないと思うのですが、そういうところも含めて、なにかちょっとでも「人」を書けたらいいなぁと思ってもおります。
この話では、仰る通り、ジョシュア系統寄りのイメージがあったかと思います。
出てきた貴族や領地などが、そちら方面ですので、ジョシュアから時代の流れのほうが強い感じられるかもしれません。ジークとソルの話がないので(苦笑)それぞれの伴侶の印象は薄くなるかと。
初作からお読み頂いていて、この世界の時代背景にまで深く踏み込んでお読み頂けていることに、本当に心から感謝しております!
今回のお話も面白かったです!
「理想の男性(ヒト)はお祖父さま」から今回まで全て拝読させていただいています。
ジェレミーはジョシュアの曾孫にあたるようですが、第三者視点だったこともあってか、今までの登場人物の話はあまり無かったように感じたので、少し寂しかったです笑
ですが、ジェレミーの話し方や振る舞い含めて1番ジョシュアに似ている子だな〜と感じました。
所々にある繋がりを見つけては記憶を呼び覚まし、ワクワクしながら読めてとっても楽しかったです!!
もう一度最初のお話から読み返してみようかな〜なんて思いました♪
また、勝手な想像なのですが、今後長い年月が経ちローエルハイドの子孫たちからジョシュアの存在が薄れた時、大きな魔力を手にした子が魔が差して悪いことしちゃう未来もあるんじゃ…なんて考えて悲しくなっちゃいました笑
長くなってしまい申し訳ないです。今後の更新も楽しみにしております!!
ご感想を頂き、ありがとうございます。
初作からお読み頂けているとのこと、とても嬉しく、感謝しきりでございます!
なにしろ長いものですから(笑)お時間も頂くことになりますので。
仰る通り、ジェレミーは大公ジョシュアの曾孫になります。
ジョシュアよりまだ若い(笑)ので、まだ尖がっているふうと言いましょうか。
そうですね、今回は登場人物少な目?の、いつもより短め?の話でしたので、接点が少なかったかもしれません。
寂しいと仰って頂けるほど登場人物を気にかけて頂き、胸がほっこりしています♪
ひとつずつの話は単体ですが、ほかの話とキャラクターや設定上のちょっとした繋がりがあるので、それを楽しんで頂けているというのは、非常に嬉しいです!
貴族自体が世襲なので、時代が変わっても、というところでしょうか。
初作は長いこともあり恐縮ではありますが、読み返してみようかなと思って頂けるのは、書き手にとっては、大変にありがたいことです♪
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毎回、長いので(苦笑)おつきあいくださっていることに感謝もしております。
だいたい1週間に1つくらい投稿させて頂いているので、ペース早いかも?ですね(笑)
できるだけカッコいい人だけを書きたいんですけども、色々なキャラクターがいるほうが、自分としては好きだったりします。
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