22 / 29
俺のこと嫌いじゃなかった?
しおりを挟む
携帯のバイブの振動で朝起きた。
ん?ここどこだ?自分の部屋じゃない。
ああ、出張中だった。えっと、昨日やんごとない夢を見てた気がするんだけど…。
草野主任ととんでもないことになってた夢…。リアルすぎて怖い。
悶々考えていると、スーツでばっちり出勤モードになった草野主任が登場した。
「ああ、起きたか?今日の訪問先は少し時間に余裕があるからシャワーでも浴びてモーニングをとると良いよ。私は他の案件を仕上げたいからロビーでパソコンを広げてくる。9:30にチェックアウトしようか。」
「あ、はい。承知しました。」
あ、いつもと一緒の草野主任だ。
「では、後ほど。」そう言って部屋を出て行った。
俺も目覚ましに朝シャワーするか。何となーく使ってない筋肉を使ったような変な感覚があるんだよな~。
けど、多分くみちゃんの所でマシン操作した時に結構サンプル運んだりしたからそれのせいだな。
うん、絶対そうだ。
チェックアウト後、取引先に行き、挨拶を済ませ新商品の案内だけする。
俺も草野主任もお互い仕事モードだし特にいつもと変わらない距離感だった。
けど、帰りの新幹線でまた隣同士になったとき、草野主任が俺の横で寝ているとぎゅっと手を握られた。
びっくりして隣を見るとすやすやと寝ている。誰かと間違ってるのかな?彼女とか?
人前で寝るなんてイメージがない人だから相当疲れたんだろう。
握られた手を解くことはしないで寝かせてあげた。
と思っていたら気が付くと俺の方がガッツリ寝ていた。
何だろう、草野主任の手の感触とかぬくもりがどうも眠気を誘うんだよなあ。何か気持ちいいというか…。
いや、変ないやらしい意味じゃなくて。その、あのやんごとない夢の話じゃなくて。
「そろそろ着くから、準備しておこうか。」
握られていた手はもうなくなっていた。
「あ、はい。すみません寝てました。すぐ用意します。」
「…。ああ。」
何か草野主任機嫌悪い?あんまり目が合わない気がする。
新幹線の改札を出て電車の乗り口まで移動する。この後会社に戻って報告書を書いて、お礼の文章送って…。そう考えていたら
「今日はこのまま直帰としよう。」
「え?大丈夫なんですか?」
「ああ。先ほど新幹線の中でこれからの業務は全て済ませた。会社に戻らなくても大丈夫だ。」
流石出来る男は違う。
「けど、報告書の書き方と提出方法は教えなくてはいけないから、これから私の家に来てもらおうかと考えていたんだ。」
「え?草野主任のご自宅ですか?」正直上司の家いくんだったら会社の方が良いんじゃない?それに、変な夢見ちゃったから何か気まずいし。
「いや、でも…。」会社に行く方が良いと伝えようとすると草野主任の会社携帯がピコピコ鳴った。
「ああ、すまない。そこで待っていてくれ。」人通りが少ない道を指さし、電話に出てしまった。
俺はとぼとぼ指をさされた場所に行き、荷物をベンチに置いてぼんやりと草野主任を待つ。
電話の応対している草野主任を眺めて色々考えていた。
やっぱりこの人ずば抜けてカッコいいよな。あんな夢見るなんて、ある意味おこがましい話だな。
あんな何でも持ってる人が俺みたいな一般ピーポーの男に関心向けるはずがない。
しっかし、夢であれだけリアルに気持ちよかったって事はおれ、草野主任にあんな願望を無意識に持っちゃってたのかなあ。う~ん、深層心理は分からん。
「お待たせ。何苦悩してるの?」
「うわ!ごめんなさい。何でもないです。」
びっくりした。考え事してて気がついたら目の前に苦悩の根源が怖い顔をして立っていた。
「本社に呼び出されてしまった。」
「あ、今回の出張の件ですか?」
「いや、別の案件で私が行かないと解決が難しいらしい。」
「じゃあ、僕も本社戻りますよ。」
「いいや、君は直帰でいい。」
「いや、でも…。」
草野主任は俺の空いた手をそっと握ってきた。ん?何で手を握られた?
「昨日、ベッドですごく乱れたからきっと疲れてると思う。それは俺のせいだ。」
え?ベッド?乱れた?
「やっと俺の恋人になってくれたから、昨日みたいな成り行きじゃなくて、ゆっくりじっくり愛を確かめ合いたかった。だから早く仕事を終わらせたのに。」
恋人?愛を何だって?
また草野主任の携帯が鳴っている。
「くそっ。うるさいなあ。…ちょっとだけ…。」草野主任は携帯の画面を見てから俺の方に更に一歩近づいた。
と思ったら抱きしめられた。
抱きしめられた時、草野主任のいい匂いや抱かれ心地、体温が全部こっちに伝わってきて、昨日のベッドで起こったことがリアルに思い出された。
じゃあ…昨日のあれは現実だったって事?いや、でも…確認しなきゃ。
「草野…。」草野主任の腕を解かれたとき顔を上げて話そうとすると口を口でふさがれた。
しばらく今の状況を知るまで時間がかかったけど、やっとわかった。
き、キスしてる。今、俺たちキスしてる。あの時みたいなディープなのではないけど、お互いしっかり相手の唇の感触を感じることが出来る友達とは絶対しないキスだ。
口を離された後、俺は頭の中があわあわしていてすぐ言葉が出ない。でも、顔は真っ赤だと思う。
「ああ、このまま連れて帰りたい…。俺の恋人っていう自覚をしっかり持ってもらうように沢山触れ合って確かめ合ってって思っていたのに。」
さっきから確かめ合ってのフレーズ多いな。こんなキャラだったっけこの人?
「次の週末時間とってくれる?もちろんプライベートで。」
「え?えっと…。」断るべきなのか受け入れるべきなのか判断がすぐにできない。
「断るなら、今ここでもう一度キスする。もっと濃厚なやつ。」
そう言いながらキスする姿勢になりつつある。本気だ。この人本気であのキスする気だ。こんなところでされたら俺がやばい。
「行きます、行きます。草野主任のお宅行かせていただきます。だからその、ここであのキスはやめてください。」
草野主任の口に手を当て抵抗しながらこれ以上行動しないように提案を出す。
「ほ、本当?」
「は、はい。だからもうお仕事行ってもらって大丈夫です。」
「そうか…。ああ、ありがとう!これで仕事頑張れるよ。」
「ははは…良かったですね。」もう、俺の思考はぶっ壊れたことにしよう。
そして、草野主任は俺をもう一度抱きしめてから耳元でこう言った。
「ありがとう、行ってきます。涼君。」
ん?涼君?
「じゃあ、行ってきます!涼君はしっかり休んでね。」そう言って人ごみの中、颯爽と入っていった。
「い、いってらっしゃい。」訳が分からないまま手を振る。
何か俺、草野主任に涼君って呼ばれることになったみたいだ。
そして、俺の事を嫌っていると思っていた人の恋人になったらしい。
ん?ここどこだ?自分の部屋じゃない。
ああ、出張中だった。えっと、昨日やんごとない夢を見てた気がするんだけど…。
草野主任ととんでもないことになってた夢…。リアルすぎて怖い。
悶々考えていると、スーツでばっちり出勤モードになった草野主任が登場した。
「ああ、起きたか?今日の訪問先は少し時間に余裕があるからシャワーでも浴びてモーニングをとると良いよ。私は他の案件を仕上げたいからロビーでパソコンを広げてくる。9:30にチェックアウトしようか。」
「あ、はい。承知しました。」
あ、いつもと一緒の草野主任だ。
「では、後ほど。」そう言って部屋を出て行った。
俺も目覚ましに朝シャワーするか。何となーく使ってない筋肉を使ったような変な感覚があるんだよな~。
けど、多分くみちゃんの所でマシン操作した時に結構サンプル運んだりしたからそれのせいだな。
うん、絶対そうだ。
チェックアウト後、取引先に行き、挨拶を済ませ新商品の案内だけする。
俺も草野主任もお互い仕事モードだし特にいつもと変わらない距離感だった。
けど、帰りの新幹線でまた隣同士になったとき、草野主任が俺の横で寝ているとぎゅっと手を握られた。
びっくりして隣を見るとすやすやと寝ている。誰かと間違ってるのかな?彼女とか?
人前で寝るなんてイメージがない人だから相当疲れたんだろう。
握られた手を解くことはしないで寝かせてあげた。
と思っていたら気が付くと俺の方がガッツリ寝ていた。
何だろう、草野主任の手の感触とかぬくもりがどうも眠気を誘うんだよなあ。何か気持ちいいというか…。
いや、変ないやらしい意味じゃなくて。その、あのやんごとない夢の話じゃなくて。
「そろそろ着くから、準備しておこうか。」
握られていた手はもうなくなっていた。
「あ、はい。すみません寝てました。すぐ用意します。」
「…。ああ。」
何か草野主任機嫌悪い?あんまり目が合わない気がする。
新幹線の改札を出て電車の乗り口まで移動する。この後会社に戻って報告書を書いて、お礼の文章送って…。そう考えていたら
「今日はこのまま直帰としよう。」
「え?大丈夫なんですか?」
「ああ。先ほど新幹線の中でこれからの業務は全て済ませた。会社に戻らなくても大丈夫だ。」
流石出来る男は違う。
「けど、報告書の書き方と提出方法は教えなくてはいけないから、これから私の家に来てもらおうかと考えていたんだ。」
「え?草野主任のご自宅ですか?」正直上司の家いくんだったら会社の方が良いんじゃない?それに、変な夢見ちゃったから何か気まずいし。
「いや、でも…。」会社に行く方が良いと伝えようとすると草野主任の会社携帯がピコピコ鳴った。
「ああ、すまない。そこで待っていてくれ。」人通りが少ない道を指さし、電話に出てしまった。
俺はとぼとぼ指をさされた場所に行き、荷物をベンチに置いてぼんやりと草野主任を待つ。
電話の応対している草野主任を眺めて色々考えていた。
やっぱりこの人ずば抜けてカッコいいよな。あんな夢見るなんて、ある意味おこがましい話だな。
あんな何でも持ってる人が俺みたいな一般ピーポーの男に関心向けるはずがない。
しっかし、夢であれだけリアルに気持ちよかったって事はおれ、草野主任にあんな願望を無意識に持っちゃってたのかなあ。う~ん、深層心理は分からん。
「お待たせ。何苦悩してるの?」
「うわ!ごめんなさい。何でもないです。」
びっくりした。考え事してて気がついたら目の前に苦悩の根源が怖い顔をして立っていた。
「本社に呼び出されてしまった。」
「あ、今回の出張の件ですか?」
「いや、別の案件で私が行かないと解決が難しいらしい。」
「じゃあ、僕も本社戻りますよ。」
「いいや、君は直帰でいい。」
「いや、でも…。」
草野主任は俺の空いた手をそっと握ってきた。ん?何で手を握られた?
「昨日、ベッドですごく乱れたからきっと疲れてると思う。それは俺のせいだ。」
え?ベッド?乱れた?
「やっと俺の恋人になってくれたから、昨日みたいな成り行きじゃなくて、ゆっくりじっくり愛を確かめ合いたかった。だから早く仕事を終わらせたのに。」
恋人?愛を何だって?
また草野主任の携帯が鳴っている。
「くそっ。うるさいなあ。…ちょっとだけ…。」草野主任は携帯の画面を見てから俺の方に更に一歩近づいた。
と思ったら抱きしめられた。
抱きしめられた時、草野主任のいい匂いや抱かれ心地、体温が全部こっちに伝わってきて、昨日のベッドで起こったことがリアルに思い出された。
じゃあ…昨日のあれは現実だったって事?いや、でも…確認しなきゃ。
「草野…。」草野主任の腕を解かれたとき顔を上げて話そうとすると口を口でふさがれた。
しばらく今の状況を知るまで時間がかかったけど、やっとわかった。
き、キスしてる。今、俺たちキスしてる。あの時みたいなディープなのではないけど、お互いしっかり相手の唇の感触を感じることが出来る友達とは絶対しないキスだ。
口を離された後、俺は頭の中があわあわしていてすぐ言葉が出ない。でも、顔は真っ赤だと思う。
「ああ、このまま連れて帰りたい…。俺の恋人っていう自覚をしっかり持ってもらうように沢山触れ合って確かめ合ってって思っていたのに。」
さっきから確かめ合ってのフレーズ多いな。こんなキャラだったっけこの人?
「次の週末時間とってくれる?もちろんプライベートで。」
「え?えっと…。」断るべきなのか受け入れるべきなのか判断がすぐにできない。
「断るなら、今ここでもう一度キスする。もっと濃厚なやつ。」
そう言いながらキスする姿勢になりつつある。本気だ。この人本気であのキスする気だ。こんなところでされたら俺がやばい。
「行きます、行きます。草野主任のお宅行かせていただきます。だからその、ここであのキスはやめてください。」
草野主任の口に手を当て抵抗しながらこれ以上行動しないように提案を出す。
「ほ、本当?」
「は、はい。だからもうお仕事行ってもらって大丈夫です。」
「そうか…。ああ、ありがとう!これで仕事頑張れるよ。」
「ははは…良かったですね。」もう、俺の思考はぶっ壊れたことにしよう。
そして、草野主任は俺をもう一度抱きしめてから耳元でこう言った。
「ありがとう、行ってきます。涼君。」
ん?涼君?
「じゃあ、行ってきます!涼君はしっかり休んでね。」そう言って人ごみの中、颯爽と入っていった。
「い、いってらっしゃい。」訳が分からないまま手を振る。
何か俺、草野主任に涼君って呼ばれることになったみたいだ。
そして、俺の事を嫌っていると思っていた人の恋人になったらしい。
11
お気に入りに追加
67
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる