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第1章 公爵家へ行くまで

2歳までの間

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ー2年後

転生してから2年の月日がたった。
あれから僕はさらに強くなった。
それに、たくさんの使い魔かぞくが出来た。
最初の使い魔は、ウィル・オー・ウィスプという、綺麗な魂を持ったものが寿命を終えるとさらに魂を磨くためになると言われている火の玉みたいな形をした子達だ。それぞれ属性事に色が違い総じてとても優しく穏やかな性格をしている。サポートが得意だ。
次に、四神獣である玄武、白虎、朱雀、青龍と契約した。
それから、精霊王である彼らとも契約した。(この世界では精霊王が神と言って差し支えない存在である。)

母さんは相変わらず僕達に甘くとても美しい。弟は成長し歩いたりお喋りしたりできるようになった。
明日で僕達は3歳だ。アレが言っていた通りなら、公爵家から迎えが来る。
あぁ、楽しみだ。ようやく待ちに待ったとのご対面だ。 
母さんの身分を知っていたくせに放置したあいつを、「愛してる」なんて戯れ言を吐いたあいつを……

(どうやって、償わせて苦しませてやろうか……。)

夜空に浮かぶ紅く禍々しい月を背景に立っているルノの表情は影となって見えない。
しかし、ルノの口からはふっふふっふふふふふという、笑い声が漏れ出ている。

ーーーーーーー
使い魔は、設定の章に移動しました。
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