20 / 123
ゴミ出し
しおりを挟む
ある日、普通ゴミの回収日に公介は、回収業者に指定されたゴミ出し場所に45リットルのゴミ袋を持って行った。
出勤前の時間なのでまだ誰もゴミを出していない。区画の中で初めに引っ越してきた三橋家。ゴミを猫やカラスに荒らされないようにするためのネットを購入し、ゴミの上に被せた。
公介はそのまま仕事に行く。羽衣音によると13時から14時の間頃に市の委託業者が回収に来る。
ネットはその場に放置される。
仕事から帰った時にその場にネットがあれば公介が回収する。
今まではそれが当たり前だった。
ある日、回収業者がインターホンを押した。
これからは、玄関先に個々で出しておけば回収するという旨の書類を持っていた。
問題は、代表者を立てて皆から署名をもらって欲しいという申し立てだった。
公介は非常に面倒に感じたし、第一に毎日家に居ない。羽衣音は人当たりは良いがすこし、ほんの少しだけいい加減なところがある。他の人たちも常にいる訳では無いしとても我が家に務まる仕事ではないと思い、拒絶した。
業者は困った顔をしていたが、仕方なさそうに立ち去った。
出勤前の時間なのでまだ誰もゴミを出していない。区画の中で初めに引っ越してきた三橋家。ゴミを猫やカラスに荒らされないようにするためのネットを購入し、ゴミの上に被せた。
公介はそのまま仕事に行く。羽衣音によると13時から14時の間頃に市の委託業者が回収に来る。
ネットはその場に放置される。
仕事から帰った時にその場にネットがあれば公介が回収する。
今まではそれが当たり前だった。
ある日、回収業者がインターホンを押した。
これからは、玄関先に個々で出しておけば回収するという旨の書類を持っていた。
問題は、代表者を立てて皆から署名をもらって欲しいという申し立てだった。
公介は非常に面倒に感じたし、第一に毎日家に居ない。羽衣音は人当たりは良いがすこし、ほんの少しだけいい加減なところがある。他の人たちも常にいる訳では無いしとても我が家に務まる仕事ではないと思い、拒絶した。
業者は困った顔をしていたが、仕方なさそうに立ち去った。
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる