49 / 113
1章 強制入学編
7-7 戦う理由なんてない
しおりを挟む
何やら、リムが勝手なことをしているらしい――セイリオス全域に、傭兵団名義で派手に大見得を切ったようだ。この戦いに、思うところがあるらしい。
怒っているとはわかっていたが、ムジカはこっそり苦笑した。怒っているのは、たぶんムジカに対してだろう。後で怒られてやらなきゃな、などと考える。
苦労を掛けているのだから、それくらいは甘んじて受けてやろう。でなければ、申し訳が立たない――
無論、そんなことを考えていられる暇など戦場にはないのだが。危うく当たりそうになった魔弾の横を通り抜けて、撃ってきたメタルを切り裂いた。
そして、また苦笑した。ただし今度はリムに対してではなく、今纏っているノブリスに対してだった。
(酷い機体だな、こりゃ。拷問器具か何かか?)
急ごしらえの未完成品だから、と言うと仕方なくも感じるが。致命的なのは、ライフサポートシステムの類が死んでいるところか。衝撃吸収用のショックアブソーバーも機能してないから、<ダンゼル>の一挙手一投足が生み出す振動は全てムジカにも伝わってくる。
そして全身を軋ませるのは、前進性のみを追求した<ダンゼル>の機動特性のせいだ。急加速、急減速、限界速度。全てが最高レベルにあるその代わり、扱うノーブルは慣性に振り回され、締め潰される。
ノーブルが“ナマモノ”であることを完全に忘れた設計だった。
だがそれ故に、その速度だけは頼もしい。バカとアホを総動員した、欠陥格闘機だとしても。
何より笑えるのは――それが驚くほどムジカに馴染むことだ。
敵の魔弾が全て見える。体を捌きながら前進。魔弾横をすり抜けて、反動で硬直するメタルを真っ二つ。
自慢の角で貫こうとするメタルも遅い――右ガントレットで捕まえて、そのまま握り潰して捨てる。
遠間から撃たれた魔弾の群れも、爆発めいた音を奏でるブースターによって置き去りにされる。
敵陣のただ中で、迫るメタルを前に舞う。寄らば斬る、寄らないならば寄って切る。被弾すなわち死。そのコンセプトはだからこそ、被弾しなければ相手に死をもたらす。
攻撃のことしか考えていないこのノブリスは、だからこそあまりにもムジカ好みだった。
全ての敵の視線が自らに集まっているのを感じながら。
ムジカは冷静に周囲を観察した。
焼け焦げた大地と空に、数えるのも嫌になるほどのメタルたち。内一体、大型メタルが空から全体を観測している。
担っているのは全体の指揮か。戦場を俯瞰する位置から、時折大火力の熱線を撃ち出してムジカを狙う。当たらずとも動きを制限させ、生まれた隙を子機が狙う。連携も考慮した牽制射だが、遅い。この<ダンゼル>には当たらない――
だがよそ見をしていたせいで反応が遅れた。
背後から迫るメタルに気づくのがわずかに遅れた。反撃には間に合わないが、回避はできる程度の隙。
だが気づいて、ムジカはそのメタルを完全に無視した。避ける必要すらなかったからだ。
遠くから撃ち込まれた魔弾が、メタルを一発で撃ち落とす――ちらと横目で見やれば、遠くにフライトシップ、バルムンクの姿。更にはその甲板から身構える、ボロボロの<ナイト>が見えた。リムとアーシャ、二人のコンビプレイだろう。
当然、攻撃手が増えればメタルの視線はそちらにも向かう。射撃のためか頭部を変形させ始めた数体が見えたが――やらせない。
ブーストスタビライザーを点火。彼我の距離を一瞬で詰めるほどの圧倒的な加速。時間を置き去りにするほどの速さで吹き飛び、そのままの勢いで首を跳ねた。
ムジカの手が届かない場所はアーシャが狙い、アーシャを狙って隙を見せた敵をムジカが狩り取る。即席のコンビネーションを成立させるのは、リムの補助だ。アーシャにどこを狙うべきかを、バルムンクを操りながら指揮している。
前衛と、後衛と。互いが互いに隙を補い、メタルにとっての脅威であり続ける。前衛を倒さなければ後衛に手が届かないが、その前衛を倒すためには後衛の援護を切り抜ける必要がある。
乱戦の真っただ中で、ふと考えた。
(楽だな)
楽だ。息をするのが。敵を倒すのが。戦場にあることが――その全てが楽だ。
戦場に、自分以外のノーブルがいる。傭兵として戦っていた頃、空は自分独りだけの戦場だった。ラウルとリムが傍にいたとしても。戦う空には自分だけしかいなかった。
だが今は、背中を守る人がいると知っている。だから自分は前に進める。
それだけでこんなにも楽に舞える――
(父さんも、こんな風に戦っていたのかな)
そんなことを考えている余裕があるわけでもないのだが。
思考の迷いを修正し、目の前にいる敵に集中し直す。
瞬く間にメタルが消えていく。裂かれ、爆散し、あるいは砕かれて銀砂に代わる。
戦場はもはや、止まらない<ダンゼル>の独壇場だった。
やがて――大型メタル一体を残して敵が失せる。
距離はまだ、遠間。攻撃を取りやめ、正面から見据えてくる敵に、ムジカは剣を振り上げた。
そして、魔剣に全力を命じた――共振器、最大励起。<バロン>級魔道機関が吸い上げた、全ての魔力を注ぎ込む。
刃に添う破魔の光が刀身を覆い、さらに膨れ上がる。光が天高く伸び、柱のように。
大型メタルに動き。異形の巨躯が大きく脈動。全身からハリネズミのように銃口が生える。先端には灯るのは全てを焼き尽くす、コンバッションバーストの燐光。
あちらもまた、正真正銘の全力。
通信の先で、誰かが悲鳴のように名を呼んだ――その声を、ムジカは無視した。
「戦う理由なんてない」
まだ、見つけられていない。
「――でも、見捨てられるほど薄情でもないんだ」
だからこれは、高潔さとは程遠い。
ワガママとは、言い得て妙だ。戦わなかったとき。その未来が気に食わない。
だから今、ここで戦っている。
ブーストスタビライザーが全力の火を噴く。敵の照準が定まる前に、敵の懐へと自ら飛び込む。
無数の熱線が装甲のない<ダンゼル>の表面を撫でるが、止まらない。止まれない。
前へ、前へ。心が急かすままに、ただ前へ。
敵を正面に上段に。天高く剣を振り上げた。
「だから――“ワガママ”を、押し通させてもらう」
そして魔を裂く閃光が、敵の全てを消し去った。
怒っているとはわかっていたが、ムジカはこっそり苦笑した。怒っているのは、たぶんムジカに対してだろう。後で怒られてやらなきゃな、などと考える。
苦労を掛けているのだから、それくらいは甘んじて受けてやろう。でなければ、申し訳が立たない――
無論、そんなことを考えていられる暇など戦場にはないのだが。危うく当たりそうになった魔弾の横を通り抜けて、撃ってきたメタルを切り裂いた。
そして、また苦笑した。ただし今度はリムに対してではなく、今纏っているノブリスに対してだった。
(酷い機体だな、こりゃ。拷問器具か何かか?)
急ごしらえの未完成品だから、と言うと仕方なくも感じるが。致命的なのは、ライフサポートシステムの類が死んでいるところか。衝撃吸収用のショックアブソーバーも機能してないから、<ダンゼル>の一挙手一投足が生み出す振動は全てムジカにも伝わってくる。
そして全身を軋ませるのは、前進性のみを追求した<ダンゼル>の機動特性のせいだ。急加速、急減速、限界速度。全てが最高レベルにあるその代わり、扱うノーブルは慣性に振り回され、締め潰される。
ノーブルが“ナマモノ”であることを完全に忘れた設計だった。
だがそれ故に、その速度だけは頼もしい。バカとアホを総動員した、欠陥格闘機だとしても。
何より笑えるのは――それが驚くほどムジカに馴染むことだ。
敵の魔弾が全て見える。体を捌きながら前進。魔弾横をすり抜けて、反動で硬直するメタルを真っ二つ。
自慢の角で貫こうとするメタルも遅い――右ガントレットで捕まえて、そのまま握り潰して捨てる。
遠間から撃たれた魔弾の群れも、爆発めいた音を奏でるブースターによって置き去りにされる。
敵陣のただ中で、迫るメタルを前に舞う。寄らば斬る、寄らないならば寄って切る。被弾すなわち死。そのコンセプトはだからこそ、被弾しなければ相手に死をもたらす。
攻撃のことしか考えていないこのノブリスは、だからこそあまりにもムジカ好みだった。
全ての敵の視線が自らに集まっているのを感じながら。
ムジカは冷静に周囲を観察した。
焼け焦げた大地と空に、数えるのも嫌になるほどのメタルたち。内一体、大型メタルが空から全体を観測している。
担っているのは全体の指揮か。戦場を俯瞰する位置から、時折大火力の熱線を撃ち出してムジカを狙う。当たらずとも動きを制限させ、生まれた隙を子機が狙う。連携も考慮した牽制射だが、遅い。この<ダンゼル>には当たらない――
だがよそ見をしていたせいで反応が遅れた。
背後から迫るメタルに気づくのがわずかに遅れた。反撃には間に合わないが、回避はできる程度の隙。
だが気づいて、ムジカはそのメタルを完全に無視した。避ける必要すらなかったからだ。
遠くから撃ち込まれた魔弾が、メタルを一発で撃ち落とす――ちらと横目で見やれば、遠くにフライトシップ、バルムンクの姿。更にはその甲板から身構える、ボロボロの<ナイト>が見えた。リムとアーシャ、二人のコンビプレイだろう。
当然、攻撃手が増えればメタルの視線はそちらにも向かう。射撃のためか頭部を変形させ始めた数体が見えたが――やらせない。
ブーストスタビライザーを点火。彼我の距離を一瞬で詰めるほどの圧倒的な加速。時間を置き去りにするほどの速さで吹き飛び、そのままの勢いで首を跳ねた。
ムジカの手が届かない場所はアーシャが狙い、アーシャを狙って隙を見せた敵をムジカが狩り取る。即席のコンビネーションを成立させるのは、リムの補助だ。アーシャにどこを狙うべきかを、バルムンクを操りながら指揮している。
前衛と、後衛と。互いが互いに隙を補い、メタルにとっての脅威であり続ける。前衛を倒さなければ後衛に手が届かないが、その前衛を倒すためには後衛の援護を切り抜ける必要がある。
乱戦の真っただ中で、ふと考えた。
(楽だな)
楽だ。息をするのが。敵を倒すのが。戦場にあることが――その全てが楽だ。
戦場に、自分以外のノーブルがいる。傭兵として戦っていた頃、空は自分独りだけの戦場だった。ラウルとリムが傍にいたとしても。戦う空には自分だけしかいなかった。
だが今は、背中を守る人がいると知っている。だから自分は前に進める。
それだけでこんなにも楽に舞える――
(父さんも、こんな風に戦っていたのかな)
そんなことを考えている余裕があるわけでもないのだが。
思考の迷いを修正し、目の前にいる敵に集中し直す。
瞬く間にメタルが消えていく。裂かれ、爆散し、あるいは砕かれて銀砂に代わる。
戦場はもはや、止まらない<ダンゼル>の独壇場だった。
やがて――大型メタル一体を残して敵が失せる。
距離はまだ、遠間。攻撃を取りやめ、正面から見据えてくる敵に、ムジカは剣を振り上げた。
そして、魔剣に全力を命じた――共振器、最大励起。<バロン>級魔道機関が吸い上げた、全ての魔力を注ぎ込む。
刃に添う破魔の光が刀身を覆い、さらに膨れ上がる。光が天高く伸び、柱のように。
大型メタルに動き。異形の巨躯が大きく脈動。全身からハリネズミのように銃口が生える。先端には灯るのは全てを焼き尽くす、コンバッションバーストの燐光。
あちらもまた、正真正銘の全力。
通信の先で、誰かが悲鳴のように名を呼んだ――その声を、ムジカは無視した。
「戦う理由なんてない」
まだ、見つけられていない。
「――でも、見捨てられるほど薄情でもないんだ」
だからこれは、高潔さとは程遠い。
ワガママとは、言い得て妙だ。戦わなかったとき。その未来が気に食わない。
だから今、ここで戦っている。
ブーストスタビライザーが全力の火を噴く。敵の照準が定まる前に、敵の懐へと自ら飛び込む。
無数の熱線が装甲のない<ダンゼル>の表面を撫でるが、止まらない。止まれない。
前へ、前へ。心が急かすままに、ただ前へ。
敵を正面に上段に。天高く剣を振り上げた。
「だから――“ワガママ”を、押し通させてもらう」
そして魔を裂く閃光が、敵の全てを消し去った。
0
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜
墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。
主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。
異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……?
召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。
明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる