37 / 241
第2章『エルフの姫様を助ける事にした』
ドーラの勘違いとラウラとの再会
しおりを挟む
朝目を覚ますと目の前にドーラがいました
「ドーラお前にはベッドを譲ったよな、なのに何故お前は俺の毛布の中にいるんだ」
「ドーラはただユート様と子作りをしていただけでありますよ?」
ん~?よく聞こえなかったな~何してたって?
「だからユート様と子作りしてるだけっす」
終わった…色んな意味で終わった……
ガイドラインに引っかかって俺の物語は幕を閉じるのか
まだまだ頑張りたかったなぁ
「さようなら異世界、さようなら俺」
俺は涙を流しながら今までの思い出を振り返ろうとしたが一つ気になる事があった
子作りをしたにしては俺の服が綺麗すぎる
ドーラにしたって服を脱いだ形跡がない
「なぁドーラ、お前俺と子作りしたんだよな?」
「はい、え?子どもって男の人と寝たら出来るってお母様が言ってたっすけど…違うんすか?」
あ~良かった
お前に常識を教えてなくて良かったかもしれない
「え!?ドーラ昨日言ってた子作りってユートと一緒に寝る事だったのですか!?」
アルカ、お前は知っとけよ
「はぁ……色んな心配をして損したぜとりあえずお前らシャワー浴びてこいよ」
そして俺の騒がしい一日が始まったのである
「ユート、今日は何のクエストを受けるのですか?また小鬼退治にでもいくのですか?」
「いや今日はクエストボードをみて良さそうなのが無かったら特に予定はないが……」
俺は何かやる事は無いか模索していると
「なら今日は他の街へ行ってみないっすか!」
他の街ねぇ……それも良さそうだな
「それじゃあ今日は他の街へ行ってみるか……馬車を雇う金は勿体ないから俺が飛翔で……」
「馬車にしましょう!絶対にそうした方が良いです!そうに決まっています!」
アルカは飛翔での移動は嫌な様だ
「う~ん…じゃあ馬車にするか」
そう言うとアルカの顔がパァっと効果音が聞こえるくらい明るくなる
そんなに飛翔は嫌なのか
そしてギルドに着いた俺とアルカとドーラは少しの間別れることにした
俺はモモやリョフに観光に行くならどの街が良いかの聞き込み
アルカとドーラはクエストボードで手頃なクエストが無いかを見に行く
そしていつもの受付に行くとそこにはモモとリョフの二人がいた
珍しいな、最初からリョフが出てるなんて
「珍しいじゃないかリョフ、お前が最初から奥の部屋から出てるなんて」
俺がリョフの背後にそっと近づき声をかける
「なんだユートか、びっくりさせないでくれ」
ん?思ったよりも反応が薄いな
いつもなら「俺を引きこもり扱いするんじゃねぇ!」って感じで冗談混じりに言葉を返すはずだが今のリョフはあの日見た真剣な顔付きをしていた
「なにかあったのかリョフ、俺で良ければ話に乗るぜ」
俺は本来の目的よりもリョフの真剣な顔が気になりその理由を聞き出す
「実はな『骸の王』の瘴気の所為で隣国の『ヴィクトリア王国』にゾンビの群れが溢れてるみたいなんだ、最初のうちはヴィクトリア王国内の冒険者や僧侶でなんとか被害を抑えられていたみたいなんだが……最近更に『骸の王』の瘴気が濃くなってなゾンビの数が増幅してヴィクトリア王国の冒険者や僧侶だけじゃ抑えきれなくなってきたから俺達がいるユースティア王国に冒険者の派遣クエストが届いたんだが『浄化魔法』が使える奴はそもそも珍しくてな、俺達でも手を付けられなくなっているという訳だ」
「何故浄化魔法が必要なんだ?ゾンビなら頭を潰せば終わりじゃないのか?」
某ゾンビ映画でも頭を打ち抜くだけでゾンビは死ぬ
「それがな頭を潰した後に浄化魔法をかけないとまた復活しちまうんだよ」
潰すところは一緒だがその後に浄化魔法をかけないと復活するのか
少し厄介な仕様になってるな
「なぁ、時にユートは浄化魔法は使えるか?」
あー、これ俺の事を待ってたっぽいな
て言うか元から俺を行かせる気満々だな
「いや、まぁ使える事には使えるが…俺は行かないぞ?」
今日は先約があるんだ
そっちを優先させたい
「報酬二倍でどうだ?」
いや別に金には困ってないしな
「なら三倍!いや四倍でどうだ!」
そんなに俺に行ってほしいのか
リョフここまで切羽詰まってるのも珍しいな
「はぁ~解った解った行ってやるよ」
俺は流石にリョフのこんな姿をいつまでも見る事なんて出来ない
「そうかお前が行ってくれるなら俺の肩の荷も降りるってもんだ!ガハハハハ!」
リョフという男はこうでなきゃな
「あぁそうだ、実はなお前以外にもこのクエストを受けた奴がいるんだが……ほらあの隅っこの方にいる奴だよ」
そう言うとリョフはギルドにある酒場の隅にいる黒いフードの奴を指さす
俺以外にもこんな面倒なクエストを受けた奴がいるのか
ん?ならそいつに任せれば良いのではないんじゃないか?
「あぁあいつが「私以外にこのクエストを受けるまで私は行かない」と言ってるんだ」
そんな奴がいるのか
まぁ世の中には色んな奴がいるしな
「ユート、前と特にクエストボードの内容は変わってなかったですよー!」
「変わってなかったっす!瓜二つっす!」
ドーラよ、少し意味が違うんじゃないのか?
まぁちょうど良いタイミングで帰ってきたな
「それじゃあちょってあいつに話しかけてくるよ、あっちの準備が出来てたらそのまま出発するよ」
「あぁ気を付けてな……ってそんな心配は必要ないか!ガハハハハ!」
リョフは俺の肩を何度も強く叩き力強く笑う
流石に少し痛いぞ
そして俺は隅にいた黒いフードの奴に声をかける
「よぉ、お前もあのクエストを受けるんだろ?お前の準備が良いなら直ぐにでも行きたいんだが」
俺が言い終わる前に黒いフードの奴が懐から短剣を俺に向けて投げてくる
俺は投げられた短剣を全て空中でキャッチする
この位なら劣化のスキルを解除しなくても余裕で反応できる
「……合格ね、あなた名前は?私はラウラよ」
ん?ラウラ?それってもしかして
「なぁお前って最近迷いの森で空から男が降ってきたという体験をしなかったか?」
「え?……そう言えば前にそんな事があったわね、それがどうしたの……って!あなたその時の!」
やはりそうか
この世界に来て初めて、アルト達とのチュートリアルの前に俺に魔法を教えてくれたラウラとの再会だった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6/25 誤字を訂正しました
「ドーラお前にはベッドを譲ったよな、なのに何故お前は俺の毛布の中にいるんだ」
「ドーラはただユート様と子作りをしていただけでありますよ?」
ん~?よく聞こえなかったな~何してたって?
「だからユート様と子作りしてるだけっす」
終わった…色んな意味で終わった……
ガイドラインに引っかかって俺の物語は幕を閉じるのか
まだまだ頑張りたかったなぁ
「さようなら異世界、さようなら俺」
俺は涙を流しながら今までの思い出を振り返ろうとしたが一つ気になる事があった
子作りをしたにしては俺の服が綺麗すぎる
ドーラにしたって服を脱いだ形跡がない
「なぁドーラ、お前俺と子作りしたんだよな?」
「はい、え?子どもって男の人と寝たら出来るってお母様が言ってたっすけど…違うんすか?」
あ~良かった
お前に常識を教えてなくて良かったかもしれない
「え!?ドーラ昨日言ってた子作りってユートと一緒に寝る事だったのですか!?」
アルカ、お前は知っとけよ
「はぁ……色んな心配をして損したぜとりあえずお前らシャワー浴びてこいよ」
そして俺の騒がしい一日が始まったのである
「ユート、今日は何のクエストを受けるのですか?また小鬼退治にでもいくのですか?」
「いや今日はクエストボードをみて良さそうなのが無かったら特に予定はないが……」
俺は何かやる事は無いか模索していると
「なら今日は他の街へ行ってみないっすか!」
他の街ねぇ……それも良さそうだな
「それじゃあ今日は他の街へ行ってみるか……馬車を雇う金は勿体ないから俺が飛翔で……」
「馬車にしましょう!絶対にそうした方が良いです!そうに決まっています!」
アルカは飛翔での移動は嫌な様だ
「う~ん…じゃあ馬車にするか」
そう言うとアルカの顔がパァっと効果音が聞こえるくらい明るくなる
そんなに飛翔は嫌なのか
そしてギルドに着いた俺とアルカとドーラは少しの間別れることにした
俺はモモやリョフに観光に行くならどの街が良いかの聞き込み
アルカとドーラはクエストボードで手頃なクエストが無いかを見に行く
そしていつもの受付に行くとそこにはモモとリョフの二人がいた
珍しいな、最初からリョフが出てるなんて
「珍しいじゃないかリョフ、お前が最初から奥の部屋から出てるなんて」
俺がリョフの背後にそっと近づき声をかける
「なんだユートか、びっくりさせないでくれ」
ん?思ったよりも反応が薄いな
いつもなら「俺を引きこもり扱いするんじゃねぇ!」って感じで冗談混じりに言葉を返すはずだが今のリョフはあの日見た真剣な顔付きをしていた
「なにかあったのかリョフ、俺で良ければ話に乗るぜ」
俺は本来の目的よりもリョフの真剣な顔が気になりその理由を聞き出す
「実はな『骸の王』の瘴気の所為で隣国の『ヴィクトリア王国』にゾンビの群れが溢れてるみたいなんだ、最初のうちはヴィクトリア王国内の冒険者や僧侶でなんとか被害を抑えられていたみたいなんだが……最近更に『骸の王』の瘴気が濃くなってなゾンビの数が増幅してヴィクトリア王国の冒険者や僧侶だけじゃ抑えきれなくなってきたから俺達がいるユースティア王国に冒険者の派遣クエストが届いたんだが『浄化魔法』が使える奴はそもそも珍しくてな、俺達でも手を付けられなくなっているという訳だ」
「何故浄化魔法が必要なんだ?ゾンビなら頭を潰せば終わりじゃないのか?」
某ゾンビ映画でも頭を打ち抜くだけでゾンビは死ぬ
「それがな頭を潰した後に浄化魔法をかけないとまた復活しちまうんだよ」
潰すところは一緒だがその後に浄化魔法をかけないと復活するのか
少し厄介な仕様になってるな
「なぁ、時にユートは浄化魔法は使えるか?」
あー、これ俺の事を待ってたっぽいな
て言うか元から俺を行かせる気満々だな
「いや、まぁ使える事には使えるが…俺は行かないぞ?」
今日は先約があるんだ
そっちを優先させたい
「報酬二倍でどうだ?」
いや別に金には困ってないしな
「なら三倍!いや四倍でどうだ!」
そんなに俺に行ってほしいのか
リョフここまで切羽詰まってるのも珍しいな
「はぁ~解った解った行ってやるよ」
俺は流石にリョフのこんな姿をいつまでも見る事なんて出来ない
「そうかお前が行ってくれるなら俺の肩の荷も降りるってもんだ!ガハハハハ!」
リョフという男はこうでなきゃな
「あぁそうだ、実はなお前以外にもこのクエストを受けた奴がいるんだが……ほらあの隅っこの方にいる奴だよ」
そう言うとリョフはギルドにある酒場の隅にいる黒いフードの奴を指さす
俺以外にもこんな面倒なクエストを受けた奴がいるのか
ん?ならそいつに任せれば良いのではないんじゃないか?
「あぁあいつが「私以外にこのクエストを受けるまで私は行かない」と言ってるんだ」
そんな奴がいるのか
まぁ世の中には色んな奴がいるしな
「ユート、前と特にクエストボードの内容は変わってなかったですよー!」
「変わってなかったっす!瓜二つっす!」
ドーラよ、少し意味が違うんじゃないのか?
まぁちょうど良いタイミングで帰ってきたな
「それじゃあちょってあいつに話しかけてくるよ、あっちの準備が出来てたらそのまま出発するよ」
「あぁ気を付けてな……ってそんな心配は必要ないか!ガハハハハ!」
リョフは俺の肩を何度も強く叩き力強く笑う
流石に少し痛いぞ
そして俺は隅にいた黒いフードの奴に声をかける
「よぉ、お前もあのクエストを受けるんだろ?お前の準備が良いなら直ぐにでも行きたいんだが」
俺が言い終わる前に黒いフードの奴が懐から短剣を俺に向けて投げてくる
俺は投げられた短剣を全て空中でキャッチする
この位なら劣化のスキルを解除しなくても余裕で反応できる
「……合格ね、あなた名前は?私はラウラよ」
ん?ラウラ?それってもしかして
「なぁお前って最近迷いの森で空から男が降ってきたという体験をしなかったか?」
「え?……そう言えば前にそんな事があったわね、それがどうしたの……って!あなたその時の!」
やはりそうか
この世界に来て初めて、アルト達とのチュートリアルの前に俺に魔法を教えてくれたラウラとの再会だった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6/25 誤字を訂正しました
0
お気に入りに追加
1,435
あなたにおすすめの小説
残滓と呼ばれたウィザード、絶望の底で大覚醒! 僕を虐げてくれたみんなのおかげだよ(ニヤリ)
SHO
ファンタジー
15歳になり、女神からの神託の儀で魔法使い(ウィザード)のジョブを授かった少年ショーンは、幼馴染で剣闘士(ソードファイター)のジョブを授かったデライラと共に、冒険者になるべく街に出た。
しかし、着々と実績を上げていくデライラとは正反対に、ショーンはまともに魔法を発動する事すら出来ない。
相棒のデライラからは愛想を尽かされ、他の冒険者たちからも孤立していくショーンのたった一つの心の拠り所は、森で助けた黒ウサギのノワールだった。
そんなある日、ショーンに悲劇が襲い掛かる。しかしその悲劇が、彼の人生を一変させた。
無双あり、ザマァあり、復讐あり、もふもふありの大冒険、いざ開幕!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
キャンピングカーで往く異世界徒然紀行
タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》
【書籍化!】
コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。
早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。
そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。
道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが…
※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜
※カクヨム様でも投稿をしております
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜
きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…?
え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの??
俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ!
____________________________________________
突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった!
那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。
しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」
そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?)
呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!)
謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。
※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。
※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。
※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎
⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる