上 下
47 / 53
俺と美少女処刑椅子が幸せになる方法

魔樹木と処刑椅子

しおりを挟む
 聖女御一行様は無事に諸悪の根源である祭司ハネスを討ち取った。
 王立騎士団員が教会に攻め入れば、ティトマスが提出した証拠以上のものがわんさか出てきて、教会が起こした数々の汚職事件はまたたく間に明るみとなった。

 繊麗潔白な聖騎士など、マスティフやハヤルウ達、やりたい放題やっている奴らにいじめられていた5人の聖騎士くらいに加え、数えるほどしか存在していなかった。
 王立騎士団員により拘束され、罪なき人々を手にかけた聖騎士は裁かれることになり、死罪を免れた聖騎士もまた、町中を歩けば白い目で見られるようになった。

「いい加減、脱いだらって言っているんだけどね」

 ティトマスはどんなに意思を投げられようが心無い言葉を向けられようがけして聖騎士の正装を脱ぐことなく堂々と王都を闊歩していた。

「後ろ指を刺されるようなことなどしていないのになぜ隠れる必要があるのですか」

 などと開き直っているほどだ。メンタルが鋼すぎる。
「一度言い出したら聞かない」のはメロディアとティトマス兄妹の特徴らしい。

「リディア、そうだった」
「そうだね。きっとリディアに似たんだろう」

 元聖騎士の連中は希望があれば王立騎士団員として再就職できるなんて話もあったが、マルクス・メイホールはすでに死んでいる。
 教会が崩壊した今、俺がマルクス・メイホールとして王立騎士団員になる理由はない。
 お嬢様のお陰で、俺には庭師の仕事があるからな。

「魔獣の森は焼け野原。マスティフは聖騎士の制服に身を包んでいるけれど、所属は王立騎士団員扱いだ。王都を離れることはできないだろう。だけど、魔獣の特徴がより濃く出ているラビユーと元聖騎士のマスティフを2人暮らしさせるわけにはいかなくて…」
「住む場所がないならうちに来ればいいですわ~!」
「…ここに?」

 お嬢様は人外でもかわいい女の子なら大歓迎でしてよ、と人形のスピカを抱きしめてニコニコしている。
 確かに部屋は余っているし公爵令嬢の別邸に反教会派の人間が押し寄せてくることはないだろうがーーこのお嬢様もお人好しと言うか、なんというか。

「あのいけ好かない偽聖女は自らの意志で聖女を騙っていましたけれど、魔獣混血の偽聖女さんは操られていただけなのでしょう?あの見た目ではいらぬ迫害を受けて、住みにくいことこの上ないですわ」
「うちは無駄に広い庭もありますし、使用人たちもここでの秘密は外にけして持ち出しません。幼い頃よりウインディーネを使役するわたくしが生活しているんですのよ?耳が生えてようが、馬足であっても、誰も気にしませんわ!あのいけ好かない騎士も一緒と言うのは気に食わないですけれどーー」

 ティトマスを呼ぶなら、親子が揃うのか。
 だったらメロディアも呼んで3人仲良く暮せばいいのに…。
 ニルヴァーナ商会で聖女さんは大切な人と共に楽しくやっているらしいので、無理にお嬢様の家で暮らす必要はないのかもしれない。

「わー!うさぎとしてははじめまして!ラビユーだよ!」

 はじめまして?久しぶりの間違いじゃないのか?

 ラビユーとティトマスがガルド別邸にやってきた。
 ティトマスが仕事で忙しいのか、お嬢様と顔を合わせたくないのか。
 ラビユーを預けて滅多に顔を出さないが、人懐っこいラビユーはすぐにガルド別邸での暮らしに慣れ、毎日ケラケラと笑い声を上げている。

 これはスレインさんから聞いた話だが、ラビユーには3つの魔石が埋まっていたらしい。
 元々2つの魔石を持ってた所に、教会が聖女として仕立て上げる為額にブラックダイヤモンドの魔石を埋め込んだ。
 3つの魔石を一時的にとはいえ埋め込まれてよく生きていたものだと思う。
 人間、ウサギ、馬の混血だからこそできる荒業かもしれない。
 通常の人間であればまず適合できず3つ目を埋め込んだ瞬間瓦解するだろうに。

「でるるん~!見て~!花束作った~!」
「ニックネームをつけるならエルとお呼びなさい!いつも言っていますわよね!?」
「え~?かわいいよ?」
「どこがかわいいんですの!?」

 花束を抱えたラビユーとお嬢様が広い庭を走り回っている。

 教会の実験に耐えられなかったラビユーは心を閉ざし、2つ目の魔石に眠っていたもう一つの魔石に宿る魂が目覚めた。
 精霊のスピカと人間のスピカ・デクセレムみたいなもんだろう。
 同一人物ではあるが、異なる意識を持つもの。
 今、俺達の知っているラビユーは深い眠りについているそうだ。
 記憶を共有している「ウサギ」と名乗る方のラビユーは、心が癒えたらきっと表に出てきてくれるよと笑う。
 彼女の心が癒えることを願うばかりだ。

「あるじさま」

 人形のスピカが俺の前に跪き、潤んだ瞳を向けた。
「お腹が空いたのか」と聞けば、ふるふると首を振り、魔樹木が植えられた植木鉢を抱え込むと俺には懇願する。

「教会、なくなった。スピカ、もう教会。相手しなくていい」
「スピカ?」
「スピカ、教会嫌い。人を喰らわないと、生きていけない。でも…スピカ、魔石と一つになれば、あるじさまの魔力で生きられる」
「もう、いいのか」
「…ん。スピカ、あの子と一つになる」

 覚悟を決めたスピカが目を瞑った。
 精霊のスピカと、スピカ・デクセレムが一つになった時。
 俺の知るスピカがどこまで引き継がれるかわからない。けれど。
 教会の犯罪者共がいなくなった以上、スピカの為に重罪人を探し出して血肉を食らわせるのは骨が折れる。
 スピカのためを思えば、俺の魔力で生きながらえる方が、俺にとってもスピカにとってもいいことならば。

「わかった」

 そうして俺は、精霊スピカが魔樹木を抱きしめて消える姿を見守った。

「あるじさま」
「あるじさま、今までありがとう」

 下着姿の精霊スピカと、全身を覆う白のロングチュールスカートを纏ったスピカ・デクセレムが、まるで鏡合わせのように手を合わせて俺にお礼を告げる。
 二人はこれから一つになるのだろう。
 聖騎士に魔樹木を伐採されることがなければ、生まれるはずのなかった精霊スピカの人格は、スピカ・デクセレムの中で生き続ける。

「スピカ、消えてなくなっても、スピカ・デクセレムの中で生き続ける。スピカのこと、たくさんたくさん愛して」
「ああ。もちろん」
「また、いつか」
「そうだな」

 バイバイ、あるじさま。
 スピカ・デクセレムをよろしくね。

 もうひとりのスピカが見守る中、精霊スピカは光となって、魔樹木の一部として生まれ変わったのだった。

「‥スピカ?」
「なあに?あるじさま。スピカのこと、呼んだ?」

 目が覚めて、一番にスピカの名を呼べば、中くらいの植木鉢には不釣り合いの魔樹木が俺の寝泊まりする部屋に佇んでいる。
 少しばかり上に成長したらしく、精霊スピカと融合したからなのか。
 右半分に偏って枝を伸ばしていた魔樹木が右半分にも枝を伸ばし、綺麗な楕円を描いていた。
 また大きな鉢に植え替えないと。根腐れを起こしてしまう。

 植木鉢の下に置かれていたはずの木製椅子は影も形ない。
 俺の呼びかけに答えて現れたスピカは、いつもの下着姿を覆い隠す為に薄いチュールの上着を羽織った姿ではなく、くびれを際立たせる真っ白なロングチュールドレスを着ていた。
 感情の籠もらない濁った瞳は、美しく輝く宝石のようにキラキラと光に反射しながら俺を見上げている。

「‥これからもよろしく」
「はい、あるじさま!」

 スピカは大輪の花が咲くような笑顔で、俺に抱きついた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【R-18】龍の騎士と龍を統べる王

白金犬
ファンタジー
※本作は「白薔薇の騎士と純白の姫」の続編作品となり、あらすじからネタバレがあります※ 大陸最大国家において第1王子と第2王女による大規模な内乱が勃発ーー 王位継承権を持つ第1王子カリオス=ド=アルマイトに対して反旗を翻したのは、彼の実妹である第2王女リリライト=リ=アルマイト。 兄を溺愛し兄からも溺愛されており、「純白の姫」と国民からも愛されていたリリライトが、突然兄カリオスを悪逆の王子と標榜し、牙を剥いたのだった。 世界を巻き込む骨肉の争いを演出した黒幕がいる。 こことは異なる世界からやってきた悪魔のような男は、その悪魔のような能力で人を狂わせる。 リリライトを筆頭にした優秀な女騎士や天才的な策略家となど、多くの女性がその毒牙にかかり、その男の意のままに操られ、ひたすら欲望を求める獣へと変貌させられてしまっていた。 その中には、かつて魔王を滅ぼした「勇者」の血を引くリアラ=リンデブルグの姿があった。 人類最強の力を持つ彼女は、最大の脅威となって猛威を奮う。 彼女には平凡ながら、想いを寄せていた恋人がいた。 リューイ=イルスガンドーー彼は、騎士として最高の称号である「龍騎士」の叙勲を受け、恋人であるリアラを悪魔の手から救い出すために、戦いに臨む。 そこは、かつて愛した者が狂気の笑みを浮かべながら襲い掛かってくる悪夢のような戦場だった。 リューイとカリオス。 最愛の者を悪魔の手から救いだすための、龍の騎士と龍を統べる王の戦いが始まる。

お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜

双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。 勇者としての役割、与えられた力。 クラスメイトに協力的なお姫様。 しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。 突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。 そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。 なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ! ──王城ごと。 王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された! そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。 何故元の世界に帰ってきてしまったのか? そして何故か使えない魔法。 どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。 それを他所に内心あわてている生徒が一人。 それこそが磯貝章だった。 「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」 目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。 幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。 もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。 そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。 当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。 日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。 「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」 ──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。 序章まで一挙公開。 翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。 序章 異世界転移【9/2〜】 一章 異世界クラセリア【9/3〜】 二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】 三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】 四章 新生活は異世界で【9/10〜】 五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】 六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】 七章 探索! 並行世界【9/19〜】 95部で第一部完とさせて貰ってます。 ※9/24日まで毎日投稿されます。 ※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。 おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。 勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。 ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。

かつてダンジョン配信者として成功することを夢見たダンジョン配信者マネージャー、S級ダンジョンで休暇中に人気配信者に凸られた結果バズる

竜頭蛇
ファンタジー
伊藤淳は都内の某所にあるダンジョン配信者事務所のマネージャーをしており、かつて人気配信者を目指していた時の憧憬を抱えつつも、忙しない日々を送っていた。 ある時、ワーカーホリックになりかねていた淳を心配した社長から休暇を取らせられることになり、特に休日に何もすることがなく、暇になった淳は半年先にあるS級ダンジョン『破滅の扉』の配信プロジェクトの下見をすることで時間を潰すことにする. モンスターの攻撃を利用していたウォータースライダーを息抜きで満喫していると、日本発のS級ダンジョン配信という箔に目が眩んだ事務所のNO.1配信者最上ヒカリとそのマネージャーの大口大火と鉢合わせする. その配信で姿を晒すことになった淳は、さまざまな実力者から一目を置かれる様になり、世界に名を轟かす配信者となる.

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生

野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。 普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。 そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。 そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。 そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。 うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。 いずれは王となるのも夢ではないかも!? ◇世界観的に命の価値は軽いです◇ カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

【完結】選ばれなかった王女は、手紙を残して消えることにした。

曽根原ツタ
恋愛
「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」 「分かったわ」 「えっ……」 男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。 毎日奴隷のように働かされた挙句、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。 裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。 何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……? ★小説家になろう様で先行更新中

転生令嬢の食いしん坊万罪!

ねこたま本店
ファンタジー
   訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。  そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。  プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。  しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。  プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。  これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。  こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。  今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。 ※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。 ※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。

ポリゴンスキルは超絶チートでした~発現したスキルをクズと言われて、路地裏に捨てられた俺は、ポリゴンスキルでざまぁする事にした~

喰寝丸太
ファンタジー
ポリゴンスキルに目覚めた貴族庶子6歳のディザは使い方が分からずに、役に立たないと捨てられた。 路地裏で暮らしていて、靴底を食っている時に前世の記憶が蘇る。 俺はパチンコの大当たりアニメーションをプログラムしていたはずだ。 くそう、浮浪児スタートとはナイトメアハードも良い所だ。 だがしかし、俺にはスキルがあった。 ポリゴンスキルか勝手知ったる能力だな。 まずは石の板だ。 こんなの簡単に作れる。 よし、売ってしまえ。 俺のスキルはレベルアップして、アニメーション、ショップ、作成依頼と次々に開放されて行く。 俺はこれを駆使して成り上がってやるぞ。 路地裏から成りあがった俺は冒険者になり、商人になり、貴族になる。 そして王に。 超絶チートになるのは13話辺りからです。

チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️ ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。  嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる! 転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。 新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか?? 更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!

処理中です...