87 / 247
明るい家族計画編
安易なお願い ※
しおりを挟む
「ところでグラナダ様、僕とグラナダ様の生誕珠、いつもらいに行きますか?」
「ん?あ、ああ。そうか…そうであったな…」
イチャイチャが過ぎて誰も近づいてこない僕とグラナダ様。いつの間にか僕は膝の上は膝の上でもグラナダ様を跨ぐように向かい合わせで座ってた。
僕たちの手元にある生誕珠はクリフト殿下がお一人で賜った謎の珠。グラナダ様が領地を離れられると思ってなかったから王位争いが収まったら神殿から、国にたった一人しか居ない貴重な聖魔術の使い手、聖人様を(ひっじょ~に法外なお布施をして)招く予定だったんだけど…
「せっかくだから新婚旅行もかねて王都の「神殿」行きましょうよ。行ってみたかったんだ王都~」
「む…最初の計画通りこちらに呼べばよかろう…」
「そんなの無駄使いだしっ!そ、それに、西の領地の中心地だってすごく栄えてて…王都ならもっとすごいんでしょ?」
「まぁな」
「行きたい!見たい!視察っ、そう、視察だよこれは。バーガンディをもっと豊かな地にするための!」
「…本音を申せ…」
「殿下に会いに行きたいな♡」
ものすごい勢いで寝室に連行された。
「この浮気者め!何を考えておる。お前は私の妻なのだぞ。」
「浮気って…ちょっと眼の保養するだけですって。お祝いの式典あるってトマスさんに聞きました。グラナダ様出席するんでしょ」
「それはそうだが」
「一推しはもちろんグラナダ様で、そこは絶対揺るがないですからっ!」
「当たり前だ!」
「僕も連れてって~。ねぇ、お願い♡ちゅ♡」
奥の手発動。だけどこれは危険な奥の手なのだ。
「ならば、その気にさせて見せよ、ん?」
ほらね。
僕はもじもじしながらグラナダ様の身体に触れていく。時々キスを落としながらそのたくましい身体を思う存分堪能していく。
そこに触れるとすでにグラナダ様のグラナダ様は大変なことになっていた。
「…ぬ、脱がせていいですか…?」
「ふむ、私だけか?」
…自分で脱ぐのって恥ずかしい…だってそういう事したいって言ってるみたい…て、その通りなんだけど…
裸の身体を重ねながらグラナダ様のやんちゃ坊主をなだめていく。
「む、もどかしいな。いつぞやみたいに口ではせぬのか?」
「あ、あれはグラナダ様がしろって言って…」
「アデルが「何でもする」といったからであろう?っほら早くせぬか」
ニヤニヤしてこちらを見下ろしてくる…ぐぬぬ…エロ意地悪なんだから…
「ううう…ぱくっ」
「んっ、んっ、んんっ」
チラっとグラナダ様を覗き見るとすっごい切ない顔してた…セクシーィ!ん、ちょっとますますやる気になってきた!
やんちゃ坊主は大っきくて口の中はいっぱい。舌を使うのも楽じゃないけどグラナダ様が気持ちよくなってくれるなら…
「んんっ!ぐっ!」
僕の頭をおっきな手でつかんだままグラナダ様がそれを喉の奥まで押し込んでくる。
「ぐ、んぐ…う”ぇ、…ごく…」
口の中に広がる生あったかいグラナダ様の…
「…ごほ…けほ…き、気持ちよかったですか?」
「ああとても。可愛いなアデルは。ほら今度はお前にしてやろう。おいでアデルよ」
「ん?あ、ああ。そうか…そうであったな…」
イチャイチャが過ぎて誰も近づいてこない僕とグラナダ様。いつの間にか僕は膝の上は膝の上でもグラナダ様を跨ぐように向かい合わせで座ってた。
僕たちの手元にある生誕珠はクリフト殿下がお一人で賜った謎の珠。グラナダ様が領地を離れられると思ってなかったから王位争いが収まったら神殿から、国にたった一人しか居ない貴重な聖魔術の使い手、聖人様を(ひっじょ~に法外なお布施をして)招く予定だったんだけど…
「せっかくだから新婚旅行もかねて王都の「神殿」行きましょうよ。行ってみたかったんだ王都~」
「む…最初の計画通りこちらに呼べばよかろう…」
「そんなの無駄使いだしっ!そ、それに、西の領地の中心地だってすごく栄えてて…王都ならもっとすごいんでしょ?」
「まぁな」
「行きたい!見たい!視察っ、そう、視察だよこれは。バーガンディをもっと豊かな地にするための!」
「…本音を申せ…」
「殿下に会いに行きたいな♡」
ものすごい勢いで寝室に連行された。
「この浮気者め!何を考えておる。お前は私の妻なのだぞ。」
「浮気って…ちょっと眼の保養するだけですって。お祝いの式典あるってトマスさんに聞きました。グラナダ様出席するんでしょ」
「それはそうだが」
「一推しはもちろんグラナダ様で、そこは絶対揺るがないですからっ!」
「当たり前だ!」
「僕も連れてって~。ねぇ、お願い♡ちゅ♡」
奥の手発動。だけどこれは危険な奥の手なのだ。
「ならば、その気にさせて見せよ、ん?」
ほらね。
僕はもじもじしながらグラナダ様の身体に触れていく。時々キスを落としながらそのたくましい身体を思う存分堪能していく。
そこに触れるとすでにグラナダ様のグラナダ様は大変なことになっていた。
「…ぬ、脱がせていいですか…?」
「ふむ、私だけか?」
…自分で脱ぐのって恥ずかしい…だってそういう事したいって言ってるみたい…て、その通りなんだけど…
裸の身体を重ねながらグラナダ様のやんちゃ坊主をなだめていく。
「む、もどかしいな。いつぞやみたいに口ではせぬのか?」
「あ、あれはグラナダ様がしろって言って…」
「アデルが「何でもする」といったからであろう?っほら早くせぬか」
ニヤニヤしてこちらを見下ろしてくる…ぐぬぬ…エロ意地悪なんだから…
「ううう…ぱくっ」
「んっ、んっ、んんっ」
チラっとグラナダ様を覗き見るとすっごい切ない顔してた…セクシーィ!ん、ちょっとますますやる気になってきた!
やんちゃ坊主は大っきくて口の中はいっぱい。舌を使うのも楽じゃないけどグラナダ様が気持ちよくなってくれるなら…
「んんっ!ぐっ!」
僕の頭をおっきな手でつかんだままグラナダ様がそれを喉の奥まで押し込んでくる。
「ぐ、んぐ…う”ぇ、…ごく…」
口の中に広がる生あったかいグラナダ様の…
「…ごほ…けほ…き、気持ちよかったですか?」
「ああとても。可愛いなアデルは。ほら今度はお前にしてやろう。おいでアデルよ」
254
お気に入りに追加
3,259
あなたにおすすめの小説
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)
美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!
大好きなBLゲームの世界に転生したので、最推しの隣に居座り続けます。 〜名も無き君への献身〜
7ズ
BL
異世界BLゲーム『救済のマリアージュ』。通称:Qマリには、普通のBLゲームには無い闇堕ちルートと言うものが存在していた。
攻略対象の為に手を汚す事さえ厭わない主人公闇堕ちルートは、闇の腐女子の心を掴み、大ヒットした。
そして、そのゲームにハートを打ち抜かれた光の腐女子の中にも闇堕ちルートに最推しを持つ者が居た。
しかし、大規模なファンコミュニティであっても彼女の推しについて好意的に話す者は居ない。
彼女の推しは、攻略対象の養父。ろくでなしで飲んだくれ。表ルートでは事故で命を落とし、闇堕ちルートで主人公によって殺されてしまう。
どのルートでも死の運命が確約されている名も無きキャラクターへ異常な執着と愛情をたった一人で注いでいる孤独な彼女。
ある日、眠りから目覚めたら、彼女はQマリの世界へ幼い少年の姿で転生してしまった。
異常な執着と愛情を現実へと持ち出した彼女は、最推しである養父の設定に秘められた真実を知る事となった。
果たして彼女は、死の運命から彼を救い出す事が出来るのか──?
ーーーーーーーーーーーー
狂気的なまでに一途な男(in腐女子)×名無しの訳あり飲兵衛
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
【完結】白い塔の、小さな世界。〜監禁から自由になったら、溺愛されるなんて聞いてません〜
N2O
BL
溺愛が止まらない騎士団長(虎獣人)×浄化ができる黒髪少年(人間)
ハーレム要素あります。
苦手な方はご注意ください。
※タイトルの ◎ は視点が変わります
※ヒト→獣人、人→人間、で表記してます
※ご都合主義です、あしからず
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
婚約破棄されて捨てられた精霊の愛し子は二度目の人生を謳歌する
135
BL
春波湯江には前世の記憶がある。といっても、日本とはまったく違う異世界の記憶。そこで湯江はその国の王子である婚約者を救世主の少女に奪われ捨てられた。
現代日本に転生した湯江は日々を謳歌して過ごしていた。しかし、ハロウィンの日、ゾンビの仮装をしていた湯江の足元に見覚えのある魔法陣が現れ、見覚えのある世界に召喚されてしまった。ゾンビの格好をした自分と、救世主の少女が隣に居て―…。
最後まで書き終わっているので、確認ができ次第更新していきます。7万字程の読み物です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる