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おまけ ノベルゲー内の断罪シナリオ詳細
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本文にいれるのもくどいので…何故ノベルゲーのシャノンが何もかも奪われ断罪されるに至ったか、その詳細です。
点線部分が主人公サイドが盛った部分です。
~一年時秋の教科書ビリビリ事件~
勉強会の名目でアーロンをサロンに呼び出し、アーロンの教科書をビリビリに破り捨てたエピソード。
盛り① 出自が低いアーロンを見下したシャノンが、平民であるアーロンに知識や知恵、ましてや教養やマナーなど必要ないと、教科書を破り捨てた。
実際は何かしらの口論になり感情のまま破り捨てた。
シャノンは口論の内容を恥入り、どんなやりとりがあったかは言わなかった。
盛り② アーロンは教科書が無いことをしばらく誰にも言わなかったので(これは本当)彼は2年時に上がり教科書が変わるまでの半年間、ろくに自習も出来ず学習の機会と手段を奪われた。
実際はアーロンは元々宗教学以外の学問にあまり興味がなく、教科書があってもどうせ成績は振るわなかった。
~二年時春のお茶会事件~
アーロンをサロンに招き、そこでアーロンを作法知らずと激しく叱責し、取り巻きと共にお茶をかけて笑いものにしたエピソード。
盛り① アーロンに恥をかかすためわざと茶会に招き取り巻きたちと笑いものにした。
実際は、アーロンの作法を見るに見かねて呼び出した。笑っていたのは取り巻き。シャノンは「殿下の側に居るのに見苦しい」と叱責しただけ。
盛り② アーロンに熱いお茶を投げつけ火傷を負わせた。
お茶を投げつけたのは、アーロンが「コンラッド様がこのままで良いと仰いました」などと言ったからつい感情的になって。因みにお茶は冷めていた。火傷もしていない。
~二年時秋の研究発表会、衣装泥だらけ事件~
文化祭で研究発表を行うアーロンの特別衣装をシャノンが泥に投げ捨てたエピソード。
盛り① 平民のアーロンを壇上に上がらせまいと、コンラッドが用意した衣装を嫉妬でわざと泥の中に投げ捨てた。
実際はコンラッドが特別にしつらえた衣装(法衣)の着用を、不適切だとの考えから阻止したかった。
盛り② 結果彼は社交界での評価、地位を得る機会を失った。
法衣はコンラッドの過剰な配慮であり、アーロンは制服でも特に気にしなかった。もともと評価のために壇上へ上がったわけではない。
~三年時夏の成人舞踏会、アーロンの宝石紛失事件~
成人の祝いである夜会にアーロンが身につけようとしていた宝石がシャノン保有のルビーに取り換えられたエピソード。
盛り① アーロンの胸を飾るルビーがコンラッドの贈った王家の宝だと知り、嫉妬から盗んで自分の持つルビーと取り替えた。
実際は、王家の宝とされるルビーを身につけることで、アーロンが有耶無耶のまま『正妃』と認知されることを危惧し、自分の持つルビーと取り替えた。
もちろんすぐに返却したが、三人によって色々と脚色され、結局これが大問題とされ、致命傷となってプロムでの断罪へとつながる。
王家の宝を盗んだことを罪に問わぬ代わりに、差別意識の高いシャノンは矯正の為に社交界から追放、という流れが出来上がった。
成人の夜会から断罪まで期間があるのは、その間にアーロンの神子認定の儀式を行ったため。
神子候補のままではどうしても王妃が首を縦に振らなかったから。(王妃は最後までシャノンを庇った)
シャノンはまさか自分が社交界から追い出されるところまで話が大きくなるとは思わず、少し謹慎したらすべて元に戻ると最後まで信じていた。
ノベルゲー内ではこれらが主人公側の視点でのみ語られ、いかにもシャノンが悪いように都合よく進んでいきます。主人公アーロンのノベルゲーなので…
あくまでパラレルワールドの話。現在進行形とは別物です。あまり怒らないでね…(;^_^A
点線部分が主人公サイドが盛った部分です。
~一年時秋の教科書ビリビリ事件~
勉強会の名目でアーロンをサロンに呼び出し、アーロンの教科書をビリビリに破り捨てたエピソード。
盛り① 出自が低いアーロンを見下したシャノンが、平民であるアーロンに知識や知恵、ましてや教養やマナーなど必要ないと、教科書を破り捨てた。
実際は何かしらの口論になり感情のまま破り捨てた。
シャノンは口論の内容を恥入り、どんなやりとりがあったかは言わなかった。
盛り② アーロンは教科書が無いことをしばらく誰にも言わなかったので(これは本当)彼は2年時に上がり教科書が変わるまでの半年間、ろくに自習も出来ず学習の機会と手段を奪われた。
実際はアーロンは元々宗教学以外の学問にあまり興味がなく、教科書があってもどうせ成績は振るわなかった。
~二年時春のお茶会事件~
アーロンをサロンに招き、そこでアーロンを作法知らずと激しく叱責し、取り巻きと共にお茶をかけて笑いものにしたエピソード。
盛り① アーロンに恥をかかすためわざと茶会に招き取り巻きたちと笑いものにした。
実際は、アーロンの作法を見るに見かねて呼び出した。笑っていたのは取り巻き。シャノンは「殿下の側に居るのに見苦しい」と叱責しただけ。
盛り② アーロンに熱いお茶を投げつけ火傷を負わせた。
お茶を投げつけたのは、アーロンが「コンラッド様がこのままで良いと仰いました」などと言ったからつい感情的になって。因みにお茶は冷めていた。火傷もしていない。
~二年時秋の研究発表会、衣装泥だらけ事件~
文化祭で研究発表を行うアーロンの特別衣装をシャノンが泥に投げ捨てたエピソード。
盛り① 平民のアーロンを壇上に上がらせまいと、コンラッドが用意した衣装を嫉妬でわざと泥の中に投げ捨てた。
実際はコンラッドが特別にしつらえた衣装(法衣)の着用を、不適切だとの考えから阻止したかった。
盛り② 結果彼は社交界での評価、地位を得る機会を失った。
法衣はコンラッドの過剰な配慮であり、アーロンは制服でも特に気にしなかった。もともと評価のために壇上へ上がったわけではない。
~三年時夏の成人舞踏会、アーロンの宝石紛失事件~
成人の祝いである夜会にアーロンが身につけようとしていた宝石がシャノン保有のルビーに取り換えられたエピソード。
盛り① アーロンの胸を飾るルビーがコンラッドの贈った王家の宝だと知り、嫉妬から盗んで自分の持つルビーと取り替えた。
実際は、王家の宝とされるルビーを身につけることで、アーロンが有耶無耶のまま『正妃』と認知されることを危惧し、自分の持つルビーと取り替えた。
もちろんすぐに返却したが、三人によって色々と脚色され、結局これが大問題とされ、致命傷となってプロムでの断罪へとつながる。
王家の宝を盗んだことを罪に問わぬ代わりに、差別意識の高いシャノンは矯正の為に社交界から追放、という流れが出来上がった。
成人の夜会から断罪まで期間があるのは、その間にアーロンの神子認定の儀式を行ったため。
神子候補のままではどうしても王妃が首を縦に振らなかったから。(王妃は最後までシャノンを庇った)
シャノンはまさか自分が社交界から追い出されるところまで話が大きくなるとは思わず、少し謹慎したらすべて元に戻ると最後まで信じていた。
ノベルゲー内ではこれらが主人公側の視点でのみ語られ、いかにもシャノンが悪いように都合よく進んでいきます。主人公アーロンのノベルゲーなので…
あくまでパラレルワールドの話。現在進行形とは別物です。あまり怒らないでね…(;^_^A
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