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反撃前夜
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日本国 首相官邸 プレスルーム
「総理、武装集団を防げなかった原因は何でしょうか?」八丈島へ武装集団が上陸した翌日、記者会見が行われていた。
「3日前より続く通信障害の原因は未だに不明ですが、当初は何らかの電磁波が原因である可能性が指摘されておりました。今では否定されておりますが。それが計器に異常をきたす可能性を危惧し、航空機による哨戒を取り止めざるを得なかったからだと思われます。」総理はすらすらと答える。
「しかし、今では国外通信に異常があるだけで、計器に異常を及ぼさないと判明しているのですよね。航空機による哨戒を取り止めなければこのような事態にならなかったのではないでしょうか。」記者が問い詰める。
「ええ、今ではそうです。しかし通信障害の発生当初には知るよしもないことです。」
「巡視船が2隻撃沈されたとのことですが、巡視船を向かわせたことは間違った判断だったのではないですか?」他に記者が質問する。
「公船に護衛された漁船の船団が日本近海を航行するのは珍しいことではありませんし、巡視船が警戒のため船団へ向かうこともよくあることです。しかしこのような結果となってしまったことは大変遺憾です。」総理は悲嘆にくれた表情を作り答える。
「総理、八丈島の奪還に自衛隊を出動させるとのことですが、それが憲法9条に抵触するとお考えにならないのですか。」また別の記者が言う。
「個別的自衛権の発動は憲法には抵触しません。」総理は断言する。
「平和的に解決する方法があるのではないですか。」
「今では連絡を絶っております現地警察によると、武装集団は島民を多数殺害しているとのことでした。我々には島民の命を、財産を守る義務があります。」
「定刻となりました。以上で記者会見を終了いたします。」側に控えていた広報官が言う。
「総理、まだ質問は終わっていませんよ。」
「総理、総理!」記者の声が入り交じり、フラッシュで白く輝く空間を総理は足早に後にした。
-----------------------
日本国 航空自衛隊 厚木基地
「こちら管制官。現在110度より4ノットの風。雲量は微少。」
「了解。テイクオフ!」
P-1哨戒機と護衛のために呼び寄せられた2機のF-15が偵察のため大空へ飛び立った。
-----------------------
日本国 八丈島 八重根港
島には、ある程度の数の家、ある程度の大きさを誇る頑丈そうな建造物があり、ある程度の文明を持つ民族であることを示す。もしかすると、この国は植民地としてではなく、属国として帝国の統治を受けることになるかもしれない。
港にアンゴラス帝国の誇る大船団が停泊している。桟橋の数が足りず、隣の船にロープで固定してある。そんな一つの船上でレーノン提督は思考をもてあそぶ。
レーノン提督は思考をもてあそぶ。しかし陸戦隊長からの報告でそれは途切れる。原因は、敵が魔法を使えるかもしれないという報告の続報。詳しく言うなら戦死した味方の体から発見された鉛の塊だ。
「これは、何なのだ?」レーノンは問う。
「何らかの武器かと推測しております。これが兵の体にめり込み、致命傷を引き起こしたのは確かですが。どのように体にめり込んだかは不明です。先が鋭いわけではありませんので、投げて攻撃しているわけではありますまい。やはり、直接戦闘した兵の報告通り、これは何らかの魔法器具かと。」陸戦隊長が答える。
「しかし、残留魔法素が計測されませんわね。これが魔法器具なら観測されるはず。」主席魔導師のミールが言う。
「魔素が残留しない特殊な魔法器具という可能性は?」と陸戦隊長。
「はぁ?あんた馬鹿?そんな魔法器具なんて無いわよ!まして辺境の蛮族が魔法を使えるわけないでしょうが!!」ミールは吠える。ミールは名家に生まれ、名門魔導大学に入り、稀有な魔力の才能を持ち軍の中でもエリート街道を歩める実力を持つ。しかし、蛮族をいたぶりたいがために植民地制圧軍への配属を希望した経緯を持つ。要するに、性格に一癖も二癖あるのだ。
「言葉遣いに気を付けろといつも言っているだろ!」レーノンが注意する。
「これはこれは提督閣下。ご機嫌麗しゅう。しかし私より階級の低い、愚かで単細胞な陸戦隊長を叱責することに何か問題あるのでしょうか?」ニコニコしながらミールが言う。
提督のこめかみには血管が浮かび、拳は震えている。再び提督が口を開こうとするが、その前に異常が起こった。轟音を響かせながら三機の、不思議な形をした竜?が島の北から現れたのだ。港で補給作業をしていた兵達も気づき、大混乱に陥る。提督は急いで白竜の出撃を命じる。竜は島の周辺をしばらく周回した後、もと来た方へ帰って行った。白竜が飛び立つ頃には空には何もいなかった。
「提督、今のは何だったのでしょうか?」陸戦隊長が言う。
「分からん。しかし白い船も、あの竜のようなものも北から来た。北に蛮族の本拠地があるのだろう。」とレーノン。
「しかし、あの竜の速さ、そして高度。我が方の竜を完全に上回っております。しかしあの速度、高度を見る限り野生の竜でしょう。あんなもの人間には制御できますまい。船が珍しくて興味を持ったと言うところでしょうな」と陸戦隊長。
「捕虜の証言もあることだし、北に更なる陸地があることは明瞭だな。偵察のために船団を割く。戦列艦艇20隻。竜母5隻を向かわせよ。」かくして船団は日本本土へ向け、北進することとなる。
-----------------------
日本国 首相官邸 八丈島対策室
「それでは作戦概要を説明いたします。」年配の防衛省幹部が語りだす。
「海上自衛隊は横須賀基地の第一護衛艦隊群8隻と輸送艦5隻、補給艦2隻を作戦に投入します。輸送艦には第一師団より抽出した普通科部隊5000人、及び戦闘ヘリを搭載します。」
「5000人も!そんなにいるのかね?」出動の予算を捻出されられる財務相は訝しげに防衛相幹部を見る。
「哨戒機からの写真を分析すると、現在7000人の武装集団が島を占領しているとのことです。尚、船の中にもいるはずですので実際はもっと多いでしょうが」
その頃の日本には知るよしもないが、アンゴラス帝国の陸戦部隊は島を占領した後、大半は船へ戻っていた。
財務相は渋々ながら先を促す。
「それらの艦隊をもって敵船団を全滅させ、戦闘ヘリによる地上掃射を行います。その後、普通科部隊を上陸させます。」
「作戦を承認する。」
「了解!必ず八丈島を奪還し、民間人を救出いたします。」戦後日本初めてとなる軍事行動が、今始まったのだった。
「総理、武装集団を防げなかった原因は何でしょうか?」八丈島へ武装集団が上陸した翌日、記者会見が行われていた。
「3日前より続く通信障害の原因は未だに不明ですが、当初は何らかの電磁波が原因である可能性が指摘されておりました。今では否定されておりますが。それが計器に異常をきたす可能性を危惧し、航空機による哨戒を取り止めざるを得なかったからだと思われます。」総理はすらすらと答える。
「しかし、今では国外通信に異常があるだけで、計器に異常を及ぼさないと判明しているのですよね。航空機による哨戒を取り止めなければこのような事態にならなかったのではないでしょうか。」記者が問い詰める。
「ええ、今ではそうです。しかし通信障害の発生当初には知るよしもないことです。」
「巡視船が2隻撃沈されたとのことですが、巡視船を向かわせたことは間違った判断だったのではないですか?」他に記者が質問する。
「公船に護衛された漁船の船団が日本近海を航行するのは珍しいことではありませんし、巡視船が警戒のため船団へ向かうこともよくあることです。しかしこのような結果となってしまったことは大変遺憾です。」総理は悲嘆にくれた表情を作り答える。
「総理、八丈島の奪還に自衛隊を出動させるとのことですが、それが憲法9条に抵触するとお考えにならないのですか。」また別の記者が言う。
「個別的自衛権の発動は憲法には抵触しません。」総理は断言する。
「平和的に解決する方法があるのではないですか。」
「今では連絡を絶っております現地警察によると、武装集団は島民を多数殺害しているとのことでした。我々には島民の命を、財産を守る義務があります。」
「定刻となりました。以上で記者会見を終了いたします。」側に控えていた広報官が言う。
「総理、まだ質問は終わっていませんよ。」
「総理、総理!」記者の声が入り交じり、フラッシュで白く輝く空間を総理は足早に後にした。
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日本国 航空自衛隊 厚木基地
「こちら管制官。現在110度より4ノットの風。雲量は微少。」
「了解。テイクオフ!」
P-1哨戒機と護衛のために呼び寄せられた2機のF-15が偵察のため大空へ飛び立った。
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日本国 八丈島 八重根港
島には、ある程度の数の家、ある程度の大きさを誇る頑丈そうな建造物があり、ある程度の文明を持つ民族であることを示す。もしかすると、この国は植民地としてではなく、属国として帝国の統治を受けることになるかもしれない。
港にアンゴラス帝国の誇る大船団が停泊している。桟橋の数が足りず、隣の船にロープで固定してある。そんな一つの船上でレーノン提督は思考をもてあそぶ。
レーノン提督は思考をもてあそぶ。しかし陸戦隊長からの報告でそれは途切れる。原因は、敵が魔法を使えるかもしれないという報告の続報。詳しく言うなら戦死した味方の体から発見された鉛の塊だ。
「これは、何なのだ?」レーノンは問う。
「何らかの武器かと推測しております。これが兵の体にめり込み、致命傷を引き起こしたのは確かですが。どのように体にめり込んだかは不明です。先が鋭いわけではありませんので、投げて攻撃しているわけではありますまい。やはり、直接戦闘した兵の報告通り、これは何らかの魔法器具かと。」陸戦隊長が答える。
「しかし、残留魔法素が計測されませんわね。これが魔法器具なら観測されるはず。」主席魔導師のミールが言う。
「魔素が残留しない特殊な魔法器具という可能性は?」と陸戦隊長。
「はぁ?あんた馬鹿?そんな魔法器具なんて無いわよ!まして辺境の蛮族が魔法を使えるわけないでしょうが!!」ミールは吠える。ミールは名家に生まれ、名門魔導大学に入り、稀有な魔力の才能を持ち軍の中でもエリート街道を歩める実力を持つ。しかし、蛮族をいたぶりたいがために植民地制圧軍への配属を希望した経緯を持つ。要するに、性格に一癖も二癖あるのだ。
「言葉遣いに気を付けろといつも言っているだろ!」レーノンが注意する。
「これはこれは提督閣下。ご機嫌麗しゅう。しかし私より階級の低い、愚かで単細胞な陸戦隊長を叱責することに何か問題あるのでしょうか?」ニコニコしながらミールが言う。
提督のこめかみには血管が浮かび、拳は震えている。再び提督が口を開こうとするが、その前に異常が起こった。轟音を響かせながら三機の、不思議な形をした竜?が島の北から現れたのだ。港で補給作業をしていた兵達も気づき、大混乱に陥る。提督は急いで白竜の出撃を命じる。竜は島の周辺をしばらく周回した後、もと来た方へ帰って行った。白竜が飛び立つ頃には空には何もいなかった。
「提督、今のは何だったのでしょうか?」陸戦隊長が言う。
「分からん。しかし白い船も、あの竜のようなものも北から来た。北に蛮族の本拠地があるのだろう。」とレーノン。
「しかし、あの竜の速さ、そして高度。我が方の竜を完全に上回っております。しかしあの速度、高度を見る限り野生の竜でしょう。あんなもの人間には制御できますまい。船が珍しくて興味を持ったと言うところでしょうな」と陸戦隊長。
「捕虜の証言もあることだし、北に更なる陸地があることは明瞭だな。偵察のために船団を割く。戦列艦艇20隻。竜母5隻を向かわせよ。」かくして船団は日本本土へ向け、北進することとなる。
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日本国 首相官邸 八丈島対策室
「それでは作戦概要を説明いたします。」年配の防衛省幹部が語りだす。
「海上自衛隊は横須賀基地の第一護衛艦隊群8隻と輸送艦5隻、補給艦2隻を作戦に投入します。輸送艦には第一師団より抽出した普通科部隊5000人、及び戦闘ヘリを搭載します。」
「5000人も!そんなにいるのかね?」出動の予算を捻出されられる財務相は訝しげに防衛相幹部を見る。
「哨戒機からの写真を分析すると、現在7000人の武装集団が島を占領しているとのことです。尚、船の中にもいるはずですので実際はもっと多いでしょうが」
その頃の日本には知るよしもないが、アンゴラス帝国の陸戦部隊は島を占領した後、大半は船へ戻っていた。
財務相は渋々ながら先を促す。
「それらの艦隊をもって敵船団を全滅させ、戦闘ヘリによる地上掃射を行います。その後、普通科部隊を上陸させます。」
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