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第4章 悪徳結婚相談所をやっつけろ!
第3話 ダメ出し
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「飛奈さんお待ちしてました。先日のイベントはいかがでしたか?」
翌る日、私は早速その結婚相談所を訪れていた。何でもコーディネーターなる人が、私の今回の立ち振る舞いを聞いて考察し、次に活かせるようなアドバイスをくれるのだとか。
「良い人はいたんですが、その人は他の女性を選んでしまったようで」
「そうですか、それは残念でしたね。それではこちら側から飛奈さんに提案なのですが」
来た!そう言いながら高額の講習を勧めてくるのよね?
コーディネーターはタブレット端末を取り出し、私に見えるように向けてきた。そこには男性側から見た私の印象のアンケートが綴られていてまとめられていた。
げっ!そんなアンケートとっていたの!?
『外見は清潔そうに見えたが食べ方が汚く、食品カスが飛び散っていて引いた』
えーっ!そんなとこ見られていたの!?
『丁寧に話そうとしているようだが、ところどころタメ口になっていたので引いた』
うっわー、誤魔化しきれてなかったのか、、。
『色艶が良い綺麗な髪をしているのに、癖なのか手で掴み上げてしまい髪が乱れ、乱れた髪を直そうともしないので清潔感が失われていた』
そんなところまで、見てたの、、。
『服の隙間からチラッと見えたインナーが色褪せていて、質感がヨレヨレだったので引いた』
いやいや、それは見過ぎだろ!
『お淑やかな人なのかなー、と思っていたが、急にオジさんみたいな笑い方をしたのでビックリした』
それはいいじゃん!
『話を振られたので話し始めたら、他のことが気になりだしたようで全然話を聞いてくれなかった』
あちゃー、それよく言われるー。
『これ高そうとか常に言っていて貧乏性な人なのかなー、という印象だった』
うるさいわよ。余計なお世話だっ!
そのアンケート結果を見たコーディネーターは絶句していた。
悪いところを言っている人ばかりじゃん。とでも思ったのだろう。困った表情になり、私にどんな言葉をかけたらいいのか迷っているようだった。
返す言葉もない。私ってこんな見られ方してたのかと思い恥ずかしくなってきた。
偵察に来たというのに的確な指摘だらけで、直さなくてはいけないところだらけでなので、自分でもびっくりした。
「飛奈さんこれが今の男性側から見られている素直な印象です。これは、ちょっと、もう少し女性らしくしましょうか」
「はー、はい、、」
明らかに呆れているような感じで言われ、恥ずかしくて仕方なかった。
きっと心の中では大笑いしていることだろう。素の私を良いと言ってくれる男性は、世の中にはいないのだろうか?
「私どもはただ結婚相手を提案するだけではなく、男性好みの女性になれるような提案もしています」
「どういうことですか?」
「男性の皆さんが求めているような女性になることができれば、男性とのマッチングも容易になるということでマナー講習を勧めたりしているのですが」
「飛奈さんは越えなくてはいけないハードルが多すぎます。どうしましょうか?」
私の男性側からの印象が悪すぎて直さないといけないところだらけだから、受けなくてはいけないマナー講習が多すぎて大変ですね。とでも言いたいのだろうか?
終始バカにされ、笑われている気分なんですけど。
「取り敢えず、全部説明お願いします」
「分かりました。長くなると思うので覚悟してください」
「はい」
「まず食べ方がよくないとのことなので、テーブルマナーの講習が必要かと思われます。テーブルマナーを知っていれば男性からいつどこに食事に誘われたとしても躊躇することなくお誘いに乗ることができます。知っていて損はないです」
まあ確かにこれから先、潜入捜査で政治家と食事することもあるかもしれないから、受けていても損はないだろう。
「次は、タメ口が出てしまうとのことなので言葉遣いの講習も必要でしょうね。敬語がしっかり身に付いていないので表現しやすい、いつも使っている言葉がついつい出てしまうのでしょう」
いや、多分それは言葉遣いの悪い梨名のせいだ。梨名に受けさせた方がいい気がする。
「それと乱れ髪が気になっている方がいられたようなので、身だしなみに気を配る講習も必要でしょう」
身だしなみに気を配る講習って何だろう?常に鏡見るようにしろとでも言われるのかな?
「ファッションコーディネートもでしょうね。おしゃれは見えないところも怠ってはダメですよ」
いや、別に下着は着心地の良いのでいいじゃん。
「次はオジさんみたいな笑い方ですか?表情筋を鍛える講習も受けてみましょうか?」
表情筋鍛えると、笑い方って変わるのだろうか?
「それと聞く力を身につける方法、金銭感覚を身につける講習もですね」
直さないといけないところだらけじゃないか、何年かかんだよ。つーか直さないとダメなのか?直さなくても受け入れてくれる人紹介しろよ。
「それぞれの講習の初回の料金は無料です。2回目から有料になりますので1度受けてみてから考えてみてはいかがでしょうか」
「受けるとしたらどれくらい続ければいいのですか?」
「それはもちろんその方の技量によりますが、皆さん大体平均5回ほど受講されています」
「有料っていくらくらいなんですか?」
「2万5千円です」
「2万5千ですか!?」
「それで改善するものなんですか?」
「そうですねー、人それぞれ癖というものがありますからね、なかなか抜けず長い方ですと10回20回と重ねていらっしゃる方もいます」
「20回っていくらかかるんですかー?」
「講習1回ごとのお支払いですと初回が無料なので47万5千円となりますが、まとめてお支払いいただきますと割引料金になります」
「割引っていうと?」
「5回分まとめてお支払いいただきますと12万5千円のところ11万円になり、10回分だと25万円が20万となり、おまとめ回数が増えるほどお得になります」
「ちなみに講習はどの講習でも一律2万5千円になりますので、途中でコース変更も可能です。飛奈さんは受けなくてはいけない講習が多そうなのでおまとめして頂いた方がお得ですよ」
うーん、上手すぎる。こんな感じで言われれば、まとめて高額の支払いをしてしまう人が多いことだろう。
翌る日、私は早速その結婚相談所を訪れていた。何でもコーディネーターなる人が、私の今回の立ち振る舞いを聞いて考察し、次に活かせるようなアドバイスをくれるのだとか。
「良い人はいたんですが、その人は他の女性を選んでしまったようで」
「そうですか、それは残念でしたね。それではこちら側から飛奈さんに提案なのですが」
来た!そう言いながら高額の講習を勧めてくるのよね?
コーディネーターはタブレット端末を取り出し、私に見えるように向けてきた。そこには男性側から見た私の印象のアンケートが綴られていてまとめられていた。
げっ!そんなアンケートとっていたの!?
『外見は清潔そうに見えたが食べ方が汚く、食品カスが飛び散っていて引いた』
えーっ!そんなとこ見られていたの!?
『丁寧に話そうとしているようだが、ところどころタメ口になっていたので引いた』
うっわー、誤魔化しきれてなかったのか、、。
『色艶が良い綺麗な髪をしているのに、癖なのか手で掴み上げてしまい髪が乱れ、乱れた髪を直そうともしないので清潔感が失われていた』
そんなところまで、見てたの、、。
『服の隙間からチラッと見えたインナーが色褪せていて、質感がヨレヨレだったので引いた』
いやいや、それは見過ぎだろ!
『お淑やかな人なのかなー、と思っていたが、急にオジさんみたいな笑い方をしたのでビックリした』
それはいいじゃん!
『話を振られたので話し始めたら、他のことが気になりだしたようで全然話を聞いてくれなかった』
あちゃー、それよく言われるー。
『これ高そうとか常に言っていて貧乏性な人なのかなー、という印象だった』
うるさいわよ。余計なお世話だっ!
そのアンケート結果を見たコーディネーターは絶句していた。
悪いところを言っている人ばかりじゃん。とでも思ったのだろう。困った表情になり、私にどんな言葉をかけたらいいのか迷っているようだった。
返す言葉もない。私ってこんな見られ方してたのかと思い恥ずかしくなってきた。
偵察に来たというのに的確な指摘だらけで、直さなくてはいけないところだらけでなので、自分でもびっくりした。
「飛奈さんこれが今の男性側から見られている素直な印象です。これは、ちょっと、もう少し女性らしくしましょうか」
「はー、はい、、」
明らかに呆れているような感じで言われ、恥ずかしくて仕方なかった。
きっと心の中では大笑いしていることだろう。素の私を良いと言ってくれる男性は、世の中にはいないのだろうか?
「私どもはただ結婚相手を提案するだけではなく、男性好みの女性になれるような提案もしています」
「どういうことですか?」
「男性の皆さんが求めているような女性になることができれば、男性とのマッチングも容易になるということでマナー講習を勧めたりしているのですが」
「飛奈さんは越えなくてはいけないハードルが多すぎます。どうしましょうか?」
私の男性側からの印象が悪すぎて直さないといけないところだらけだから、受けなくてはいけないマナー講習が多すぎて大変ですね。とでも言いたいのだろうか?
終始バカにされ、笑われている気分なんですけど。
「取り敢えず、全部説明お願いします」
「分かりました。長くなると思うので覚悟してください」
「はい」
「まず食べ方がよくないとのことなので、テーブルマナーの講習が必要かと思われます。テーブルマナーを知っていれば男性からいつどこに食事に誘われたとしても躊躇することなくお誘いに乗ることができます。知っていて損はないです」
まあ確かにこれから先、潜入捜査で政治家と食事することもあるかもしれないから、受けていても損はないだろう。
「次は、タメ口が出てしまうとのことなので言葉遣いの講習も必要でしょうね。敬語がしっかり身に付いていないので表現しやすい、いつも使っている言葉がついつい出てしまうのでしょう」
いや、多分それは言葉遣いの悪い梨名のせいだ。梨名に受けさせた方がいい気がする。
「それと乱れ髪が気になっている方がいられたようなので、身だしなみに気を配る講習も必要でしょう」
身だしなみに気を配る講習って何だろう?常に鏡見るようにしろとでも言われるのかな?
「ファッションコーディネートもでしょうね。おしゃれは見えないところも怠ってはダメですよ」
いや、別に下着は着心地の良いのでいいじゃん。
「次はオジさんみたいな笑い方ですか?表情筋を鍛える講習も受けてみましょうか?」
表情筋鍛えると、笑い方って変わるのだろうか?
「それと聞く力を身につける方法、金銭感覚を身につける講習もですね」
直さないといけないところだらけじゃないか、何年かかんだよ。つーか直さないとダメなのか?直さなくても受け入れてくれる人紹介しろよ。
「それぞれの講習の初回の料金は無料です。2回目から有料になりますので1度受けてみてから考えてみてはいかがでしょうか」
「受けるとしたらどれくらい続ければいいのですか?」
「それはもちろんその方の技量によりますが、皆さん大体平均5回ほど受講されています」
「有料っていくらくらいなんですか?」
「2万5千円です」
「2万5千ですか!?」
「それで改善するものなんですか?」
「そうですねー、人それぞれ癖というものがありますからね、なかなか抜けず長い方ですと10回20回と重ねていらっしゃる方もいます」
「20回っていくらかかるんですかー?」
「講習1回ごとのお支払いですと初回が無料なので47万5千円となりますが、まとめてお支払いいただきますと割引料金になります」
「割引っていうと?」
「5回分まとめてお支払いいただきますと12万5千円のところ11万円になり、10回分だと25万円が20万となり、おまとめ回数が増えるほどお得になります」
「ちなみに講習はどの講習でも一律2万5千円になりますので、途中でコース変更も可能です。飛奈さんは受けなくてはいけない講習が多そうなのでおまとめして頂いた方がお得ですよ」
うーん、上手すぎる。こんな感じで言われれば、まとめて高額の支払いをしてしまう人が多いことだろう。
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