上 下
98 / 497
2章 お爺ちゃんとクラン

ワールドクエスト進行2

しおりを挟む
【親方!】匿名掲示板#992【空から人が!】
 0001[匿名希望]の冒険者さん
 ここは話題の人物について語るスレッドである
 セカンドルナで今一番ホットな人物について語って行こうではないか
 特徴は種族は人間、装備からして初心者である事が予想される
 さぁ、どんどん語っていけ


 0002[匿名希望]の冒険者さん
 あとは銀姫ちゃん自らの「お爺ちゃん」発言により、ご家族であることが判明してる


 0003[匿名希望]の冒険者さん
 銀姫ちゃんの身内か
 つーと、ファストリアのイベント踏み抜いたのも?


 0004[匿名希望]の冒険者さん
 ファストリアのイベント?
 なんだそれ


 0005[匿名希望]の冒険者さん
 一週間前くらいに数日間のみ行われたイベントでな
 大型レイドボスの討伐と都市防衛を同時にやらされる激ムズ難易度のやつ
 報酬ウマウマで未参加者は今頃顔真っ赤にしてるってイベ

 以下報酬配当
 http://******


 0006[匿名希望]の冒険者さん
 あったあった
 あれは貧乏な俺らにとっての救いの手だったわ
 あれ以降『精錬の騎士』にはお世話になりっぱなし
 あそこのポーション質いいよな


 0007[匿名希望]の冒険者さん
 精錬の騎士? 生産の二番手じゃん
 なんで今更ファストリアなんかに?


 0008[匿名希望]の冒険者さん
 銀姫ちゃんの身内だって言ったろ?
 つまりご両親の精錬の騎士もついてくる
 だからそこまで影響力がある時点でイベントにも噛んでるんじゃないかって話


 0009[匿名希望]の冒険者さん
 アホらし
 そんなの身内のデビュー戦を贔屓したってだけだろ?


 0010[匿名希望]の冒険者さん
 お前ら脱線しすぎ
 ここはその人物を語る場であって、その人物を槍玉にあげる場所じゃないぞ
 羨ましい気持ちはわかるがな


 0011[猛獣の牙]サクラさん
 あの人はなんというかね、不思議な人だよ


 0012[匿名希望]の冒険者さん
 お、有名どころの追っかけ君じゃん
 進捗どうよ?
 ちょっとは進展した?


 0013[匿名希望]の冒険者さん
 あの人呼びってことはお知り合い?


 0014[猛獣の牙]サクラさん
 一緒にパーティー組んでダンジョンアタックしたくらい
 まぁ彼女からのお誘いがあったから俺は参加した訳だが
 素人といえば素人だけど、あの人だけ俺たちと違うゲームしてる感はあるよ


 0015[匿名希望]の冒険者さん
 羨ましいぞ、ポジション変われ


 0016[匿名希望]の冒険者さん
 >>14
 お前は俺たちを敵に回した
 夜道に気をつけるんだな


 0017[猛獣の牙]サクラさん
 なんで!?


 0018[匿名希望]の冒険者さん
 >>9
 贔屓で開催されるレベルのイベントじゃないんだよなぁ
 あれは開催クランも相当赤字してると思われる

 以下ダイジェスト
【画像添付】デカ過ぎない? 大型レイドボス
【画像添付】街の中はまるで戦場! 出没する強敵たち
【画像添付】謎のギミック発動! 電磁バリア展開!
【画像添付】噴水にそんな仕掛けが!? 古代兵器射出!

 と、まあこんな感じ


 0019[匿名希望]の冒険者さん
 ふぁっ!?


 0020[匿名希望]の冒険者さん
 ふぁっ!?


 0021[匿名希望]の冒険者さん
 ファッ!?


 0022[匿名希望]の冒険者さん
 よく乗り越えられたよなーって実際俺らも思う
 つーと、あれか
 あの時MVP総なめしてた人物がその人であるわけだな?


 0023[匿名希望]の冒険者さん
 詳しく!


 0024[匿名希望]の冒険者さん
 個人情報なのでここじゃちょっと
 それとご本人に凸できないような契約しちゃってるし
 名前を出すのはマナー違反だろ?


 0025[匿名希望]の冒険者さん
 なんだよそれ


 0026[匿名希望]の冒険者さん
 イベントの参加資格がそれなのよ
 そんかわり俺らはウマウマな思いをしてる訳
 これ破ったら痛い目見るの俺らの方なんだよ
『漆黒の帝』って知ってる?


 0027[匿名希望]の冒険者さん
 精錬の騎士といがみ合ってた?


 0028[匿名希望]の冒険者さん
 それ
 今じゃ超仲良しで、契約破ったらお仕置きしにくるんだよ


 0029[匿名希望]の冒険者さん
 誰が?


 0030[漆黒の帝]森のくまさん
 定期巡回中くまー
 悪い子はいないくまかー?
 悪い子はもぐもぐしちゃうくまー


 0031[匿名希望]の冒険者さん
 ↑↑↑


 0032[匿名希望]の冒険者さん
 把握


 0033[匿名希望]の冒険者さん
 把握


 0034[匿名希望]の冒険者さん
 謎の人脈だな
 そこの繋がりもその人繋がり?


 0035[匿名希望]の冒険者さん
 じゃないかって噂だな
 身元を嗅ぎ回ってた検証班も籠絡されたらしいぞ


 0036[匿名希望]の冒険者さん
 なにそれおっかない


 0037[匿名希望]の冒険者さん
 つーかその人のことはもういいから
 どうやったら空を飛べるかの話をしようぜ


 0038[匿名希望]の冒険者さん
 そうだな


 0039[匿名希望]の冒険者さん
 だな


 0040[AWO飛行部]空風さん
 やっとか!


 0041[匿名希望]の冒険者さん
 げ、暑苦しいのがきた


 0042[AWO飛行部]モモンガさん
 滑空最高⭐︎イエーーイ!
 グライダーこそ至高!


 0043[匿名希望]の冒険者さん
 お祭りの会場はここですか?


 0044[匿名希望]の冒険者さん
 祭りがあると聞いて

 >>42
 お前は自前の皮膜で飛べ
 道具に頼るな


 0045[匿名希望]の冒険者さん
 違います、おかえりください
 出口はあちらです


 0046[匿名希望]の冒険者さん
 こうして無駄な雑談でレスを消費してくのは時代が変わっても続く御家芸なのだった……


 0047[匿名希望]の冒険者さん
 始まったばかりで締めくくんな!

 >>44
 正論で草


 0048[匿名希望]の冒険者さん
 いい加減空についての話しようぜー
 やっぱりパッシヴ系かなー


 0049[匿名希望]の冒険者さん
 そこらへんが妥当だな
 派生先はまったくもって不明だが


 0050[検証班]ミチザネさん
 一応こちらでも把握してるが、取るのは大変だぞ?


 0051[匿名希望]の冒険者さん
 お、噂の検証班のご登場だ!


 0052[匿名希望]の冒険者さん
 自分のとこのスレ以外に出没すんのって初めてじゃね?


 0053[検証班]ミチザネさん
 うちの記者が爆弾情報を抱えてしまってね
 ちょっとうちで抱えきれないので愚痴りにきたんだ
 流石の私でも頭を抱えている


 0054[匿名希望]の冒険者さん
 あのクレクレ勢の検証班が頭抱えるってなに仕入れたんだよ


 0055[検証班]ミチザネさん
 朗報と悲報、どっちから聞きたい?


 0056[匿名希望]の冒険者さん
 早速嫌な予感がしやがるぜ


 0057[匿名希望]の冒険者さん
 ただで流しに来る時点で相当意地悪な情報だぞ、こりゃ









 0790[匿名希望]の冒険者さん
 いだッ!?
 何か空から降ってきた


 0791[匿名希望]の冒険者さん
 お、なになに?


 0792[匿名希望]の冒険者さん
 分からん、水筒?


 0793[匿名希望]の冒険者さん
 なんで水筒が空から降ってくるんだよw


 0794[所属なし]マリンさん
 それお爺ちゃんのかも!
 水筒落としたらしいよ


 0795[匿名希望]の冒険者さん
 ファ!?


 0796[匿名希望]の冒険者さん
 落としたってどこでだよ


 0797[所属なし]マリンさん
 お爺ちゃん曰く、雲の上だって
 スタミナ回復のために食事中、ちょっと端に置いたら落ちちゃったみたい


 0798[匿名希望]の冒険者さん
 ああ、俺もあるわ
 雲の上って荷物すり抜けるよな
 乗るのだってちょっとしたテクニックがいるんだぜ
 なあ?


 0799[匿名希望]の冒険者さん
 そうそう
 初見は見落とすよね


 0800[匿名希望]の冒険者さん
 え、これってすでに知られてる情報だった?


 0801[匿名希望]の冒険者さん
 んなわけないじゃん
 >>0798-0799
 お前らのノリの良さは嫌いじゃないが、虚実をさも現実のようにいうのはいかがなものかと


 0802[匿名希望]の冒険者さん
 なんだよノリ悪いなー


 0803[匿名希望]の冒険者さん
 ぶーぶー


 0804[匿名希望]の冒険者さん
 そういや銀姫ちゃんがボケ倒すのなんて珍しいね


 0805[匿名希望]の冒険者さん
 そういやそうだな
 あの子ってそういう不真面目なことは言わなかった気がするし


 0806[検証班]ミチザネさん
 つまりはそういう事だろう
 喜べ諸君、我々は空に至れるぞ!
 そのひとかけらをある人が我々に示してくれた!


 0807[匿名希望]の冒険者さん
 いきなり出てきて何事?
 テンション高いなーって思ったら検証班の人!?
 ファッ、なんで通常スレにいんの?


 0808[匿名希望]の冒険者さん
 突拍子なさすぎて草も生えんのだが


 0809[検証班]ミチザネさん
 信じる信じないは君達次第さ
 それと僕も一応プレイヤーなんだが?
 どこに出没しようと勝手だと思うがね


 0810[匿名希望]の冒険者さん
 正論で草


 0811[匿名希望]の冒険者さん
 つーか空に上がれるってマジかよ?
 ソースは?


 0812[検証班]ミチザネさん
 一応うちのブログにまとめてあるけど、現実的ではないことは確かだ

 http://*****


 0813[匿名希望]の冒険者さん
 道のり遠すぎて大草原


 0814[匿名希望]の冒険者さん
 つーかそのビルドで組むとか地雷プレイヤーか?
 俺だったらまず誘わんが


 0815[検証班]ミチザネさん
 少なくとも一般的なプレイングはできないだろうね
 ご本人曰く趣味人さ
 真似しようと思っても真似できないよ
 真似しようとしてそのスキル派生に至れなかったとうちのメンバーが嘆いてるほどに特殊だよ


 0816[匿名希望]の冒険者さん
 じゃあ俺らにはなんの意味もないのかよ


 0817[検証班]ミチザネさん
 そうとも言えないよ
 まだ表に出せないけど、称号スキルでも一時的に滞空できることを確認済みだ
 どれだけの人数で行けば安定するか割り出してから発表するから楽しみに待っててくれ


 0818[匿名希望]の冒険者さん
 へー、チャンスは残されてるってわけか
 検証頑張って
 陰ながら応援しとく

 
 0819[匿名希望]の冒険者さん
 俺も俺も

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

自称ヒロインに「あなたはモブよ!」と言われましたが、私はモブで構いません!!

ゆずこしょう
恋愛
ティアナ・ノヴァ(15)には1人の変わった友人がいる。 ニーナ・ルルー同じ年で小さい頃からわたしの後ろばかり追ってくる、少しめんどくさい赤毛の少女だ。 そしていつも去り際に一言。 「私はヒロインなの!あなたはモブよ!」 ティアナは思う。 別に物語じゃないのだし、モブでいいのではないだろうか… そんな一言を言われるのにも飽きてきたので私は学院生活の3年間ニーナから隠れ切ることに決めた。

兄がいるので悪役令嬢にはなりません〜苦労人外交官は鉄壁シスコンガードを突破したい〜

藤也いらいち
恋愛
無能王子の婚約者のラクシフォリア伯爵家令嬢、シャーロット。王子は典型的な無能ムーブの果てにシャーロットにあるはずのない罪を並べ立て婚約破棄を迫る。 __婚約破棄、大歓迎だ。 そこへ、視線で人手も殺せそうな眼をしながらも満面の笑顔のシャーロットの兄が王子を迎え撃った! 勝負は一瞬!王子は場外へ! シスコン兄と無自覚ブラコン妹。 そして、シャーロットに思いを寄せつつ兄に邪魔をされ続ける外交官。妹が好きすぎる侯爵令嬢や商家の才女。 周りを巻き込み、巻き込まれ、果たして、彼らは恋愛と家族愛の違いを理解することができるのか!? 短編 兄がいるので悪役令嬢にはなりません を大幅加筆と修正して連載しています カクヨム、小説家になろうにも掲載しています。

もう初恋の夢は見ない

あやむろ詩織
恋愛
ソフィアは初恋の相手である1つ上のクリフと婚約関係にあった。 しかし、学園に入学したソフィアが目にしたのは、クリフが恋人と睦まじくする姿だった。 嘆き悲しむソフィアは、同じ境遇の公爵令嬢カレナに出会って……。 *小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しております。

【完結】両親が亡くなったら、婚約破棄されて追放されました。他国に亡命します。

西東友一
恋愛
両親が亡くなった途端、私の家の資産を奪った挙句、婚約破棄をしたエドワード王子。 路頭に迷う中、以前から懇意にしていた隣国のリチャード王子に拾われた私。 実はリチャード王子は私のことが好きだったらしく――― ※※ 皆様に助けられ、応援され、読んでいただき、令和3年7月17日に完結することができました。 本当にありがとうございました。

【完結】記憶を失くした旦那さま

山葵
恋愛
副騎士団長として働く旦那さまが部下を庇い頭を打ってしまう。 目が覚めた時には、私との結婚生活も全て忘れていた。 彼は愛しているのはリターナだと言った。 そんな時、離縁したリターナさんが戻って来たと知らせが来る…。

ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました

カティア
ファンタジー
 疲れ切った現実から逃れるため、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭する俺。自由度の高いこのゲームで憧れの料理人を選んだものの、気づけばゲーム内でも完全に負け組。戦闘職ではないこの料理人は、ゲームの中で目立つこともなく、ただ地味に日々を過ごしていた。  そんなある日、フレンドの誘いで参加したレベル上げ中に、運悪く出現したネームドモンスター「猛き猪」に遭遇。通常、戦うには3パーティ18人が必要な強敵で、俺たちのパーティはわずか6人。絶望的な状況で、肝心のアタッカーたちは早々に強制ログアウトし、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。  逃げるよう促されるも、フレンドを見捨てられず、死を覚悟で猛き猪に包丁を振るうことに。すると、驚くべきことに料理スキルが猛き猪に通用し、しかも与えるダメージは並のアタッカーを遥かに超えていた。これを機に、負け組だった俺の新たな冒険が始まる。  猛き猪との戦いを経て、俺はクマサンとミコトさんと共にギルドを結成。さらに、ある出来事をきっかけにクマサンの正体を知り、その秘密に触れる。そして、クマサンとミコトさんと共にVチューバー活動を始めることになり、ゲーム内外で奇跡の連続が繰り広げられる。  リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも自らの力で奇跡を起こす――そんな物語がここに始まる。

【本編完結】五人のイケメン薔薇騎士団団長に溺愛されて200年の眠りから覚めた聖女王女は困惑するばかりです!

七海美桜
恋愛
フーゲンベルク大陸で、長く大陸の大半を治めていたバッハシュタイン王国で、最後の古龍への生贄となった第三王女のヴェンデルガルト。しかしそれ以降古龍が亡くなり王国は滅びバルシュミーデ皇国の治世になり二百年後。封印されていたヴェンデルガルトが目覚めると、魔法は滅びた世で「治癒魔法」を使えるのは彼女だけ。亡き王国の王女という事で城に客人として滞在する事になるのだが、治癒魔法を使える上「金髪」である事から「黄金の魔女」と恐れられてしまう。しかしそんな中。五人の美青年騎士団長たちに溺愛されて、愛され過ぎて困惑する毎日。彼女を生涯の伴侶として愛する古龍・コンスタンティンは生まれ変わり彼女と出逢う事が出来るのか。龍と薔薇に愛されたヴェンデルガルトは、誰と結ばれるのか。 この作品は、小説家になろうにも掲載しています。

処理中です...