49 / 497
1章 お爺ちゃんとVR
040.お爺ちゃん、水中で食事を試みる
しおりを挟む
私達が海底に着く頃、ボールタイプは威嚇するようにしながら一定の距離を置いて様子見をしていた。
「思った通り、ですかね?」
「突進攻撃だけならこの銀の矛でつつけるんですけど」
「引き続きスクリーンショットしながら情報を拾っていきますね」
「心強いです」
睨み合いを続けること数分。
少し体が重くなった。
みればスタミナが尽きそうになっていた。そういえばこちらにくる前に食事をしていないことに気づく。
エネルギーの低下とスタミナの回復量は深い関わりがあると娘は言っていたな。
「スズキさん、スタミナ大丈夫ですか?」
「僕はプランクトンを捕食してるのでじわじわ回復していくんです。泳ぐのって結構スタミナ消費するんですけど、こういった種族特性があるから便利ですよ」
「いいなぁ」
人間はなるべく空気を吐き出さないようにしなきゃ……て待てよ?
私とスズキさんは今そんなことを関係なく会話している。
マリンは言った。海中で会話出来るのかと?
私は出来ると言ったし、孫は理解できないと言いたげだった。
そこで私は勘違いしているんじゃ無いかと思い、アイテムバッグから非常食を取り出してかぶりつく。
「ちょっとハヤテさん、まだ戦闘中ですよ?」
呆れるスズキさんの声。それを無視しながらここが水中だと意識せずに食べ、飲み込んだ。そして回復するエネルギー。
少し休めばスタミナも回復した。
「うん、思った通りだ」
「何がです?」
「水中で食事ができるか試してみました」
「はぁ……」
スズキさんは何を当たり前のことをと言いたげに私を見る。
わかっていませんね。魚人にとっての当たり前は、人間には適用されないんですよ。
現に水中呼吸を取る前は溺れたんです。
「正直なところ一か八かだったんですよ。でもこれで証明されました。持久戦に持ち込められれば勝機は見えてきます」
「倒せたのは弱いやつだけで、リーダー格はピンピンしてますけどね?」
「それでも最初ほどの勢いはないように感じます。あ、お肉あるんですけど食べます?」
「食べれるかなぁ? 僕、水中ではプランクトンによるオート回復任せだったんで」
「ダメ元で食事してみましょうよ。もしかしたら何か新しい発見があるかもしれませんし」
結果論を言えば食べられた。
歯の有無はこの際関係ないようだ。
口の中に入れると独特の味が広がり、飲み込む動作で食事をした感覚が味わえるようだ。
ちなみに彼女が食べたのは干し肉だ。
噛むとそれなりに硬い歯応えがあるものの、不思議と噛み切れ、咀嚼するとゴツリゴツリと口の中で踊る感じがする不思議な食べ物である。
最初こそ不安げにしていたが、今ではペロリと平らげてしまうほどに気に入ってしまったようだ。
「これは驚きですね。魚人だからこういった食事はできないものだと思っていました。でも食べれるものですね」
「でしょう? そうだ、このフルーツとか美味しいですよ」
「頂きます」
食事を終えて満足し切ったあと、スズキさんは急に頭を抱えた。
「あ、僕戦闘中なのに食べてしまいました」
「底にいる限りは襲ってこないので安全地帯ですからね。しかし、フィールドを越えるには上に行く必要がありますね」
「ですねー」
「打って出てみますか?」
「何か策でもあるんですか?」
「そうですねぇ、動きはだいぶ緩くなってきてますし、一つ近接行動に出てみましょうか」
「はい」
対峙した強化個体は明らかに様子がおかしかった。
強度が通常個体より高いことを除けばそれ以外の行動は同じようなものだと行動パターンと弱点が物語っている。
だからスクリーンショットで確認したら、違う情報が出てきたのだ。
[ボール・強化型の情報を獲得しました]
耐久:250/500
戦闘行動:突撃、加速、統率
弱点:水、真水、聖水、水銀、銀
状態:衰弱(蓄積ダメージ)
それは弱点の追加? いいや、変化だった。
「どうも敵の情報が変更されたようです。水中にいることでストレスが溜まって、勝手に弱ってます」
「つまり?」
スズキさんは理解していながらも聞いてくる。
銀の矛を構えながら、いつでも攻撃できる姿勢を保っていた。
「チャンス、と言いたいところですが相手は手負い。なにをしてくるかわかりません。それとこちらは戦闘に関しちゃ初心者もいいところですから慎重にいきましょう」
「はい!」
スズキさんはその言葉が聞きたかったと言わんばかりに水を蹴って強化個体と距離を取った。
弱ってる相手に近接戦闘を挑むのは、戦い慣れた相手だから出来ることである。対してスズキさんの得意な攻撃はすれ違いざまの引っ掻き攻撃。武器を使っての攻撃は例え特効武器と言えど初めてのことだった。
だから手段は距離を取っての水鉄砲。
私の前を取り、発射の姿勢を取ったあたりで強化個体の動きが急変した。
今まで停滞していたのは何かの機会を窺っていたのだ。
それは先ほどの水鉄砲だったならば?
いけない!
「スズキさん!!」
瞬間的な硬直姿勢をついて強化個体はスズキさんとぶつかり、交差した!
しかし、泥を撒き散らしながら散って行ったのは強化個体の方だった。
スズキさんの手には銀の矛。
水鉄砲は最初からブラフで、相手の攻撃を誘う目的だったのだ。
そして動き出したら止まらないボール型の前にスズキさんは銀の矛を置いたのだ。
狙いが直線的であるならば、当てることは容易いと言わんばかりにやってのけたのである。
「ヒヤヒヤしましたよ」
「ごめんなさい。でも、ハヤテさんが味方だったからこそできた対処です。もしここで突っ込めと言われていたら、こうも上手くはいかなかったでしょう」
「それでも事前に言って欲しいです」
「ごめんなさい。僕は自分がちゃんと考えて戦えるってことをハヤテさんに教えたかったんです」
「はい。普段のスズキさんらしからぬ凄さを体感できました。それと今のシャッターチャンスを逃してしまったのは痛恨のミスです」
そういうとスズキさんは照れた。
流石にその姿世に出回るのまでは許可してないと言いたげに少し不機嫌そうにした。
「冗談ですよ。さあ、次のフィールドに向かいましょうか」
「はい」
少しだけオドオドした彼女の手が、私の差し出した手を握りしめた。
「思った通り、ですかね?」
「突進攻撃だけならこの銀の矛でつつけるんですけど」
「引き続きスクリーンショットしながら情報を拾っていきますね」
「心強いです」
睨み合いを続けること数分。
少し体が重くなった。
みればスタミナが尽きそうになっていた。そういえばこちらにくる前に食事をしていないことに気づく。
エネルギーの低下とスタミナの回復量は深い関わりがあると娘は言っていたな。
「スズキさん、スタミナ大丈夫ですか?」
「僕はプランクトンを捕食してるのでじわじわ回復していくんです。泳ぐのって結構スタミナ消費するんですけど、こういった種族特性があるから便利ですよ」
「いいなぁ」
人間はなるべく空気を吐き出さないようにしなきゃ……て待てよ?
私とスズキさんは今そんなことを関係なく会話している。
マリンは言った。海中で会話出来るのかと?
私は出来ると言ったし、孫は理解できないと言いたげだった。
そこで私は勘違いしているんじゃ無いかと思い、アイテムバッグから非常食を取り出してかぶりつく。
「ちょっとハヤテさん、まだ戦闘中ですよ?」
呆れるスズキさんの声。それを無視しながらここが水中だと意識せずに食べ、飲み込んだ。そして回復するエネルギー。
少し休めばスタミナも回復した。
「うん、思った通りだ」
「何がです?」
「水中で食事ができるか試してみました」
「はぁ……」
スズキさんは何を当たり前のことをと言いたげに私を見る。
わかっていませんね。魚人にとっての当たり前は、人間には適用されないんですよ。
現に水中呼吸を取る前は溺れたんです。
「正直なところ一か八かだったんですよ。でもこれで証明されました。持久戦に持ち込められれば勝機は見えてきます」
「倒せたのは弱いやつだけで、リーダー格はピンピンしてますけどね?」
「それでも最初ほどの勢いはないように感じます。あ、お肉あるんですけど食べます?」
「食べれるかなぁ? 僕、水中ではプランクトンによるオート回復任せだったんで」
「ダメ元で食事してみましょうよ。もしかしたら何か新しい発見があるかもしれませんし」
結果論を言えば食べられた。
歯の有無はこの際関係ないようだ。
口の中に入れると独特の味が広がり、飲み込む動作で食事をした感覚が味わえるようだ。
ちなみに彼女が食べたのは干し肉だ。
噛むとそれなりに硬い歯応えがあるものの、不思議と噛み切れ、咀嚼するとゴツリゴツリと口の中で踊る感じがする不思議な食べ物である。
最初こそ不安げにしていたが、今ではペロリと平らげてしまうほどに気に入ってしまったようだ。
「これは驚きですね。魚人だからこういった食事はできないものだと思っていました。でも食べれるものですね」
「でしょう? そうだ、このフルーツとか美味しいですよ」
「頂きます」
食事を終えて満足し切ったあと、スズキさんは急に頭を抱えた。
「あ、僕戦闘中なのに食べてしまいました」
「底にいる限りは襲ってこないので安全地帯ですからね。しかし、フィールドを越えるには上に行く必要がありますね」
「ですねー」
「打って出てみますか?」
「何か策でもあるんですか?」
「そうですねぇ、動きはだいぶ緩くなってきてますし、一つ近接行動に出てみましょうか」
「はい」
対峙した強化個体は明らかに様子がおかしかった。
強度が通常個体より高いことを除けばそれ以外の行動は同じようなものだと行動パターンと弱点が物語っている。
だからスクリーンショットで確認したら、違う情報が出てきたのだ。
[ボール・強化型の情報を獲得しました]
耐久:250/500
戦闘行動:突撃、加速、統率
弱点:水、真水、聖水、水銀、銀
状態:衰弱(蓄積ダメージ)
それは弱点の追加? いいや、変化だった。
「どうも敵の情報が変更されたようです。水中にいることでストレスが溜まって、勝手に弱ってます」
「つまり?」
スズキさんは理解していながらも聞いてくる。
銀の矛を構えながら、いつでも攻撃できる姿勢を保っていた。
「チャンス、と言いたいところですが相手は手負い。なにをしてくるかわかりません。それとこちらは戦闘に関しちゃ初心者もいいところですから慎重にいきましょう」
「はい!」
スズキさんはその言葉が聞きたかったと言わんばかりに水を蹴って強化個体と距離を取った。
弱ってる相手に近接戦闘を挑むのは、戦い慣れた相手だから出来ることである。対してスズキさんの得意な攻撃はすれ違いざまの引っ掻き攻撃。武器を使っての攻撃は例え特効武器と言えど初めてのことだった。
だから手段は距離を取っての水鉄砲。
私の前を取り、発射の姿勢を取ったあたりで強化個体の動きが急変した。
今まで停滞していたのは何かの機会を窺っていたのだ。
それは先ほどの水鉄砲だったならば?
いけない!
「スズキさん!!」
瞬間的な硬直姿勢をついて強化個体はスズキさんとぶつかり、交差した!
しかし、泥を撒き散らしながら散って行ったのは強化個体の方だった。
スズキさんの手には銀の矛。
水鉄砲は最初からブラフで、相手の攻撃を誘う目的だったのだ。
そして動き出したら止まらないボール型の前にスズキさんは銀の矛を置いたのだ。
狙いが直線的であるならば、当てることは容易いと言わんばかりにやってのけたのである。
「ヒヤヒヤしましたよ」
「ごめんなさい。でも、ハヤテさんが味方だったからこそできた対処です。もしここで突っ込めと言われていたら、こうも上手くはいかなかったでしょう」
「それでも事前に言って欲しいです」
「ごめんなさい。僕は自分がちゃんと考えて戦えるってことをハヤテさんに教えたかったんです」
「はい。普段のスズキさんらしからぬ凄さを体感できました。それと今のシャッターチャンスを逃してしまったのは痛恨のミスです」
そういうとスズキさんは照れた。
流石にその姿世に出回るのまでは許可してないと言いたげに少し不機嫌そうにした。
「冗談ですよ。さあ、次のフィールドに向かいましょうか」
「はい」
少しだけオドオドした彼女の手が、私の差し出した手を握りしめた。
1
お気に入りに追加
1,985
あなたにおすすめの小説
Another Of Life Game~僕のもう一つの物語~
神城弥生
ファンタジー
なろう小説サイトにて「HJ文庫2018」一次審査突破しました!!
皆様のおかげでなろうサイトで120万pv達成しました!
ありがとうございます!
VRMMOを造った山下グループの最高傑作「Another Of Life Game」。
山下哲二が、死ぬ間際に完成させたこのゲームに込めた思いとは・・・?
それでは皆様、AOLの世界をお楽しみ下さい!
毎週土曜日更新(偶に休み)
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
Bless for Travel ~病弱ゲーマーはVRMMOで無双する~
NotWay
SF
20xx年、世に数多くのゲームが排出され数多くの名作が見つかる。しかしどれほどの名作が出ても未だに名作VRMMOは発表されていなかった。
「父さんな、ゲーム作ってみたんだ」
完全没入型VRMMOの発表に世界中は訝、それよりも大きく期待を寄せた。専用ハードの少数販売、そして抽選式のβテストの両方が叶った幸運なプレイヤーはゲームに入り……いずれもが夜明けまでプレイをやめることはなかった。
「第二の現実だ」とまで言わしめた世界。
Bless for Travel
そんな世界に降り立った開発者の息子は……病弱だった。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
【完結】公女が死んだ、その後のこと
杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品は小説家になろうでも公開します。
◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
超激レア種族『サキュバス』を引いた俺、その瞬間を配信してしまった結果大バズして泣いた〜世界で唯一のTS種族〜
ネリムZ
ファンタジー
小さい頃から憧れだった探索者、そしてその探索を動画にする配信者。
憧れは目標であり夢である。
高校の入学式、矢嶋霧矢は探索者として配信者として華々しいスタートを切った。
ダンジョンへと入ると種族ガチャが始まる。
自分の戦闘スタイルにあった種族、それを期待しながら足を踏み入れた。
その姿は生配信で全世界に配信されている。
憧れの領域へと一歩踏み出したのだ。
全ては計画通り、目標通りだと思っていた。
しかし、誰もが想定してなかった形で配信者として成功するのである。
召喚されたけど要らないと言われたので旅に出ます。探さないでください。
udonlevel2
ファンタジー
修学旅行中に異世界召喚された教師、中園アツシと中園の生徒の姫島カナエと他3名の生徒達。
他の三人には国が欲しがる力があったようだが、中園と姫島のスキルは文字化けして読めなかった。
その為、城を追い出されるように金貨一人50枚を渡され外の世界に放り出されてしまう。
教え子であるカナエを守りながら異世界を生き抜かねばならないが、まずは見た目をこの世界の物に替えて二人は慎重に話し合いをし、冒険者を雇うか、奴隷を買うか悩む。
まずはこの世界を知らねばならないとして、奴隷市場に行き、明日殺処分だった虎獣人のシュウと、妹のナノを購入。
シュウとナノを購入した二人は、国を出て別の国へと移動する事となる。
★他サイトにも連載中です(カクヨム・なろう・ピクシブ)
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる