【完結】Atlantis World Online-定年から始めるVRMMO-
Atlantis World Online。
そこは古代文明の後にできたファンタジー世界。
プレイヤーは古代文明の末裔を名乗るNPCと交友を測り、歴史に隠された謎を解き明かす使命を持っていた。
しかし多くのプレイヤーは目先のモンスター討伐に明け暮れ、謎は置き去りにされていた。
主人公、笹井裕次郎は定年を迎えたばかりのお爺ちゃん。
孫に誘われて参加したそのゲームで幼少時に嗜んだコミックの主人公を投影し、アキカゼ・ハヤテとして活動する。
その常識にとらわれない発想力、謎の行動力を遺憾なく発揮し、多くの先行プレイヤーが見落とした謎をバンバンと発掘していった。
多くのプレイヤー達に賞賛され、やがて有名プレイヤーとしてその知名度を上げていくことになる。
「|◉〻◉)有名は有名でも地雷という意味では?」
「君にだけは言われたくなかった」
ヘンテコで奇抜なプレイヤー、NPC多数!
圧倒的〝ほのぼの〟で送るMMO活劇、ここに開幕。
===========目録======================
1章:お爺ちゃんとVR 【1〜57話】
2章:お爺ちゃんとクラン 【58〜108話】
3章:お爺ちゃんと古代の導き【109〜238話】
4章:お爺ちゃんと生配信 【239話〜355話】
5章:お爺ちゃんと聖魔大戦 【356話〜497話】
====================================
2020.03.21_掲載
2020.05.24_100話達成
2020.09.29_200話達成
2021.02.19_300話達成
2021.11.05_400話達成
2022.06.25_完結!
そこは古代文明の後にできたファンタジー世界。
プレイヤーは古代文明の末裔を名乗るNPCと交友を測り、歴史に隠された謎を解き明かす使命を持っていた。
しかし多くのプレイヤーは目先のモンスター討伐に明け暮れ、謎は置き去りにされていた。
主人公、笹井裕次郎は定年を迎えたばかりのお爺ちゃん。
孫に誘われて参加したそのゲームで幼少時に嗜んだコミックの主人公を投影し、アキカゼ・ハヤテとして活動する。
その常識にとらわれない発想力、謎の行動力を遺憾なく発揮し、多くの先行プレイヤーが見落とした謎をバンバンと発掘していった。
多くのプレイヤー達に賞賛され、やがて有名プレイヤーとしてその知名度を上げていくことになる。
「|◉〻◉)有名は有名でも地雷という意味では?」
「君にだけは言われたくなかった」
ヘンテコで奇抜なプレイヤー、NPC多数!
圧倒的〝ほのぼの〟で送るMMO活劇、ここに開幕。
===========目録======================
1章:お爺ちゃんとVR 【1〜57話】
2章:お爺ちゃんとクラン 【58〜108話】
3章:お爺ちゃんと古代の導き【109〜238話】
4章:お爺ちゃんと生配信 【239話〜355話】
5章:お爺ちゃんと聖魔大戦 【356話〜497話】
====================================
2020.03.21_掲載
2020.05.24_100話達成
2020.09.29_200話達成
2021.02.19_300話達成
2021.11.05_400話達成
2022.06.25_完結!
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おじいちゃんの家庭内日常パートで殆どの食事はインスタント、そしてVR世界で過ごして学校生活も経済活動も営んでいる描写が有りましたが、食料供給の一次産業や運送はリアルどっぷりでの営みが回避出来ないのでは?と地味に矛盾が気になっていました。
話の本筋とは関係ないし、と自分の中で抱えるに留めるつもりでいたのですが、なる程。まさか最終回でその秘密が明かされるとは思いませんでした。
リアルをあまり描いていなかった理由はそこに集約していたからですね。
なんだったら外の世界なんて無いのかもしれません。
続き(3)
裕次郎「という訳で輝くトロペゾヘドロンを、よっと」
【これも出せるんだ?】
裕次郎「もしもーし、あれ?居ないのかな?」
魚の人「僕がやりましょうか?」
裕次郎「うお!?君どうやって来たの?」
魚の人「クトゥルフ様が居るんだからそりゃ僕だって来れますよ。それよりも、、、」
スズキさんがいつものようにトロペゾヘドロンの窓枠に飛び付きガタガタと揺らす。
ナイアルラトホテプ「毎度毎度やめるのである😡我も暇ではないのだぞ、少ね、、、ん?誰であるか?」
裕次郎「アキカゼハヤテの中の人ですよ。実は━━かくかくしかじか━━で、何かわからないかと呼んだんです」
ナイアルラトホテプ「待つのである。ここはAWOではない?😨待つのである。まずいのである」
離れた場所で誰かに連絡をとりはじめる。
ナイアルラトホテプ「□▲○■%@?ΛφρΥν◆★★!△●#◆‡☆§」
????「・・・?・・・・・・・、・・!・・・・・!?」
裕次郎「あー、なんか、相当大事っぽい?」
【そらそうよ】
【実際前代未聞よ?】
【さすアキ】
裕次郎「誰とどんな話をしてるんだろうねぇ。そうだ!こうすれば見られるかも」
スクショを撮るように手でアングルを作り彼を収める。
裕次郎「おー、字幕で内容が読めるのはありがたいね♪」
魚の人「ハヤテさん、なんでもあり過ぎませんです」
【はげどう】
【だな】
【ですね】
【それで、どんな内容なんです?】
裕次郎「んー、とね。相手の人は件の“創造主”さんで、要訳するとアカシックレコードとやらが何故か書き換わっていて、それでこんなことが出来るようになっちゃってて、(この配信の性で)多くの人に知覚されて修復が大変らしい」【戦犯やんけー】
裕次郎「あ、彼がド・マリーニの時計で修復に行くらしいよ。がんばれー♪」
魚の人「行ってらっしゃーい♪」
---------------------
アキカゼ「という夢を見たんだ」
【俺もその配信見てる夢見たかも】
【俺も俺も】
アキカゼ「不思議なこともあるもんだね」
とても面白い作品でした
|///〻///)ヾよかったです
続き
裕次郎「あー、あー、あー、てすてす。聴こえてるかな?もっしもーし」
【聴こえてるでー、って、、、え?誰?アキカゼさん?】
裕次郎「そう、中の人だよー」
【え?どゆこと?】
【まじでお爺ちゃんじゃんww】
【チーッス。って、、、あれ?】
【こんちはー、あのタイトルなんスか?って、、、え?】
裕次郎「あははー、今回はちょっと訳ありでね?みんなに相談したくてこんな型で配信してるよ」
裕次郎「私どうやらAWOから色々現実に持ってきちゃったみたいなんだ。」
【え?まじで?】
【そんな、ファンタジー小説じゃあるまいしww】
裕次郎「ちょっとこれを見てほしい」
私はいつものようにメニュー画面を出し、先ほどのスクショをみんなに見せ、フレーバーテキストを開示した。
【MJKww 】
【なんだこれ?創造主って誰?】
裕次郎「さぁ?それがわからないからみんなに訊こうとしたんだ」
【AWOから持ち出したって他にどんなのある?】
裕次郎「垂直歩行。壁歩けたよww」
【マジ?】
【他は?】
裕次郎「あー、ちょっと試してみる?じゃあ、Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn Ia!Ia! Cthulhu fhtagn
(ふんぐるい むぐらふぅ くとぅるぅ るるいえ ふたぐん いあ!いあ! くとぅるぅ ふたぐん)
来たれ“クトゥルフ”さん!!」
床に魔方陣が浮かび上がりクトゥルフが顕現した。
クトゥルフ「む?ここは、、、?貴殿は?いや、この気配はアキカゼ殿?」
裕次郎「はい。アキカゼハヤテです。この姿が私の本来の姿です」
【ちょww御大呼べちゃったww】
裕次郎「実は━━かくかくしかじか━━で現実世界でこんなことが出来るようになっちゃいまして、どうしようかという話をしていたんです」
クトゥルフ「う、うむ(冷や汗)貴殿は相変わらず凄まじいな。しかし、、、そうだな、そういう話であれば我よりもナイアルラトホテプ、あやつの方が何かわかるかも知れんな」
裕次郎「なるほど」
続くww
if 後日談(笹井邸にて)
リビングでVRヘルメットを眺めながら
裕次郎「思えば色々なことがあったなぁ。最初の頃はこうやって手でアングル決めてさ」
ふと思い出したかのように何気なくVRヘルメットを被写体にするようにAWOでしていたようにスクショの真似をしたのだが、、、カシャッという聞き慣れた音と共にcriticalというメッセージが脳裏に浮かんだ。
裕次郎「え?なんで?」
すると眼前にAWOで見慣れたウインドウが開き先ほどのスクショが表示された。フレーバーテキストには“創造主の干渉を受けたVRヘルメット。「英雄行動」が付与されている”とあった。
裕次郎「え?え?なんで?創造主?英雄行動?そもそもなんでAWOのコマンドが?」
そう、今、私の視界にはステータスやブログ作成、配信設定のAWOのメニューが見えているのだ。AWOにログインもしていなければVRヘルメットも被っていないのにだ。
裕次郎「ハハッ、まさかね?」
ふと思い立ってしまったのだ。AWOから持ち出してしまったのではないか?と。手っ取り早く確認する方法はある。私はおもむろに椅子から立ち壁際に立ち、壁に足をかけた。“垂直歩行”アキカゼハヤテとしての真骨頂である。
裕次郎「うわぁ。歩けちゃったよ、壁」
裕次郎「確定だよね。これ」
検証はすんだので床に戻り、再び椅子に座る。
裕次郎「さて、どうしようか。みんなに訊いてみるのもありか。配信設定っとタイトルはそうだなぁ“緊急放送SOS誰か助けて”っとよし、配信開始」
続くww
あれ?終ってから絵が変わった?これって……
少しポップな感じを出したかったんや。
退会済ユーザのコメントです
面白いと言ってくださりありがとうございます。
3周もしていただけるとは作者としても嬉しい限り。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
次章はですね、と言いたいところですが。
主人公を変える都合で“Atlantis Word Online-定年から始めるVRMMO-”はこれにて完結となります。
次章どころか全くの別物として“Atlantis Word Online-魂!!!!!!!-を次回作として想定していますが、公開はいつになるやら。
タイトルがAWOである以上、世界設定と時間軸は同じで、本作のキャラもどこかに出てはきますが『直接の関わりはない』みたいな感じです。
本編でもちょっと触れましたが、あの子です、村正ちゃん。リーガルさんとこの娘さんです。モーバ君はジキンさんポジできっと頭を抱えながら頑張ってくれることでしょう。
彼女の活躍は四章でも見れますが、そこに至るまでの経緯を書くので時間は結構巻き戻るかもしれません。お爺ちゃんはポッと出の新人くらいの扱いとなることでしょう。
「|◉〻◉)新人?」
失礼、序盤から結構やらかしてますね。キャラ負けしない様に頑張ります。
退会済ユーザのコメントです
割と文字数あったのに三周もしていただけたとは!
お読みいただきありがとうございます。
世界観についてはいろいろ語りたい事もありますが、ネタバレになってしまいますので割愛させていただきます。
お爺ちゃんのお話は終わりましたが、AWOそのものはまだ終わってませんので。
影響を受けた作品は映画ではマトリックス。
ゲームではゼノギアス。OAVではメガゾーン23など。
中身知ってる人なら、どこに影響受けたかお察しですが、どの様にしてVR世界へと入り込むか? などです。
メガゾーンに関しては舞台装置がまんまですね。
ここにクトゥルフ神話を混ぜ混ぜしつつ、ファンタジーで取り繕ったのがAWOの基礎設定です。
主人公が第一世代と言ってる時点で既に仕込みは済んでいました。
お疲れさまでしたm(_ _)m
終りかたとしてはこんなものだと思います。あとは読者の想像力(san値か?)
おじいちゃんはどこまでいっても『アキカゼ・ハヤテ』でしょうね
お爺ちゃんはきっと誰かの影響を受けずとも変わらないと思います。
VRMMOの終わりどころって案外難しいんですよね。
でもこの作品の場合、最初からお爺ちゃんの生活の土台が基盤になってましたから、畳む時もそこに落ち着くんですよね。
些か早足だったとは思いますが、多分ここで切らないとズルズル終わり時を見失いそうと言うのもあったんです。
章を畳もうとは思っていましたけど、じゃあ次の章は?
となった時に「あ、お爺ちゃんのやりたい事全部終わってるな」と気がついてこの終わりからとなりました。
お爺ちゃんあってのこのゲームではなく、お爺ちゃんはあくまでこのゲームで遊ぶ一人のプレイヤーなんですね。
だから主人公だからと謎を最後まで追わせなかった。
多分最後まで追うと……(SAN値チェック)になるのはお察しです。
魚類「憑き落ちアキカゼgo joy gain(ゴー ジョイ ゲイン:喜びを得る)ですね!」
アキカゼ「それだと私、死んじゃうみたいじゃないですか……」
魚類「高名なプレイヤーが(一線から)引退するのは間違いないですからね?」
*[月落ち秋風五丈原]からのネタ
「高名?」
「あ、だめだこの人。自分のこと普通の人だと思ってる目をしてる」
とりあえず
非検体→被検体
お疲れ様でした(^ω^)
なんのかんの言っても、これから先も自由に世界を引っ掻き回すアキカゼ少年がいそうです。
英雄願望は動力にはなるが、その先にあるのはまたぞろ戦争な気もしますね。
あまり活躍させすぎてもね、と言うのもあります。
創造主さんは賢いのでいい加減学んでると思いますが。
誤字指摘ありがとうございます。
最後の最後までお世話かけました!
AWO-定年から始めるVRMMO-はこれでおしまいですけど、閑話集、設定集はまだ閉じてないのでそっちもお楽しみを!
あー、やっぱりそういう世界線か。脳管で肉体を棄てて生きるとかミ=ゴの技術だし。アトランティス、レムリア、ムーが存在して、外なる神達が存在して、AWOは“真の歴史”そのもの、但し現代日本人という追加要素を加えたたらればの発展の可能性ってとこか。
おしいな。もっともっとアキカゼハヤテの活躍を観ていたかったです。
お爺ちゃんはもう満足してしまっているので、これ以上を望むといろんなものを切り捨てねばいけなくなるのでお休みしていただきました。
AWO自体はまだ序盤ですので、続きをやるなら主人公を替える必要が出てきますね。
更新有り難う御座います。
創造主だった……。
ずっと表に出ない運営の正体がまさか〇〇〇だったなんて!
「|◉〻◉)この海のスズキの目をもってしても見抜けませんでした」
「貴女の目、濁ってるじゃないですか」
「|◎〻◎)解せぬ!」
更新有り難う御座います。
そしてアキカゼさんはAWOの界の新たな神に成ったのだ!
END
ゲームに何を求めるのかは、個人の自由ですからね。
ドリームランドでのプレイも楽しいし、ファーストステージで別の何かを探索しても面白い。そちらの世界だって探索し尽くされた訳でもない。
昔よりやれる事が増えた分、新しい何かを見つけられるかもしれないしね。
お爺ちゃんにとってのAWOはきっと願望を実現するアイテムだったんだと思います。それと出会ったおかげで今があるので、思い出がたくさん詰まった宝物なのかもしれませんね。
まほろばさん1300番おめっとさんです
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
いやぁめでたい!
まさか感想が1000超えるだなんて当初は予想もしてませんでしたよ。本当にめでたい🎉
ミ=ゴGM「ここに特別仕様の“銀の脳管”がある。AWOへのアクセス制限解除の特典付きだぞ」
笹井「ちょっと、、、ここAWOじゃないんだからあなた出てきちゃ駄目でしょう?幸い正気度ロール発生するメンツじゃないけど」
???「|◉〻◉)良いですね。これをあれこれああして」
?=?「ほうほう」
???「|◎〻◎)ヨシ!」
?=?「素晴らしい!」
『難しい事は判らねぇ。元が自然薯だろうとなんだろうと、自分で考えられるなら立派な人間だ!』
大昔に何処かで読んだ言葉なんですが、そこだけやけにはっきり覚えていますね。
彼は彼です。笹井裕次郎でもあり、アキカゼ・ハヤテでもある。
ただその活躍を邪魔されない様に『外部』の声を意図的に遮断させられていました。
[生命]はある種、SFの命題でもありますな……。
命(ココロ)とは肉体(心臓)か精神(頭脳)か……。
[我思うが故に我在り]……しかし[(己の)存在とは他人に認識されて確定する]。
一括の、番号で管理される”モノ”は、果たして”個”であるのか?
この作品では割と冒頭からSFを掲げていましたが、深く描写するとほのぼのしなくなるのでぼかしぼかし描写してます。
『介入者』については本編で後々語られますが、表には出てこないですね。もっと遠い存在くらいに思ってて良いです。
本編で一度アトランティス人の穏健派に言及されてる“彼女”がその人です。
更新有り難う御座います。
…ふ……む? ……”誰か”が介入していた、と?
そしてその店員、元[鉄道員(レールマン)]だったりします?
にしても、一体どこの誰がこんな細工をしたんでしょうね……こんなことをやりそうな相手の心当たりはあるといえばあるけど……いや、まさかね。
さて、誰の介入を得ていたのか?
まあ、実際、年々無理が効かないし、頼みの脳ミソも劣化は自覚出来てしまう。
幸い順当にいけば妻を見送る事は確定しているでしょう。
そうなれば親族なんかどうでも良いという気楽な立場。
年寄りとしては、身につまされるテーマですな。
だが、ケ・セラ・セラ
まだまだこの世に憚る所存。
作者も若くないので身につまされてます(なんで書いた)
どこを除いても←覗いても
おっとぉ、ありがとうございます
……これほどタイムリミットが似合わないおじいちゃんもいないような……
お爺ちゃんにとっては割と一大事ですけど、周りはそんな感じですよね。孫達は近い将来だなんて微塵も思ってません。今はそう言ってるけどなんだかんだ暴れる未来を予測してますね。
更新有り難う御座います。
……ふむ、[生きている]とは何か? ですな……。
定義づけが難しいところですよね。
リアルを重視するか、VRを重視するか。
老いた肉体を捨て去ることによって新しいステージに立つ選択肢を突きつけられている段階です。
レムリア「こっちに来い。楽しいぞ」
アトランティス穏健派「そうだぞ。未来永劫語り合おうじゃないか」
「お断りですよ、そんなもん!」
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