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49話 舞踏会の後は…   ※R18

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 舞踏会から帰宅し、ムーズィカ叔母様と、お休みの挨拶をし…

 まだ、仕事があるという、ディアマンテと共に、フロルも書斎へ行く。



「話とは何だ?」


 書斎机の椅子に座る、ディアマンテ。


「あの… 舞踏会で聞いた、噂話なのですが…」


 休憩室で聞いた、オパーラの噂話を、フロルはディアマンテに、話して聞かせる。



「なるほど、確かにオカシイ… 参ったな、貴族の顔は仕事柄、把握しているが… 噂話は、全く知らないのだ」

「どう思いますか?」

「一つだけ、心当たりがある…」

「旦那様?」


 フロルが、ディアマンテが座る椅子の横に立つと、腰を引き寄せ、膝の上に座らせられる。


 太い首に腕を回し、フロルは夫の顔を、ジッと見つめる。


「カカオ・ストーンという、邸の外壁などに使う、建材を知っているか?」

「…焦げ茶色の四角い…泥を付けて、積み上げるモノですね? 子爵家が改装する時に、見ました」

「ソルトストーンのように、石そのモノを、切り出して使うモノとは違い、粘土に砂や石灰を混ぜて、練り成型して窯で焼き上げ、作るのだが… 材料になる粘土が採れる土地が、公爵領の西にあって、その土地を、ヴェルメーリョ伯爵が、欲しがっている… 何度も、断っているが」


「オパーラ様のご実家が、その土地が欲しくて、旦那様を罠に掛けたと?」

「だが、オパーラと結婚しても、私が売ると言わなければ、手に入らないだろう? …何がしたいのか、分からないのだ」

「旦那様を罠に掛けたのは、オパーラ様の意思ではないのですか?」

「ソレは、本人に聞いてみないと、分からない」

「…………」


 黙って、考え込むフロル。


「すまない、君まで、悩ませてしまって…」

「いえ、旦那様! こうして一緒に、悩みを分かち合うことは、とても嬉しいのです」

「そうか?」

「だって… 一人で悩むのも、1人で悩まれるのも… 寂しいでしょう?」

「確かに」


 ディアマンテを慰めたくて、キスをすると…

 フロルの唇は、キュッと吸われ、甘噛みされる。


 大きな手が、フロルの上着の下へ滑り込み…

 シルクのシャツを捲り上げ、きめ細かな素肌を、掌で撫でまわす。


「ンンッ…旦那様… ディア…」


 


 お互いの、唇と舌を吸い合う音が、少しずつ大きくなり…

 ディアマンテの、人となりが表れた、質実剛健な書斎で、淫靡に響き渡る 

 …チュク…ッ…チュク…ッ…チュチュと、プチュチュジュク… 


 乳首を何度も撫でられ、キュッと尖り硬くなると…

 シャツを、胸の上まで捲り、ディアマンテは音を立てて強く吸う。

 …ヂュククチュク…ヂュウッヂュッ…ッ…チュチュヂュウッ…


 大きな手で、アイスブルーの服の上から、性器を揉まれ、フロルは叫び声を上げる。

「アアッ…ンンッ…ダメッ! 服が汚れてしまう…っ!ダメェェ…ッ…!」


 抵抗するフロルを、ディアマンテはニヤリと笑い



「汚さなければ、良いのだな?」


 机の上に座らせると、靴を脱がし、下衣のボタンも外し、スルスルと脱がす。



 ディアマンテの目が、驚愕で見開かれる。


「こ…これは…!!」


 太腿までのタイツを、腰に装着したガーターベルトで止め…

 下着は、いつものコットンのモノとは違い、レースの下着で、性器がほとんど、透けて見えていた。


 フロルは慌てて、小さな手で股間を隠す。


「ああああ!! ムーズィカ叔母様が、今の流行だから、絶対コレは必要だと…」

「確かに必要だ! …うん!」


 なぜか力強く頷き、ディアマンテは透けた下着の上から、性器を嘗める。


「アアッ…ンンッ…ダメェェ…ッ…ディアァァ…」


 何とその下着、ヒップの部分が、ヒモしかないデザインで…

 双丘の谷間に食い込んだ、ひもを指でずらしただけで、フロルの蜜壺に辿り着き…

 ディアマンテは夢中で、蜜壺の入口に吸い付いた。

 …ヂュウッ…ヂュルチュヂュウッ…チュル…ッチュクチュク…ヂュ…


「出ちゃうっ…出ちゃうぅっ…ディアァァ…ンッ…ハァアアンン――ッ!!!」


 射精した精液が、フロルの着けたレースの下着から、ぬるぬると染み出る様子を…

 ディアマンテは、愛し気に見つめた。


 フロルをそっと、机に寝かせ、ディアマンテは、自分の下衣のボタンを外し、性器を引き出す。

 レースの下着を付けたまま、双丘のひもを指でずらし、フロルの蜜壺に、長大な性器を、ズブズブと沈める。

 射精したばかりで、フロルのソコは力が抜け…

 硬く張り詰めた、ディアマンテの性器を、根元まで難無く受け入れた。


 フロルの中に、硬い性器が馴染むように、クチュクチュと、ディアマンテは腰を揺する。


「ディア…ディア…アアアッ…もっと…強く…もっと…」

「クウッ…ウウッ!! …フロル…ッ…!」


 フロルの甘いおねだりに、理性が切れたように…

 膝裏を掴み、荒々しく書斎に鈍い音を響かせ、奥を突き上げるディアマンテ。

 …ガツガツ…グチュッ…ッ…グチュチュチュク…ッ…チュッチュク…ッ…



「ディア…イイッ…ディア…イイッハアアッ…ディア…アアアッ…アッ…―――ッ!!」




 フロルがレースの下着を、夜明け近くまで、脱ぐのを許されたかったのは、言うまでもない。






 ガーターベルトとタイツ、レースの下着を、あと5組…

 ムーズィカ叔母様がに注文していたコトを知るのは、もう少し、後の話である。







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